Sexton I

Last-modified: 2016-02-03 (水) 16:46:48

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Tier 3 イギリス 自走砲 (課金戦車)

公式紹介ページ

スペック

HP140
車体装甲厚(mm)51/32/38
最高速度(km/h)40
重量/最大積載量(t)25.82/31.0
本体価格(ゴールド)1,250
修理費(シルバー)

パッケージ

Sexton I
(1,250G)

詳細

パッケージ名エンジン武装履帯砲塔
出力弾種貫通力ダメージ総弾数弾代発射速度
照準時間
精度
旋回速度砲塔装甲旋回速度視認範囲HP通信範囲
Sexton IWright (Continental) R975 EC2OQF 25-pdr Howitzer Mk. IISexton ISexton I140570
390HE
AP
AP
44
92
71
280
180
180
11283
7
83
6.98
5.50
0.75
24--/--/--16330

解説

Tier3の課金自走砲で最初からセクストンIIの最終砲を搭載しているが、あとのスペックは殆どセクストンIIと同じである。
米M7プリーストの遠い親戚であるが、力のM7、技のセクストンという構図である。 このセクストンシリーズから、APが使えるという、自走砲の中ではまさに異色で、直接照準で敵戦車を倒せという英国面が大暴れする走りである。

なんといっても、弾切れの心配がない携行弾数。 112発という、同Tier自走砲の中では随一の搭載量、ただし、ダメージがM7の約半分280しかないので、数に物を言わせて弾を雨あられと降り注がせるしかない。 幸い射程は長いほうなので遠距離でこちらを伺っている敵に一撃や、前線で味方とオッスオッスしている敵の妨害などを狙うのもいいだろう。 右側はプリーストよりも狭いけど射界が広いのが強みだ。

AP弾は使えるものの、正面切って戦うにはリロードや足の遅さや旋回性能に難があることがネックとなっているため、自衛と終盤の弱った相手狙い以外には積極的に使わないほうが吉である。
主砲は、課金弾までAPであるが、こちらはお守り程度に持っておくと、イザという時には役に立つはずだ。

史実

ビショップとおなじ25ポンド砲を搭載する自走砲ですが、どちらかというと米軍のM7プリースト自走砲に似た、オープントップの大型戦闘室に砲を搭載したもので、車体もプリースト用のものを提供してもらう予定したが、M7自走砲がM3中戦車をベースにしたのに対して、アメリカがM3車体の供与を渋ったので、M3中戦車を改造したカナダ製中戦車ラムIIがベースになっていたのがセクストンでした。
1942年半ばに改造作業が始められましたが、この頃にはイギリス軍にもM7プリーストが導入され始めていたので、その影響を受けて、当時砲兵隊の主力であった国産の25ポンド砲を装備する自走砲を作れば、運用・補給面で好都合と考えられていました。
射程不足のビショップでの反省を踏まえ、主砲先端にはダブルバッフル式マズルブレーキが装着され、後座長(射撃の反動で、砲尾が後退する長さ)を1.02mから半分の0.51mに抑えて最大仰角45度を取れるようにしてありました。
射界は左25度、右15度。弾薬搭載数は105発で、うち87発が榴弾と発煙弾、18発がAP弾を搭載、戦闘室周囲に取り付ける防水プレートと、機関室上部に取り付けるシュノーケルからなる渡渉キットも作られたそうです。
ベースのラムII中戦車を製造するモントリオール・ロコモーティブ社により、1942年末には試作車が完成。翌43年~45年まで合計2,510両が完成しました。 資料によっては、M3をそのまま改造したとするものもあります。
セクストンIは、その先行量産型というべき車体で、124両のみ生産されたものです。 量産型のセクストンIIとの違いは細部の違いで車体ノーズカバーが分割式、車体後部に補助発電機とバッテリーを収容した箱状収納ケースを設置していました。
実戦初投入はイタリア戦線で、その後、ノルマンディー作戦からはM7プリースト自走砲に替わり、イギリス砲兵隊の主装備にされていきました。

セクストンは、ビショップ、プリーストのつながりから教会関係の名前が取られ、使用人(寺男)や墓堀人という意味があります。

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