砲撃戦

Last-modified: 2018-08-29 (水) 19:40:48

小型艦及び空母(DD,CL,SS,CV)の砲撃戦

小型艦(DD/CL)
駆逐艦(DD)や軽巡洋艦(CL)に搭載されているのは、口径100㎜~155㎜の小口径砲となる。
後述する大型艦種専用の「Hawkeye Mode」は使用できず、敵艦に対して直接照準で狙いを定めることになり、
島等の障害物を超えての砲撃は出来ない。
ほとんどの場合、自分も相手も高速で航行しながらの砲撃となるため、相手との距離・砲弾の速度を考慮し、
相手の速度と進路を予測して砲撃する「偏差射撃(見越し射撃)」が重要になってくる。
また、十分に狙いを定めるためには、照準の点線円が収束するまで待つ必要があるが、
いつまでも一定速度で直進し続けたりしていては、
逆に自分を狙ってくれと相手にアピールしているようなもの。
砲撃の合間には、こまめな加減速・進路変更で相手に狙いを絞らせない操艦に心がけよう。
 
空母(CV)
空母にも小型艦同様に主砲が備え付けられてはいるが、
基本的な立ち回りをしていれば戦闘中はほとんど使うことが無いだろう。
しかし、万が一にも敵駆逐艦の接近や生存しているのが自分しかいない場合には使用することもあるだろう。
基本的に空母の主砲は口径的にもほぼ駆逐艦の主砲のソレである。
駆逐艦や潜水艦なら射撃で撃破出来ないこともないが、
軽巡・重巡・戦艦等の装甲がある船に対しては、ほぼ無力である。
大人しく煙幕をたいて離脱するのが懸命であるし、接近を許し艦砲の射程まで進入されてしまった時点で
こちらにとってほぼ詰みである。
止めの一撃に航空機が間に合わないときや離脱時の牽制用と割り切ってしまうのもいいだろう。
 
潜水艦(SS)
ごく一部を除き、潜水艦に積まれている砲は100㎜前後の小口径、門数も1~2門程度で、
水上艦と正面切っての砲撃戦などは空母以上に無意味。
瀕死の相手に止めの一撃や、酸素切れで仕方なく浮上した際の牽制的な使用以外はほぼ無いといえる。
いずれにしても、潜水艦の最大の武器ともいうべき「水の中に潜む」ことを止めた時点で
非常に危険な状態であることを認識しておこう。酸素のご利用は計画的に。
 

大型艦(CA,BB)の砲撃戦

重巡洋艦(CA)・戦艦(BB)の主砲は、口径200㎜以上の大口径砲となり、小型艦同様の直接照準射撃の他に、
「Hawkeye Mode」と呼ばれる照準方法が使用できる。
これは、上空から俯瞰した画面に切り替わって照準することができ、
相手との間に島などの障害物があっても狙って砲撃することができる。
さらに、次項で述べる「Calibrated Accuracy(弾着修正射撃)」を活用することで、更なる命中率向上を期待できる。
小型艦同様、「偏差射撃(見越し射撃)」が重要になってくるが、遠距離を狙うほどに着弾時間のズレが大きくなるので、
どこまで相手の動きを予測できるかが命中のカギとなる。
また、大型艦に搭載されている副砲については、小型艦同様の直接照準となる。

Calibrated Accuracy(弾着修正射撃)

Calibrated Accuracy(キャリブレーテッド・アキュラシー)は戦艦及び重巡洋艦で利用できるシステムで、
一度弾を着弾させた位置の周辺を狙う際に画面中央のCalibrated Accuracyの%分だけ
レティクルの収束範囲が狭くなる効果があります。

 

SteelOcean_CalibratedAcc050.png

 

%の上昇は砲塔数準拠で砲塔ひとつ分の着弾ごとに約5~8%程度加算され、最大で50%まで上昇します。
前回着弾位置から離れた位置を狙うほど効果は低減して行き、同時に表示%も下がって行きます。
その状態で発砲すると新たな%の値は発砲時の%表示に加算される形で更新されます。

 

 例:)砲塔ひとつにつき5%上昇する船で3砲塔分をCalibrated Accuracy30%表示の位置へ斉射
     →着弾後Calibrated Accuracyは45%

 

最大まで収束した戦艦主砲は駆逐艦へ多数の命中弾を叩き込むことも十分に可能です。
これをうまく利用して小型艦も効果的に撃沈できるようになれば活躍の幅が広がるので
積極的にCalibrated Accuracyの活用を狙っていくと良いでしょう。

 

ただしこの修正効果が効くのは前回着弾地点周辺のごく狭い範囲のみなので、ある方面で50%まで
上昇させたとしても一度別方面を射撃してしまえば戻って来た時には再び0%から始めることになるでしょう。
副砲にはCalibrated Accuracyの効果は無く、小型艦艇の砲撃と同様の扱いとなります。
またこの効果はしばらく発砲せずに居ると消失して0%の状態に戻ってしまうので注意が必要です。


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