「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 攻略 Wiki*」のページを元に内容を一新しました。
目次
カービィ
原作でのカービィ
『星のカービィ』シリーズの主人公。
『スマブラ64』と『スマブラDX』を開発したHAL研究所の顔であり、スマブラシリーズプロデューサーの桜井政博氏にとっては息子と呼べる存在。
身長20cm程度で、ピンクで丸い体形と柔らかい身体が特徴。
年齢は「青年」あるいは「若者」で、性別は不明なものの、男性と取れる描写が多い。
実は根無し草の旅人であり、出自も旅の目的も一切不明。
プププランドに定住した所を見ると、旅の目的は安住の地だったのかもしれない。
性格は自由気ままでのんびり屋。純粋無垢で天真爛漫。座右の銘は「明日は明日の風が吹く」。
仲間想いで優しい心を持ち、何をされても人を憎む事は決して無い。
ちなみに趣味は食べる、寝る、そして歌を歌う事。
ただし歌の方は、歌った跡にペンペン草も残らない文字通りの「殺人的」な腕前である。
また、食べ物への執着は常軌を逸しており、ケーキ1切れの為に地の底や宇宙にまで向かう上に(成り行きだが)世界を救った時も頭の中は消えたケーキ一色であった。
当初はいたずらをしたデデデ大王をこらしめる程度であったが、近年の作品では惑星や銀河の存続に関わる壮大な事件に巻き込まれている事が多い。
それらを解決し続けたことで銀河中にその名声を轟かせているが、当のカービィ本人には野心が全くないため有名になろうと下界の勇者に選ばれようと一切興味を持たなかった。
アニメ版星のカービィでは原作ゲーム版と外見的な特徴は同じながら独自の設定が非常に多く、予定より早く誕生してしまったために「ぽよ」以外の言葉をほとんど喋れないといった特徴はその代表例。*1
代表作
※赤文字は初登場作品
- 星のカービィ 1992年/GB
シリーズの記念すべき一作目。
アクションゲームでありながら「バイタリティ(体力)システム、飛行能力」といったシステムを採用することによって初心者にも優しいゲーム性でありながらも、「吸い込み、吐き出し」アクションによって敵を利用するという楽しさも付加されている。
- 星のカービィ 夢の泉の物語 1993年/FC
スマブラでもお馴染みの「コピー能力」はこの作品から。ミニゲームなど、後のシリーズ作品にも受け継がれている要素も多い。
- 星のカービィ スーパーデラックス 1996年/SFC
従来のシステムを踏襲したゲームモードが7つ、さらにミニゲームが2つの大ボリュームが話題となった作品。やたらとセーブデータが消えやすいのはご愛嬌
コピー能力自体の数もさることながら、各能力の技数が大幅に増加。できることが一気に増えた。
また、以後のシリーズでも採用される事がある「ヘルパー」や「ガード」といったシステムが初めて実装された作品でもある。
- 星のカービィ 鏡の大迷宮 2004年/GBA
カービィシリーズではちょっと異色の探索アクション。
スマブラでの技が使えるコピー能力、ずばり「スマブラ」能力が初めて登場した作品。
コピーの元となるのはゲスト出演したマスターハンド。
- 星のカービィ Wii 2011年/Wii
シリーズのいいとこ取りをしたマルチプレイが魅力。もちろん1人でも楽しめる。
最後の切りふだとして使う「ウルトラソード」はこの作品が出典。
スマブラでのカービィ
初代からの皆勤賞ファイターの内の一人。キャッチコピーはピンクの悪魔。
体重が軽い代わりに空中ジャンプが5回出来る、所謂風船族と呼ばれるファイターの代表格。
カービィだけの特徴として、通常必殺ワザの「すいこみ」で相手の通常必殺ワザをコピーできる。
専用ボイスやモーションもこの為だけに用意されており芸が細かい。
挙動がとても素直でスマブラのセオリーに則った通常ワザの数々を備え、滞空時間の長さと復帰技の上昇開始の遅さから特に初心者に多い「操作が遅れて復帰が届かなくなる」事故も防ぎやすい。
アクションゲームを始めて間もない人が、とりあえず何かしら動かしてみるという時に最適なファイターの1人であると言える。
戦術面では5回使用可能かつ1段毎の高度は低い空中ジャンプを駆使した突かず離れずの高度をキープする立ち回りや、小さい身体と回転率の高い小ワザを活かして相手の懐に潜ってラッシュを仕掛けて相手を翻弄することができる。
ただでさえ小さい体格に加えてしゃがみの姿勢が本作中1・2を争うほど低く、そのしゃがみ姿勢を維持しながら出せる下強攻撃も優秀。このしゃがみ姿勢と下強攻撃を活かした回避を兼ねた攻めは、特に打点の高い攻撃が多いファイターには強烈に刺さる。
またファイナルカッターによる崖つかまりメテオや吸い込んでの道連れなど、崖を背負った状態から早期撃墜を狙うことも可能。
相手によってはコピー能力も生かしつつ様々な立ち回りを考えられるため、型にはまらない色々な戦い方がしたい人にもおすすめ。
一方、原作に近い万人向けの操作性を追求したが故か、地上ダッシュ以外の機動力がとても緩慢という明確な弱点がある。
加えて小柄な体格故の短いリーチに加え、素の状態では突進ワザもまともな飛び道具も無く、必殺ワザがどれも利便性・安全性が無いため、牽制・接触能力も大きく欠ける。
そのため相手の押しつけを捌く、または逃げを追うような展開は苦手で、こういった局面を避けながら得意の接近戦に持ち込むためにはかなりの技量と労力を要する。
また、手数でガンガン押していくスタイルとは裏腹に確定コンボを決める機会は少なく、状況と相手ファイターに応じてベクトル変更・回避・暴れといった拒否択を常に読みながら連係を組んでいく必要性がある。
復帰に関しても最大距離こそ優秀だが、前述のふわふわした空中での挙動に加えて、復帰ワザとしては辛い性能の上必殺ワザから復帰阻止の的になりやすい。
ひとつのミスが致命傷になりやすい軽量級の宿命もあり、上を目指そうとすると途端に甘えの許されない玄人向けの硬派なファイターへと変貌を遂げる。
総括して、単に動かすだけならこれといってプレイヤーを振り回す要素のないファイターだが、それゆえに相手にとっても対策が分かりやすい。
お互いのプレイヤーが使用ファイターを自在に動かせる事が前提のレベルに到達すると途端に誤魔化しが利かなくなり、その中を勝ち進むにはスマブラの基礎的なテクニック・ファイター対策・相手プレイヤーへの対応力・心理戦の技量などが大きく問われる事となる。
欠点をカバーし、近距離で相手を常に翻弄し一方的に攻め続けられるようになれば一人前のカービィ使いと言えるだろう。
声優は大本眞基子。
全ての声が新規収録されている。
コピー能力によっては日本語を喋るのだが、海外版ではちゃんと英語になっている。
キャラタイプ 軽量級/コンボタイプ/両刀?
1on1では邪魔が入らず、自身が得意とする連係を妨害されにくい。
また体重の軽さによる乱戦での事故死率の高さも気にしなくていいのはありがたい。
代わりに相性の悪いファイターを完全に実力だけで捌き切らなければならない難点が発生する。
乱闘では複数ターゲットによる脅威の分散に加え、重い一撃が当てやすくなる面がある。
ダッシュ攻撃で相手をまとめて場外に出し、威力が特に高いストーンや、
優れた滞空時間を駆使しての空中ワザで追撃というパターンが有効。
また相手が多い分有益なコピーに巡り合える可能性が高い他、コピーせずに吐き出した星型弾で他の相手を巻き込める。
一方、スピードとリーチがないので乱戦に巻き込まれるとそう簡単には切り返せず、
軽いせいで囲まれるとあっと言う間に致命傷、なんてことも。
得意分野の連係による攻めも、相手が多い分すぐに妨害されてしまいやすく、
また複数の相手がステージの両端に居座りガン待ちをしてきた場合、
安全に撃てる飛び道具も強引に打ち勝つワザもないので貧乏くじを引かされやすい。
どちらにもメリット・デメリットがある点は変わらないので、カービィがどちらのルールが得意というよりは
プレイヤーの好みや得手不得手に左右される面が大きいと言えるだろう。
ステータス
ジャンプ回数 | しゃがみ歩き | カベジャンプ | カベ張りつき | 空中つかみ |
---|---|---|---|---|
6回 | × | × | × | × |
長所/短所
長所
- 大半の挙動が非常に素直で、操作性が良い。
- 機動力は低いが、操作に慣れていないプレイヤーにとっては振り回されにくいという長所になる。
- 空中で5回ジャンプ出来るので滞空時間と最大復帰距離が長く、自滅しにくい。
- 多段ジャンプにより低空での着地狩り耐性が高く、短距離の復帰経路が非常に多い。
- 小技の回転率が高めで、至近距離であればラッシュを仕掛けることができる。
- 確定コンボこそ少ないものの、コンボファイターと比べて全体的に単発火力は高めなので、上手く連係が決まると思いがけないダメージを叩き出せる。
- 上投げバースト持ち。
- 相手の復帰ワザ次第では空中下攻撃・下必殺ワザが頼れる復帰阻止になる。
- 身体が小さく相手の攻撃に当たりにくい。特にしゃがみの体勢はとても低く、打点の高い攻撃をかわせる。
- しゃがみ以外にもワザの後隙や空中ワザの着地隙など低姿勢になるモーションが多く、相手の反撃を思わぬ所で躱せることもある。
- 相手ファイターによっては通常必殺技のコピーを活用して立ち回り・撃墜レースにおいて大逆転を狙える。
短所
- 走行以外の機動力とリーチ・範囲が優れていない為、牽制・接触・差し込み・反撃が苦手。
- その性質上、大会で多く使用されているシンプルなタイマン用ステージが苦手。
- 飛び道具など頼りになる牽制ワザに乏しく、機動力も相まって相手を封じたり攻めを強要する力が低い。
- 一部の足技には足無敵こそあるが、そもそもの体が小さいため判定勝負には弱い。
- 撃墜を狙えるワザは隙が大きく、体重の軽さも相まってリスクが大きめ。
- 確定高火力コンボと実戦的な撃墜コンボが少なく、安定して火力や撃墜を取るには読みとアドリブが必要不可欠。
- 空中での機動力がかなり低い。
- 空中において暴れに適した技がないので着地が弱い。空中ジャンプの低さからお手玉耐性も低い部類である。
- 復帰技が上からの復帰阻止に弱いタイプであり自由度も低い。空中機動力の低さと合わさり阻止耐性も低い。
- 崖掴まりの姿勢の弱さと相まって崖上がり狩りに弱め。
- 手足を突き出すモーションの為シールド漏れが起こりやすく、シールドキャンセル行動も強力なものがないためシールドを起点とする立ち回りがしにくい。
- 攻撃をガードされた際の不利Fが長く、ガードから反撃されやすい。
使いやすさ/使いこなしやすさ
使いやすさ | 使いこなしやすさ |
---|---|
★★★★★ | ★★☆☆☆ |
上記でも述べた通り、5段ジャンプ&落下の遅さから非常に自滅しにくい。
更にこれといった特殊な操作をする機会も少ないので動かしやすく、小技でダメージを稼いでスマッシュでトドメ…というスマブラの基本も学べる。
操作がしやすく基礎知識も身につくため、特にアクションゲーム初心者にオススメしやすいファイターの1角と言える。
一方で、ある程度対戦のレベルが上がってくると勝つために熟練が必要になる一面を持つ。
遠距離から一方的に攻め立てる、ローリスクハイリターンなワザで牽制を繰り返す、スピードで相手の得意な間合いを外す、ガーキャン行動で攻めを捌くといった手軽に勝てる戦い方が苦手であるため、勝つためにはひたすら自分の地力を上げる事に専念するストイックな道を行くことになりやすい。
ある意味では「使いこなした」と実感できるまでが遠いファイターかもしれない。
なお、よくスマブラプレイヤーの言う「カービィは初心者向け」とはあくまで「アクションゲーム初心者」の事であり、「対戦初心者」の事は指していない事が多い。
スマブラの操作にある程度慣れたら他のファイターを試して見るのも良いだろう。
初心者が頼りがちな必殺ワザはシンプルに見えて非常にテクニカルかつリスキーで、適当に使うと自滅行為にしかならないことも多い。
もし初心者がこのページを見ているなら、必殺ワザの使いどころを見極める事から始めてみよう。他のキャラを使った時にも役立つはずだ。
通常攻撃
左右どちらを向いているかでどちらの手足を使うかが変わる。
基本的には右向きなら右手足を、左向きなら左手足を使う(横強と横スマは逆)。
当然だが見た目以外の違いは一切無い。
弱攻撃 パンチ→追いパンチ→バルカンジャブ→バルカンフィニッシュ
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
弱攻撃1 | 2% | 3F | 15F | × | × | |
弱攻撃2 | 3% | 3-4F | 15F | |||
百裂攻撃 | 1%×n | 5-F(最短) | F(最短) | |||
百裂フィニッシュ | 2% | 5-6F | 51F | ↗ | % |
パンチ2連からの連続パンチを行い、最後に振り下ろすようなパンチでフィニッシュを決める。
パンチがヒットしている状態なら攻撃ボタンを押しっぱなしにするだけでラッシュを行うが、
ヒットしていない状態だと攻撃ボタン押しっぱなしで1段目のパンチを高速で繰り返し、ボタン連打で2段目に移行する。
リーチは短いが、発生が弱攻撃の中でもかなり早いので強引にねじ込む技として役に立つ。
出しきったときの隙は大きいため、1段目2段目が当たらなそうな時は百裂に移行しない判断力が必要になるだろう。
ダッシュ攻撃 ブレイクスピン
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
1%×5→4% (合計:9%) | 12F→15F→19F→24F →30F→35-37F | 53F | ↗ | % |
逆立ちして両足を広げ、独楽の様に回転攻撃を行う連続ヒット技。
発生・突進速度が遅く、隙はやや大きめで密着もしてしまう為、無闇に出すと余裕で反確。
また、最後の1段は高R付加値の低R影響値でベクトルがほぼ真上なので、追い詰めにも連携にもフィニッシュにも使えず、
さらに密着出しや相手が重傷時に外れることがあるという致命的な欠点がある。
しかも外れた時に相手が自分の前と後ろのどちらに行くかは予測困難な為、フォローが隙晒しになる可能性が高い。
DAに頼る癖が治るかも。
持続の長さを生かし、その場回避潰しに使うことはできる。
積極的には使えないが、カービィにとっては数少ない回避潰し技なので、ここぞという時に狙ってみるのもアリ。
横強攻撃 スピニングキック
※ステータス欄の表記は[先端以外/先端]
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
8%/7% | 5-8F | 27F | ↗ | % |
身体を半回転させながら回し蹴りを放つ。
スティック入力で攻撃方向を上下にシフトできる。
角度の変化は小さいが、下にシフトすればガケつかまり中の相手にも当たる。
威力こそ控えめだが、発生・後隙が優秀でリーチも長めと使い勝手のいいワザ。
困ったらとりあえず振れるワザで、差し返しや置き、下強と組み合わせて近距離の固めなど何でもござれの高性能。
更に中%以降はダウン展開にも繋がるためリターンも期待できる。
ガードされても先端なら反撃を取られにくいので、近距離では積極的に使っていきたい。
上強攻撃 カービィテイル
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
始 | 5% | 4-6F | 20F | ↑ | % | |
持続 | 4% | 6-9F | % |
片足を高く上げる上蹴り。
後方から攻撃判定が発生し、前方では遅れて7Fで発生する。
単発ダメージは低めだが、吹っ飛ばし力が低くお手玉を簡単に狙える。特に蓄積ダメージの低い相手には有効。
立ち回りや連係の途中で相手が背後に移動した時に咄嗟に出しやすく、ここから上スマッシュなどが入る事もある。
カービィの連係の要。
後方への発生が早く、また出始めが強いという特性もあり、完璧に使いこなすにはわざと相手に背を向けて振るという操作が必須。
ワザ発動中は足が無敵になるので、意外と当たり判定は強い。相手の甘い飛び込みを落とすのに使ってみるのも一興。
下強攻撃 ローキック
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
6% | 4-6F | 20F | → | % |
しゃがみ状態から足で払うようにキックをする。スライディング?知らんな
非常に低いしゃがみ姿勢から発生4Fで出せる小技。
空中攻撃や打点の高いワザをくぐり抜けながら攻撃できる点が魅力的で、特定のファイターには非常に刺さる。
オマケに確率でヒットした相手を転ばせるという特性があり、そこから色々と繋げられる。ダメージ稼ぎならつかみ、撃墜狙いならスマッシュが効果的。
ガードされても反撃を貰いにくいため、ガンガン使っていこう。横強と並んで地上戦の主力となること間違いなし。
ただし、ガード硬直は短いので連射力の割に固め能力はほとんどない。夢中になって振っていると簡単に反撃を許してしまうので注意。
普通にしゃがみっぱなしだとモーションの関係で姿勢が高くなるタイミングがあるが、これを連発している間は低くなり続けることが出来る。
カービィは肉漏れしやすくシールドがいまひとつ信用出来ないところがあるため、シールドするより下強連発の方が相手の攻撃を受けにくいという場面もある。
スマッシュ攻撃*2
後隙やガード不利が大きいため、ここぞという時に使いたいところ。
横スマッシュ攻撃 スマッシュキック
※ステータス欄の表記は[上シフト/無シフト/下シフト]
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
始 | 16%/15%/14% | 13-15F | 47F | → | % | |
持続 | 12%/11%/10% | 16-19F | ↗ | % |
横強と逆方向に身体を半回転させ、前方に大きく踏み込む飛び蹴りを放つ。
ワザの出始めが強く、終わり際はダメージが低下する。
スティックの上下入力で攻撃方向を上下にシフトできる。上シフトは対空として使え、下シフトはガケつかまりにヒットする。
シンプルな横スマだが、後隙が大きめで、さらに前進するためよりガードされた時のリスクは極めて高い。
また判定はかなり弱く、当たり方が悪いと強攻撃にあっさり負けたりするほど。
そのため、ぶっぱや押し付け、そしてスマッシュの応酬は出来ない。
よってここぞというタイミングを見極めて「刺す」ようなイメージで繰り出す必要がある。
密着から出すとシールドをすり抜けるので、多少はガードされた時の状況がマシになる。
上スマッシュ攻撃 サマーソルトキック
※ステータス欄の表記は[根本/先端]
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
始 | 15%/14% | 14F | 47F | ↑ | 100%/% | |
持続1 | 14%/12% | 15-16F | ↑ | %/% | ||
持続2 | 12%/11% | 17-19F | ↖ | %/% |
その名の通り、宙返りしながらの上方蹴り。
横へのリーチは短いが、攻撃の瞬間に飛び上がるため上へのリーチはそこそこ長め。
根元のダメージが一番高いが、この部分の持続は1Fと極めて短い。
持続は1%ずつ3段階でダメージが弱まり、後半はダメージこそ12%だが、ベクトルが真横になりほぼ吹っ飛ばさなくなる。
上強と同じく技発動中は足が無敵なため、カービィの中ではトップクラスに判定が強い。武器判定とぶつかっても押し負けずに相殺するため、対空としてかなり信頼できる。
発生やリーチの関係で使い勝手は横スマッシュに劣る。
基本的には上強攻撃からの連係の〆や隠し玉、ガーキャン行動として使うべきか。
前述の足の無敵に加え、ホールド中は低姿勢なため、甘い空中攻撃を狩るのにも向いている。
また、他のスマッシュよりガード不利が少なめという大きな長所があり、ガードを固めていて横スマ、下スマが振りにくい相手に対しても比較的強気に出られる。
下スマッシュ攻撃 プロペラキック
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
始 | 14% | 10-14F | 53F | ↗ | % | |
持続 | 10% | 15-22F | % |
体を低くしての横回転蹴り。
左右同時に攻撃するオーソドックスな下スマ。終わり際はダメージが低下する。
コンボの〆に組み込める他、姿勢が低めなまま攻撃できる。
また発生直後には両足に無敵があり、打点の低さもあって崖の2Fを狩るのに適している。
但しリーチがかなり短いので至近距離でないと当たらないほか、カービィのスマッシュ攻撃の例に漏れずかなりのガード不利なので乱発は厳禁。
空中攻撃
空中スピードの遅さとリーチの短さが悪い方向に噛み合っており、伸びが悪い。強引に差し込もうとしても引き行動で対処されてしまう。
自分から攻めているように見せつつ相手の攻撃を誘い出し、その隙を突いて一気に決めるのがカービィの鉄則。
通常空中攻撃 ティンクルスター
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
始 | 10% | 10-12F | 72F | 10F | ↗ | % | |
持続1 | 8% | 13-15F | % | ||||
持続2 | 6% | 16-20F | % | ||||
持続3 | 4% | 21-34F | % |
回転しながら笑顔で体当たり。
技の出始めが一番強く、それ以降は3段階のカス当たり判定がある。
持続が長く、置いておく感覚で使うと結構ヒットしやすい。
着地隙が短いのも強みであり、空Nを振って相手にプレッシャー与えるのもいいだろう。
持続が長いので、相手の崖上がりや復帰ルートに置くのも効果的。
ただし発生は暴れと使うには若干遅く、全体Fも長いので場外で外すと返り討ちにされる危険がある。
前空中攻撃 トリプルアタック
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|---|
4%→3%→5% (合計:12%) | 10-11F→17-18F →25-26F | 47F | 13F | → | % |
3連続で回し蹴りを繰り出す。
カービィの主力ワザ。
3段攻撃のため相手を引っ掛けやすく、着地隙もなかなかに優秀。
小ジャンプ空前を繰り返す事で牽制することもできる。
シールドに対しても先端を押しつけたり後退すれば反撃されづらく、当て方によってはシールド漏れを狙うこともできる。
とはいえ完全無欠ではなくリーチの短さと判定の弱さ、すっぽ抜けやすさは無視できない弱点。
そのためにサムスやネスのように前進しながら判定をぶつける立ち回りは不向き。
ダメージソースとしても重要で、合計12%と中々のパワーを持つ。
前投げや上強から連係できる他、多段ジャンプを活かして連続で当てるだけでもかなりのダメージになる。
また、うまくハマると画面外まで押し出してしまえる事も。
1~2段目はほとんど吹っ飛ばさないため、あえて3段目を当てずに着地することで別の攻撃が繋がる。
相手のダメージが高くなってくると、着地ギリギリで1段目を当ててから横スマが確定するため非常に強力。
総じて優秀な技だが、頼りすぎて空前ばかりになるのは避けたい所。
他の技との使い分けを意識していこう。
後空中攻撃 ドロップキック
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
始 | 13% | 6-7F | 40F | 17F | ← | % | |
持続 | 8% | 8-14F | % |
真後ろを両足で蹴る。
技の出始めが強く、それ以降は威力が下がる。
カービィの空中攻撃では最も吹っ飛ばしが強く、主力撃墜ワザの一つとして使える。復帰阻止で決まれば早期撃墜も狙える。
発生も早いため、後ろへのガーキャン反撃としても便利。単発火力にも優れるのでコンボの〆としても期待できる。
また、着地姿勢が低いのも優秀。
立ち回りでも使う機会が多いワザ故にOP相殺には注意したい。
相変わらずリーチは短く、空前のような持続による誤魔化しにも期待できない。
多段ジャンプでのタイミングずらしを駆使して上手く相手のスキに差し込んでいきたいところ。
上空中攻撃 エアカッター
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|---|
9% | 10-15F | 39F | 12F | ↑ | % |
宙返りしながら弧を描くように上方を蹴る。
カービィの空中技の中では最も全体動作が短い。主に上強などで空中に持ち上げた相手への追撃として使うワザ。
ジャンプ読みや対空でも使えるが、判定は弱いので相手との技の出し合いに押し負けやすい点には注意。
中%ならいい感じに飛ばすため、後方を当てるとコンボが可能。
下空中攻撃 スクリュードライバー
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
通常 | 1%×5→2% (合計:7%) | 18-31F→34F | 54F | 17F | ↓ | % | |
着地 | 2% | 1-3F | 17F | ↓ | % |
両足を少し縮めてから、下方向に回転しながらドリルキックを繰り出す。
ワザが終わる前に着地すると、左右に攻撃判定が追加で発生する。
メテオ技だが持続が非常に長く、カス当たりが存在しないという特殊な性質を持つ。
対地や対低空で使った場合、着地直後にすぐ攻撃を出す事で連係を作れる。
着地攻撃を当ててからつかみや横強、さらに非確定ながらスマッシュを繋げることも可能。
スマッシュなど技によってはガードで割り込まれるが、自分が有利な読み合いを作れることは間違いない。
場外では相手を下方向に押し出すように復帰阻止するのが主な使い方。
ワザ単体で見れば吹っ飛ばし・判定が弱いが、カービィの多段ジャンプ・落下速度との相性が良く、しつこく押し込んで相手を落とせる。
ただカービィの復帰力の要である空中ジャンプを消費してしまうため、夢中になるとすぐに戻れなくなってしまうので注意。
カービィの空中ジャンプは他の多段ジャンプより上昇量の減衰が激しいので、ジャンプの残りを回数だけで考えずに早めの中断を。
つかみ
発生F | 全体F | |
---|---|---|
通常 | 6-7F | 27F |
ダッシュ | 9-10F | 38F |
ふりむき | 10-11F | 32F |
腕を伸ばして掴みかかる。
発生が早く、体格の割にはリーチもそれなりにある。
しかしダッシュ掴みに関しては空振りした場合に大きく前進するという欠点があり、間合いを間違えると危険。
掴んだら序盤は前投げからコンボでき、超高%になれば上投げで撃墜が狙えるので、投げのリターンは高め。
つかみ攻撃 つかみビンタ
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 |
---|---|---|---|
1.55% | 9F | 9F |
掴んだ相手を短い手でぺしぺし叩く。
ダメージは低いが連射が効く。
カービィはワンパターン相殺の影響が大きいキャラと言えるので、相手を掴んだらワンパターン相殺緩和の為に数発は入れておきたい。
なお、カービィのつかみ攻撃は攻撃判定が一回り大きく、周囲の相手を巻き込みやすくなっている。
前投げ パワーボム
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
5% | 45F | 58F | ↗ | % |
相手を掴んだままジャンプし、その勢いで叩きつける。
ふっとばし力はかなり低く、相手の蓄積ダメージが低い場合はほとんどその場に置くような飛ばし方になる。
ここから前空中攻撃や上必殺ワザがつながるので、基本的には連携始動技として使う事になるだろう。
しかし相手の重さ、落下速度、蓄積ダメージなどで攻撃が何発入るかまちまちとかなり不安定。
蓄積ダメージが一定以上になると連係が入らなくなるので、その場合は別の投げを使おう。
ちなみに、一部チャージ系コピー能力がつながる。
コピーによってはそのままフィニッシュになるため非常に強力。
後投げ ブレーンバスター
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
8% | 41F | 49F | ↖ | % |
相手を掴んだままバック宙の勢いで頭から地面に落とす。
追撃は望めないので、とりあえず相手を後ろに放り投げたい場合に。一応撃墜は可能。
上投げ いずな落とし
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|---|---|
10% | 51F | 79F | ↑ | % |
一瞬で高空まで飛び上がり、落下の勢いで相手を地面に叩きつける。
カービィの投げワザの中では最もふっとばし力が高い。
飛び上がりの上昇時はすり抜け床を貫通するが、落下時には貫通しない。
頭上にすり抜け床がある状態なら通常より早く撃墜できる。
フィニッシュに困ったカービィの最終手段なので、ワンパターン相殺の事を考えると相手の蓄積ダメージが大量に溜まるまで使わない方が良い。
ちなみに吹っ飛ばしベクトルの関係でフィニッシュ%が妙に安定しないという変な特徴がある。
下投げ もうれつストンピング
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
打撃 | 0.8%×9→1% (合計:8.2%) | 9-42F→56-57F | 87F | % | ||
投げ | 2% | 58F | ↗ | % |
相手を連続で踏みつける。
踏みつけに攻撃判定が発生する打撃投げで、追撃は出来ないのでダメージ稼ぎ専用。
合計10.2%とカービィの投げ技では最もダメージが大きいが、打撃部分の範囲が狭く相手の巻き込みには期待できない。
前投げから繋がる技がなくなってからはこちらに切り替えよう。
必殺ワザ
通常攻撃と異なり非常にトリッキー。特にすいこみによるコピーはカービィ特有。
全技リスクは大きく甘えは一切効かない。使うタイミングはしっかり見極めよう。
崖および復帰妨害(そのまま撃墜)時に有用な技が多い。
通常必殺ワザ すいこみ
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
吸い込み | 0% | 14-F | 72F | × | × | |
飲み込み | 10% | 8F | 29F | |||
吐き出し | 6% | 8F | 30F | → | 300%以上 | |
星型弾 | 10~20% | ↗ | % |
すいこみ
相手を吸い込む。ボタンを押している間は吸い込み動作をし続ける。
リーチはさほど長くないが半永久的に持続しガード不可なので、
リーチの短いファイターや体当たりを多用するファイターを拘束しやすい。
ファイターを吸い込んだ場合ほおばり状態となり、攻撃ボタンで吐き出し、必殺ワザボタンかスティック下で飲み込む。ほおばり中は遅めの移動と1回のみのジャンプができるので、星型弾をぶつけたいならこれで位置調整しよう。
なおファイター以外にも一部を除くアイテムを吸い込む事ができ、
その場合は吸い込んだ直後に飲み込む。アイテムや飛び道具を飲み込んだ場合は体力を1%回復する。
食べ物系のアイテムは普通に取った場合と同じ効果が現れ、
緑ブロックやワープスターなど取った瞬間に効果が現れるアイテムは飲み込まずに通常の効果を発揮する。
爆発物を吸い込んだ場合は5%のダメージを受け、箱などの大物アイテムは飲み込むのに少し時間がかかる。
回復手段としては回復値が頼りなさ過ぎるので、相手が設置したアイテムや、
自分では有効活用できないが相手には取られたくないアイテムを消すのに使うといいだろう。
相手の飛び道具をかき消す目的で使えなくもないが、すいこみの出が若干遅くタイミングを合わせづらい点には注意。
なおスマッシュボール、モンスターボール、マスターボール、どせいさん、コッコは吸い込めない。
相手をほおばったまま場外に飛び出して道連れ、あるいは途中で吐き出して自分だけ復帰するといった戦術もとれる。
場外戦を嫌がって崖際で待っている相手を吸い込んでそのまま落下していくといった方法もあるので、
復帰力が低いファイター相手には狙ってみるのも面白いだろう。
しかしいかんせん後隙があまりにも大きい上に相手のダッシュ攻撃などには何故か相殺されてしまう。
ある程度腕前を上げた相手の場合は封印安定にせざるを得ないだろう。どうしてもと言うならすいこみで締めるコンボか台座の下からジャンプしつつ狙うのが無難。
飲み込み/コピー
ほおばった状態でスティックを下に入力するか必殺ワザボタンを押す事で、口の中の物を飲み込む。
原作と違い、空中でも飲み込める。
「非コピー状態のカービィ」以外のファイターを飲み込んだ場合、相手の通常必殺ワザをコピーし、自分で使えるようになる。
コピーしたワザは元の持ち主との体格などの差から使用感に違いが出るが、
おおまかに打点の低さや空中機動力から飛び道具は使いやすくなる傾向があり、
逆に手足の短さやスピードの遅さから直接攻撃系は使いにくくなる傾向がある。
コピーした能力はアピールすれば捨てる事ができる。ただしforのオンライン対戦ではアピールに制限がかかるので、捨てすぎに注意。
カービィ最大の個性であり、戦術の幅を広げる重要な要素。
遠距離攻撃や決め手になる技といったカービィに不足している物を後から拡張できるというのは他のファイターには無い強み。
しかし得られる能力は相手依存であり、1%以上のダメージを受けると確率で強制解除と不安定要素が多く、
立ち回りの主軸というよりは、あくまで選択肢を増やす手段として見た方がいいだろう。
また、「すいこみ」自体がリスキーかつ当てるのがやや難しいという欠点もあるため、
相手によっては無理にコピーを狙わずに体術をメインに戦ったり、あるいは吸い込んでもコピーはせず、
ガード不能という特徴もある「すいこみ」のまま維持するという選択肢も考えたい。
乱闘では誰をコピーするかがポイントで、戦況に合わせた能力を選んでいきたい。
たとえば、飛び道具持ちが多い時にゼルダやメタナイトがいれば、彼らから飛び道具対策のワザをコピーできる。
一方、1on1では一種類しかコピー能力を得られないが、相手ファイターに対して得られるコピー能力が決まっているのでキャラ対策を立てやすい。
他にも、実は飲み込み時には攻撃判定が出る。乱闘ではそこそこ重要。
威力は飲み込んだ相手の体重が重いほど大きくなる。
吐き出し/星型弾
ほおばり状態で攻撃ボタンを押すと、口の中の物を星型の飛び道具として前方に吐き出す。
ファイターを吐き出した場合、吐き出したタイミングでそのファイターはダメージを受ける。
星型弾には攻撃判定があり、これを他の相手にぶつけて攻撃する事も可能。
ただし飛び道具扱いなので普通に反射される。その後どうなるかは言わずもがな。
なお、星型弾の威力は吸い込んだ相手の重さに依存する。
重量級ならスマッシュ以上の威力を出せるので、乱闘では狙ってみるのも面白い。
一部の相手限定だが高威力飛び道具を吸い込んだ場合も吐き出しができる。
高威力飛び道具はたいてい後隙が大きいためうまくいけば疑似反射として使える。
星型弾の飛距離は自分と吐き出したファイターの蓄積ダメージ差に応じて長くなり、相手側はレバガチャで素早く解除できる。
ちなみに0%vs999%ではエンジェランドのステージのほぼ端から端まで飛ばせるほどに飛距離が長くなる。
ステージの端近くで相手を吸い込んだ場合、場外に吐き出してフィニッシュワザとして運用する事もできるだろう。
横必殺ワザ ハンマー
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
ハンマー | 地上 | 19~% | 26-27F~ | 69F~ | ↗ | % | |
空中 | 15~% | 28-29F→42-43F~ | 71F~ | % | |||
鬼ごろし 火炎ハンマー | 地上 | 35% | 146F~ | F | 炎 | ↗ | 20% |
空中 | 27% | 146F~ | F | % |
ボタンを押してハンマーを構え、離すかAを押すと殴る。
溜め中は移動、方向転換、ジャンプができる。普通に移動するよりジャンプ連打の方が早い。
溜めを0.75秒以上維持するとハンマーが炎を帯び始め、
溜めを2.25秒以上維持すると構え方が変わる。自分の蓄積ダメージが100%以下の場合に少しずつダメージを受け続ける。
この状態でボタンを離すと鬼ごろし火炎ハンマーに変化する。
鬼ごろし火炎ハンマーは地上に限り攻撃直前まで無敵かつ、攻撃中にスーパーアーマーが発生する。
空中で使用した場合は威力が下がる代わりに横に2回転してハンマーを振り回す攻撃になる。
鬼ごろし~まで溜めた場合は空中で使っても地上と同じ攻撃になる。
カービィの持つワザの中では(一部コピーを除き)最強の威力を誇る技。
それどころかガノンドロフの通常必殺ワザ「魔人拳」(しかも振り向き版)にも引けを取らず、ファイター全体で見てもトップクラスの破壊力を持つ。
しかし重量級のスマッシュ並みに隙が大きく、溜めも長いので警戒されやすいと、小技の素早い連携を持ち味とするカービィとははっきり言って相性が悪い。
崖などで読み合いに持ち込んだりとこちら有位な状況下で使うのが基本。
とにかく扱いが難しい技だが、溜めた時の破壊力は本物。ガード割りを狙えるコピーなどと合わせて使ってみよう。
チーム戦なら味方のつかみや埋めといった拘束に合わせて使ってみるのも面白いだろう。
鬼ごろしは振り上げるので対空に使えそうだが、実は攻撃範囲や持続は通常版から一切強化されない。とんだ逆詐欺判定である
余談だが、最大溜め直前の空中版をシールドに2ヒットさせると確実にブレイクさせる事ができる。
クッパなど大柄なキャラでないと2ヒットする前に着地してしまうが、それでも決まれば吹っ飛びにくい重量級を素早く倒す事ができる。
上必殺ワザ ファイナルカッター
ダメージ | 発生F | 全体F | 着地隙 | 属性 | ベクトル | 撃墜% | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
カッター | 上昇 | 5% | 23-24F | 34F | ↑ | % | ||
下降 | 2% | 41-49F | ↓/→ | % | ||||
着地 | 5% | 1-2F | 30F | ↗ | % | |||
衝撃波 | 6% | 3-17F | → | % |
上昇しながら上に斬り飛ばし、そのまま下降しながら振り下ろし、着地と同時に前方に斬撃を飛ばす。
「星のカービィ スーパーデラックス」で登場した、カッターめったぎりのフィニッシュ部分の動作だけを抜き出したワザ。
ファイナルカッター系の復帰ワザだが、アーマーがないのでアイクの上B以上に妨害に弱い。
特にカウンター、反転、押し出し持ちが相手だと厳しい戦いを強いられる事になる。
ファイナルカッター系で最も崖掴まりメテオを意図的に狙いやすいが、吹っ飛ばしは弱いので空下などによる追撃までで1セットと考えよう。
カッターを前に突き出すモーションと上昇の速さから間合いが見切りにくいので、攻撃の打ち負けが大きな欠点であるカービィにとっては貴重な対抗手段となる。
ただし、実は喰らい判定もかなり広がってしまっているため、間合いを見切られたり間合いも何もない状況では見切りにくさによってごまかされていた判定の弱さをモロに突かれてしまう。
離れた位置からの牽制として使う分には衝撃波の存在もあって反撃は受けにくいが、明確に当てるつもりの間合いで出した場合、空振ると甚大な隙を簡単に取られてしまうので注意。
長所・短所の両面において先読みや置きの形で使い、できるだけ先端をかすめるつもりで使うのがベスト。
下必殺ワザ ストーン
ダメージ | 発生F | 全体F | 属性 | ベクトル | 撃墜% | |
---|---|---|---|---|---|---|
落下 | 18% | 29F~ | F | ↑ | % | |
着地 | 14% | 11F~ | F | → | % |
その場で岩などの重量物に変身し、落下して攻撃する。着地と同時に衝撃波を発生させる。
変身のパターンは、原作でもお馴染みの「ストーンカービィ」、「100t重り」、「トゲトゲ鉄球」、さらには『スーパーマリオ』の「ドッスン」、『パネルでポン』の「リップのおじゃまパネル」。見た目による性能変化は無い。
変身後にもう一度必殺ワザボタンを押すと変身を任意解除できる。
地上では変身完了までが早いが、変身と同時に着地するため衝撃波のみの攻撃となる。
空中では変身に時間がかかるが、落下中に攻撃判定がある。
変身中はある程度の攻撃を無力化するが、攻撃を受けすぎたり一定時間が経つと自動的に変身が解除される。
また変身中はつかみ系のワザは無力化できない。
落下しながら高威力の体当たりを行うという、単純にして強力なワザ。
しかし強力なだけにカービィのワザの中ではトップクラスに警戒されやすいワザの1つであり、
初心者の内はつい頼ってしまうワザであるものの、ある程度経験のあるプレイヤー相手だと、
発生と後隙の悪さ、そして落下するだけという単純な動きゆえに簡単に読まれて手痛い反撃を叩き込まれる。
落ちていくと見せかけて途中で変身を解除するなどのフェイントをかけたり、
場外の相手に対して復帰阻止で使ってみたりと色々工夫して使う必要があるだろう。
また上にふっとばされた際、追撃に飛んできた相手に対するカウンターとして働く場面もある。
乱闘では混戦部分に向かって落ちていくだけでも誰かに当たる事が多いので場荒らしワザとして光る。
変身中は合計25%未満の攻撃に耐えてくれるのでほとんどの復帰ワザに打ち勝つことができる。
さらに威力もスマッシュに次いで高い。
ただし、耐久力の関係で剣士系のカウンターには完全に無力…というよりカウンターされると自身の軽さもあってまず1ミス確定になる。
加えて、ネスのPKサンダー体当たりの出だしのダメージは25%なので見事に打ち負ける。
また、ファルコン、ガノンなどの復帰ワザがつかみ属性になっている相手には使うべきではない。
そして、パックマンのトランポリンが下にある状態では絶対に使ってはならない。
ついでに、ヒットストップ中は変身解除ができないので、落下中に多段ヒットのワザを受けると、最悪下に落ちてミスとなるまで変身解除できなくなることも。
最後の切りふだ ウルトラソード
ダメージ | 属性 | ベクトル | 撃墜% |
---|---|---|---|
3%→5%→2%×8→16%(合計:40%) | ↗ | % |
まず足元にスタン付きの星を出し、その後剣によるロック機能付きの振り下ろしをする。
この振り下ろしが当たれば剣によるラッシュの後、トドメに剣を巨大化させての振り下ろしが発生する。
尚、剣による攻撃はロックしていない相手にも当たる。
また最初の振り下ろしは至近距離であれば背後の相手にも当たる。
範囲はそこそこあるが最初の星が当たらないと見てから回避が出来てしまうので、カービィの基本である揺さ振りを掛けてから狙おう。
自信があるなら攻撃範囲こそ狭めだが発生の早い星の直接当てを狙ってみても良い。
また%帯によっては前投げから繋がる。
起き上がり・ガケのぼり攻撃
ダメージ | 発生F | |
---|---|---|
あおむけ | 7% | 16-17F→20-21F |
うつぶせ | 7% | 16-17F→20-21F |
しりもち | 5% | 19-20F→27-28F |
ガケのぼり | 7% | 20-22F |
カラーバリエーション
カラー | 身体 | 足 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | ピンク | 赤 | |
2 | 黄色 | オレンジ | 『カービィボウル』などの2Pカラーでお馴染みの色。通称:キービィ。 『スーパーデラックス』などのビームカービィもこの色。 ちなみにあのマリオの生みの親である宮本茂氏が考案したカラーである。 |
3 | 水色 | 青 | 『スーパーデラックス』のアイスカービィ。 『Wii』以降での3Pカラーとしてもお馴染みの色。 |
4 | 赤 | 赤紫 | GBA用・DS用ゲーム作品での3Pカラー。*3 |
5 | 緑 | 黄色 | GBA用・DS用ゲーム作品での4Pカラー。*4 『ウルトラスーパーデラックス』のプラズマカービィもこの色。 |
6 | 薄灰色 | 灰色 | ゲームボーイが単色のグラフィックだった事を意識したモノクロ調カラー。 また、海外版の初代カービィのパッケージには白色のカービィが描かれていた。 |
7 | オレンジ | 赤 | 『鏡の大迷宮』『参上!ドロッチェ団』でオレンジスプレーを使用した時の色。 |
8 | 紺色 | 薄紫 | 仮面を割られ、素顔を暴かれたメタナイト。 |
アピール
アピールをするとコピー能力を解除できる。
上アピール
原作でステージクリア時に踊るカービィダンス。
横アピール
くるくると回転した後に片足立ちでポーズ。
「スマブラ64」でカービィを選んだ時の動き。
下アピール
カメラの方を向き両手を振りながら「ハァ~イ」とアピール。
スマブラ64から続く伝統的なカービィのアピール。
動作時間が短いので、コピー解除目的ならこれ一択。
入場
ワープスターで地面に突っ込んで入場。
待機モーション
- 眠そうにうつむくが、顔を横に振って眠気を飛ばす。かわいい。
- その場で軽くジャンプし横(画面奥のほう)を向き、また正面を向きなおす。
リザルト
ファンファーレ
原作シリーズでもお馴染み「カービィダンス」のアレンジ。
勝利ポーズ
どのポーズも最後は両手と左足を上げる。
十字キー左
2回スライディングした後、回転してポーズ。
十字キー上
後ろを向き体を小刻みに揺らした後、宙返りしてポーズ。
十字キー右
正面を向いて両手を2回振った後、回転してポーズ。
拍手
頭の上で拍手してるつもりだが、手が届いていない。
笑顔がとてもかわいい。