Tier 10 イギリス 中戦車
スペック
HP | 1,950 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 121/51/32 |
最高速度(km/h) | 53 |
重量/最大積載量(t) | 55/60 |
実用出力重量比(hp/t) | 18.92 |
本体価格(シルバー) | 6,100,000 |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
Centurion Action X (180,000/6,100,000) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 弾代 | 総弾数 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Centurion Action X | Rolls-Royce Meteor TTSC | 105 mm Gun L7A2 | Centurion Action X | Centurion Action X | 1,950 | SR C45 | |||||||
1,040 | APCR HEAT HESH | 268 330 105 | 390 390 480 | 1,200 12G 950 | 68 | 6.98 2.10 0.32 | 50 | 198/152/95 | 48 | 410 | 750 |
解説
- 火力
- 105 mm Gun L7A2
大まかな性能は前身と同じ。
発射速度、照準時間、拡散率が改善されており、かなり扱いやすくなっている。
また、新たに他国の中戦車と同じ330mmの貫通力を持つHEATが金弾として追加された事で同格~格下と対峙した際に貫通可能となる箇所が増えている。
榴弾はHESHで105mmの貫通力を持つのでB-C 25 t,FV4005,WT auf E 100などの軽装甲車輌相手には積極的に使用していこう。
- 105 mm Gun L7A2
- 装甲
- 車体
前面上部は傾斜57度の121mmで220mm程度となる。
また、履帯が装備されている部分は133mmのため傾斜込みで245mmとそこそこ堅い。
下部は傾斜45度の76mmのため実厚108mmしかなく、おまけに弾薬庫が控えており致命的な弱点となっている。
側面は51mmで装甲スカートが6mm、スカート上部の狭い範囲はスカート6mm+履帯25mm+車体51mmで合計82mmとなっているが、大部分はスカート6mm+車体51mmの57mmで格下のAPですら容易に貫通し、自走砲の至近弾なんて食らおうものなら大ダメージは避けられない。
後面に至っては32mmしかなく、口径100mm以上なら掠っただけで貫通できる。 - 砲塔
前面は砲身基部及び頬が198mm、額が85mm~95mm、額の両端が152mmとなっている。
砲身直下は垂直で弱点となっているが、それ以外の左右は内から外にかけて傾斜が強くなっており、245mm~305mmとかなり堅い。
外縁の152mmの部分は57度~70度の傾斜があるため282mm~437mmの実厚を持ち、命中箇所次第では同格の弾を弾く可能性もあるが、安定した防御が望める程ではない。
額は85mm部分が66度、95mm部分が64度の傾斜により双方210mm程度でこのままでは格下にすら貫通されるが、俯角を取った状態であればAP、APCRに対して強制跳弾を狙うことができる。
ただしHEATに対してはあまり意味がなく、他の部分と比べても薄く範囲も広いため大きな弱点となっている。
側後面は95mmの垂直で被弾=貫通と思っておこう。
- 車体
- 機動性
ロールス・ロイス グリフォンを上回る1,040という暴力的な出力を持つロールス・ロイス TTSCを搭載、英国車輌の中でも高めの出力比19.01を誇る。
最高速度は前身の40km/hから53km/hまで上昇し、ソ連中戦車に匹敵するほどの走破性を手に入れた事で機動力は大幅に向上した。
- 総論
全体的な性能が高水準で纏まった、非常に扱いやすい車輌である。
前身のCenturion Mk. 7/1や置き換え前のFV4202とは異なり、課金弾の貫通力不足が解消された事で砲は格段に扱いやすくなった。
また、Tier10MT相応の高い機動力を手に入れたので、それまでのセンチュリオンシリーズよりも取り得る選択肢が広がった。
防御面は車体に不安が残るものの、砲塔だけはハルダウンを駆使する事で一定の防御力が期待できる。
一方、他の車輌に比べて尖った部分が無いので、明確な目的と適切な判断力を以って行動しなければ、バランスの良さはたちまち器用貧乏へと早変わりするだろう。
ようはプレイヤーの腕が率直に現れる戦車である。
数々の苦難を乗り越えてきたであろう英国戦車長の諸君には、是非乗りこなして頂きたい。
史実
センチュリオン・アクションXはセンチュリオンの試験的な更新計画であり、1955年に初めて言及されていました。
センチュリオンMk.Ⅶの車体に加え、チーフテンと類似した防楯の無い新型砲塔を装備しました。
センチュリオンの後期型はこの砲塔で製造することが提案されたものの、結果的に試作段階から先に進行することはなく、試作車両は後に歩兵科の訓練に使用されました。