Tier 8 日本 中戦車
スペック
車体
HP | 1,350 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 45/35/25 |
最高速度(km/h) | 45 |
重量(初期/最終)(t) | 33,66/34,0 |
本体価格(シルバー) | 2,550,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Type 61 (169,000/3,600,000) | |||||||
STA-1 (111,000/2,550,000) | ━ | STA-2 (19,000/95,500) | ━ | STA-3 (50,500/175,000) | ━ | STA-3 Type 61 (89,500/271,500) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
STA-1 | Mitsubishi DL10T | 90 mm Gun M3A1 | STA-1 | STA-1 | 1,350 | 720 | |||||||
500 | AP APCR HE | 155 243 45 | 240 240 320 | 50 | 270 11G 240 | 7.32 2.30 0.38 | 40 | 70/60/35 | 42 | 380 | |||
STA-2 | Mitsubishi DL10T | 90 mm Rifled Gun | STA-1 | STA-1 | 1,350 | 750 | |||||||
500 | AP APCR HE | 212 275 45 | 240 240 320 | 50 | 380 11G 240 | 7.32 2.30 0.37 | 40 | 70/60/35 | 42 | 380 | |||
STA-3 | Mitsubishi 12HM20WT | 90 mm Rifled Gun | STA-3 | STA-1 | 1,350 | 750 | |||||||
570 | AP HEAT HE | 212 275 45 | 248 240 320 | 50 | 380 11G 240 | 7.32 2.30 0.37 | 44 | 70/60/35 | 42 | 380 | |||
STA-3 Type 61 | Mitsubishi 12HM20WT | 90 mm Gun Type 61 | STA-3 | STA-3 | 1,350 | 750 | |||||||
570 | AP HEAT HE | 219 275 45 | 240 240 320 | 50 | 380 11G 240 | 8 2.30 0.36 | 44 | 70/60/35 | 42 | 390 |
解説
史実
61式戦車は陸上自衛隊の戦車で、それまでアメリカ軍から供与されていたM4中戦車などに替わる戦後初の国産戦車です、その試作モデルであるSTAは、本ゲームにおいてなぜか一次試験で不採用になったモデルが使用され、採用された方が課金戦車になるという謎の選択がなされています。
戦後、アメリカから警察予備隊を経て陸上自衛隊に供与されていたM4A3E8やM24軽戦車では、ソ連のT-34/85に対してすら不十分なこと、アメリカ人と日本人の体格差によりペダルに足が届かないなどの操作が不便な事もあり、1952年頃から研究が開始されました。
(ちなみに、操縦手は立って操縦して、シフトチェンジは足で蹴らないとまともに動かせない、装填手は拳骨で押し込まないと入らないなど、欧米人との体格差による設計の違いは不便極まるものでした。)
1953年には国内で機甲戦闘と普通科(※1)への直接支援の両方に使用でき、敵主力戦車を撃破できる火力を最優先とし、水田を突破できる不整地踏破能力と、鉄道輸送による戦略移動手段を持つ戦車という構想がまとまり、1955年4月の主要装備国産化に関する日米共同声明を受けて、同年6月に国産開発が決定しました。
朝鮮戦争中に米軍から供与された火力では、ソ連戦車に対して充分でない事が分かり、また、M26系の中戦車をはじめとする米軍戦車の修理を行っていた関係で、ある程度の技術は習得していたことから、陸幕が予定していた76mm砲搭載20t戦車ではなく、90mm砲搭載25t級戦車(IS-3に対抗)を開発することにしたそうで、更に十分な装甲防御力を得るため、全備重量を35tにアップして開発を進めました。
90mm砲はM47パットンを参考に開発していたりします。
まず、STA-1からSTA-4まで4種の試作車を製作しますが、その間にかなり外見が変わっていて、エンジンも水冷や空冷を試したり、トランスミッションをトルクコンバータ、チト式、機械式と変更したり、転輪数を減らしたり、履帯を組み立て式ウェットピンから鋳造一体ドライピンに変えていったりと各所に苦心の跡が伺えます。
特に、主砲後座力25t(射撃時に後退した砲の反動を駐退機が吸収する力を後座力という)を支えきる設計にも苦労したといわれます。
STAには三菱重工業製の新型空冷ディーゼル・エンジンが搭載されることになっていましたが、この時点ではまだ完成していなかったため、第1次試作車には代替に同社製の船舶用液冷ディーゼルエンジンDL10T(出力550hp)を車載用に改修したものが搭載されていました。
STA-1は一次試作車のプラン1で、1956~57年に完成しました。
車高を低くしていますが、競作でSTA-2に負けて採用されなかったそうです。
STA-2は一次試作車のプラン2で、1956~57年に完成しました。
当初案をそのまま採用しており、競作でSTA-1に勝ち二次試作車に進みました。
STA-3は二次試作車のプラン1で、1959~60年に完成しました。
STA-4は二次試作車のプラン2で、1959~60年に完成しました。
車長用キューポラを全周旋回銃塔にしていました。
これに、小改良を加えて1961年4月に61式戦車として制式化されました。
STAは61式戦車試作型として、本車は土浦武器学校附属資料館に展示されています。
(※1)自衛隊は名目上、軍隊ではないとしているので、歩兵科を普通科と呼称しています。 そのため、階級なども自衛隊独自の呼称を使用しています。 自衛隊創設期~初期にかけて戦車も名目上、特車と呼びシャーマンはM4中特車と呼称する事になっていました。
コメント
- 全てにおいて可もなく不可もなくの「ザ・中戦車」といった感じ。なんでもそれなりにやれるぶん、これといった得意な戦闘スタイルがないため、安定した戦果を出すにはプレイヤーの技術や経験、そしてセンス等が求められる。この悪く言えば器用貧乏な特性はこの後の車両にも引き継がれていくので、STA-1がどうにも肌に合わない人は日本車の開発を考え直したほうがいいかもしれない。俯角は割と大きいため地形対応力は高いと言えるが、車高が低いこともあってハルダウンしながら撃てるチャンスは意外と少ない。また砲塔も信頼できるほど硬くはないので、俯角の大きさはあくまでも被弾を抑えるためと思おう。また注意点として砲塔を後ろに向けると、車体構造上俯角がまったく取れなくなる。これで困ることは少ないが、それだけに忘れがちでもある。大事な場面で足元をすくわれないように、戦闘中は常に頭の片隅に意識しておこう。 -- 2015-05-07 (木) 21:05:58
- 今まで俯角のある車両に乗る機会がなかっただけに自分の中では革命的な車両となりました。 装甲がないので優秀な俯角を武器に、地形を装甲にして撃たれない位置どりと早めの安全な陣地展開をイメージして運用すればそれなりに成績出せると思います。味方とマップに依存する戦闘が多かったのですが、それでも2優等まで行けたので乗り方としては85点は取れたかなと(個人評価^^;) -- 2016-07-13 (水) 14:41:49