KV-1S

Last-modified: 2017-09-17 (日) 19:47:49

KV-1s.png

Tier 5 ソビエト連邦 重戦車

公式紹介ページ

スペック

車体

HP620
車体装甲厚(mm)75/60/60
最高速度(km/h)43
重量/最大積載量(t)43/45.4
本体価格(シルバー)900,000
修理費(シルバー)

戦車パッケージ

パッケージ名
(必要経験値/購入シルバー)
KV-85
(--/900,000)
KV-1S
(-/-)
KV-1S-76
(-/-)
KV-IS-85
(-/-)
KV-1S-85M
(-/-)
KV-1S-122
(-/-)
KV-1S-122B
(-/-)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
KV-1SV-2K76 mm ZiS-5KV-1S mod. 1942KV-1S mod. 19426209R
500AP
APCR
HE
86
102
38
110
110
156
11456
6G
56
14.29
2.29
0.46
2882/75/7528320325
KV-1S-76V-2K76 mm ZiS-5KV-1S bisKV-8566010R
500AP
APCR
HE
86
102
38
110
110
156
11456
6G
56
15
2.29
0.46
3082/82/8228340360
KV-1S-85V-2K85 mm S-31KV-1S bisKV-8566010RK
500AP
APCR
HE
119
159
43
160
160
280
55109
7G
98
12
2.50
0.41
3082/82/8228340440
KV-1S-122V-2K122 mm Howitzer S-41KV-1S bisKV-8566010RK
500HE
HEAT
61
140
450
370
60257
12G
5.17
2.90
0.57
3082/82/8228340440
KV-1S-85MV-2IS85 mm S-31KV-1S bisKV-8566010RK
600AP
APCR
HE
119
159
43
160
160
280
55109
7G
98
12
2.50
0.41
3082/82/8228340440
KV-1S-122BV-2IS122 mm Howitzer S-41KV-1S bisKV-8566010RK
600HE
HEAT
61
140
450
370
60257
12G
5.17
2.90
0.57
3082/82/8228340440

解説

アップデート2.1でPC版同様に、KV-1SをTier5に引き下げて、それまでのTier6ボジションに分離したKV-85が配置された。
2.0以前の性能などはKV-1S(2.0以前)を参照。

Tier5への格下げにより、KV-1Sの象徴だった122 mm D-2-5Tは取り上げられてしまった。
その代わり、122 mm Howitzer S-41 が新たに装備可能になった。

122 mm Howitzer S-41は、いわゆる10榴であり、KV-1の122 mm U-11と比較して、発射速度や精度でやや劣るものの、ほぼ同等の性能となっている。

また、85 mm S-31は、KV-1の 85 mm F-30と比較して、貫通力で若干劣るが、照準時間ではこちらが優れており、汎用性の高い主砲として使えるだろう。

Tier5への格下げにより、同TierのKV-1と比較されることになるが、KV-1SはKV-1と比較して、装甲では劣るが、機動性や視認範囲ではこちらが優れており、ある意味中戦車的な運用が可能な重戦車となっている。

 
 

主砲選択アンケート

どの主砲を良く使ってますか?

選択肢 得票数 得票率 投票
85 mm S-31 8 57.1%
122 mm Howitzer S-41 6 42.9%
その他
投票総数 14
 

史実

KV-1の登場でティーガーが登場し、T-34の登場でパンターが戦場に投入されるようになると、機動性、装甲、火力の面で従来のKV-1では歯が立たなくなってきました。
かねてより、新型戦車の開発を進めてきたものの、実戦投入には時間がかかりすぎると判断したソ連軍は、その穴埋めとして、KVー1の強化案に取り掛かることになりました。
その間、KV-1自体も防御強化型のKV-1Cや、追加装甲を施したKV-1E(Eはエークラナミ(装甲強化型)の略)など進化を遂げたものの、重装甲化にエンジン出力が追いつかず機動性はますます悪化し、最高速度も時速30km/hを下回るという結果に陥ってしまったのです。
あまつさえ、泥濘にはまって行動不能、橋を渡るにも重過ぎて橋ごと落下するなど、重量増加の悪影響は深刻となってしまいました。
対して、KV-1Sは機動性の向上を図る研究の結果、装甲厚を75mmに戻し装甲を薄くした軽量化と、エンジン出力をパワーアップさせ、砲塔を小型化して重量軽減を狙った新型砲塔に換装することで、時速40km/hにアップすることに成功しましたが、試験的に生産されたものとあわせ、1,232両のわずか一部が実戦で使用されるにとどまりました。
Sはスカラツノイ(機動力向上型)の略で、KV-1EがT-34と武装が同じでありながらT-34よりも速度が遅く、協同作戦では役に立たなかったため、機動力を改善させる目的で開発したのが狙いでした。
それまで、装填手を兼ねていた車長は、装填任務を外れて車長任務に専念と後方機銃操作を行うこととなり、砲塔上面左には車長の視察用キューポラが付けられましたが、何故か外部視察用ハッチがそこに無いという訳の分からない配置になっていました。
1942年夏に引き渡しが開始され、1943年春までに1,370両が生産されましたが、ドイツ軍の対戦車火力が強化された時期に装甲の薄いKV-1Sに存在意義は無く、T-34にお株を脅かされつつあり、KV-1無用論が取り沙汰される様になって開発陣はピンチに立たされ、ティーガーに対抗できる後にIS戦車シリーズとなる新型戦車の開発が急がれることとなります。
派生型には、
KV-1S-85:KV-1SにSU-85の主砲であるS-18の改良型、S-31戦車砲を搭載したものです。 砲塔が狭くて乗員の搭乗に無理があり、採用されませんでした。
KV-1S(122mm砲搭載型):KV-85の主砲を1938年式122mm榴弾砲の改造型としたもので、試作のみに終わっています。

あるドイツ駆逐戦車の車長の手記によると、「ソ連軍の戦車の砲撃は1発目は必ず外れ、2発目で誤差修正して当てようとする、しかし装填の為に主砲を少し下げ気味にしてから、また狙いをつけるので時間が掛かることが周知されていて、我々ドイツ戦車兵は慌てずに1発で仕留めることが出来る。 
ドイツ戦車兵は、必ず1発目で当てて仕留めることを教え込まれているので、相手が多数でも撃退できた。」 
と、記していました。

 

コメント

  • 最終砲は格下はもちろん同格TDもワンパンされるほど強力だが、リロード時間が長く、車体の正面の操縦席窓(砲塔の付け根あたり)など弱点も多いので、相手がリロードに入ったら果敢に攻めて確実にダメージを与えていきたい。砲の威力にビビって攻めず、相手のペースに合わせてダメージ交換すると格上HTでもダメージレースで不利になる。 -- 2014-11-03 (月) 01:26:39
  • 最終砲は装填もレティクル収束も時間がかかるので、たとえ格下でも張り付かれると遅れを取る可能性がある。しかし精度と視界の関係上近距離で運用する事が多いハズなので味方、特にMTとの連携を大事にする事が重要。 -- 2014-11-28 (金) 01:57:00
  • 解説のところで22 mm D-2-5Tってなってたから直した。 -- 2014-12-04 (木) 16:59:54
  • 装填時間は単純計算で16秒掛かる。ちなみに16秒は同格HTだと2~4発撃ってKV-1Sの単発ダメを余裕で上回れる時間。砲塔の回るTDのつもりで装甲やHPを過信せず運用すると良い。 -- 2015-01-16 (金) 16:50:17
    • 補足:装填に16秒掛かるのは122 mm D-2-5T、いわゆる最終砲です。 -- 2015-01-16 (金) 17:02:13
    • 戦友、装填棒、換気装置で13.21秒まで短縮可能。 -- 2015-08-15 (土) 22:56:02
  • 122mm積んで前線での一撃離脱や遊撃に徹すると -- 2016-05-12 (木) 06:46:55
    • ↑途中で送ってしまった。とんでもない爆発力を発揮することがある。特にTierトップ時にDPM型と組んでHEATをばら蒔くと物凄い勢いで敵が残骸に変わっていく。 -- 2016-05-12 (木) 06:49:34