Tier 8 ソビエト連邦 中戦車
スペック
車体
HP | 1,100 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 75/45/45 |
最高速度(km/h) | 50 |
重量/最大積載量(t) | 24.23/24.35 |
本体価格(シルバー) | 2,500,000 |
修理費(シルバー) |
戦車パッケージ
パッケージ名 (必要経験値/購入シルバー) |
┏ | Obj. 430 II (150,500/3,450,000) | |||||
┣ | T-54 (150,500/3,450,000) | |||||
Obj. 416 (104,600/2,500,000) | ━ | Object 416A (29,300/66,700) | ━ | Object 416B (83,300/276,70) | ┛ |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
Object 416 | DG | 100 mm D10T | Object 416 mod. 1952 | Object 416 mod. 1952 | 1,100 | 525 | |||||||
400 | -- -- -- | -- -- -- | -- -- -- | 35 | -- --G -- | 6.9 -- -- | 50 | 110/60/45 | 40 | 370 | |||
Object 416A | DG | 100 mm D10T | Object 416 mod. 1953 | Object 416 mod. 1953 | -- | -- | |||||||
400 | -- -- -- | 175 235 50 | 250 250 330 | -- | -- --G -- | 7.50 2.29 0.38 | 52 | 110/75/45 | 40 | 380 | |||
Object 416B | DG | 100 mm M-63 | Object 416 mod. 1953 | Object 416 mod. 1953 | -- | -- | |||||||
400 | AP HEAT HE | 201 330 50 | 320 320 420 | -- | -- --G -- | 7.50 2.29 0.37 | 52 | 110/75/45 | 40 | 380 |
解説
史実
オブイェークト416はSU-76Mの後継に定め、限定的重量に可能な限りの火力と装甲を与える方針のもと、ハリコフ機関車工場第75番工場の建設局で1949年秋より開発が始まり、設計案は1950年3月までに提出、1952年にSU-100支援突撃砲として開発されました。
車体高を抑えるために採用された水平対向12気筒エンジンを含むパワーパックは、車体前半に動力装置一式の交換を容易にする形で納められています。
車体後半は戦闘室となっていて、搭載された全周旋回砲塔には、操縦手を含め乗員4名全てが位置し、特に操縦手は砲塔中心に据えられる形で、特殊な機構により砲塔旋回と関係なく常に前方を向いていました。(ただしゲーム中では左右75度の限定旋回に替えられています。)
主砲には当時の主力戦車T-54と同じ100mm戦車砲D-10Tを装備していました。
砲塔内に搭乗員を収める事により車体及び砲塔の高さを低くする事に成功したものの、低い天井は装填手の作業を困難なものとしてしまったことが原因で、試作車は1952年4月まで準備できなかったそうです。
1953年の夏には改良が行われて、試作車が完成したものの、能力的にT-54と変わらないと判断が下されて、あえて生産する必要が無いという理由から採用されませんでした。
砲塔などの斬新な機構がかえって作動や信頼性の低下をもたらしたために、開発中止となってしまった要因だとも言われています。
全長6.2m、全幅3.24m、全高1.825m、重量24tで装甲厚は車体前面60mm、砲塔前面110mm。
エンジンは水平対向12気筒ディーゼルエンジン(400馬力)で、最大速度50km/hを発揮しました。
この砲塔内に全ての乗員を集中する方式は、時を前後してアメリカや西ドイツをはじめとする欧州圏でも研究されていました。
コメント
- MT扱いされてはいるが、史実の開発経緯を見て分かる通り実質TDである。車高が非常に低く(ドイツの三突と大体同じくらい)、砲塔は限定旋回式(左右75度なので真横まで回らない)なので鈍重車輌の周りを回るNDKには不向き。装甲面も、車体は最早無いも同然で、正面から撃たれるとエンジンに被害が出るレイアウト。砲塔は110mmあるが、時折弾く程度。さらに乗員全員が砲塔内に居るので、砲塔天板にHE弾の直撃を受け貫通すると、全員が一度に倒れる可能性さえある(まず起こらないだろうけど)。この車輌最大の特徴は『LT以上の隠蔽性』。静止時の隠蔽性は全LTよりも高く、移動時でも並のLTと同じレベル。さらに搭載砲も性能が高く、最終砲APは貫通201mmだが、金弾HEAT330mmと非常に高く(Tier9MTのT-54搭載砲と同じ)、持ち前の隠蔽性と合わせれば高機動軽装甲TDとして戦果を上げられる。ただし、弾代が非常に高く、精度も肝心なところで外れるレベルなので稼ぎには向かない。視界は380とそこそこ広いので、拡張パーツ次第では置き偵車輌としても使える(背は低いが幅があるので隠れる際には注意)。MTではあるが、その性質は『MT寄りのTD』なので、開幕からのMT運用は避け、序盤はTDとして、中盤から機動性と隠蔽性を活かした奇襲車輌として行動するのが理想的。 -- 2016-08-30 (火) 06:02:18
- やっぱりコイツTDだったんだな? -- 2016-08-30 (火) 17:45:26
- 史実にゲーム中では限定旋回という旨を追記しました。 -- 2016-08-30 (火) 19:14:49