85式戦車

Last-modified: 2020-04-08 (水) 22:20:09

中国 85式戦車

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西側の技術を取り入れて...

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79式戦車85式戦車99式戦車
購入可能ランク(ゴールド)Rank26.png(シルバー)Rank30.png
金額(ゴールド)990(シルバー)23000


史実において...

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・東側からの脱却
85式戦車は中華人民共和国において80式戦車及び88式戦車をベースに開発された第2世代の戦車である。
それまでの東側戦車の特徴であったお椀型の鋳造砲塔(59式をベースとした愉快な仲間たち)を廃し、複合装甲を組み合わせた溶接砲塔を備えたものとしては中国製戦車としては最初のものである。
当初より輸出を目的として開発されており、特にパキスタンへの輸出を念頭において開発されている。

 

・隣国インドとの対立、脅威
1980年代のパキスタン軍の装備していた戦車は、中国製の59式戦車、アメリカ製のM48パットン、ソビエト製T-54といずれも戦後第一世代に属する戦車であった。ソ連の援助を受けた隣国インドはパキスタン軍を上回る数の戦車を保有し、さらにT-72の配備や国産の第三世代戦車Arjunの開発に着手しており、パキスタン軍の戦車戦力は質量ともに劣位にあった。パキスタンはこの状況を打開するために、同国の主要な兵器供給国であるアメリカと中国に接近することとなった。

 

・アメリカへ援助を要請するも...
パキスタンはアメリカへ援助を要請。アメリカもソビエトのアフガニスタン侵攻を受けてパキスタンへの支援を強化しており、M1エイブラムスの供給について検討を開始した。
しかし、技術移転の範囲の問題、高額な戦車であるM1エイブラムスを配備するための予算的裏づけが厳しいことに加え、60トンの重量の大型戦車を運用するためには従来の軍の装備では対応出来ず、港湾施設や道路などのインフラの根本的な改善が必要であることなどの理由から、両国はなかなか合意に達することが出来なくなる。結果的にソ連軍はアフガン二スタンから撤退。1989年のマルタ会談における冷戦の終結宣言によってアメリカにとってのパキスタンの戦略的価値は低下。次第にパキスタンへの支援も減少していき、さらにパキスタンによる核開発疑惑を理由に軍事援助を停止、これによってM1エイブラムスの供給及びライセンス生産計画も完全に途絶してしまった。

 

・そして中国に接近
一方中国とでは80年代後半から本格的な各種協力体制の構築が行われた。1990年、両国はパキスタンの戦車戦力近代化と戦車自給体制構築のための技術移転・共同出資比率・行動計画等に関する総合的計画に調印して開発が始まった。これにより開発されたのが本車両である。その後も共同開発は続けられ、パキスタン新規の技術も取り入れたAl-Khalidとして発展していくこととなる。

概要

これまでの69式、79式と同じく、高ヘルス・高い命中精度というのが特徴となってくる車両だ。しかし、異なる点もあり、同ランク帯の79式に比べ、火力が少し上昇しHEAT弾を搭載できるようになった。その後、99式へとルートは繋がり、99式はこれまでの中国車両特有の性能を覆す性能となる訳だが...

ステータス

85式戦車ランクヘルス装甲装填速度砲塔旋回
改修前457041112843.54134
改修後53880154.33153.05252

性能

・火力及び精度
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79式に比べ、若干上昇し最大強化時で(79式)254→(85式)315へと上昇。さらにHEAT弾も搭載できるようになったため、エイブラムスやT-64などの爆発反応装甲搭載車にもある程度太刀打ち出来、ダメージも与えられるようになった。
装填速度は最大強化で一般的な3.0秒,砲身も1段階目で精度と火力が上昇し、2段階目から精度のみ上昇、結果的に59式や、チーフテンなどと同じく、精度が絞られる状態となった。

 

・防御性能
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79式戦車に比べ火力は上昇したものの、結果的にヘルスと装甲の値は劣ることとなった。搭載できるモジュールはディフェンス多重空間装甲のみ。79式戦車で搭載出来た、爆発反応装甲は搭載出来ない。なので、HEAT弾は、空間装甲による確率で無効化出来るものの、HE弾・HEAT弾によるダメージを受けやすくなった。

 

・機動性
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ソ連車両と同じ感じ。なかなか速いし、機動性も良い。しかも後退も速い。ここがソ連車両とは違うのだよ
機動戦をしようと思えば出来るが、側面の防御が良くないのであまりおすすめしない。

弾種使い分け

・AP弾
序盤では使うと思うが、他の弾種を買うとあまり使う機会は少ない。他の車両と比べると火力は中程度しか無いため、他の弾種を使い分けて火力を底上げする必要がある。

 

・APDS弾
必須装備。45~のランク帯になるとT-72やチャレンジャー1といったAPDS弾意外、一切攻撃を受け付けない車両も出てくるため、搭載していないとこれらの車両と戦うのはかなりきつい。

 

・HEAT弾
火力を底上げするための弾。エイブラムスやLeopard2といった車両、T-64の側面などに有効。命中精度を活かして相手の履帯に弾を当てることで、それなりにダメージも出せる。

 

・HE弾
対Leopard1やK1の側面、さらにロケット砲や自走砲に有効。火力の底上げになるが、本車両の素の火力はキルするには手数が必要。

主な強化、立ち回り

・主な強化
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これらを強化してlevel47。あまりオススメといえない強化だが、これ以上強化してしまうとルクレールが出てきたり、TR-85の割合も増えてくるので、このランク帯で留めて置くのがベストか。TR-85なども少し出てくるものの、比較的軽装甲車両もいるためやはりこのランク帯で戦うのが良いだろう。
79式戦車もこれらのモジュールを強化すれば大体戦車のレベルは同じくらいになる。あちらは火力は本車両よりも低いが、爆発反応装甲を搭載可能。相手の車両構成に応じて使い分けるのも良い。

 

・立ち回り
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常に相手に正面を向けながら正面の傾斜を活かして戦う
これを意識すると良い。やはり側面はディフェンス1段階、多重空間装甲と頼れる防御が無く、確率に頼らなければならない状況である。少しでも横を晒してしまうとHE弾の大ダメージを受けるため、他の車両以上にダメージ管理が大切である。
相手の車両に応じて弾種の使い分けが出来れば、ある程度は戦える。決して極端に弱いって訳ではない。

長所

  • 優秀な前面傾斜
  • ソ連戦車に強い
  • 良い機動性
  • 命中精度が良い
    • チーフテンなどと同じ

短所

  • 後部及び側面の低装甲
    • 空間装甲(確率)に頼らなければならない
  • ロケット砲などの餌
  • 火力は前の車両に比べ、上がったが...
    • 他の国の車両と比べると劣るところがある

総評

ソ連戦車のように機動戦を仕掛けるのではなく、前部の傾斜と命中精度を活かして戦うと良い。(チャレンジャーのような戦い方)とにかく側面などを向けると手痛いダメージをくらうため、相手に前面を向けて戦おう。弾種も使い分ければ相手の車両にもある程度はヘルスの量で対応可能。しかし、TR-85はLv48で尚且つこちらの方が、火力+防御性能は上であるため、なかなか厳しい点もある。

コメント

  • 初心者狩りさんのTR-85の方が
    強そうですね -- うちはイタチ? 2018-07-24 (火) 15:30:54
  • 爆発反応装甲はないみたいですね... HE弾対策は大丈夫ですか? -- うちはイタチ? 2018-07-24 (火) 15:34:31
  • ↑↑こいつは初心者狩り改です↑↑
    HEなら大ダメージが出そうだな。 -- kota14800 2018-07-28 (土) 08:37:48