軽巡洋艦

Last-modified: 2017-02-15 (水) 10:45:15

このゲームにおける軽巡洋艦

良好な速度と適度な耐久力を併せ持つ。また、一部を除き、偵察機が搭載できるようになる。
DDに比べ砲の攻撃力も格段に向上しているが、上位艦との殴り合いは控えたほうが良い。

対空護衛、突撃してくる駆逐艦の排除、対潜任務、砲撃支援、航空偵察など、
何でも屋として活躍できる。 逆に言えば、器用貧乏で使いどころが難しい艦種でもある。

概要

軽巡テンリュウ.jpg
軽巡洋艦(軽巡、CL)は、良く言えば頼れる補助艦、悪く言えば他艦に依存する非力な船である。
艦の投影面積に対して非力な武装、駆逐艦と比べてもっさりとした動きは、初めは扱いにくいかもしれない。
しかし、慣れれば艦隊の目となる駆逐艦を援護し、また必要ならば駆逐艦と同様の役割を担う事のできる軽巡は
艦隊の縁の下の力持ち的な存在である。

長所

・速射性の高い主砲
・長い索敵距離
・比較的高い加速性、旋回性、速力

短所

・やや大きな被弾面積
・主砲の射程の短さ、非力さ
・駆逐艦に対して大回りな機動力

役割

概要で述べたように、軽巡は単独でチームを勝利に導くような秀でた能力を持っている訳ではない。
しかし、主力艦をサポートするという点においては、軽巡はチームに無くてはならない存在である。

敵駆逐艦の撃退・撃沈
駆逐艦は、艦隊の目となって戦艦の主砲射程を最大限に活かすように索敵をしてくるものもいれば、
水雷戦を目的として、艦隊に忍び寄って来るものも存在する。
この時、敵の駆逐艦に対して、自軍の駆逐艦が真っ向から撃ち合った場合、
敵の駆逐艦を撃沈できたとしても、自軍側駆逐艦の損害も甚大である事が少なくない。
そこで、軽巡は主砲の速射性を活かして、味方駆逐艦と共に砲戦を主導し、
味方のダメージが大きくなる前に、敵の駆逐艦を撃滅するという役割が生まれる。
 
これにより、味方駆逐艦の損害を抑え、駆逐艦は敵の本隊に対する偵察、視界確保が
より円滑に行えるようになるのである。
また、ダメージが抑えられるということは、万が一駆逐艦が被弾したとしても
幾分かは耐えられる状況を作り出すということであり、ひいては視界確保の長期化というものに繋がるのである。
 
注意すべきは、敵の駆逐艦と撃ちあっている最中は、敵の主力艦の射程圏内にあるかもしれないという点である。
被弾面積が駆逐艦と比べて大きく、動きも遅いことから、局地戦でない限りは上空にも目を配るべきであろう。
駆逐艦の役割の引き継ぎ
戦闘において、耐久性の低い駆逐艦は一撃で撃沈されてしまうということも少なくない。
ここで、軽巡の長い視界と速力、機動性が活かされる。
 
両軍とも、駆逐艦を全損し、主力艦隊同士の横殴りの展開になった場合、
どちらにどれほどの損害が出て、どのような結果になるかは、未知数である。
しかし、軽巡が1隻いる事によって視界が確保され、友軍戦艦は敵艦に対してより効果的な砲撃を
することが可能となるのである。
 
また、敵潜水艦への対処も可能であり、駆逐艦には劣るが、魚雷や爆雷を駆使して
友軍主力艦への被害を減らすという、駆逐艦の役割全般を引き継ぐことが可能である。
主力艦艇への火力支援
軽巡の主砲は、戦艦や重巡のものと比べてあまりに非力である。
しかし、非力であるとは言え、ダメージが入らないという訳ではないのも事実である。
自軍、敵軍の戦艦同士の撃ち合いにおいて、交戦距離が離れている場合には軽巡は目としての役割を
果たすことが可能であるが、既に両艦の視界範囲内で交戦している場合は索敵艦としてでなく、
砲艦としての役割が軽巡に与えられる。
敵味方による同型艦同士がしのぎを削る戦いであったとしても、軽巡の火力支援が加わることによって
最終的には自軍側の戦艦が撃ち勝つ、という勝利に直接貢献することが出来るのである。

各国の特徴

軽巡洋艦は、アメリカ、日本、ドイツ、イベントクエストで中国が実装されている。
巡洋艦ツリーとして重巡洋艦と同じツリーにあることから、低Lv帯は軽巡、高Lv帯は重巡といった分類や
途中で軽巡、重巡の2つに分岐するなどの扱いの違いが見られるが、ここでは各国の軽巡一般について
ひとまず述べる。

アメリカ

軽巡アトランタ.jpg
アメリカの軽巡は、基本的には砲艦として特化しているという点が挙げられる。
画像のアトランタ級などはその筆頭であり、敵の駆逐艦に対して情け容赦のない連続射撃を浴びせかけ
敵の目を潰すという役割を担うことになる。
Lv.7からは重巡と軽巡にツリーが分岐し、どちらのルートを進めるか選ぶことになるが、
高Lv帯ならではの1門あたりの火力と砲門数を活かした、米帝プレイ物量戦を仕掛けることが出来るだろう。

 

注意するべき点として、後半のアメリカ軽巡は魚雷を搭載していない点が挙げられる。
強固になっていく敵の戦艦には単艦では真っ向勝負を挑まないように心掛けたい。

日本

軽巡アガノ.jpg
日本の軽巡は、拡大化された駆逐艦という面が強い。
他国に比べて機動性で勝っており、必要ならば敵の主力艦に肉薄して、必殺の魚雷を放つことも可能であろう。
砲戦性能は残念ながら、他国に劣るものがあるので、駆逐艦以外と真っ向から対峙する場合には
大人しく、友軍艦艇の力を借りて戦うことを心掛けるのが賢明である。

 

また例外として、日本の巡洋艦ツリー、Lv.7の軽巡最上は、投影面積においても砲火力においても
重巡に近い運用が求められる。
異常なまでの瞬間火力は、敵駆逐艦どころか、軽巡、重巡はたまた敵戦艦までも瞬時に撃沈することも可能である。

ドイツ

軽巡エムデン.jpg
ドイツの軽巡は、偵察艦・索敵艦としての側面が非常に強い。
同Lv帯の駆逐艦と比べると砲性能はもちろん上ではあるが、
他国の艦と対峙した場合、プレイヤースキルにも依るが、厳しい戦いを強いられることになる。
友軍駆逐艦に随伴し、敵駆逐艦への火力投射、ダメージを負った友軍駆逐艦と入れ替わって視界を確保し続けるなど
友軍艦艇の補助という役割を忘れない運用が求められるであろう。
また一部軽巡には磁気信管魚雷を選択する事も可能となっている。

中国

寧海.jpg
中国の軽巡は、ログインイベントで入手できるLv.2の寧海級巡洋艦のNing Haiのみだが、
GoldShipらしい性能でLv.2の艦としては重武装かつ航空機まで搭載している特徴がある。
重武装な代わりに速力は軽巡の中では遅く、また耐久力も決して高いとは言えない。
重武装だからと単独行動をしているとあっと言う間に危機に陥る可能性がある。
特徴の航空機運用で索敵と視界を味方へ提供し、味方と連携して火力支援を行う感じで
運用していくと輝けるだろう。

運用時の注意点

 

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