Tier 8 イギリス 駆逐戦車 Turtle Mk. I (タートル マーク ワン)
現在伝説迷彩はオファーでの抱き合わせ以外での入手は不可能。
バージョン7.9で実装されたイギリスTier8プレミアム駆逐戦車。
Turtle(タートル)とはウミガメのことであり、その名の通り「リクガメ」Tortoiseをダウンサイジングしたような、一部重装甲・鈍足・高火力という特性を持つ。
2021年6月4日~18日までコンテナ形式で販売。
公式サイト:頑丈な Turtle Mk. I
この車両の購入を検討している初心者の方へ
豚飯などの車両テクニックやマップ、味方の構成など基本的なことを把握できていないうちはこの車両を購入することをおすすめしない。
なぜなら購入(課金)したからといって勝ちやすくなるわけではないため、自分も勝てずにイライラするし、味方にも迷惑をかけてしまう。
購入するときは自分にとってふさわしいか、使いこなせるか否かをよく考えよう。
直近90日の平均勝率:51.14%(2023年8月30日現在、ver10.1.5)
※平均勝率は参考数値であり、その車両の絶対的な強さを示すものではありません。
基本性能(v7.9.0)
※以下の数値は最終装備、搭乗員100%時の数値
車両名 | Tier | 国籍 | タイプ | 耐久値 (hp) | 車体装甲厚 前面/側面/背面 (mm) | 最高 速度 (km/時) | 重量 (t) | 超信地 旋回 | 射界 (度) | 隠蔽率 静止中/移動時/発砲時 (%) | 本体価格 (ゴールド) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Turtle Mk. I | VIII | イギリス | 駆逐戦車 | 1400 | 152/127/76 | 20/10 | 60.00 | 情報待ち | 左右20° | 23.30/14.00/4.87 | 情報待ち |
主砲
Tier | 名称 | 装填時間 (秒) | 発射速度 (発/分) | 弾種 | 平均 ダメージ (hp) | 平均貫通力 (mm) | DPM (hp/分) | 弾速 (m/秒) | 着弾分布 (m) | 照準時間 (秒) | 仰俯角 (度) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VIII | OQF 55-pdr AT Gun | 7.67 | 7.82 | AP APCR HE | 330 280 430 | 232 263 54 | 2581 2190 3364 | 792 991 792 | 0.364 | 2.01 | +20°/-10° |
※「着弾分布」:100mでの着弾分布。
※「照準時間」:照準円が最大まで広がった状態から、3分の1の大きさへ収束するまでにかかる時間。ゲーム内では最小の大きさへ収束するまでにかかる時間が表示されています。
エンジン
Tier | 名称 | 出力 (馬力) |
---|---|---|
VIII | Rolls-Royce Meteor P | 800 |
履帯
Tier | 名称 | 旋回速度 (度/秒) |
---|---|---|
VIII | Turtle Mk. I | 27.12 |
解説
装甲
正面中部は均一に実質250mm程度を確保しており、ここに当たった弾なら一部高貫通を除き弾き返す。そして、側面が127mmと分厚く(後部のエンジンボックスは102mm)、市街戦では射角を生かしての豚飯に向く。
戦闘室上部はほぼ垂直だが220ミリ弱は確保されており、同格の通常弾や格下の弾までならギリギリ止める事ができるが範囲が広い。装甲の厚み自体はかなりのものなのでミスショットだけではなく昼飯、豚飯からの急旋回といった小技も活用していこう
また、車体下部も薄く弱点。傾斜の緩い部分は220mm程度はあるが、下部は傾斜込みでもわずか130mmしかない。
背面は76~77mmと15cm級の榴弾が抜けてしまう。T49には注意しよう。
総じて他の英重駆逐と違って、かなりクセが強い。広い射角・俯角を活かして被弾面積を抑えながらも強気に動く場面や相手を見極めていく必要がある。
主砲
- OQF 55-pdr AT Gun
55ポンド砲と聞きなれない砲であるが、砲口径は108mmで通常弾の単発火力は330ダメージと大体KV-4の107mm砲に近いものとイメージしてもらえば良い。
通常弾の貫通力は232mm、課金弾の貫通力は263mmとAT 15の20ポンド砲とほぼ同じで、駆逐戦車にしては貫通力はかなり乏しい。加えて、精度も0.364とこのTierの英国戦車の割にはかなり悪いため、後方からの狙撃はあまり向いておらず、ある程度まで前線に出て戦うことになる。幸い、照準速度はかなり早いのでしっかり照準を絞り一発ずつ丁寧に当てていこう。
また、通常弾は弾速が非常に遅く距離減衰率も高いため、拡張パーツ「強装薬」で弾速を補うことは必須である。(それでも遅いことに変わりはないが)
使用感としてはAT 15の32ポンド砲(中間砲)に似ており、32ポンド砲から単発火力と課金弾貫通力を上げた代わりにDPMを大幅に落とした味付けとなっている。(本車のDPMは2581に対しAT 15のDPMは32ポンド砲で3182、最終砲の20ポンド砲で3458)
そのためDPMは同格TDの中では平均的な値であり、火力を過信して敵陣に突っ込むようなことはないように。
機動性
出力重量比ではAT15を若干上回っており、旋回速度もあちらより少し速い。
とは言え所詮イギリス重駆逐、ATシリーズ同様非常に鈍足でNDK耐性も皆無である。
立ち回り方
ATシリーズと同じく、格下相手ならば味方を引き連れて積極的に前線へ上がり、格上相手なら後方支援や中戦車の相手、という運用でよいだろう。
再三になるが、味方との連携を第一に置くことを忘れてはならない。
AT 2~AT 15迄のATシリーズは「重突撃戦車」の名に相応しい重装甲と手数型の主砲で、対峙する相手にもよるが力技での前線維持も可能であった。
しかし、本車輛及び完成形のTortoiseは、ストッピングパワー向上と引き換えに防御面での優位性をかなり失っており、棒立ちで最前線を支えるには心許ない装甲、そして相変わらずの鈍足が立ち回り上での難易度を高めている。特に、それまでのATシリーズで手数型の砲性能に慣れた紳士諸氏にとっては、履帯ハメを筆頭とした足止めや牽制をやり辛くなっており…少なからず違和感を感じる場面があるかもしれない。
ではどうすればいいの?といえば「気持ち交戦距離を確保し、地形を活かす」というセオリーに忠実たる事をおすすめする。
とはいっても、本車輛にせよトータスにせよ芋は厳禁であり、戦犯でもある。
砲の可動範囲が広くヒョイヒョイ狙えるとはいえ、所詮は無砲塔+鈍足車輛。適度に距離を取る事で射撃の自由度のなさを補いつつ、敵の射線を可能な限り絞り、弱点狙撃される可能性を減らそう。また、敵からの射線に対して装甲面を傾けるのは勿論だが、(マップにもよるが)地形の高低差を活かせる位置取りを意識して序盤から動いておくと、より防御力を水増ししながら被弾面積を抑える事ができる。
(逆に、敵から撃ち下ろされる本車輛は単なる経験値BOXでしかない)
敵に肉薄される事なく、付かず離れずの距離からどんどん撃っていこう。
また、本車輛やトータスでは、攻撃寄りの車輛特性ゆえヘルス管理もATシリーズに増して肝要である。
序盤はいたずらにヘルスを削る事なく温存に努め(しかし鈍足ゆえ芋ってはいけない。攻勢に出る機会を失ってしまいかねない)、中盤以降、ここぞというタイミングで残存ヘルスと攻撃力を活かして敵を殲滅していこう。
勿論、書くまでもないが味方との連携や位置取りへの配慮も大切だ。
といった具合に、ATシリーズ最大の優位性のひとつであった防御力において不安を抱えてはいても、全くどうしようもないという訳ではない。
味方との連携が取り辛い試合が少なくないBlitzの戦場においては苦しい思いをする事が多々あるだろうが、中生代三畳紀からしぶとく生き延びてきた種族であるカメの名を冠する車輛らしく、ふてぶてしく逞しく生き延びていこう。
総評
クレジット係数と引き換えに性能面に難を抱える、本来の課金戦車らしくまとまった一両である。純粋なスペックでは残念ながら現環境では性格の近いAT 15やJagdtiger 8.8に対して明確なアドバンテージを見出すことは難しく、扱いこなすには相当の腕と愛と紅茶が必要である。あくまでゴールドの使い道に困るほどの金持ちや物好きが買う車両である。
公式紹介動画では重装甲であると示したいがために、格下の、それも通常弾貫徹力が最低クラスのLeoと対峙させている(スコープはLeoの通常弾使用時の視点。それでも動画中、下部は赤くなく抜ける判定となっている)。上部の弱点や下部以外の装甲が分厚いのはその通りなのだが、なぜこんな苦し紛れの動画を作るくらいなら、この致命的な弱点を強化しなかったのか...。もちろんコメントも非難の嵐である。
現在ではbuffのおかげもありLeo相手なら課金弾すら通さない装甲を手に入れた。良かったね。下部?知らない子ですね…
Turtleの名誉のために補足しておくと、PC版では問題の上部は254mm(つまりBlitzでは50mmも削られているのだ)、車体下部も実質200mm前後と非常に堅牢。また主砲性能もAT 15の上位互換であり、逆にTurtleがAT 15を食う形となっている。だからってなんでこんな調整にしたんですか?
特徴
長所
- 後述する弱点部以外は厚い正面、側面装甲
- 広い砲の可動範囲(俯角10°,射角左右20°)
- 駆逐戦車としては高いHP
- 課金弾の貫徹力の距離減衰率が非常に低い
108mm砲なのに120mm級の射撃音
短所
- ハルダウンをするにも、豚飯をするにも晒さなければならない戦闘室上部装甲の垂直部
- ATシリーズと違い、しっかりと弱点である薄い車体下部
- 速度・加速・旋回、何をとっても絶望的な機動力
- 駆逐戦車にしては乏しい金弾貫通力(263mm)
- 国籍と口径の割にガバい砲精度(WZ-120-1G FTの122mm砲よりも精度が悪い)
- 792m/sと遅すぎる弾速(ラインメタル(645m/s)、T49(683m/s)につぎ同格ワースト3位。ちなみに、どちらも口径15cm級の大口径砲である...)
歴史背景
戦車事典より
このタートル (Turtle) Mk. I は敵要塞に対する突破攻撃を想定した突撃戦車です。1943 年に開発がスタートし、学生プロジェクトとして設計された案のうちのひとつが戦車技術学校 (イギリスのチャートシー) で設計案として提案されました。本案は設計案のみに終わりました。
ちなみに、Turtleという語は英米で語義が異なり、英ではウミガメを、米ではカメ類全般を指す。このため米でウミガメを指す場合は"Sea Turtle"となる。
また生物としてのウミガメ類は概して大型で、実は大抵の場合リクガメより大きい。また現生カメ類最大種はオサガメ(ウミガメ上科)とされている。名前的にはむしろこちらがTortiose
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ツリー化、枝化とは?
- コメント1 -- 2018-09-28 (土) 6:00:00
- コメント1に関連したコメント2 -- 2018-09-28 (土) 7:00:00
- コメント1に関連したコメント3 -- 2018-09-28 (土) 8:00:00
- コメント3に関連したコメント4 -- 2018-09-28 (土) 9:00:00
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