ボーマンダ

Last-modified: 2024-05-06 (月) 23:20:32

Tag: ボーマンダ いかく メガボーマンダ メガシンカ 範囲技 ドラゴン ひこう S操作 おいかぜ りんしょう

目次

基本データ

ポケモンタイプ能力特性
タイプ1タイプ2HP攻撃防御特攻特防素早特性1特性2隠れ特性
ボーマンダドラゴンひこう951358011080100いかくじしんかじょう
メガボーマンダドラゴンひこう9514513012090120スカイスキン

ポケモン徹底攻略

概要

ORASでメガシンカを獲得したホウエン地方の600族ドラゴン。能力が全て高水準で、アタッカー・サポート・相性補完など様々な用途で採用されうる。
トリプルバトルでは「スカイスキン」と「ハイパーボイス」の組み合わせが強くメガシンカが大半。とはいえメガシンカ前も高性能。メガシンカしない運用も考えられる。

アタッカーとして

メガボーマンダは特性「スカイスキン」により高威力のひこう技を扱える。メガシンカ後のS120族という値も強力で、S100族のメガガルーラを補正なしで上回る。

種族値と技が優秀で、物理型・特殊型の両方が存在する。ただ、相手全員を攻撃する「ハイパーボイス」を採用した特殊型が多い。
物理方面は種族値・技威力共に高く、強力な瞬間打点を出せる。特殊型であっても、ワイドガード対策・対ニンフィア打点として『すてみタックル』を覚えさせることもしばしば。
ひこうタイプの技が通らない相手には『かえんほうしゃ』で攻撃する。総じて隙を見せない印象。

サポーターとして

じめん、かくとう等の物理の多いタイプに対して耐性があり、耐久種族値も高いため『いかく枠』としても優秀。メガシンカすると「いかく」を失うので、敢えてメガシンカさせずに「いかく」を残すプレイングもよく見られる。
また、『おいかぜ』を覚えることができるため、S操作役として採用することもできる。

他のいかく枠ポケモンに対してひこう打点の通りが良いため、「いかく枠に有利を取りやすい」いかく枠であり、範囲打点やS操作を兼ねることができる点が非常に優秀。

採用理由や固有の能力

  • 『スカイスキン』+ノーマル技で強力なひこうタイプの攻撃を出せる。特に『ハイパーボイス』による範囲攻撃は魅力。
  • トリプルで重要な特性『いかく』を持ち、また『おいかぜ』でS操作をすることができる。サポートに回ることも可能。
  • すばやさ種族値が高い。メガシンカ後は性格補正なしでもs100族(メガガルーラメガリザードンYサンダーなど)を抜くことができる。
  • じめんタイプ・かくとうタイプへの耐性を持ち、はがねタイプとの相性補完に優れる。
  • ひこうタイプの『りんしょう』が使える。りんしょうパーティで採用される。

似た役割を持つポケモン

  • ファイアロー
    高速ひこう枠として競合する。
    あちらはメガ枠を消費せず、優先度が付くためS操作にも強い。
    しかしメガボーマンダ側も高火力、高種族値、いかく、範囲技と差別化点には困らない。
  • メガサーナイト:
    おいかぜ適正のあるスキンハイパーボイス使いのメガシンカ。上から高火力ハイパーボイスで場を荒らす役割は同じなので、攻撃範囲で差別化される。
    どちらもかくとうタイプに抜群で、はがねタイプに半減される。
    フェアリーはモロバレルなどのどくタイプでも半減されるが、それ以外には等倍以上で通る。
    ひこうはサンダーなどのでんきタイプやバンギラスなどのいわタイプに半減されるが、モロバレルなどのくさタイプに抜群で通る。
  • メガカイロス:
    同じスカイスキンを持つメガシンカ。
    特殊型での運用ができる点といかくの存在、種族値や技の多くでメガボーマンダが勝る。あちらは『フェイント』を持つ。
  • 霊獣ランドロス:
    ボーマンダと同様のじめん無効かくとう半減いかくポケモン。
    いかく枠としてみたときはメガシンカするかどうかの差が大きく、メガシンカ後はいかくがなくなるため、サイクル戦ではランドロスの方が使い勝手が良い。
    ボーマンダがメガシンカしない場合はフェアリー技に繰り出せるかどうかの差が大きい。一方でボーマンダの方が雨や晴れパーティへの繰り出し性能は勝る。

ひこうタイプの攻撃技

メガシンカ後の特性『スカイスキン』によってノーマル技がひこう技に変化し、威力が1.3倍になる。
『スカイスキン』によって変化した技は対角に届かない点に注意。

技名説明採用率
ハイパーボイス特殊範囲技で、メインウエポンとして最も採用率が高い。音技なので「みがわり」貫通。70%
すてみタックル物理型のメインウエポンとしての採用、特殊型のサブウエポンとしての採用がある。36%

採用頻度の低い技

技名説明採用率
りんしょう「りんしょう」ギミックを組み込むことが可能。6.8%
そらをとぶ元々ひこう技で対角にも撃てる。味方の「ほろびのうた」回避に使える。
「ねこのて」と「ねごと」の両方で選ばれない技に該当。
5.7%
おんがえし反動を嫌う場合の物理技。
味方の攻撃と合わせて倒す場合などに採用される。
3.9%
やつあたり-%
いびきねむりにされた特殊型の反撃手段。音技なので「みがわり」貫通。3.0%
からげんきやけどにされた物理型の反撃手段。2.9%
はかいこうせんハイパーボイス耐え調整の相手を強引に崩すなら。反動で動けなくなる点は忘れずに。-%
いかり味方から連続技を受ける前提で使用。物理アタッカー型なら候補。-%
 

スカイスキン適用外の攻撃技

ドラゴンタイプの攻撃技

技名説明採用率
りゅうのはどう対角への攻撃が可能な特殊技。28%
りゅうせいぐん特殊技の単体瞬間火力。16%

採用頻度の低い技

技名説明採用率
ドラゴンクロー物理型の場合の選択肢。
ひこう技で事足りる場合が多いが、ギフト構築などでは採用できる。
7.0%
 

タイプ不一致の攻撃技

主にタイプ一致技を両方とも半減するはがねタイプに対抗するために使われる。

技名説明採用率
かえんほうしゃひこう・ドラゴン打点を半減するはがねタイプへの遂行技。
はがねタイプ側からも有効打点がそれほど無いので、上から殴れば突破できる場面もある。
非接触で命中安定。こちらの4倍弱点を突いてくるこおりタイプを焼ける点も評価できる。
25%
だいもんじかえんほうしゃでは威力が足りない場合に。
ただし、命中不安がつきまとうため、かえんほうしゃが無難。
9.0%
じしんひこう技を半減するはがね・いわ・でんきに抜群のじめん物理範囲技。ギルガルドに非接触で通る。
味方を巻き込むので、ふゆう・テレパシー・ワイドガード・ひこうタイプの味方と併せて。
13%

採用頻度の低い技

技名説明採用率
かわらわり物理の単体かくとう物理技で、はがね・いわ・こおり相手への有効打。壁を壊したい場合にも。
バンギラスアマルルガに大打撃。ゴースト相手に無効。
6.6%
いわなだれメガリザードンYファイアローの早期処理に。まひを撒ける味方との相性もいい。-%
ハイドロポンプカバルドンドサイドンバンギラスヒードラン等に。雨パーティに入れる時にも相性がいい。-%
ストーンエッジ急所ランク+1かつ高威力だが命中難のいわ物理技。
サンダーボルトロスへの圧力に。
-%
 

変化技

技名説明採用率
まもる「いかく」や優秀なタイプによってサイクルにも強く、大切に扱うための技。90%
おいかぜS操作枠として採用されることが多い。36%

採用頻度の低い変化技

技名説明採用率
はねやすめすてみタックルの反動で削れたHPを自力で回復できる。
メガボーマンダの耐久が高く、回復できて場持ちが良くなる選択肢は貴重。
7.6%
りゅうのまい自力でASを同時に上げる積み技。5.4%
ねごと催眠技対策ピンポイント。-%
ほえるかげふみ・積み技・トリックルームへの対抗策。「ねこのて」で出ない技に該当。-%

もちもの

もちもの説明採用率
ボーマンダナイトメガシンカが基本前提。非メガシンカ型は約4%である。96%

メガシンカをしない場合のもちもの

技名説明採用率
こだわりメガネ特殊型の火力を大幅強化。技の使い分けはできないが「りゅうせいぐん」の撃ち逃げとは好相性。0.8%
いのちのたま物理型・特殊型・両刀型のいずれでも火力強化+技の使い分け可能。反動ダメージにより長居はしにくい。0.5%
オボンのみ「いかく」を撒くために頻繁に交代する過程で削れたHPを回復。0.5%
こだわりハチマキ技の使い分けは無理だが物理型の火力を大幅強化。0.4%
こだわりスカーフ技固定のリスクと引き換えに、最速で持っていれば最速テッカニンより、準速でもメガフーディンメガゲンガーより先に行動できる。0.4%
ヤチェのみこおり技のダメージを一度だけ半減。相手のサブウェポンによる事故死は減らしやすい。0.3%
ラムのみ状態異常を治す。味方の「しんぴのまもり」に頼る方が楽。0.3%

調整

テンプレートを単体考察テンプレページ(新)/改訂案/パーツ#effortからコピペし、記述してください。

型考察

特殊型

持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:おくびょう
技構成:ハイパーボイス / りゅうのはどう / おいかぜ / まもる

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値4002520252
実数値171-100162100167
メガ後171-150172110189

使用感

高い素早さから通りの良い特殊範囲打点を使える削りのエース。最後に上から倒し残した相手を一掃する運用も強力。耐性も良く、サイクルにも組み込みやすい。
いかく枠やねこだまし枠として採用されやすいかくとうタイプに特殊打点で弱点を突くことができる。
いかく、範囲削り、素早さ操作を1匹で担当できて非常に便利。役割過多にならないようにしたいところ。

同じ構築に入れたいポケモン

両刀型

持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:やんちゃ
技構成:ハイパーボイス / すてみタックル / おいかぜ / まもる

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値411641640220
実数値17118710115190148
メガ後17119815116199168
  • A:202-86*1ニンフィアをすてみタックルで確定1発(204~240)
  • S:メガシンカ後最速100族抜き

使用感

本来引かなければならないニンフィアを対面から突破できる。
なお、Bに厚く振ったニンフィア(メガガルーラのすてみタックル耐え調整)は倒しきれないので、味方の追撃が欲しい。
副産物として、カポエラーハリテヤマなどの「役割対象だがハイパーボイスでは1発で倒せないポケモン」を1発で倒せるようになるので、役割遂行の速度が上がる。
すばやさを最低限まで削り、とくこうに振っているので、本来の役割である範囲エースとしても機能する。

物理型

持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:ようき
技構成:すてみタックル/ かわらわり / おいかぜ / まもる

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値4252000252
実数値171187100-100167
メガ後171197150-110189

使用感

単体打点の高い『すてみタックル』でモロバレルニンフィアを縛れるポケモンとして運用する場合、耐久・素早さを削らず物理に振りきることも多い。
物理型だとはがねタイプへの遂行打点が『かわらわり』や『じしん』になりバンギラスヒードランに対して打点を持てるが、ギルガルドには無抵抗になったり味方を巻き込んだりと少し癖がある。

D振り型

持ち物:ボーマンダナイト
特 性:いかく → スカイスキン
性 格:せっかち
技構成:ハイパーボイス / おんがえし / おいかぜ / はねやすめ

調整について

能力HP攻撃防御特攻特防素早
努力値2124044132116
実数値19715690136117148
メガ後197166135146127170

備考:Bに下降補正をかけているがHに振っている分、無補正H4振より物理耐久は上。

使用感

『ひかりのかべ』を使えるサポーターと一緒に繰り出し、『はねやすめ』で回復しつつ、スカイスキンからの高打点で相手に負担をかける型。
サポーターの火力がないことが多く、メガボーマンダ分の交換先を用意できないため、初手対面で可能な限り無理矢理動かすことを意図した配分。

同じ構築に入れたいポケモン

  • 『ひかりのかべ』を覚えるポケモン:
    『ひかりのかべ』でメガボーマンダの特殊耐久を補うことができる。
    『ひかりのかべ』でサポートするポケモンは、耐久及び素早さに努力値を振っていることが多く、決定力になりにくい。
    そのため役割が薄い時は他のポケモンに交代したいが、サポート先が相手に圧力をかけていないと、相手に好き放題される。
    メガボーマンダは数値の高さから無理矢理動かすことができるため、交代先を用意せずに済むため相性が良い。
    またメガボーマンダは半減しにくいひこう技を物理・特殊で打ち分けることで相手に負担をかけやすい。

構築サンプル集

特殊型


両刀型


物理型


D振り型

その他情報

タマゴわざについて

「ハイドロポンプ」はタッツー・ギャラドスミロカロス・クズモーなどから遺伝可能。
「りゅうのまい」はタッツー・ギャラドス・ミニリュウ・チルタリス・キバゴなどから。
「ドラゴンダイブ」はミニリュウ・フカマル・モノズなど。

関連ページ

参考リンク

パデックさんの動画があります。猫の手輪唱パーティでメガボーマンダ採用。



栞_さんの動画があります。対戦相手ツクミさんがサポーター型ボーマンダ採用。



前時(TN:ゆうし)さんの動画とBVがあります。物理型メガボーマンダ採用。

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komatsu 428さんの動画があります。対戦相手ミルキーさんが物理型メガボーマンダ採用。

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コメント

  • 調整例の仮想敵の187いのちがけはムクホークではなくアギルダーですね。参考記事の時点で間違えられてます。 -- 秋桜? 2021-10-21 (木) 12:10:43
    • 参考記事のほうはムクホークとも明記してなかったんですね。失礼しました。 -- 秋桜? 2021-10-21 (木) 12:13:20
  • 全体的に補足修正させてもらいました。調整例にあったD振り型は型考察に移動しました。調整が2箇所にあると見づらいためです。 -- おーたむ? 2021-10-30 (土) 11:22:15
    • D振り型は、リンク先のブログでも火力が欲しかったとあるので、削除してもいい気がします。 -- 2021-10-30 (土) 11:23:07
  • D振り型がおんがえし採用を前提にした調整だったにも関わらずおんがえしがなかったためりゅうのはどうをおんがえしに差し替えました。 -- なわたけい? 2022-12-30 (金) 02:08:30

*1 H252-B4振り
*2 H252-B4振り