IS-6

Last-modified: 2018-01-19 (金) 18:58:37

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Tier 8 ソビエト連邦 重戦車 (課金戦車)

公式紹介ページ

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スペック

車体

HP1,550
車体装甲厚(mm)100/100/60
最高速度(km/h)35
重量/最大積載量(t)51.4/59.9
本体価格(ゴールド)11,800
14,160
修理費(シルバー)

パッケージ

IS-6
(11,800G)
IS-6 Black Edition
(14,160G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
IS-6V-12 A122 mm D-30IS-6IS-61,550440
700AP
APCR
HE
175
217
61
390
390
450
301,025
12G
608
5.13
3.40
0.46
26150/150/15024350

解説

この戦車には、マッチング優遇があり、マッチング上限は、Tier9までとなっている。

史実

IS-6は、1943年から1944年6月に、チェリャビンスク・キーロフ工場の第2特別設計局(SKB-2)のA・S・イェルモラーエフ技師が、第100戦車試作工場において、同設計局の前作であるIS-2をベースに開発を始め、試作車両が2両用意されました。
うち、1両をコーチン技師がIS-3と並行開発したIS-5の駆動装置をディーゼル・電気駆動のガス・エレクトリック方式に改造する事を提案、オブイェークト253の開発番号を持つ重戦車としてプロジェクトがスタートしました。

武装は48口径の新型122mm砲であるD-30Tで、IS-2のD-25Tより高初速で威力に優れていました。
車体の装甲形状も見直され、IS-2に近い砲塔とシャーシを持っており、車体はパンターを意識したような形状になっている上に、全周に渡って傾斜装甲が取り入れられ、脚周りも片側六個ずつの大型転輪となり、KVシリーズやIS-2のような上部の小型転輪は使われていませんでした、また、サイドスカートが装備されていましたが、IS-2より重量が更に増加してサスペンションの性能低下を招いてしまいました。

駆動系はドイツのポルシェ博士がフェルディナント重駆逐戦車に用いていた物を参考に、700馬力のB-12U(V-12U)ディーゼルエンジンでDK-305A発電機(285kW)を回し、発生した電力でモーターを駆動させるハイブリッド式で採用して、大馬力・大トルクと操縦性の向上を狙っていましたが、冷却能力不足が原因で試験中に大爆発を起こし、発電機の出力も低く、モーターが重量に対して十分な性能を発揮できるかも疑問とされたために、試作車が失われたこともあり、この駆動方式での開発は中止となってしまいます。
残った一輌は、独自の回転機構と増幅器を持つオブイェークト701(IS-4)用の機械式トランスミッションの試験に用いられ、オブイェークト252となりました。
コーチン技師は完成したトランスミッションを搭載するオブイェークト701(IS-4)と一緒にデモンストレーションの為に残存の試作車両をモスクワへ送ったのですが、IS-6の開発は再開される事はありませんでした。
同年11月にオブイェークト252は再設計され、それを元にしたオブイェークト257を経て、オブイェークト260(IS-7)の開発に繋がっていきました。

本車は再設計される前のオブイェークト252となります。

コメント

  • 簡単に言うと、IS-3から機動性と装甲を若干落として、主砲をIS-3の初期パケにした戦車。貫通力175mmはソ連のティア6から据え置きの伝統の貫通力。砲の精度や照準時間が長いのもソ連の伝統なので、それほど問題にはならない。装甲はIS-3より若干薄いが傾斜装甲なので、思ったよりは敵の弾を弾く。格下の攻撃に対しては、かなり効果的。視界も狭いが、ソ連の戦車だから、ごく普通。IS-3の最終パケ以外での運用に慣れているなら、扱いはそれほど難しくはない。マッチング優遇もあるので、ティア10とはマッチングしないのもポイント。通信範囲が狭いというマイナスポイントもあるが、高ティアになれば、回りの戦車の通信範囲も広いのでデメリットにはなりにくい。 -- 2014-12-29 (月) 01:51:51
  • キツい傾斜装甲は同じ高さ(平面上)からの射撃ならよく弾くが、崖や丘の上などから撃ち下ろされると傾斜がユルくなり(射撃に対して垂直に近くになり)、簡単に貫通されてしまう。同様に、車高の高い(砲の搭載位置が高い)戦車(T29やパージング)に密着すると弱点の正面ハッチを貫通され、思わぬ大ダメージを受けてしまう。視界の短さや砲性能を補うためのMT運用と近距離戦が合うHTだが、接近戦では注意が必要。 -- 2014-12-29 (月) 03:17:49