重巡洋艦

Last-modified: 2023-08-08 (火) 14:52:37

このゲームにおける重巡洋艦

船体が大型化し、CLに比べ主砲の攻撃力と射程が飛躍的に向上。
砲撃力の高さから、同クラス以下の敵艦排除、BBへの砲撃支援が主任務として期待される。
この艦級から[Hawk eye-mode]が使用でき、島や障害物を越えての砲撃が可能となる。
爆雷は装備していないため、対潜戦闘は苦手。
一番早くて、日本のLv.4重巡洋艦のFurutaka 1921からの登場となる。

概要

重巡フルタカ.jpg
重巡洋艦(重巡、CA)は、チームの中核を担う準主力艦と言える存在だろう。
各艦において共通するのは、戦艦に比べやや短いが、他の艦よりは長い射程を持つ主砲である。
速力も、戦艦より速く、駆逐艦に追従して遊撃戦もこなすということも不可能ではない。
戦艦よりも速く、小回りの利く船体によって、側面攻撃、機動防御など、様々な面で活躍できるであろう。

長所

・長射程・高威力、かつ速射性のある主砲
・戦艦と比較して高速かつ小回りの利く機動力
・偵察機を搭載している点

短所

・貧弱な装甲、耐久性
・主砲照準の遅さ
・被弾面積が大きい点

役割

重巡洋艦は、艦隊の中核を担う存在であるが、上記の欠点から見て取れるように
完全な単独戦闘では、駆逐艦や戦艦相手にいささか不利になることもあり得る。
ここでは、その弱点を押さえた上での役割を述べる。

戦艦の側衛
友軍の戦艦にとって、危機的状況と言えるのが、敵の駆逐艦による肉薄雷撃である。
もちろん、戦艦の側面に配備されている副砲は、威力、数共に駆逐艦に対して重大なダメージを与えうるが、
艦のLv差でもない限り、一撃で撃沈する、ということはまず無いと言って良いだろう。
そこで、戦艦よりは速射性の高い主砲と副砲を装備する重巡が側面をカバーすることで、
戦艦はその主砲を敵の主力艦艇に向けて、その威力を遺憾なく発揮出来るようになるのである。
機動防御
通常戦において、ときおり見られるのが、自陣の旗への奇襲、即時占領である。
敵の小型艦艇が、戦艦同士が撃ち合う主戦場を避ける形で、背後に回り込もうとするという状況である。
この時、足を活かして、軽巡や駆逐艦と協同して敵の別働隊を迎え撃つというのも、重巡の役割の一つである。
火力において乏しい彼らの後方から、火力支援をすることで、別働隊に割く時間を短縮し、
再び自軍主力艦の支援に全力を尽くすことによって、主力艦の戦闘を優位に進めることが出来るだろう。
側面攻撃
非常にリスクが高いが、別働隊として、
敵主力の側面、後方へ回りこんで砲撃、敵主力を混乱させることも重巡の出来る役割である。
敵味方の主力艦同士が戦列を敷き、砲戦をしている最中に、別方向から砲撃された場合、
敵の戦列が崩壊、ないし離脱する艦が増え、友軍が有利に砲撃をすることが出来る状況を作り出せるだろう。
側面攻撃イメージ.jpg
しかし、注意点としては、重巡が単艦で敵戦艦と撃ち合った場合、まず間違いなく甚大な被害を受ける点である。
タイミングを活かすことが出来れば、チームを勝利へと導くことの出来る役割である。

各国の特徴

重巡は現段階ではアメリカ、日本、ドイツが実装されている。
駆逐艦、軽巡と違い、重巡は各国で概ね似たような扱いとなっている。
特徴や利点を挙げれば枚挙に暇がないが、全般として長射程の砲を持っており、装甲で戦艦に劣るという点は
どの国のものであっても変わりはない。

アメリカ

重巡ペンサコーラ.jpg
アメリカの重巡は、特に砲戦に特化しているという点において、準戦艦的な立ち位置である。
魚雷は搭載しておらず、使う事はできない。
長所としては、アメリカ重巡の主砲は速射性が高く、精度が非常に優れている点である。
本来であれば、戦艦の装甲を貫通するような砲を重巡は備えていないが、
弱点となる箇所を撃ちぬくだけの精度を、アメリカ重巡は持っている。
高レートで降り注ぐ精密射撃は、敵艦隊にとって大きな脅威となるであろう。
また、高Lv帯では、装備する対空砲の多さから、主力艦を敵機から守る
防空艦としての役割も期待されるかもしれない。

日本

重巡マヤ.jpg
日本の重巡の特徴としては、両舷に魚雷発射管を装備している点である。
これにより、主力の側衛としては対水上艦艇だけでなく、潜水艦にもある程度ではあるが、対処可能である。
また、Lv.6以降は戦艦並のダメージ量を持つ主砲を装備しており、
魚雷と合わせて、時には戦艦をも超える戦果が期待できる。
高速かつ重装備な日本重巡は、敵の全ての艦にとって非常に厄介な存在となるであろう。

ドイツ

重巡ヒッパー.jpg
ドイツの重巡は、巡洋艦ツリーのLv.7以降の艦を指す。
装備された武装はおおよそ日本重巡と似たようなものであるが、特筆すべきは装備する主砲の貫通性能である。
高いレートで発射される、高貫通の砲弾は、威力こそ戦艦に劣るものの
敵の船体に弾かれること無く、本来のダメージ量をそのまま重装甲の敵に与えることが出来るのである。
敵の戦艦にとって、ジリジリとダメージを与えてくるドイツ重巡は、決して無視することの出来ない
仇敵となるであろう。

運用時の注意点

 

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