図書館一号館

Last-modified: 2024-02-14 (水) 06:26:18

図書館一号館~WoTBlitz的ネタ集~

かつて、本wikiの一部のページに掲載してあったお楽しみの(怪)文章まとめです。
※注:この手の文章を書きたくなった場合は車両ページではなくこのリンク先ページに書き込みましょう。

 

なお、これ以上文章を追加すると行数オーバーとなり正しく表示されないため新規追加は一号館二号棟にお願いします。
一号館第二棟はこちら

作文用テンプレート コピペしてお使いください。

車両名(wikiページ準拠)?

タイトル

ここに文章を入れてください。
車両名には車両のwikiページの名称を入れてください。()内は不要です。

Panther I

パンターの試練?書き途中

彼、パンターはちょうどガレージから戦場に出庫しようとしている。
読み込まれ始め、戦闘が開始した。マップはディスペア砦。場所は南東側だ。
彼は試合が開始して真っ先に茂みに隠れ、スポットを行った。しかし、味方が1両しかいないことに気づくと彼は味方を連れ進んだ。
反対側のHTルートは拮抗しており裏どりをしなければと判断したからだ。

VK 30.02 (D)
走れVk(長文注意)

第一話・暴虐WG

VK 30.02 (D)は激怒した。必ず、かの邪知暴虐の運営を除かなければならぬと決意した。VK 30.02 (D)には政治がわからぬ。
VK 30.02 (D)は、WoTbの住民である。笛を吹き、チーム・パットシナイの仲間と遊んで暮らしてきた。けれども邪悪に対しては、人一倍に敏感であった。
今日未明、VK 30.02 (D)は村を出発し、野を越え山越え、十里離れたこのカスティーリャの町にやって来た。VK 30.02 (D)には評価も知名度もない。
ほぼ誰も乗らない。tier6のVK 30.01 (D)と二人暮らしだ。この妹は、WoTbのある律儀な車両を、近々花婿として迎えることになっていた。結婚式も間近なのである。
VK 30.02 (D)は、それゆえ、花嫁の衣装やら祝宴のごちそうやらを買いに、はるばる町にやって来たのだ。まず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
VK 30.02 (D)には竹馬の友があった。AMX AC mle. 46である。今はこのカスティーリャの町で、駆逐をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。
久しく会わなかったのだから、訪ねていくのが楽しみである。
歩いているうちにVK 30.02 Dは、町の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、町の暗いのはあたりまえだが、
けれども、なんだか、夜のせいばかりではなく、町全体が、やけにさびしい。のんきなVK 30.02 (D)も、だんだん不安になってきた。
道で会った低ティアの車両をつかまえて、何かあったのか、二年前にこの町に来たときは、夜でも皆が歌を歌って、町はにぎやかであったはずだが、と質問した。
若い衆は、首を振って答えなかった。しばらく歩いてVAE Type Bに会い、今度はもっと語勢を強くして質問した。VAE Type Bは答えなかった。
VK 30.02 (D)は両手でVAE Type Bの体を揺すぶって質問を重ねた。VAE Type Bは、辺りをはばかる低声で、わずか答えた。
1「WGは、戦車をナーフします。」
「なぜナフるのだ。」
「オーバーパワーを抱いているというのですが、だれもそんな、性能をもってはおりませぬ。」
「たくさんの戦車をナーフしたのか。」
「はい、初めは運営様のお気に入りドラキュラを。それから、御自身のお世継ぎを。それから、スマッシャー様を。それから、スマカス様のお子様を。
それから、ヘルシング様を。それから、賢臣のアナイアレーター様を。」
「驚いた。WGは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。人を信ずることができぬというのです。このごろは、臣下の心をもお疑いになり、少しくOPな性能を持つ者には、
人質一人ずつ差し出すことを命じております。御命令を拒めば、ナーフにかけられて殺されます。今日は、六人ナーフされました。」
 聞いて、VK 30.02 (D)は激怒した。
 「あきれた運営だ。生かしておけぬ。」
   VK 30.02 (D)は単純な男であった。買い物を背負ったままで、のそのそS4の教会に入っていった。
 たちまち彼は、巡邏の警吏に捕縛された。調べられて、VK 30.02 (D)の懐中からはAP弾が出てきたので、騒ぎが大きくなってしまった。
 VK 30.02 (D)はWGの前に引き出された。
「このAPで何をするつもりであったか。言え!」
暴君WarGamingは静かに、けれども威厳をもって問い詰めた。そのWGの顔は蒼白で、眉間のしわは刻み込まれたように深かった。
「町を暴君の手から救うのだ。」とVK 30.02 (D)は、悪びれずに答えた。
「おまえがか?」WGは、憫笑した。
「しかたのないやつじゃ。おまえなどには、わしの孤独の心がわからぬ。」
「言うな!」とVK 30.02 (D)は、いきりたって反駁した。
「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪徳だ。WGは、プレイヤーの忠誠をさえ疑っておられる。」
「疑うのが正当の心構えなのだと、わしに教えてくれたのは、おまえたちだ。人の心は、あてにならない。人間は、もともと私欲の塊さ。信じては、ならぬ。」
暴君は落ち着いてつぶやき、ほっとため息をついた。
「わしだって、平和にして良いゲームを望んでいるのだが。」
「なんのための平和だ。自分の地位を守るためか。」
今度はVK 30.02 (D)が嘲笑した。
「罪のない戦車をナーフして、何が平和だ。」
「黙れ。」WGは、さっと顔を上げて報いた。
「口では、どんな清らかなことでも言える。わしには戦車のはらわたの奥底が見え透いてならぬ。
おまえだって、今にはりつけになってから、泣いてわびたって聞かぬぞ。」
「ああ、WGはりこうだ。うぬぼれているがよい。わたしは、ちゃんと死ぬる覚悟でいるのに。
命ごいなど決してしない。ただ、――」と言いかけて、VK 30.02 (D)は足元に視線を落とし、瞬時ためらい、「ただ、わたしに情けをかけたいつもりなら、
処刑までに三日間の日限を与えてください。たった一人の妹に、亭主をもたせてやりたいのです。三日のうちに、わたしはWoTbで結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰ってきます。」
「ばかな。」と暴君は、しゃがれた声で低く笑った。
「とんでもないうそを言うわい。逃がした小鳥が帰ってくると言うのか。」
「そうです。帰ってくるのです。」VK 30.02 (D)は必死で言い張った。
「わたしは約束を守ります。わたしを三日間だけ許してください。妹がわたしの帰りを待っているのだ。そんなにわたしを信じられないならば、よろしい、
この町にAMX AC 46という駆逐がいます。わたしの無二の友人だ。あれを人質としてここに置いていこう。わたしが逃げてしまって、三日目の日暮れまで、
ここに帰ってこなかったら、あの友人を絞め殺してください。頼む。そうしてください。」
 それを聞いてWGは、残虐な気持ちで、そっとほくそ笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰ってこないに決まっている。このうそつきにだまされたふりして
、放してやるのもおもしろい。そうして身代わりの男を、三日目に殺してやるのも気味がいい。戦車は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、
その身代わりの戦車を磔刑に処してやるのだ。世の中の、正直者とかいうやつばらにうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを聞いた。その身代わりを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰ってこい。遅れたら、その身代わりを、きっと殺すぞ。ちょっと遅れてくるがいい。
おまえの罪は、永遠に許してやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。命が大事だったら、遅れてこい。おまえの心は、わかっているぞ。」
 VK 30.02 Dはくやしく、じだんだ踏んだ。ものも言いたくなくなった。
 竹馬の友、AMX AC 46は、深夜、王城に召された。暴君WarGamingの面前で、よき友とよき友は、二年ぶりで相会うた。VK 30.02 Dは、
友に一切の事情を話した。AMX AC 46は無言でうなずき、VK 30.02 Dをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。
AMX AC 46は縄打たれた。VK 30.02 Dはすぐに出発した。初夏、満天の星である。

第二話・VK 30.02 D君さぁ

VK 30.02 Dはその夜、一睡もせず十里の路を急ぎに急いで、村へ到着したのは、翌あくる日の午前、陽は既に高く昇って、パットシナイ村の村人たちは野に出て戦闘をはじめていた。VK 30.02 Dの十六の妹も、きょうは兄の代りに羊群の番をしていた。よろめいて歩いて来る兄の、疲労困憊こんぱいの姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。
「なんでも無い。」VK 30.02 Dは無理に笑おうと努めた。「カステラに用事を残して来た。またすぐカステラに行かなければならぬ。あす、おまえの結婚式を挙げる。早いほうがよかろう。」
 VK 30.01 (D)は頬をあからめた。
「うれしいか。綺麗きれいな迷彩も買って来た。さあ、これから行って、村の人たちに知らせて来い。結婚式は、あすだと。」
 VK 30.02 Dは、また、よろよろと歩き出し、ガレージへ帰って自身の戦績を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。
 眼が覚めたのは夜だった。VK 30.02 Dは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。婿の牧人は驚き、それはいけない、こちらには未だ何の仕度も出来ていない、葡萄ぶどうの季節まで待ってくれ、と答えた。VK 30.02 Dは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれ給え、と更に押してたのんだ。婿の牧人も頑強であった。なかなか承諾してくれない。夜明けまで議論をつづけて、やっと、どうにか婿をなだめ、すかして、説き伏せた。結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の、神々への宣誓が済んだころ、黒雲が空を覆い、ぽつりぽつり雨が降り出し、やがて車軸を流すような大雨となった。祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでも、めいめい気持を引きたて、狭い家の中で、むんむん蒸し暑いのも怺こらえ、陽気に歌をうたい、手を拍うった。VK 30.02 Dも、満面に喜色を湛たたえ、しばらくは、WGとのあの約束をさえ忘れていた。祝宴は、夜に入っていよいよ乱れ華やかになり、人々は、外の豪雨を全く気にしなくなった。VK 30.02 Dは、一生このままここにいたい、と思った。この佳い人たちと生涯暮して行きたいと願ったが、いまは、自分のからだで、自分のものでは無い。ままならぬ事である。VK 30.02 Dは、わが身に砲弾打ち、ついに出発を決意した。あすの日没までには、まだ十分の時が在る。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には、雨も小降りになっていよう。少しでも永くこの家に愚図愚図とどまっていたかった。VK 30.02 Dほどの男にも、やはり未練の情というものは在る。今宵呆然、歓喜に酔っているらしい花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっとご免こうむって眠りたい。眼が覚めたら、すぐにカステラに出かける。大切な用事があるのだ。私がいなくても、もうおまえには優しい亭主があるのだから、決して寂しい事は無い。おまえの兄の、一ばんきらいなものは、人を疑う事と、それから、嘘をつく事だ。おまえも、それは、知っているね。亭主との間に、どんな秘密でも作ってはならぬ。おまえに言いたいのは、それだけだ。おまえの兄は、たぶん偉い男なのだから、おまえもその誇りを持っていろ。」
 花嫁は、夢見心地で首肯うなずいた。VK 30.02 Dは、それから花婿の肩をたたいて、
「仕度の無いのはお互さまさ。私の家にも、宝といっては、妹と羊だけだ。他には、何も無い。全部あげよう。もう一つ、VK 30.02 Dの弟になったことを誇ってくれ。」
 花婿は揉もみ手して、てれていた。VK 30.02 Dは笑って村人たちにも会釈えしゃくして、宴席から立ち去り、羊小屋にもぐり込んで、死んだように深く眠った。
 眼が覚めたのは翌る日の薄明の頃である。VK 30.02 Dは跳ね起き、南無三、寝過したか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには十分間に合う。きょうは是非とも、あの王に、人の信実の存するところを見せてやろう。そうして笑って磔の台に上ってやる。VK 30.02 Dは、悠々と身仕度をはじめた。雨も、いくぶん小降りになっている様子である。身仕度は出来た。さて、VK 30.02 Dは、ぶるんと両腕を大きく振って、雨中、矢の如く走り出た。
 私は、今宵、殺される。殺される為に走るのだ。身代りの友を救う為に走るのだ。WGの奸佞かんねい邪智を打ち破る為に走るのだ。走らなければならぬ。そうして、私は殺される。若い時から名誉を守れ。さらば、ふるさと。若いVK 30.02 Dは、つらかった。幾度か、立ちどまりそうになった。えい、えいと大声挙げて自身を叱りながら走った。村を出て、野を横切り、森をくぐり抜け、隣村に着いた頃には、雨も止やみ、日は高く昇って、そろそろ暑くなって来た。VK 30.02 Dは額ひたいの汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはや故郷への未練は無い。妹たちは、きっと佳い夫婦になるだろう。私には、いま、なんの気がかりも無い筈だ。まっすぐに教会に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要も無い。ゆっくり歩こう、と持ちまえの呑気のんきさを取り返し、好きな小歌をいい声で歌い出した。ぶらぶら歩いて二里行き三里行き、そろそろ全里程の半ばに到達した頃、降って湧わいた災難、VK 30.02 Dの履帯は、はたと、とまった。見よ、前方の川を。きのうの豪雨で山の水源地は氾濫はんらんし、濁流滔々とうとうと下流に集り、猛勢一挙に橋を破壊し、どうどうと響きをあげる激流が、木葉微塵こっぱみじんに橋桁はしげたを跳ね飛ばしていた。彼は茫然と、立ちすくんだ。あちこちと眺めまわし、また、声を限りに呼びたててみたが、繋舟けいしゅうは残らず浪に浚さらわれて影なく、渡守りの姿も見えない。流れはいよいよ、ふくれ上り、海のようになっている。VK 30.02 Dは川岸にうずくまり、男泣きに泣きながらRNGに手を挙げて哀願した。「ああ、鎮しずめたまえ、荒れ狂う流れを! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、王城に行き着くことが出来なかったら、あの佳い友達が、私のために死ぬのです。」
 濁流は、VK 30.02 Dの叫びをせせら笑う如く、ますます激しく躍り狂う。浪は浪を呑み、捲き、煽あおり立て、そうして時は、刻一刻と消えて行く。今はVK 30.02 Dも覚悟した。泳ぎ切るより他に無い。ああ、神々も照覧あれ! 濁流にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、いまこそ発揮して見せる。VK 30.02 Dは、ざんぶと流れに飛び込み、百匹の大蛇のようにのた打ち荒れ狂う浪を相手に、必死の闘争を開始した。満身の力をエンジンにこめて、押し寄せ渦巻き引きずる流れを、なんのこれしきと掻かきわけ掻きわけ、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿には、神も哀れと思ったか、ついに憐愍れんびんを垂れてくれた。押し流されつつも、見事、対岸の樹木の幹に、すがりつく事が出来たのである。ありがたい。VK 30.02 Dは馬のように大きな胴震いを一つして、すぐにまた先きを急いだ。一刻といえども、むだには出来ない。陽は既に西に傾きかけている。ぜいぜい荒い呼吸をしながら峠をのぼり、のぼり切って、ほっとした時、突然、目の前に一隊の山賊が躍り出た。

T57 Heavy Tank

タイトル

港湾のMTルートの丘を一気に乗り上げた!
敵重戦車から通行料を喰らう。だが止まらず駆け上がった!
そして対岸を見渡すとこちらの存在に気づいたE50が対岸の奥へ身を防ごうと移動する。
その隙を見逃さなかった。履帯を突く。レストアを用いて一刻も早く私の砲弾を回避しようとしたE50は失敗した。
何度も履帯を突く。私の弾倉は一発、二発と減っていく。彼のHPは200を切り、味方がとどめを刺した。
私の友達にフランスのAMX50Bがいる。彼も同じように3発120mm自動装填装置を搭載しているが
性能を見ると異なる点がいくつかあるのだが、似た性能どうしで昔からの付き合いだ。
戦闘から帰還中彼は自身の揺動砲塔を上下に振りながら自身の国籍のガレージへ地平線の向こうへと消えた。
この惑星面積小さすぎでは?
私は昔からこの惑星・BLITZに生息しているので新車両が来る時に何となくでどんなのが来るか予想できるスキルを身につけた。
前は何だっけ、確か4発ローダーのチェコスロヴァキアMTルートだっけ・・・・
寝る。
朝、起床するとともに悪寒が車体を貫いた!
嫌な予感がする!なんか自分の立場奪われそうなやつ来るかも!
WG「新しい家族だよ。T57 Heavy Tank君と同じような性能を持つYoh君だ。」
3~6Yohs「「「ち~す」」」
ざわ・・・ざわ・・・
WG「えっと、見た目で色々思うことがあると思うけど気にしないでね」
きっしょ。何あの砲塔。特にtier9よ。
WG「自己紹介してね!!!」
7yoh「T29先輩の上位互換だと思うyoh」
3yoh「打倒エーミールandAMX50100」
5yoh「(我々には聞き取れない地球外からの言語)
6yoh「Hey guys!!! We have a gift for us!」
エイリアンいますよ。
50Bに新車両の事を話していたら突然IS-4がボロボロの状態でやってきた。
どうしたのか聞くと、彼らにボコボコにされたらしい。
「1.7秒で900DMG??」
我ら古参オートローダー組よりダメージは低いが間隔が短すぎる。間違えて1/2にしたやろ**WG
続くかも

VK 45.02 (P) Ausf. A

分類を捨てた戦車

彼は、装甲が薄い。重戦車なのに、だ。そんな彼の名はVK 45.02(P)Ausf.A。シコマルAの愛称で呼ばれる。彼は今日も同格の重戦車達にいじめられていた。
T32 「お前装甲薄すぎだろ、それでも重戦車か?」
tiger II 「情けないよな、俺達を見習って欲しいぜ」
T-2020 「もうAlectoの方が装甲厚いんじゃね?」
EMIL 1951 「それはないだろwww」
彼は悔しかった。言い返してやりたかった。しかし、装甲が薄いのは事実だ。
「俺にもあんな装甲があれば...」
そこで彼は、運営に装甲を厚くしてほしいと頼んだ。しかし、運営には、
「こっちは忙しいんだ。お前みたいな影の薄い戦車に構っている暇はない。帰った帰った。」と言われ、追い出されてしまった。
それでも彼はめげずに戦闘に向かった。だが、結局敗北続きだった。勝率もどんどん下がっていき、味方からもいるだけで邪魔な存在だと言われるようになった。
「くそっ、どうすれば良いんだ...」
彼はどうしても勝ちたくて、wikiで自分のページを開いてみた。すると、「立ち回り方」の場所にこんな言葉を発見した。
「重戦車としての運用に囚われず足が遅めの中戦車と思って立ち回るといいだろう。」
それを見た彼は、自分が負け続ける理由がようやく分かった気がした。
「そうか、そういう事だったのか... 俺も中戦車の立ち回り方で戦えば、勝てるかも知れない... よし!!」
彼は居ても立っても居られなくなり、戦場に出発した。

今回はtier9もいた。敵のWT auf Pz.IVが言った。
「見ろよ、今回は敵にシコマルAがいるぜ! これは勝ち確定だなwww」
WT auf Pz.IVはかなり自信満々なようだ。

戦闘開始!!

その合図と共に、味方達は前に進んでいった。ただ、彼は一人、進まなかった。立ち回り方でまだ少し悩んでいたのである。
「うーん、wikiに書いてあった通り中戦車の立ち回り方で行くべきなのか... でも初めてだし失敗したらどうしよう...」
間もなく敵が現れた。前のHT達が必死に戦っている。だが、彼はまだ動かなかった。そのうち味方がAFKと勘違いするようになった。ちょうどその頃、彼は決意した。中戦車の立ち回り方で戦うと。
「例え味方に何と言われようと、やらなければ何も始まらない!!」
敵がHT達に夢中になっている間に彼は裏に回った。そして、後ろががら空きの敵に砲撃した。
「何だ?」
敵が振り返る。その隙に味方が撃破してくれた。
その後も順調に敵を倒していき、残りはWT auf Pz.IVのみとなった。

「おのれ、よくも仲間を!!」
WT auf Pz.IVはそう言い弾を放つ。シコマルAの履帯が切れた。その間に味方がダメージを与えて行くが、奴の装填が完了してしまった。すぐにでも逃げたいが、修理キットがクールダウン中で使えない。
「仲間の仇だ、喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

ドーン‼

奴の砲弾がシコマルAに飛んできた。彼は、もう終わりだと思った。しかし...

「装甲非貫通」

という表示が出た。彼は無傷だった。
「嘘だろ!? 俺の弾を耐えた... 一体どういう事なんだ!?」
実は、砲弾は運よく砲塔の硬い部分に当たったのだ。絶望して固まったWT auf Pz.IVに味方達が砲撃を与える。
「今だ、シコマルA!! 殺れ!!」
味方の内の一人がそう叫ぶ。
「了解!!」彼はそう答え、奴を目掛けて砲撃した。
「な... なぜ俺が..... お前なんか.. に...」
WT auf Pz.IVは、そう言い残し動かなくなった。
「やった... やったぞ!! 俺は、勝ったんだ!!」
彼は幸せな気持ちだった。味方も彼を褒め称えた。

それ以来、彼は中戦車の立ち回り方で戦うようになった。勝率もぐんと上がっていき、彼をいじめていた重戦車達も何も言わなくなった。そして彼は、「分類を捨てた戦車」として有名になった。彼は幸せな毎日を送っているが、あえて不満を挙げるとしたら、重力戦でスラスターが使えない事ぐらいだ。

T92E1

「ミサイルが・・・消された」
アップデート情報を見た私は落胆した。
代わりにHEATに置き換えられ、ただ狙ったところにしか飛ばないその対戦車榴弾を嫌悪し
ミサイルの復活を望んだ。
他のtier9仲間は私を懐古主義であると思うだろう。半月たってもミサイルを忘れられなかった。
しかし戦闘に行かないのは腕がなまる。HEATを10発持っていきミデルフのスポットポジで安心した顔で通る敵MT共をスポット
ミサイルを積んでいたなら撃てたろうに。

慣れないHEATを敵戦車に発砲し恵まれた機動力で敵弾を交わしていく。

実装初期はtier10シェリダンと私で唯一ミサイル保持車両という事でもてはやされた。
敵の甘い弾を弾き、敵が打てないところからミサイルを撃ち貫通させ、機動力を生かした戦法で次々に勝利していった。
しかし、イギリスに軽戦車ツリーが実装されると知りその性能に驚愕した。
同じtierのヴィッカースに私は妬んだ。
私を使っていたプレイヤーは使いやすいヴィッカースに流れていった。

そんな回想をしたところで少し離れたところから味方へ横を取ろうとするHTに上振れダメを叩き
経験値を稼ぐ。

実装初期から1年以上がたった中でこのAPCRは使い勝手がいい。
弾速が遅いのがネックだがこの火力を履帯にも吸われない、APCRで撃てるのが良かった。
ミサイルは第二の武器だった。稜線射撃以外の目的ではほとんどミサイルは使わなかった。
私の恵まれた機動力で側面を撃てたからだ。

しかし私はHEATを使ってて気づいたことがある。
ミサイルより扱いづらいと思っていたHEATが使いやすい。
なにか悲しい気がして、ガレージに戻った。
同じtier9達はミサイルの削除で喜んでいるようだった。
私は悲しい。
いくら理不尽な攻撃でヘイトを買ったとしても・・・・

そして私はT92E1、過去の栄光を忘れ新たな自分磨きに励んでいる。
ミサイルを扱えるようになる前の過程と同じく私は試行錯誤している。

KV-2
_閲覧注意_

見るの?

マジで見るの?

そうですか。

やったぜ。 投稿者絶殺糞土方 (8月16日(水)07時14分22秒)

昨日の8月15日にいつもの浮浪者のSU-152(n歳)と先日メールくれた汚れ好きの土方のWT
(n歳)とわし(kv-2)(n歳)の3人でカステラ北にある川の土手の下で盛りあったぜ。
今日は明日が休みなんでショップでゴールドとパッケージを買ってから滅多に人が来ない所なんで、
そこでしこたまコンテナ引いてからやりはじめたんや。
3人で砲身舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たHE砲弾を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、弾痕の穴がひくひくして来るし、爆風が出口を求めて車内の中でぐるぐるしている。
SU-152に弾痕の穴をなめさせながら、WTのの弾痕の穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの観測装置にHEをドバーっと出して来た。
それと同時におっさんもわしもHEを出したんや。もう顔中、HEまみれや、
3人で出したHEを手で掬いながらお互いの体にぬりあったり、
傷まみれの砲身を舐めあってAPで突っ込みあったりした。ああ~~たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又HEを突っ込むともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
SU-152の弾痕の穴にわしの砲身を突うずるっ込んでやると
弾痕がHEと爆風でずるずるして気持ちが良い。
WTもSU152の口に砲身突っ込んで腰をつかって居る。
傷だらけのSU152の砲身を掻きながら、思い切り砲撃したんや。
それからは、もうめちゃくちゃにおっさんと兄ちゃんの砲身を舐めあい、
HEを塗りあい、二回も赤字を出した。もう一度やりたいぜ。
やはり大勢でHEまみれになると最高やで。こんな、変態KV-2とHEあそびしないか。
ああ~~早くHEまみれになろうぜ。
カステラの北であえる奴なら最高や。わしは163*90*53,SU-152は165*75*60、や
HEまみれでやりたいやつ、至急、メールくれや。
土方姿のまま砲撃して、HEだらけでやろうや

T49

ー冬のマリノフカー
__________
「自分は誰よりも優秀」
そんなことを思い込み丘の上の茂みに身を隠す。
いつもいつも池の方に向かう敵車両をスポットしながらHEに弾種変更しレティクルを収縮させる。
T-43を先頭にPantherが付き走っていく姿が見え,丘のふもとで砲塔を出していた Centurion Mk. Iが後続のPanther にAPを叩き込んだ。
193ダメージPantherのヘルスが削れた。自分はそこのヤツよりも大口径で強力なダメージが出せるのにと思い、
にカウンターをしようとして後退したPantherの側面に「152 mm Gun-Launcher XM81」のHEが突き刺さる。
738ダメージを削り72km/hの快速で離脱した。

「私はそこら辺のMTLTより十分抑止力があるし快速、大口径。優秀なのは間違いない。
だけどネックなのはこの装甲だ。軽戦車の宿命とはいえやはりつらいところがある。
同業者がいた場合どちらもHEが刺さり大ダメージをもらうしモジュールがいくつも損壊する。
しかし私はこの性能に誇りを持つ。」

重戦車ルートの軽装甲駆逐にHEを撃ち、地面に当たったHEを見て思う。
「精度」

精度。私にとって禁句と言えるが拡張で何とかなるしよく狙えば当たる。
だけど気にしない。だって他の車両もしっかり狙わないと外れるから。

翌日Ver4.2.0に世界は更新され車両性能の変更の知らせが私のもとに届いたが見もせずそのままいつものように戦場へ向かった。
「おかしい・・・」
おかしい。何かが。先日までHEを貫通できた車両が抜けない。何故だ。
しかも抜けたとしてもモジュールがあまり損壊しない。
しかも心なしか装填時間が遅くなった気がする。

ただ普通の戦果を上げ知らせを見ると私の車両変更が行われていた。
___なんだって
装填時間は遅くなりHE貫通力は低くなりモジュール損壊率も下がってる…!
ふざけるな・・・WGに訴えやがった奴がいるんだ!
訴えた奴は大体予想が出来ている(多分SPICらへんだろ)

あわてるな、弱体化を受けても私は優秀だ。間違いない。

何年もの月日が流れいつの間にか見知らぬ車両で溢れるようになった。
いくらかの車両は私にとって経験値にしかならないものもあれば逆に私の立場を脅かす存在も出てきた。
昔ほどの戦果は上げられなるもそれでも私は誰よりも優秀だ。
そう、優秀・・・・

Spahpanzer SP I C

今日も彼女はお気に入りの中間砲を、その小さな砲塔に乗せて走り回っていた。

廃線にて。既に味方HTどもは崩壊。どうにかMT達と協力して、敵のHTとMTを狩れたは良いものの、その味方MTも敵ISU-152の正確な射撃でどんどん倒れて行く。彼女が最後の敵MTを狩ったその瞬間、最後の味方が倒れた。
彼女とISU、タイマンが始まってしまった。

既にスポットは切れているはず。ついに最後の1人となった彼女は、ひとまずキメ撃ちが来なさそうな所に身を隠した。彼女は震えていた。寒いのでは無く、消耗した自分が152mmHEでワンパンされるこのへの恐怖でだ。
ピリッとした強い恐怖が襲う。次の瞬間、妙にふんわりな暖かい感覚に包まれ、彼女は冷静になる。
残り時間は2:20、エンブよし、アドレナリンよし...丁寧に確認した後、エンジンをふかして中央の茂みに入る。

とりあえずこの茂みで5秒ほどスポットしてみる事にした。
「...! 見えた!!」
敵スタート地点付近の芋ポジでキメ撃ちを飛ばしてるようだ。
恐れることはない、そう自分に言い聞かせて、見つからぬように岩陰や茂み裏を通りながらヌルヌルと近づいて行く。

距離にして約210m、ついにバレた。
ピコーン!
ここまで見つからなかったと言うのだから流石に優秀な隠蔽である。
「見てなさい、このままNDKしてやるわよ」
彼女は緊張していた。少しでも気を抜けばエイムが狂ってしまいそうだ。
「ここッッ」 ドンッ
ISUの反応より一瞬早くAPを撃ち込んですかさず右カーブ。地面がガタガタ、と言うより震えで照準拡散が酷かったが運良く当たったようだ。
ISUがぐりっと旋回し、こちらを向く。
彼女は左に曲がり蛇行しようとした。だが何という事だろう、ISUはまた旋回してそっぽを向いてしまったのだ。
そのままISUは微動だにせず、彼女は不思議に思いながらスッと背面に回り込んで張り付いた。

「...ISU、あなた何でさっき撃たなかったのよ?」

ISUの背中はあたたかく、心地が良かった。

「あら理由なんて無いわよスピック。強いて言えば、あなたがチョロチョロとこっちに向かってくるのが可愛かったから、かしらね?」
「理由になってないわよ」
「理由なんて無いと言ったじゃない」

数十秒、沈黙が流れる。

スピックが背中に擦り寄ってくる。寒いのだろうか、そんなに可愛いから撃てないのだよ。
と、ISUは心の中で若干愚痴る、と言うかデレる。

「あなたこそ、もう装填は終わってるはず、さっさと次弾を撃てばいいじゃないのよ」 そうISUが煽る。
「嫌よ、今はこうしていたいの...」
「変なの。まぁ私もだけど」

彼女、いや、スピックは自分の行動が不思議でならなかった。相手に戦意があろうがなかろうが、早く仕留めてしまえばいいのに、と。
だがスピックは疲れていたのだろう。毎日殺伐とした戦場で中間砲を撃ち続け、殺して、殺して、殺されての生活を送っていたスピックにとっては、突如現れたISU-152という名の温もりは、やすやす手放したく無いものだった。

「あなたの背中、温かいもの..」
スピックがそう呟く。
ISUは後ろでスピックが何かぼそっと言った事にはきづけたが、それが何を言っているのかは聞こえなかった。

「おい何で2人とも砲身上げてんだよ」「fu ck」「wtf splc」 チャット欄が荒れている。だが彼女らにはどうでも良い話であり、それは視野の端っこで流れて行くだけの文字列だった。

2人はそのままなにも言わず、まるで永遠の様な甘い時間を過ごした。

...結局、結果は引き分けとなり、彼女らは各々のガレージに戻った。
その夜、スピックは激しい不安と、言い表し難い、興奮するような感情で寝つくことが出来なかった。
その感情とは平たく言ってしまうと”胸を焦がす”なのだが、スピックにははそれがどうしても分からなかった。

T71

T71の悲劇1

T71はいつもの様に置き偵察をしていた。T71の視界は400m。これはLTの中でも最大級である。T71を前に多くの敵はファインドアウトされてしまった。
G.W.Panther「T71クンありがとう!どーん♪」
敵戦車は爆散四散
敵は自分のスポットを前にジリジリ溶けていく。皆はT71を羨望の眼差しで見ていた。
戦場も中盤に差し掛かり敵中戦車からの強襲を受けた。T71が視界だけだと思ったか!
どーんどーんどどんがどーん♪
単発150の6連発。瞬間火力900を敵中戦車に叩き込む。瀕死になった敵は驚いたようで急いでトンズラした。
終盤でも火力を存分に発揮し、結果は勝利!
Tiger(P)「やっぱT71はすごいや!」
ARL44「T71さんのおかげっす!」
Comet「T71かっこいい!」
そうだT71は強いだけじゃない。楔型装甲に揺動式砲塔を装備した容姿は先進的で同格戦車の人気者である。
今日もゴキゲンで戦闘を終えたT71はガレージへの帰路に着いた。
その途中の事だ。Blitzで戦っている戦車達が通りすがった。
FV4202「聞いたか?T57を戦場で見た奴がいるんだってよ?」
Maus「本当か?あんなん実装されたら戦場はどうなっちゃうんだ」
T71は驚き、共に嬉しさが込み上がって来た。
T71は十分に強く、自分にも満足はしていたが、最近実装された第2軽戦車ツリーにお株を奪われているような気がしていたのである。
Blitzに実装されるのであれば間違いなく、実装されてから長い揺動砲塔ツリーが来るはずだ。
M41 Walker Bulldogの居ない戦場だったら、自分はもっと讃えられるはずだ!
そう思ったT71はBlitz実装と共にBlitzの戦場に移籍することを決心したのであった。
Blitzアップデートの前夜、G.W.pantherがお別れ会を開いてくれた。
ARL44「もう行ってしまうんですか…」
Comet「寂しくなっちゃうね」
Tiger(P)「向こうでも頑張ってね」皆がT71の移籍を悲しんだが、これは自分の更なる飛躍のためだ。そうT71は確信し、寂しさと共に大きな希望を抱き、ガレージで眠ったのであった。

 

次の日の朝、T71は違和感で目が覚める。
T71「車体が........」
T71は自分の車体を鏡で見て絶望した。楔型装甲であった車体は、ギャデラック社の設計した車体へと姿を変えていた。
T71「こんなんじゃ...まるでキメラだ」
しかしPC版WoTでも昔はこの姿であった。この位の事は妥協しなければならない。そうT71はどうにか自分に言い聞かせ、装備品、弾薬を整え、迷彩も塗り替えて初の戦場へと向かうのであったが........

T71の悲劇2

T71はblitzに来るにあたって様々なものを失ったが、それでもなお自分の立ち位置を獲得していた。
IS-3「くっ…ここから身動きがとれない!」
前線でIS-3たちが敵重戦車と戦闘しているが、膠着状態に陥っていた。
T71は味方を助けるべく走り出した。主砲こそ衰えたが、かつての機動力は健在である。迅速に敵の背後を突いたT71は攻撃を始める。
いきなり攻撃を受けた敵重戦車は慌てて車体を旋回させる。
IS-3「バカめ!背中がガラ空きだ!」
敵戦車は爆発四散。
その後も撹乱を続け、結果は勝利!
IS-3「助かったぜT71!」
SPIC「俺も負けてられないな!」
ISU-152「いつもスポットありがとう!」
本家と比べてだいぶ衰えを感じていたがそれでもT71はまだ自分に自信を持っていた。
今日も気分良く戦闘を終えたT71はガレージへの帰路についた。
その途中の事である。tier5の戦車たちが通りすがった。
M4「T49がおかしい…」
M7「どういうことだ?」
M4「T49の名前がT67になってるんだ!今日はまだ話してないからよくわからないけど…見た感じはいつも通りだった…」
T71は寒気を感じた。
(なんだって?T67?そんなバカな、T67はblitzには…)
そこまで考えてT71は凍りついた。
そう、これは本家と同じ仕様である。そして本家のT49が居るルートにはM41 Walker Bulldogが居る。
今のところWargamingは何も言っていない。だがこの名称変更の示す意味は…M41 Walker Bulldogの登場であろう。

 

T71は愕然とした。元々の攻撃性能でM41に負けている所を隠蔽率や視界でM41との差をつけてきたのだ。 blitzのマップは狭いため隠蔽率の差は縮まる。おまけに視界は減らされてしまっている。

 

自分はM41の下位互換になるのではないか?

 

T67「どうしたのT71クン?顔色悪いよ?」
T71「うわぁぁ!…な、なんだT49か、お、驚かせるなよ…」
T67「…ボクはT49じゃないよ?T49って誰?」

 

T71は叫びながら夢中で走り出した。
T71は自分のガレージに飛び込み、扉を勢い良く閉めた…

T71の悲劇3

T49がT67と名前を変えて幾らかの月日が流れた。T71は自分の上位互換になりかねないM41 Bulldogの実装に心から恐怖しながらも戦闘に出撃していた。
しかし動揺し、恐怖している状況で目覚ましい活躍が出来るはずもなく、幾度となく撃破された。以前は称賛に満ち溢れていたはずの周りの声は罵倒と失言に変わった。
IS-3「君は使えないな。なぜ急に立ち止まるんだ?」
SPIC「T71君の事尊敬してたのに…なんであんなに動き始めるが遅いの?見損なったよ。」
彼は自己嫌悪に陥り数日間ガレージに引きこもった。
その間に世界線はver.3.8からver.3.9に移行した。
T71はその事を全く知らなかったが、「このままではダメだ」とガレージを飛び出し戦場へと躍り出た。
しかし降り立った戦場の敵には「M41 Bulldog」の文字があった。ver.3.9への移行に気づいていないT71は驚き、震えた。
T71「なぜBulldogがいるの…?また僕の立場は奪われてしまうの…?」
彼はBulldogに出会わない事を祈って出撃し、いつものように偵察へ向かった。
しかし捕捉したのは、「M41 Bulldog」であった。彼はあまりの恐怖に逃げ出した。だがBulldogは追いかけ、T71を仕留めんと向かってくる。
「戦うしかない」そう心に決め、T71はBulldogとの1対1の勝負に挑んだ。
…結果はT71の勝ちだった。弾倉の打ち切り時間・再装填時間共に勝っていたため、タイマンでBulldogは手も足も出なかった。
その後、後続の味方と連携して敵を包囲し、戦闘に勝利した。
ガレージに帰る途中、T71はひとまず勝てた事に喜び安堵したが、すぐに疑問が浮かび上がった。
T71「なぜBulldogはあんなに弱かったのかな?いくら本家から弱体化があるにしても…」その時、T71はver.3.9の広告を発見した。「新マップ マヤ遺跡/プレイヤー間の評価システム/アメリカ第2軽戦車ルートの実装/課金弾の性能変更…」この見出しを読み終えた時、T71は全てを理解した。
勝ったのだ。性能面であのM41 Bulldogに勝ったのだ。
ガレージに着くと、郵便受けには先刻の戦いでの称賛の手紙の数々が届いていた。
IS-3「最近調子悪かったみたいだけど、すごくよかったよ!ありがとう!」
SPIC「やっぱりT71君はすごいや!前はひどい事言ってごめんね。」
再び数々の称賛を受け、Bulldogに勝利し、T71は勇気と自信を取り戻した。
T71「少し本家と姿形が違っても、笑いあえる味方がいる!Bulldogにも決して負けない!ここが僕の居場所なんだ!」
そしてT71は意気揚々と次の戦場へ向かった。その姿はまるで車体が変わる前のようだったと言う…

Pz.Kpfw. V/IV

ベルゲパンター君は1人、指揮車として○○○重戦車大隊で働いていました。
その外見はパンターの車体にIV号戦車の砲塔と、ずいぶんと奇抜な形をしていたため、いつも同じ大隊の仲間にいじめられていました。
「僕にも戦闘ができたら、みんなが驚くような戦果をあげられるのに…」
しかしその夢は叶いませんでした。
実はベルゲパンター君の砲塔は回らなかったのです。
それもこれも、想定していた使用方法が指揮車輌だったためです。
その夜も、彼は枕を涙で濡らしながら眠りにつきました。

 

「見ろよ、またベルゲの野郎が来たぜ」
翌日、彼は朝からポルシェティーガー君にいじめられていました。
「前しか撃てない7.5cm砲なんて、III号突撃砲で十分だろ?被弾面積が広いだけじゃないか」
心無い言葉が浴びせられます
「大丈夫、tier7の戦闘が始まればこいつらは居なくなるから…」
ベルゲパンター君は耐えました。
耐えて、耐えて、耐えて、耐えました。
やがて彼らはマッチングメーカーに呼ばれ、書記長達の宴の埋め合わせとして"戦場"に送られました
彼は傷ついた心をどうにか癒そうと、部屋に帰ろうとしました
「不遇だね」

 

え?

 

「不幸な目に会っているね」

 

なんだこれ⁉空から声が…

 

「ソ連の車輌は、みーんな幸せにしてきた。しかし、ドイツの車輌はこんなにも不幸だったのか…」

 

神の声なのでしょうか。ベルゲパンター君に話しかけます。

 

「君は特別だ。ドイツのみんなには内緒で、特別な魔法をかけてあげよう」

 

その声が聴こえた直後、天から謎の光が差し込み、ベルゲパンター君は眠りに落ちました。

 
 

目が覚めて、最初に見たものは空でした。
「空って、青いんだな…」
ぶぉぉぉぉぉん。ぶぉぉぉぉぉん。
隣から、懐かしいエンジン音がして、振り向きました。
「IV号戦車だ!」
懐かしき彼の昔の体が、隣に居ました。
ぶぉぉぉぉぉん。ぶぉぉぉぉぉん。
今度は反対側から知らないエンジン音がして振り返りました。
その表示はVK36.01H
「知らない戦車だけど、かっこいいなぁ…」
彼が見惚れていると、ある事に気がつきました。

 

「横を見てる… 僕が横を見てる⁉」

 

そう、彼の砲塔が動くようになっていたのです。
「昨日の…昨日の声のおかげだ!」
初めて見た戦場には、知らない戦車がいっぱい
でも何も怖くない。彼は自信と重量に満ち溢れた、立派な中戦車となったのです。
「神様ありがとう!僕はいつか、いつかポルシェティーガー君に勝るような戦果をあげて神様に恩返しをするよ!」
そうして、彼の「はじめてのせんとう」がはじまったのです。

Pz.Kpfw. V/IV “小噺”&“番外編”

開く

ー1941年,HIMMELSDORF(ヒメルズドルフ)
「助けてくれ!」
Pz.IV Gが叫びます。そう、今まさに彼はKV-1の前で履帯を切られて動けなくなっていたのです。KVの残HPは100に満たず、彼は何時でもKVを葬る事が出来る...筈でした。
そう、撃てさえすれば。
彼は直前の被弾によって弾薬庫を損傷していたのです。
再装填まであと10秒...しかしKVは再装填を終えようとしていました。
「殺られる!」と思った、その時でした。
目の前にLeopardのような戦車が立ちはだかり、KVを返り討ちにしたのです。
しかも一撃で。
しかし。
一発で100dmgを削るなどLeopardには不可能な芸当です。
彼は訝ります。
「こいつはLeopardじゃない...誰だ?」
ふと、車輛上の表示を見ると、そこにあった文字は、
『Pz.V』
「Panther...?」
いいえ、違います。その車輛名には続きがありました。
『Pz.V/IV』
《「おまけ」に続く》

おまけ(という名の後編)

《KV-1視点》
「ファシストの犬め!地獄で反省しろ!」
KV-1は驕っていました。
確かに彼の85mm砲を以てすればHPの殆ど残っていないPz.IV Gを葬る事など造作もありません。加えて相手は弾薬庫を損傷し、反撃も出来ません。
しかし。
彼には見えていませんでした。
自身の側面から突進してくる『猛獣』が...
「これで終わりd
どかーん。
そしてその『猛獣』は彼に体当たりし、彼から残HPを全て奪っていきました。
「...誰だ?」
黒焦げとなった自身の前にいたのは、
『Pz.V/IV』
Pz.V 『Panther』の車体にPz.IV Gの砲塔を載せた...
そう、まるで『(ぬえ)』のような車輛でした。
「くそっ...俺が『鵺』なんかに...ッ!」

 

次の日。
戦場では、彼がTierIVのMatildaを相手に腹いせをする姿が目撃されたと言います。
「お前には俺の気持ちは分からないよなぁ!!『砂漠の女王(Desert・Queen)』さんよぉ!!」
と、叫びながら。

 

-END-

 

DraculaAMX CDC

CDCの夢-前編-

「畜生!前線のHTは何をしているんだ!」
そう言いG.W. E 100は弾を放った。弾は確かに的を捉え、レティクルの中心に弾は飛んだかのように見えました。
いいえ、弾は確かにレティクルの中心に飛びました。しかしそれは唸りを上げ、彼の後方の土を掘るだけでした。
「何故此処まで、侵攻を許したのdぐっ……」
そう叫びながらG.W. E 100はしばらくの間もがき、そして動かなくなりました。
物言わぬ残骸となったそれを一瞥し、彼はその場を去って行きました。

彼の名は"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"。フランスのtier8中戦車です。
彼は同じフランスのリボルバータイプのAMX 13 90を羨ましく思いながらも、tier10の特権である1200馬力のエンジンを持つことを誇りに思い、決して現状を不満だとは思っていませんでした。
本来なら計画倒れの"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"はこの世に生を受けることもなかったのです。『自らは恵まれている。』そう考えてさえいました。

ただ彼は時折悪夢にうなされることがありました。古傷が痛むこともありました。
「ああ、もし車体がもう一回り小さければあの弾は避けれたのに。」「ああ、あの時履帯の修理ができていればもっと戦果を挙げられたのに。」
ないものねだりは良くありません。そうつぶやき彼は架空のヒーローの夢を見て眠りにつくのです。

 

「俺は最速の中戦車なんだ。tier10にも負けないパワーで。誰よりも速く。あらゆる障害物や坂をも越え。決して止まらず。自慢の90mm砲で敵をやっつけるんだ。」
ヒーローになった彼にかなうものはいません。スターリン兄弟だって今だけは目じゃありません。

 

……彼は不思議な夢を見ました。
場所はいつもの"鉱山"。でも何かが違う気がします。
「…HD化されていない…起伏が大きい…tier差が縮んでる…それに味方も敵も7両だけだ…それに心なしかマップが狭い気がする……そうか、ここは本家Wotじゃなくて"Blitz"の世界なんだ。」
そう考えればHPが減っているのも、装填に時間がかかるのも納得です。
それにいつもの自分ではなく、黒いマントを纏ったヒーローのその姿です。
彼は期待に胸を膨らませいつもの丘へと向かいました。

つづく…

CDCの夢-後編-

黒き鎧をまとい、戦場を駆け抜ける一人の戦車がいた。
彼の名は"Dracula"、かっては"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"と呼ばれていたが、その当時の彼を知る者はここにはいない。
「F*CK Dracula!!!!」ISUはそう叫びながら渾身の一撃を放つ。
しかし彼はそれを難なくかわし、ISUの喉元に食らいついた。程なくしてISUは物言わぬ死体となった。
飛び交う賞賛と怒号。彼は幸せだった。

ミッションを地道にこなして貯めたゴールドで買った自分の迷彩を彼は気に入っていた。
だが今彼を取り巻く環境はそれよりずっと良かった。

1000m四方の世界で鍛えた彼にとって300m四方の世界など取るに足りないものだった。tier1にさえzbkoされた彼にとってマッチング改定により+1としか当たらないのはなんと幸せだったか。
そして何より、何の手違いか彼はtier7としてblitzの世界に招き入れられたのだ。
彼は文字通り"tier不相応"の強戦車であることができた。

 

しかしその日は突然訪れた。

 

ある朝、彼は懐かしい違和感とともに目覚めた。

その体は一回り大きくなり、緑と青を混ぜた独特の塗装に戻っていた。
「……!これは…!?」
そう。これはかっての姿、"イシー・レ・ムリノー シャッセー・ドゥ・シャー"と呼ばれていたころのそれだ。

その日の戦闘で彼は信じられない光景を目にする…

 

Sherman Firefly

走れSharman※かなり文量があります

Sharman Vは激怒した。必ず、かの邪智暴虐のAGFを除かなければならぬと決意した。Sharman Vには政治がわからぬ。Sharman Vは、イギリスの中戦車である。紅茶を飲み、英ポンド砲と遊んで暮して来た。けれども改装に対しては、人一倍に敏感であった。きょう未明Sharman Vは村を出発し、ドーバー海峡を超え、二十里はなれた此のノルマンディーにやって来た。Sharman Vには竹馬の友があった。M4である。今は此のノルマンディーで、四号戦車の相手をしている。その友を、これから訪ねてみるつもりなのだ。

歩いているうちにSharman Vは、海岸の様子を怪しく思った。ひっそりしている。もう既に日も落ちて、海岸の暗いのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、陣全体が、やけに寂しい。のんきなSharman Vも、だんだん不安になって来た。路で会った二等兵らをつかまえて、何かあったのか、と質問した。二等兵らは、首を振って答えなかった。しばらく歩いて下士官に会い、こんどはもっと、語勢を強くして質問した。下士官は答えなかった。Sharman Vは両手で下士官のからだをゆすぶって質問を重ねた。下士官は、あたりをはばかる低声で、わずか答えた。
「AGFでは、虎を倒せません。」
「なぜ倒せないのだ。」
「75mmで十分だ、というのですが、誰もそんな、信用しておりませぬ。はじめはM4A1が。それからA2E4も。それからA2E8も。それからFuryも。それからA3E2も。それから、カナダ生まれのRam2も。」
「おどろいた。AGFは乱心か。」
「いいえ、乱心ではございませぬ。ただ戦車の、稼働率を上げろ、というのです。」
 聞いて、Sharman Vは激怒した。「呆れた指導者だ。生かして置けぬ。」

 Sharman Vは、単純な戦車であった。予備履帯を、背負ったままで、のそのそ連合軍総司令部に入って行った。たちまち彼は、巡邏のchafeeに捕縛された。体を調べられて、Sharman Vの懐中からは17ポンド砲が出て来たので、騒ぎが大きくなってしまった。Sharman Vは、元帥の前に引き出された。
「この17ポンド砲で何をするつもりであったか。言え!」暴君AGFは静かに、けれども威厳を以て問いつめた。
「戦車兵をAGFの手から救うのだ。」とSharman Vは悪びれずに答えた。
「おまえがか?」AGFは、憫笑した。「仕方の無いやつじゃ。おまえには、戦争の仕方がわからぬ。」
「言うな!」とSharman Vは、いきり立って反駁した。「性能を過信するのは、最も恥ずべき悪徳だ。AGFは、戦車兵の声をさえ無視して居られる。」
「だまれ、供与の者。」AGFは、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな事でも言える。おまえだって、泣いて詫びたって聞かぬぞ。」
「ああ、自惚れているがよい。私は、ちゃんと死ぬる覚悟で居るのに。命乞いなど決してしない。ただ、ーーー」と言いかけて、Sharman Vは足もとに視線を落し瞬時ためらい、「ただ、私に情をかけたいつもりなら、処刑までに三日間の日限を与えて下さい。17ポンド砲の、威力を見せつけたいのです。三日のうちに、私は虎を撃破し、必ず、ここへ帰って来ます。」
「ばかな。」とAGFは、嗄れた声で低く笑った。「とんでもない嘘を言うわい。虎を狩って帰ってこれるというのか。」
「そうです。帰って来るのです。」Sharman Vは必死で言い張った。「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許して下さい。小隊員が、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないならば、よろしい、この市にM4という戦車がいます。私の無二の友人だ。あれを、人質としてここに置いて行こう。私が逃げてしまって、三日目の日暮まで、虎を撃破できなかったら、あの友人をスクラップにして下さい。たのむ、そうして下さい。」
 それを聞いてAGFは、残虐な気持で、そっとほくそ笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ帰って来ないにきまっている。この嘘つきに騙された振りして、放してやるのも面白い。そうして身代りの戦車を、三日目に鉄屑にしてやるのも気味がいい。英国戦車は、これだから信じられぬと、わしは悲しい顔して、その身代りを自爆させるのだ。世の中の、強然戦車とかいう奴輩にうんと見せつけてやりたいものさ。
「願いを、聞いた。その身代りを呼ぶがよい。三日目には日没までに帰って来い。遅れたら、その身代りを、きっと破壊するぞ。ちょっと遅れて来るがいい。おまえの罪は、永遠に許してやろうぞ。」
「なに、何をおっしゃる。」
「はは。命が大事だったら、遅れてて来い。お前の心は、分かっているぞ。」
 Sharman Vは口惜しく、地団駄を踏んだ。ものも言いたくなくなった。

 無二の友、M4は、深夜、総司令部に召された。暴君AGFの面前で、友は、二年ぶりで相逢うた。Sharman Vは、友に一切の事情を語った。M4は無言で頷き、Sharman Vをひしと抱きしめた。友と友の間は、それでよかった。M4は、縄打たれた。Sharman Vは、すぐに出発した。初夏、満天の星である。

 

AMX ELC bis

ELCの実力

時はウシミツアワー。
戦場は混沌を極めている。

 

飛び交う砲弾と罵声の雨を掻い潜りながら、自慢の152mmを引っさげ昼飯も知らない初心者を叩き潰す。
心穢れたソ連のKV-2は今日も今日とてtier6を満喫していた。

 

終盤の1vs1、手に汗を握る終盤戦。
敵の位置は大方把握し、あとは装甲と火力にものを言わせて、HEを掠らせるのみ…そう楽観的に考えていた。

 

…が、進み続けても敵が見えぬ。
逃げられたのかもしれない…そう思い踵を返した彼の後ろから、小さく…平べったい…まるでブリキの玩具のような戦車が現れた。
距離にして80m。80mですら見つけられないというのか。

 

「ドーモ、ELCです。」
「ドーモ、ELC=サン。KV-2です。」

 

一瞬の静寂が終わり、両者が詰め寄る。
KV-2は自信に満ち溢れていた。
履帯を壊されても2回は直せるし…HPも有り余っている。
旋回速度上昇も組み込んでNDK対策もバッチリ。

 

…が、しかし。
ニンジャめいた瞬間移動により、その小人は自身の脇腹へと潜り込んでいた。

 

「ハイクを詠め、KV-2=サン!」
これが噂に広まりしハラキリ・ジツ。
自慢の巨躯が仇となり、彼の小さすぎる体に攻撃が届かない。
「アイエー!サヨナラ」

 

…これぞインガオホー。
小柄な彼もまた、巨躯な自身と同じく
一騎当千の猛者であったということであった。

Hetzer

ちょっとカメラ止めろ

駆逐戦車は我がドイッチュラントで生まれました。アカソ連の発明品じゃありません。我が国のオリジナルです。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。

傾斜装甲がお好き? 結構。ではますます好きになりますよ。さあさどうぞ。駆逐戦車のニューモデルです。

快適でしょう?んああ仰らないで。正面上部は硬い、でも重装甲なんて見かけだけで下部は薄いしよく撃たれるわすぐ廻り込まれるわ、ろくな事はない。貫通力もたっぷりありますよ、どんな重装甲の方でも大丈夫。どうぞ試してみて下さい、いい砲でしょう。余裕の音だ、火力が違いますよ。


………
………………
………………………
何だねこれは。

 

Type 97 Chi-Ha

この戦車は日本で生まれました。
アメリカの発明品ではありません。しばし遅れを取りましたが、今や巻き返しの時です。
豆タンクがお好き?結構。ではますます好きになりますよ。
装甲が紙。しかも砲も弱いし、速度も遅いわ。すぐ撃破されるわ、
ロクな事ない。
俯角もたっぷりありますよ。どんな地形でも大丈夫。
どうぞやってみてください。余裕の俯角だ。ソ連とは違いますよ。

・・・・・なんなんだこれは・・・。

 

SU-152

彼はSU-152。ソ連ティア7駆逐戦車だ。
彼はいつものように自慢の152mm榴弾を砲身に詰め敵を狙っていた。
今日は格下戦というだけあってかなりご機嫌のようだ。
・・彼の射線に敵が現れた。
type64だ。あいつはここにSU-152がいることも知らず裏取りをしようとしていた。
そして彼は撃った。
たった一撃でtype64は跡形もなく消えた。
彼はワンパンの中毒性に犯されていった。

____ある日____
同格のSU-100M1に122mm砲を勧められ
いつもより軽い砲弾を砲身に詰め、
獲物を狙っていた。今度はSPICだ。
またもや裏取りをしようとしていた。
「なんての注意力のない奴だろう」彼はそう思いながら
122mm榴弾を撃った。500ダメージだった
彼は152mm以下の砲を使ったことはない。貫通こそあるものの
物足りなさだけが彼の頭に渦巻いていた。

たった一戦で122mmを捨て152mmに換装した。

彼はまた敵を狙っていた。
今度は格上戦らしい。

あれはtigerだ。
HEATを装填し撃った。
ダメージは490ダメージだった
彼はイラついた。
なぜ大口径の自分が上振れた12cmのような単発を出さなければいけないのだと。

彼は今もガレージに引きこもっている。
あの日から戦闘に出る気をなくしたらしい。
彼はもう動かないだろう。永遠に。
SU-100M1はそう思う
火力だけが取り柄だったSU-152
があの単発を経験したんだ。
いつも火力ばかり見ていた彼にとって
そのことは重大なショックだったらしい

 

T95

T95は負けると思いました。
何せ残っている敵はT92E1でした。
味方も撃破され味方はAFKのLOWEだけでした。実質1対1でした。


T92E1「おっとそこから離れるなよ」
そう後ろから聞こえた
しかしT95は距離を離すために動きました。
T92E1「そうか・・」

















T92E1「すがすがしい日だよな、外は。
履帯で大地が揺れ、砲弾が飛び交う。
そんな日にお前さんのような鈍足駆逐戦車は______」








T92E1「ガ レ ー ジ に 帰 っ て も ら う ぜ 。」






最悪な目に合いそうな気がする

T95は急いで旋回しました。
T92E1は恐ろしく速い速度でT95の側面を取った
¦
その瞬間T95にT92E1の15cm砲弾が貫く。
T95「くそ、あと一発さえ当たれば・・・」
T92E1のHPは48.HEで仕留めきれるHPでした。


でしたが。回り込まれた以上。何もできません。
あと12秒ほどでT95は撃破されます。


T92E1「はっははははもう終わりだなあ?」

  • あと5秒
    T95「糞。当たりさえすれば」
    あと2秒




    T92E1「これで終わりだ!」ドッカーン
    弾は見事貫通しました。
    これで戦闘終了かと思ったT92E1ですが___

    T92E1「wtf!?HP1で残りやがった!?くそ、何故だ!?!」
    T95「やった!装填がもうじき終わるぜ?さあ、ガレージに戻りな」
    飽きれて動けなくなった
    T92E1を押さえ込みHEを撃ちましたが・・
    T92E1「おっとそれは問屋が___ぐふっ!!!!」

999999999999999

T95は一瞬何が起こったかわかりませんでした。
どうやらAFKのLOWEが動き出し、撃破してくれたようでした。

T95「ありがとう。LOWE。」

T95達は全ての戦車に対して勝利を誇示すべく砲身を最大仰角にあげました。

 

SU-100Y

彼は、それはそれはとても大きな駆逐戦車でした。その車重は64t、搭載する主砲は130ミリ。その威容は、マッチングした敵を悉く畏怖させます。今日も彼は、不運にもボトム戦になってしまった敵のtier5戦車達の命を文字通り刈り取っていくのです・・・。

 

ズドォォォォン!
果敢にも開幕偵察に出たLeopardは、一瞬のうちに消し炭になりました。
ズドォォォォン!!
アンブッシュから放たれた一撃は、Wolvarineのヘルスを全て奪い去りました。
ズドォォォォン!!!
最後までしぶとく生き残ったKV-1は、弾薬庫を射抜かれ爆散しました。

 

巨躯。そして異形。戦場を闊歩する姿は猛牛の如し。そうして再び「狩り」へと赴く、その戦車はSU100Y。この世界に生まれてからまだ数戦の彼は、自らの力に酔いしれていました。
「自分に敵う者などいない。」
彼は、疑う事もなくそう思っていました。あの時までは。

 

その日彼が戦場で見たのは、まさしく異形の戦車でした。砲塔が真四角なのです。しかし、砲塔が家の形をした戦車(ヘーベルハウス)も狩ったことがある彼が、その程度の事を気にかけるなどということはありませんでした。
「名前は、KV-2か。マーカーからして、君は重戦車だろう。そんなに短い砲身で戦場に出てくるなんて、泣きを見るだろうに」
激突。爆散。
・・・泣きを見たのは、152ミリ砲が放った榴弾によって一撃で吹き飛ばされたSU-100Yの方でした。確かにKV-2の砲身はとても短いものでしたが、その砲弾を貫通させてしまうほどに100Yの装甲は薄かったのです。彼の亡骸を一瞥して去っていくKV-2の背中は、「無知は罪である」ということを何よりも雄弁に語っていました。

 

100Yは、敗北を知りました。自らのアイデンティティをKV-2に奪われた彼は、すぐ不調に陥りました。ワンパンへの恐怖が、前線へと向かう彼の足を止めてしまうのです。あの頃の威勢は見る影もなく、彼は臆病な戦車になっていました。前線から遠く離れた茂みが、いつしか彼の居場所となっていたのです。
この日もまた、彼は狙撃に勤しんでいました。幸いにも、自慢の主砲には十分な精度があります。超遠距離の茂みから見つかることなく撃つのであれば、確かに彼に敵うものはいませんでした。
「ここならヤツが来ることはないだろう」
しかし、そんな願いは脆くも崩れ去ります。
右方にマーカー。忘れもしない、四角い砲塔。間違いなく、彼のトラウマである「ヤツ」が現れたのです。周囲に味方はいません。幸いにも、まだ気付かれてはいないようでしたが、彼の心はすっかり恐怖に染め上げられていました。

 

恐怖。思考。恐怖。思考。・・・決意。
直ぐに見つかってしまいましたが、彼が自らの心を決めるには十分な時間でした。
「俺は、俺はーーー」

True end

「ーーー戦おう、正々堂々と。そして散るならばそれまでだ。」

 

彼の履帯は震えていました。怖い。恐ろしい。まだ死にたくない!未だ恐怖が支配する心をどうにか鎮め、彼はKV-2に向き直りました。距離は数十メートル。お互い砲弾を避けることは出来ないでしょう。そんな中、彼は敢えて距離を詰めました。何故そうしたのか、彼自身もわかりませんでした。どちらかが生き、どちらかは死ぬ。そんな戦場の空気が、彼の背中を押したのかもしれません。お陰でKV-2は照準を定められず、棒立ちのままでした。
砲撃。600ダメージ。決めきれないことは、100Yも分かっていました。衝突。180ダメージ。それでも彼は、文字通り全力でぶつかりました。
しかし、それでもKV-2のヘルスは残っていました。彼に出来ることはもうありません。

 

「ああ、敵わなかった。」彼は、漠然と思いました。轟音。間違いなく、152ミリ砲が火を噴く音です。そして彼は爆散、、、しませんでした。奇跡、とはこのようなことを言うのでしょう。KV-2の放った砲弾のダメージは全て主砲に受け止められていたのです。KV-2は反動でダメージを受け自爆。完全勝利とは言い難いものでしたが、100Yは確かに勝利を収めたのです。

 
 

以来、SU-100Yは変わりました。トラウマを超えた彼は、もはや臆病さの欠片もありませんでした。スナイパーとして、そしてスモウレスラーとして、獰猛な狩人が戻ってきたのです。

 

・・・今日もtier6戦場には巨大な駆逐戦車が現れ、敵戦車を蹂躙しています。敵を撃ち抜き撥ね飛ばすその姿は、「アカの猛牛」として恐れられているそうです。

 
Bad end

「ーーー逃げるぞ!俺が戦うなんて、出来るわけがないだろ!」
彼の履帯は震えていました。怖い。恐ろしい。まだ死にたくない!
彼はその一心でどうにか向きを変え、一目散に逃げ出そうとします。
しかし、それは叶いませんでした。彼が向きを変えて動き出すよりも先に、後頭部に砲弾が突き刺さったのです。
言うまでもなく100Yは爆散。「あの時」と同じ、いや、それ以上の屈辱でした。

 

・・・戦闘から帰ってきた彼には、再び起き上がる気力もありませんでした。彼はそれ以来、唯の一度として戦場には出ていません。KV-2の152ミリ砲弾は、彼に与えられた仮初の命以上のものを奪い去っていたのです。
しかし、彼の復讐心に火が着き、奴の弾薬庫を穿ち抜き花火を見る日が近いだろう。

 

(Helsing / Dracula)

相容れない
 
黒く染まる(Helsing編)

「......フゥー」

ヘルシング、彼女には悩みがあった。長く悪との闘争に明け暮れたせいで、自分が少しずつ闇に呑まれて行っているに気付いたのだ。美しい金色の装飾は剥げ、心を闇が蝕んで行く。思いにふけるヘルシングを、戦場は待ってはくれない。

____刹那、ヘルシング目掛け砲弾が飛来する。直撃コースだ。

「ッ...!」

ヘルシングの行動は速かった。持ち前の機動力で、砲弾の直撃を免れた。砲弾は車体を掠めて地面を抉る。そして、次の行動も速かった。すぐさま砲弾の飛来した方向に砲搭を向け、敵を探す。
......既に漆黒のそれは、疾走を開始していた。...あれは...憎き宿敵。ヘルシングに砲を発射しないと言う手段は無かった。二発の砲撃音。...その一発は確りと漆黒の戦車の履帯を捉えた。...ヘルシングは苦虫を噛み潰したような表情を浮かべる。数秒後、漆黒の戦車は再び疾走を開始した。"魔法の履帯"それが奴に与えられた特殊能力。ヘルシングが再び奴へと砲を向けた頃には......奴はこちらへ向かい突っ込んで来ていた。ドッグファイトは奴の方に分がある。やられる。そう思いヘルシングは目を閉じた。......しかし、その時は一向にやって来ない。何故?ヘルシングは目を開ける。...聞きたくもない声が聞こえた。

「......ふふ。随分と潔いのね、ヘルシング」

「.........何のつもり?"ドラキュラ"」

短い会話。ヘルシングの隣には......砲搭をこちらに向けたドラキュラがいた。きっとドリフトで滑り込んだのだろう。

「...やるならやりなさい。ドラキュラ。」

「あら、物騒ね。今日はそんな事のためにここへ来たんじゃないのだけれど?」

「......何?」

「......ふふ。アナタ、随分と似合うようになってきたわね、その服。」

「黙れ。お前に褒められても、嬉しくなんてない。反吐が出る。」

「あら、手厳しい。私的には、あのキラキラした装飾よりも、こっちの真っ黒でドロリとしたアナタの方が...好きよ。」
「............黙れ。失せろ。私を茶化しに来たのか?嗤いに来たのか?」

ヘルシングは殺意を込めて砲を向ける。

「...いいえ?ただ、褒めに来ただけよ。危うくダメージを貰う所だったけど。......じゃ、言う事は言ったし。私はお暇させて貰うわ。吸血鬼狩りさん♪」

......直後、砂煙。瞬く間に最高速度へ到達したドラキュラは、暗闇へと消えて行く。...ヘルシングは、その後ろ姿に、榴弾を撃ち込む事が、できなかった。

二面性(Dracula編)

「___フフフ」

捉える事のできない黒い影。ドラキュラは悪い吸血鬼であった。闇に紛れ、漆黒の車体を疾走させ、敵の目の前に現れては消え、現れては消え。ドラキュラの疾走を止める事のできる車輌は、存在しなかった。近頃は身に美しい装飾を施し、敵を惑わせる事すら覚えたようだった。

__見つけた。私の心を珍しく惹く、駆逐戦車。

「そぉーれ」

少しばかりちょっかいを掛けてやろう、と。砲弾をその駆逐戦車目掛け、放つ。...さすがは珍しく私の心を惹く子。見事な危機察知能力で、砲弾を避けた。それを確認したドラキュラは、全力の疾走を開始する。あの子も私が最高速度へ到達したと同時に私を捉えた。
__"二連装砲"。それがあの子に与えられた特殊能力。一発目は避けた。しかし二発目はさらなる回避を許さない。車体が止まる。二連装砲の二発目が、履帯を穿ったのだ。...だが、まだまだよ。みるみる内に私の履帯は再生した。...ドラキュラの履帯は、魔法の掛かった、特別製の履帯だった。あの子が再び弾を込めるまで時間がある。ドラキュラは一気に加速した。ドッグファイトならば此方に分がある。...観念したようにヘルシングが動きを止める。そこで、私はヘルシングの首根っこに砲を突き付けながら......ドリフトし懐へ潜り込んだ。

「......ふふ。随分と潔いのね、"ヘルシング"」

「.........何のつもり?ドラキュラ」

短い会話。余り歓迎されていないらしい。

「...やるならやりなさい。ドラキュラ。」

「あら、物騒ね。今日はそんな事のためにここへ来たんじゃないのだけれど?」

「......何?」

私は愛しい物を見るようにヘルシングに向かい話す。

「......ふふ。アナタ、随分と似合うようになってきたわね、その服。」

「黙れ。お前に褒められても、嬉しくなんてない。反吐が出る。」

「あら、手厳しい。私的には、あのキラキラした装飾よりも、こっちの真っ黒なアナタの方が...好きよ。」

「............黙れ。失せろ。私を茶化しに来たのか?嗤いに来たのか?」

「いいえ?ただ褒めに来ただけよ。危うくダメージを貰う所だったけど。......じゃ、言う事は言ったし。私はお暇させて貰うわ。吸血鬼狩りさん♪」

わざとヘルシングに砂煙が掛かるように加速しながら、私は闇夜へ消えて行く。無防備にも、背を向けながら。...だが、私にはあの子が撃ってこないと言う確信があった。
予想通り...いつまでも、私の背に榴弾が飛んでくる事は無かった。

 
 

VK 28.01

見えない敵
 

俺の名前はVK 28.01 高貫通のゲルリッヒ砲を搭載している。格上だろうが正面から貫通可能だ。今は戦闘の真っ最中。戦況は圧倒的優勢。負けることはないだろう。相手は残り重戦車が2両いるだけ。対して味方はほぼフルヘルス。勝ったな...そう思った次の瞬間。ドォン!ものすごい砲弾の音が聞こえたと同時に目の前にいた味方が吹き飛ぶ。!?。なにが起こったんだ。ドォン!また別の味方が吹き飛ぶ。恐怖で体が固まって動けない。そうしているあいだにも味方は次々と撃破されていく。
「危ない!」
味方の声で我に返る。急いで物陰に身を隠す。しかし気づけば味方は自分含めあと2両。とにかく相手の重戦車を確認しよう。近くの茂みに入り、偵察する。見えた。ISだ。あともう1両は...なんだ...よく見えない...。とりあえずISからだ。機動力を活かし相手の裏へ回る。ヒュン!自慢のAPCR弾が的確にISの背面を捉える。よし。撃破だ。あと1両。どこにいるんだ....
そのとき。

SOS!

味方からのSOS信号だ。だが...
ドォン!
凄まじい音がすると同時に最後の味方が撃破される。
残るは自分だけ。けれど味方のおかげで敵の位置は分かった。急いで敵の方へ向かう。いた。あれは...KV-2か?よく見ようとして前にでる。

ピコーン

第六感が発動する。相手の砲塔がこちらへ回りはじめる。茂みから出てしまっていたのだ。

ヤバイ!

しかしそう感じた時にはもう遅い。
ドォン!
相手の弾がもろに直撃する。しまった。出すぎたか...薄れゆく意識のなか、俺が最期に見たのは

「Smasher」

の文字だった...

 
 

VK 168.01 (P)

突撃が生き甲斐
 

IN重力限定マップ、解けない霜。
その中で、様々な戦車を蹂躙しながら進軍する戦車がいた。maus?vk100?e100?
その戦車の名前とは…....

'VK168.01P'

である。
「おらあああああああ!!!どけどけどけええええええ!!!!この168様がお前らにラム爆散をとどけにきたぜええええええええ!!!!」
ドゴオオオオオオオオオン!!!!
Ru251が馬鹿なのか万歳突撃なのかは知らないが、この車体に向けて突撃し、見事に爆散。
俺が飛ぶ。すると虎2に落下。ドガアアアアアアアアアン!!!
下にいたのは下敷きにされ再起不能になった死体だけだった。

.......等の色々な奇跡が幾度となく続き、彼はいつの日かすっかり有頂天になっていた。

そして重力の期間がすぎた。

そして2021年の重力モード。彼はエンジンに期待を膨らまして戦闘の準備もしていた。常備品も完璧である。

「よし、大暴れするぜえええええええええええええ!!!!!」

そう言ってパンター2にラムをした。

彼はなぜか車体に違和感を感じた。

____そう、目の前にパンター2がいないのだ。

「パンター2がいない.......?おかしい、観測装置の故障か?」

彼は修理キットを使って観測装置を修理しようとした。

しかし、まったく異常はない。
観測手も死んでいない。

「なぜだ?」

彼は考えた。

..............
ハッ!!!!まさか。奴は.......

彼は空を見た。その目に映ったのは.....

「う.....嘘だろ、パンター2が空をとんでいる.....それにほかのTDMT達も!?」

その後、試合に勝ち、ガレージに戻った。

しかし、あのパンター2が空を飛んでいたことが非常に気になって、駆逐戦車ライメタに話を聞くことにした。

「ライメター」
「何?」
「あのさー、今回の重力あるだろ?」
「おん」
「そんで重力で試合してたら、パンター2が空飛んでたんだよ!!それに他のTDMT達も!!何かわかる?」
「あーね。それ<スラスター>っていうんだ。」
「今回の重力で追加された特殊アイテム。」
「何で俺には無いのさ?」
重戦車には適用されてないんだ。」
「え.......?」

彼は天板が15㎝榴弾砲に榴弾をブッパされたようなショックを受けた。

そこにマウス超重戦車が砲身垂れ下げてきた。

「なあなあ、168、俺たぶん存在価値死んだわ」
「何故?」
「新たにJg.Pz E100が重力で話題になってるんだ。俺のことはここ最近まったく聞かないよ。」
「マジっすか」
「多分俺達maus familyはもう終わりだな(´;ω;`)」

               
      30分後        

それからの試合は正にもう戦意喪失状態だった。NDKされ、上空から駆逐戦車に滅多打ちにされ、nubと味方から罵倒され、loser VKと敵から煽られ、もう超重戦車としてのプライドは無いに等しい状態だった。

最終的には「.......もう、ボッチでいいかな。。。」と一人ニューベイで泣きながら走り回るようになった。

そして重力終了まで2日____________。
彼は久しぶりに重力で戦闘した。

味方は、tiger ll,emil l,ru251,自分,kv4,at15,m41。
敵は、tiger ll,vk100,vk100,vk168,rhm WT,tvp vtu,t-34-1。

装甲ガチガチ戦車が敵側に偏っている。
味方達が「omg」やら「shit」やら叫んでいるが、彼は何も言わなかった。
やる気がないのである。

戦闘開始。

味方達が自分の持ち場に去ってゆく。

彼ものそのそとついていった。

______5分後_______

時間は残り1分5秒。
味方は彼含めて2台しかいない。彼と体力が全体の1/3しかない王虎だけ。
彼はほぼフルヘルスである。
対して敵はフルヘルスのライメタ、体力が半分のVK100だけ。

しかし、王虎はすでにライメタと接敵していた。

SOS信号が流れている。
何回もだ。

しかし、中々了解ができない。今までのトラウマで動けないのである。
「「「「help me plzzzzzzzzzz」」」」

ライメタの装填が完了。

ドオオオオオオオオオオオオオオオンン!!!!!!!!!

王虎は息絶えたかのように思えた。

しかし、運よく榴弾非貫通で、100dmgで耐えた。

彼の決意出来る時間は15s程度。

「俺.......俺は.......!!!!」

名誉挽回ルート

「お前を、俺が命を賭して、絶対、助けてやる!!!だから、耐えてくれ!!!」

王虎は、了解したと言わんばかりにライメタに砲撃した。

そして、エンブも炊いて、改良型燃料も常備している。エンジン加速器もある。

そして、最大出力でライメタにラムをした。
1000以上ライメタの体力を削った。ワンパン圏内。

ドオオオオオオオオオオオオン!!!
弾薬庫に誘爆。

「王虎、まだvk100が残ってる。俺は奴と正面で撃ち合う。その隙に後ろから撃て。」
「了解。絶対生きて帰ろう。」

残り30秒_____。

VKをスポットした。

彼はそのまま正面衝突する。300削れた。
その次に王虎の砲撃。300削れた。168、ワンパン圏内。

「今です!!!!(孔明)

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!爆散しやがれええええええええ!!!」

キューポラ貫通。400dmg。

「な.......何故このVK100を撃破できた.......?」

「それはな.......」

「お前が油断しすぎだからだよ。覚えとけ。」

vk100、撃破。

「しゃおらあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!やってやったぜ!!!」

彼は今まで以上の快感、達成感を感じた。

周りからの評価も良くなった。

これからも彼は戦車を蹂躙していく。

戦車道堕落ルート

「俺は、動けない… すまない、tiger.......俺の時代は、もう終わったんだ…」
装填を終えた小さくも大きな壁が、必死に足掻く哀れな虎を狩らんと旋回する。

弾薬庫に誘爆。
王虎の砲塔が宙を舞う。その間、俺はただ立ち尽くしていた。

「ああ、もうダメだ.......ははは、もういいさ、殺せよ」

エンジンは十分すぎる程に温まっている。なのに心は冷めきってしまった。大口径砲の衝撃に履帯が激しく震える。
エンジンからは燃料が漏れている。
程なくしてvk100が到着した。ラインメタルがトドメを譲ろうと道から逸れる。俺の前に到着したvkは砲塔からオイルの涙をこぼして呟く。
「お前も俺と同じか。その大きな履帯を踏み出していればな…」
発光、そしてガレージの風景。その後、彼が戦場に現れたという話は聞かない。ただ、彼のガレージからは悲しみを含んだオイルの重い香りが漂うという。


番外編(百駆)

マウス達が話していたそのころ戦場では.......
百駆が暴れ散らしていた

「はっははははは!!!スラスターが来たからには、この俺、jagdpanzer E100がお前らをスクラップにしてやるよおおおおおおお!!!!!!」
「あのマウス一家、あるのは重さだけだからなあ!?俺はE100譲りの重さ、17cmの高火力砲、重装甲(T95?知らない子ですね)、何なら耐久値2000のTDでもトップクラスの性能を誇る駆逐戦車なんだよ!!それにスラスターもある!!これはマウスでも183の野郎も勝てねえ!!重力で最強なのは俺だあああああああああ!!!!          がはっ.......!!!」

俺は車体後部に物凄い鈍痛を感じた。
意識が薄まる中で見えたその名は.......

「FV215b 183」。

「く.....クソ、何で、何でお前なんかn.....」

俺は気を失った。


目が覚めた。ここはどこだ?

「目覚めたか」

なに!?
俺は急いで旋回した。

   するとそこには、マウス一家と.....何!?183の野郎がいた。

俺「なんなんだよ!?ここはどk     
どーん。俺「ぐはっ!!」
マウス一家「喋るな。貴様に発言権はない。」
俺「は?ふざけんz  
また砲撃される。戦闘室に穴が開いた。
マウス一家達「貴様は俺達にどれだけの屈辱を味合わさせてきた?」
E100「鈍足で悪かったな(怒)」
マウス「重戦車がスラスター使えないのがそんなうれしいか?」
183「精度も悪いし、尚更紙装甲だよ、俺は。それが何か問題でも?」

      マウス一家達の罵声は1時間続いた。

俺「いやいやいや、俺事実言ってるだけだぜ?なーにがそんな騒ぐ必要がある?www」
俺は嘲笑う。

マウス一家達「どうやら究極の拷問をしなくてはならんようだな」

???「やあ。君が百駆だね?」
61式だ。俺を10台ぐらいの61式が取り囲む。
いったい何を・・・・・

         榴弾、用意。
そんな声が聞こえると同時に、耳を劈く様な射撃音がきこえた。

合計ダメージ100。

百駆は悟った。
         まさか。これを死ぬまで.....
急に恐怖が沸き上がる。イヤだ。怖い。助けてくれ    
声も出なかった。

30分後      

俺の精神はもう壊れていた

「ああああああああああああぁぁぁあああ、へ?ぎゃああああああああああ!!!!」
「ぁへへ、うひひ」

こんな感じが暫く続いた。

「よし、終わりだ。」
俺「…終わりk  
終わる訳がなかった。
激しい光とともに、過去に戻った。
「よし、拷問を再開する。」
       え?
「うわああああああああああああああああ!!!!!!助けてくれえええええええ!!!イヤだ!!死にたくないいいいいi         


はっ!!なんだ、夢かー。
「にしてもやけにリアルな夢だったなー.....」
「言動には気を付けよ」

彼はそのあと、どこでも言動を気を遣って、戦場に出向きました。

           さあ、狩猟の時間だ           

 

Caernarvon

カナブンのおうた

余談のお歌である。お気楽にしてくれてよい。

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
鉛の砲弾
ペシペシ打つんだ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
進むよノロノロ
ゆっくり向かうよ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
向かうは前線
エンブを焚いてく
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
前線着いたら
豚飯していく
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
そしたら榴弾
抜かれて誘爆
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
相手は兄貴の
Action X
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
悲しいカナブン
課金をしたよ
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん
こうしてなったよ
自分も兄貴に
ぶんぶんぶん Caernarvon(カナブン)ぶん

おわり

 
 

VK 16.02 Leopard

3 cm M.K. 103は我が第三帝国で生まれました。
大英帝国の機関砲(ブリカスガトリング砲)でも、ソ連の機関砲でもありません。我が国のオリジナルです。
暫し遅れをとりましたが、今や巻き返しの時です。

 
 
 

快速軽戦車がお好き?
結構。
ではますます気に入りますよ。

さあさどうぞ、快速軽戦車のニューモデルです。
快適でしょう?んああ仰らないで。
傾斜装甲あるのに紙装甲だの、貫徹力が低いわ、隠蔽率低いわ、課金弾が高価だの、碌な事ない。
速度もありますよ、どんな傾斜地でも大丈夫。
どうぞあのIV号戦車G型に撃ってみて下さい。良い威力でしょう、余裕の機関砲だ、瞬間火力が違いますよ。

 

......

 

.........

 

............

 

...............

 

......なんなんだこいつは。

 

LTTB

余命宣告ver.8.1

「な、何を馬鹿な!」
とある戦場の一角でLTTBの搭乗員が無線機を手に叫ぶ。
「どうした無線手。何か不測の事態でもあったか?」
「いえ、、、えーっと、A側は問題無しと……」
車長の問いに無線手はぎこちなく答えた。
「ならば良し、防衛を継続する」

数分後、ガレージに戻った彼らは笑顔だった。ただ1人を除いて。
「・・・あの、もう一戦しませんか?」
「いいや、私は結構」「明日に備えないといけないからまた今度な」「今日は帰りたいんで」「俺、もう満足」
「そうですか……」
無線手はその夜、涙を流し続けた。これから訪れる運命を嘆いて。

次の日、LTTBのガレージにいたのは無線手のみだった。
「やっぱりみんな、あの後……」
昨日明らかになった事実を思い出し、目が潤む。しかし無線手は自分を元気づけるかのように大きく足音をたて、大袈裟に涙を拭いて言った。
「今日から僕が君の車長だ!」
返事は無い。だがそれでいい。これから何度でも話すから。
みんなは足回りでLTTBを選んだ。みんなは俯角が欲しいから中間砲を積んだ。
僕はLTTBが好きだからLTTBを選ぶ。美しいから最終砲を積む。
そして僕はLTTBに乗り込んだ。この世界では1人でも戦車が動かせる。「見えない誰か」が仕事をしてくれるからだ。もしかすると僕もその「見えない誰か」なのかもしれない。ラインメタルの砲手を見た人がいないということはつまりそういうことなのだろうが、今はどうでもいい。LTTBの機動性が下がるのは確かに心苦しい。けれど、乗らない理由にはならない。みんなのもう1つの愛車ドラキュラを倒す姿を思い浮かべ、エンジンを動かす。

彼の乗るLTTBは宣告された時が来ようとも、その履帯で地を駆ける。

Caernarvon Action X

AXはカナブンのバフに激怒した。
カナブンはカナブン。強いカナブンはカナブンじゃない、とね。
AXの残骸の横をカナブンが通った。

Rheinmetall Skorpion G & SU-130PM

サソリと傷だらけの狙撃手

虎視眈々と獲物を待ち構えるサソリ(Skorpion)は、スコープ越しに標的を捕捉する。
今日の糧は傷だらけの駆逐戦車。あえて名を付けるならば、傷だらけの顔(Scarface)、だろうか。
傷跡が残るその面にサソリの毒が廻るとなれば、あまりに惨たらしく見えることは想像に難くない。
Skorpionは毒に冒された12.8cmの弾丸を駆逐戦車にぶち込む。
狙いすましたその一射は寸分の狂いもなく砲塔正面に向かって一直線を描いて命中した。
奴は今頃燃えるような痛みに苛まれていることだろう、そう思った矢先のことだった。
どこか、砲の感覚がおかしい。
ふと自分の砲を見てみると、そこには何かで抉られたような痛々しい傷があった。
これがもし人であったなら、鮮血が滴っていたのは言うまでもないことだ。
...ならば、この砲塔が消えたような感覚はいったい何なんだ?

答えはすぐに分かった。Skorpionの砲塔がすべて、あの駆逐戦車と同じように、傷だらけになってしまっていたのだ。
しかも、自慢のサソリのペイントが、無惨にも胸のあたりを派手に貫かれてしまっていた。
砲の傷は、奴によって砕かれた自らの破片が突き刺さってできたものなのだと、今やサソリと呼ぶに相応しくない一両の駆逐戦車は理解した。

ふとスコープを覗くと、こちらを撃ってきた傷だらけの駆逐戦車が下がっていく様子が伺えた。
心なしか、Skorpionが命中させたところに、サソリのマークが見えた気がした......

何かの気配を感じて車体を旋回させた駆逐戦車は、近づいてきたハチ(T49 Hornet)を返り討ちにした。
まだ、毒は残っている。まだ、戦える。
自分の車体が傷だらけになろうとも、絶対に、貴様だけは俺の手で破壊する。
覚えていろよ、傷だらけの顔(Scarface)......

Skorpionは、今日もどこかで敵車輛を屠っている。
いつか相見えるであろう、Scarfaceと決着をつけるために......

Sturer Emil

エーミールがエーミールしてる物語

フルヘルスのエーミールはしばらくじっとHP1の僕を見つめていたが、それから「そうか、そうか、つまり君はそんなやつなんだな。」と言った。
僕は、エーミールに、僕のゴールドとクレジットをみんなやる、と言った。
それでも、エーミールは冷談に構え、依然俯角を活かして僕をただ見下していたので、僕は、自分の戦車も全部やる、と言った。
しかし、彼は、「結構だよ。君の集めた一般車両はもう知っている。そのうえ、今日また、君が英国面をどんなに取りあつかっているか、ということを見ることができたさ。」と言った。
その瞬間、僕は、すんでのところであいつにHEを撃ちこむところだった。
僕はまともな通常車両しか持っていない蛮人だということに決まってしまい、エーミールは、まるで英国面のおきてを代表するかのように、冷然と、HP差を盾に、あなどるように僕の前に立っていた。
彼はののしりさえしなかった。
ただ僕を眺めて、軽蔑していた。
そのとき、初めて僕は、バイアスのないドイツ車両で背面を向けて出くわしてしまった時点で詰んでいたんだと悟った。
僕は、「ガレージにお帰り。」と言われた。
だが、その前に僕は、そっと、やけくそでエーミールに最後っ屁のHEを撃ちこんだ。
取得リボン報告蘭に「弾薬庫誘爆により撃破」という表示が出た。

noob

芋れヘラス

noobは激怒した。必ず、かの邪智暴虐の6割を除かなければならぬと決意した。noobにはセオリーがわからぬ。noobは、万戦4割である。重に乗り、茂みでダメを稼いで来た。けれども罵詈雑言に対しては人一倍に敏感であった。

Škoda T 25

塵チリ

Škoda T 25「ぼっぼっ僕はŠkoda T 25~♬
今日も元気に通行料搾取するよ!
マップは大和港、初期リスは南、MTルート。ボトムマッチ
僕は単発160ダメージを1秒で吐き出し、数秒で480ダメージをたたき出すよ!
ボトムマッチなんて関係ない!だって、僕はオートローダーだから!」
敵チーム
チリ「やっと巡り会えたトップマッチ、あれは長かった…」
~回想~
T49「横失礼しますねぇ~^^」リュウダンコメコメ
チリ「あ、どうぞどうzグエヤァァッァァァァァァァ!?!??!?!?!」
こんな日や
Ru251 + 独ブル「おいしーやみやみ」リュウダンナゲナゲ
チリ「…シテ…コロシテ…」
こんな日も
ISU152「目と目が合う~瞬間好きだと気づいた~♬」
塵「」
挙句に
チリ「こ、鉱山!?タヒね!クソマップが!!!!!」
チリ「ウゴゴ・・(頭を射抜かれて死んでいる)」
~回想、終わり~
チリ「敵MT、LTはtier6!この瞬間火力で焼いてやるぞ~~!」
チリ「まずはC地点に行こう!!!」
チリ「ここの岩の間みたいなところよく見られるんだよな」
チリ「でも大丈夫!tier6帯のダメージなんてたかが知れて「ガシャン」あやべ履帯がk…」
チリ「いったぁ~~~!!!!!(2秒程度で480ダメージ)」
チリ「はぁ!?Škoda T 25?!?!?!??!?!
お前僕のアドバンテージ潰しにかかってるよね!?そうだよね?!??!?!」
Škoda T 25「おいしーやみやみ」
チリ「…」
その後
~わぐなす本社~
ドンドンドン
WG「入れ」
チリ「Škoda T 25をナーフしろ。ローダー間隔を1.5秒にするんだ」
WG「私たちはプレイヤー様に迫力ある戦闘を楽しんでもらうため、日々データや統計を…」
チリ「このミステリーボックス、5万円分かおうかな~~?」
WG「ナーフします」
その後
Škoda T 25「どぼじで僕のローダー間隔1.5秒になったのぉぉぉ!?!?!?!」
チリ「いい気味いい気味!75mm級の爆速ローダーは俺だけでいいんや!」
とある場所
spark「ゲッホゲッホ、風邪ひいたかな?」

Smasher

Smasherのひとりごと

私の圧倒的火力と装甲。君にはどちらも辛いものだね。
神は二物を与えずという言葉があるが、そんな言葉がblitzで通用するとは思わない方が良い。
SPICクン。この世には生まれた頃から恵まれた子らが居るのだ。彼らの、その一粒の努力で君が今まで詰み重ねていた経験と努力はあっという間に泡となって消えてしまう。そう。君が今その状況に居るね。
私が一発152mm榴弾を放ったら、君は一瞬でガレージに送られてしまう。
怯えているね。 私はそんな君の顔が大好きなんだ。 君の命は私が握っている。
私が軽く引き金を引くだけで君は消えてしまう。その…独占欲とでもいうのだろうか。私が君の全てを握っているという背徳感が堪らないのだ。
あぁ、焦らないでSPICクン。私は君を殺さないよ。この瞬間を味わいたいんだ。 おっ、少し表情が柔らかくなったね。分かるよ。君の考えていることは。もう直ぐ戦闘が終わるからか。 残念。私はいつでも君の戦場に現れるよ。
次からは君を一番初めに殺してあ げ る♡

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