105 leFH18B2

Last-modified: 2018-05-23 (水) 19:53:30

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Tier 5 フランス 自走砲(課金戦車)

公式紹介ページ
公式紹介ページ(レア車両スポットライト: 105 leFH18B2)

スペック

車体

HP260
車体装甲厚(mm)60/60/55
最高速度(km/h)28
重量/最大積載量(t)32.44/34.0
本体価格(ゴールド)1,500
修理費(シルバー)

パッケージ

105 leFH18B2
(1,500G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
105 leFH18B2Renault 307105 mm leFH18 L28leFH18B2105 leFH18B2260-
307HE
HEAT
AP
53
104
64
410
350
350
42128
10G
120
6.45
5.09
0.73
22--/--/--22390

解説

105 LeFH18B2: Equipped for Battle(2015/03/09-03/16・2,800G)を購入することで手に入る戦車。
この戦車には、マッチング優遇が無いので、マッチング上限は、Tier7までとなっている。

バンドルパックには、ガレージスロット、改良型射撃装置、迷彩ネットがセットになっている。
この戦車は、「レア」であるため、戦車ツリーには追加されない。

また、105leFH18B2: Equipped for Battle(2015/07/10-07/17・2,800G)でも入手可能。
セット内容は、 熟練度100% 搭乗員 + ガレージスロット x1、改良型射撃装置、迷彩ネットと以前と同じ内容になっている。

史実

ドイツ軍による西方電撃戦によって、フランス軍が戦前に第1次大戦と同様な塹壕戦中心の膠着状態になると予想していたものとは裏腹に、ドイツ軍は陸空一体の機動戦を展開して来たために対応出来ませんでした。 機甲戦は現場上層部の旧態依然の考えの為に戦車の運用はかなり制限されていて歩兵支援しか行動を許されなかったことが原因となり、完膚なきまで叩きのめされたフランス軍はドイツ軍に降伏してしまいます。
その結果、ドイツ軍はフランス戦車だけでも3,000輌前後の車輌を接収しています。
鹵獲した車輌を、新たにフランス国内に設けられたクンマースドルフ車輌試験場分遣隊の手で試験した結果、どれも全くドイツ軍からすると予想外れの低性能ぶりで、とても第一線で用いることはできない、というレッテルを貼られてしまいます。
主な要因は、火力不足やエンジンの出力不足や故障の多さもありましたが、無線機の信頼性の無さと、無線機すらない物や故障が原因で取り外されている個体まであったそうで、機動戦を重視したドイツ側とは違い旧態依然の運用設計だったことに起因しているようでした、中には無線機がモールス信号や手旗信号だったものまでありました。
しかし、肝心の主力戦車であるIII号戦車の生産が滞っているせいで、慢性的な戦車不足に悩んでいたドイツ軍は、後方警備や対パルチザン、訓練に使用する一方で、車体を流用した自走砲への改造も積極的に行っていきました。
それら改造車のベースの一つとなったのがルノーB1bisこと、B-2 740(f)であり、これをオープントップ化して車体の75mm砲も取り外し、それにWespeにも搭載された軽榴弾砲である10.5cm leFH 18を搭載したのがこの105 leFH18B2であります。
同じ10.5cm leFH 18を、ロレーヌ牽引車に搭載した10.5cm leFH18(Sf) auf Geschuetzwagen Lorraine Schlepper (f)(ロレーヌ・シュレッパー)などもあり、これら接収した戦車を改造した自走砲は、初期のドイツ軍火砲の一端を担っていました。

ちなみに、自走砲に改造された車両の砲塔は、簡易トーチカや海岸防御施設、ジークフリート線の防御建材(防御用の軽トーチカ)として、再利用されていました。

コメント

  • 課金LTやMTにはマッチング優遇がある車輌もあるけど、SPGには無いでしょ。俯瞰視点からの長距離攻撃できる唯一の車輌だからね。 -- 2015-03-10 (火) 11:27:37
  • この戦車、発売期間が(今のところ)1週間だけだから、欲しい人は忘れないようにね。 -- 2015-03-10 (火) 15:06:57
  • 車体はツリー車輌のB1とほぼ同じもので、砲塔のあった場所にオープントップの10.5cm leFH18(ドイツ製軽榴弾砲)を載せた車輌。砲はドイツ製だがフランス車輌。機動性はB1譲りでイマイチ(エンジンも中間の物)、図体も大きく隠蔽にも期待は持てない。車体装甲はTier5SPGとしては60mmと優秀・・・に見えるが、オープントップの戦闘室部分とその防盾の装甲が非常に薄く30mmクラスの貫通で撃ち抜ける。では「一体この車輌のどこが良いのか?」と言うと、装填と精度の良い主砲(10.5cmだと微妙に威力不足ではあるが)。そしてTier5 SPGとしてはインチキ臭い390mの視認範囲(Tier6LT相当の視認範囲)である。これは、見通しの良い場所でカニ眼鏡を展開すれば、接近するLTの姿を自力で発見できるというもの。終盤に彼我共にSPGという状態になってもこの視界があれば、相手SPGよりも先に姿を捉え射撃態勢に入ることもできる。無駄に分厚い装甲も、敵SPGの至近弾に強いと見ることもできる。耐久・機動性は低いが、視界や射撃能力で存在を示せるという、他のSPGとは毛色の異なる面白い車輌と言えるだろう(用法・戦力配分を見て正しくお使いください)。 -- 2017-02-13 (月) 21:43:44