Tier 6 ソビエト連邦 重戦車
スペック
車体
HP | 810 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/60/60 |
最高速度(km/h) | 43 |
重量/最大積載量(t) | 41.83/42.8 |
本体価格(シルバー) | 900,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | ━ | ━ | ━ | ━ | MT-25 (--/880,000) | |
┃ | ┏ | ━ | ━ | KV-13 (--/1,375,500) | ||
KV-1S (23,800/900,000) | ╋ | KV-1S-76 (14,520/73,020) | ╋ | KV-85-122 (38,220/153,870) | ┏ | IS (49,480/1,424,000) |
┗ | KV-1S-122 (8,665/61,310) | ┗ | KV-85 (25,720/130,420) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
KV-1S | V-2K | 76 mm ZiS-5 | KV-1S | KV-1S mod. 1942 | 760 | 360 | |||||||
500 | AP APCR HE | 86 102 38 | 110 110 156 | 94 | 56 6G 56 | 14.26 2.29 0.46 | 28 | 82/75/75 | 28 | 320 | |||
KV-1S-76 | V-2K | 76 mm ZiS-5 | KV-1S bis | KV-85 | 810 | 440 | |||||||
500 | AP APCR HE | 86 102 38 | 110 110 156 | 94 | 56 6G 56 | 13.04 2.90 0.40 | 30 | 100/90/90 | 28 | 330 | |||
KV-1S-122 | V-2K | 122 mm U-11 | KV-1S bis | KV-1S mod. 1942 | 760 | 440 | |||||||
500 | HE HEAT | 61 140 | 450 370 | 60 | 257 12G | 5.26 2.90 0.56 | 30 | 82/75/75 | 28 | 320 | |||
KV-85 | V-2IS | 85 mm D-5T | KV-1S bis | KV-85 | 810 | 440 | |||||||
500 | AP APCR HE | 120 161 43 | 160 160 280 | 76 | 109 7G 98 | 12.24 2.90 0.46 | 30 | 100/90/90 | 28 | 330 | |||
KV-85-122 | V-2IS | 122 mm D-2-5T | KV-1S bis | KV-85 | 810 | 440 | |||||||
500 | AP APCR HE | 175 217 61 | 390 390 530 | 26 | 1,025 12G 608 | 3.75 3.40 0.46 | 30 | 100/90/90 | 28 | 330 |
解説
2.1でTier5に格下げになり、Tier6には本車からKV-85が分離されて実装された。Tier5になったKV-1Sの性能はKV-1Sを参照。
Tier6のソ連重戦車、KV-1より機動性は上がったものの、車体装甲を犠牲にしたようなものなので、KV-1よりも注意が必要となるが、砲塔はISに近いものに進化していて、避弾経始の強いものになり視界の向上などKV-1より強化されているが、大型化したキューポラだけは狙われないようにしたい。
また、強化された砲塔に対し、車体はKV-1より薄くなっているので重点的に狙われないよう、常に地形や遮蔽を利用する運用が求められる。
火力は、76 mm ZiS-5では火力的に辛く、最終砲の122 mm D-2-5Tを研究するまでは、122 mm U-11で火力支援をしていくのがいいだろう。
122 mm D-2-5Tの威力はパンチ力がある反面、リロード時間が長めなので、車体を晒して待っているとあっという間に撃破されかねないので、こまめに動くか機動性を生かして一撃離脱に徹するのがいいだろう。
史実
KV-1の登場でティーガーが登場し、T-34の登場でパンターが戦場に投入されるようになると、機動性、装甲、火力の面で従来のKV-1では歯が立たなくなってきました。
かねてより、新型戦車の開発を進めてきたものの、実戦投入には時間がかかりすぎると判断したソ連軍は、その穴埋めとして、KVー1の強化案に取り掛かることになりました。
その間、KV-1自体も防御強化型のKV-1Cや、追加装甲を施したKV-1Eなど進化を遂げたものの、重装甲化にエンジン出力が追いつかず機動性はますます悪化し、最高速度も時速30キロを下回るという結果に陥ってしまったのです。
あまつさえ、泥濘にはまって行動不能、橋を渡るにも重過ぎて橋ごと落下するなど、重量増加の悪影響は深刻となってしまいました。
対して、KV-1Sは機動性の向上を図る研究の結果、装甲を薄くした軽量化と、エンジン出力をパワーアップさせ、新型砲塔に換装することで、時速40キロにアップすることに成功しましたが、試験的に生産されたものとあわせ、1232両のわずか一部が実戦で使用されました。
1943年8月に、KV-1Sより更に強力な武装を持った新型戦車の要求に答えるべく、試作段階で失敗に終わったKV-13の車体を利用し、避弾経始に優れた大型砲塔に85 mm D-5Tを積んだ、IS-85が完成、直ちにIS-1として生産が開始されましたが、生産開始に手間取ることになります。
しかし、前線からの新型戦車配備の要望に押されて、KV-1Cの車体にIS-85の砲塔を搭載した暫定仕様として、KV-85を9月から10月の1ヶ月間にかけて生産を開始しました。
元々、重装甲のKV-1Cの車体を使ったため、重量は46tに増加、当然、速度は時速35キロにまで低下してしまいました。
あくまで、IS-1の生産開始までのつなぎとして生産されたため、わずか130両程度で打ち切り、その間に準備が整ったIS-1の生産に切り替えられました。
あるドイツ駆逐戦車の車長の手記によると、ソ連軍の戦車の砲撃は1発目は必ず外れ、2発目で誤差修正して当てようとする、しかし装填の為に主砲を少し下げ気味にしてから、また狙いをつけるので時間が掛かることから、我々ドイツ戦車兵は慌てずに1発で仕留めることが出来る。
ドイツ戦車兵は、必ず1発目で当てて仕留めることを教え込まれているので、相手が多数でも撃退できた。
と、記していました。