Tier 5 ソビエト連邦 駆逐戦車(課金戦車)
スペック
車体
HP | 380 |
---|---|
車体装甲厚(mm) | 60/30/50 |
最高速度(km/h) | 50 |
重量/最大積載量(t) | 22.35/24.38 |
本体価格(ゴールド) | 2,300G |
修理費(シルバー) |
注)価格は公式ページから参照
戦車パッケージ
SU-85I (2,300G) |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 武装 | 履帯 | 砲塔 | 他 | ||||||||
出力 | 弾種 | 貫通力 | ダメージ | 総弾数 | 弾代 | 発射速度 照準時間 精度 | 旋回速度 | 砲塔装甲 | 旋回速度 | 視認範囲 | HP | 通信範囲 | |
SU-85I | Maybach HL 120 TRM | 85mm D-5S-85A | SU-85I | SU-85I | 380 | -- | |||||||
300 | AP APCR HE | 119 161 43 | 160 160 280 | 58 | 109 7G 98 | 13.33 2.29 0.41 | 48 | --/--/-- | 44 | 330 |
解説
Tank of the Month (3,000G)で購入できる課金戦車。
ツリーには入らないので販売期間(2015/04/06-05/03)が過ぎると購入できない。
アップデート1.11より、戦車ツリーに追加されたので、いつでも購入可能。
この戦車には、マッチング優遇があり、マッチング上限は、Tier6までとなっている。
史実
スターリングラードの戦いでドイツ軍が壊滅した際に、300両ほど鹵獲したドイツのIII号戦車 (Pz.Kpfw. III) を改造したもので、砲塔を取り去った跡に固定式戦闘室を設け、76.2mm戦車砲F-34を右にオフセットして搭載する軽自走砲へと改造したものです。
実際に製造されたものは76.2mm砲搭載モデルのSU-76Iのみで、全長6.3m、車体長5.38m、全幅2.91m、全高2.375m、重量22.5t、装甲厚は10~50mm、エンジンはマイバッハHL120TRMガソリンエンジン(300馬力)で、最大速度50km/h、航続距離180kmを発揮しました。
計画上はこの85mm砲搭載する改造案のSU-85Iも存在していましたが、SU-85同様、85mmD-5砲の生産が手間取って、KV-85やSU-85への供給で手一杯だったために、机上プランのみで終わり、量産も実戦配備もされませんでした。
さらに、122mm榴弾砲M-30を搭載したSU-122Iも計画されました、こちらは図面はあるものの、写真は残っていないそうです。
また、G.I.カシタノフ技師による設計チームが、SG-122の名称で122mm榴弾砲M-30を搭載した中型突撃砲を開発、1942年7月に車両審査を受けましたが不採用となっています。
ゲーム中では、SU-85Iの方が、SU-76Iに先がけて登場しています。
SU-76Iは200両前後がキーロフ市の第38工場で改造されて1943年4月、最初の生産車5輌がスベルドルブスクの自走砲連隊訓練所に送られた後に、更に20輌が加えられ、翌月には早くも実戦に投入されました。
その後クルスクの戦いにも第13軍所属の16輌が投入され、半数(うち3輌炎上で全損)を失っています。
そして、16輌のSU-76Iと指揮用の鹵獲III号戦車1輌(または指揮車型を含むSU-76Iが15輌)による自走砲連隊が複数編成され、1943年秋のウクライナ戦線から本格的に登場しましたが、その間に、少なくとも1両がドイツ軍に再度鹵獲されて使用されているという記録があります。
その後、終戦まで使用され続けましたが、戦後は順次退役させられました。
ただ、1輌がクビンカ基地で稼動していたのですが、1968年に廃棄されました。
現在でも、サンクトペテルブルク(旧レニングラード)郊外にあるカレリア地峡の川底から引き上げられた1輌が、ウクライナで記念碑として展示され、別の1輌がモスクワの博物館に現存しています。