使徒ロワ

Last-modified: 2023-07-02 (日) 15:27:26

説明

  • ヒプロス教会の眷属の一体。
  • 彫像化属性は青銅。状態異常は喪心懲罰

外見

モデル:スピリット / 亜人
召喚器:鐘鈴

  • チョコレート色の肌。ゆったりとしたローブ。
  • 頭には山羊の角が二本生えている。
 

能力

錆の望楼(結界)

  • 周囲の環境を異界化させる侵食結界の一つ。
  • 結界媒体は錆。特に「緑青」。地形を錆びつかせ、その錆によって結界拡大を行う。建造物や金属に対して特効があり、市街地への侵略に適している。
  • 結界のシンボルである「望楼」はガーゴイルの住処であり、ガーゴイルの手によって作られる。

特殊効果「劣化」

  • 武具、装束などの耐久性を低下させる。とりわけ金属には影響が強く、結界内にいるだけで緩慢に腐食が進んでいく。

反響定位(補助)

  • 音波によって、物体情報を把握する探知能力。
  • 視認できない遠距離から相手の位置を特定し、簡易結界で封殺するのがロワの常套手段。

ガーゴイル化(補助)

  • 霊体から実体へ一時的な肉体形成を行う。
  • 肉体組成は金属。姿は、蝙蝠の羽、猛禽の下肢をそなえた大柄な異形。曰く「ガーゴイルの女王」。
  • ロワはこの形態でのみ、ガーゴイルに命令を与えることができる。とはいえ、自我の強いガーゴイルたちが絶対服従するわけではない。
  • 実体化に伴い、簡易結界形成が制限される。後述の「礼拝堂」「告解室」「祭壇」は使用不可となる。

福音(攻撃)

催淫:- 快楽:C 射程:B 捕捉:C

  • ロワが発する指向性音波。
  • 性質は呪詛に近く、聞いた相手の精神を汚染する。加えて特殊波長の振動が、相手へ快感を与える。

状態異常:喪心 蓄積:C

  • 相手の精神を「漂白」する。記憶と性格はそのままに、主体性を失った抜け殻へと作り変える。

礼拝堂(攻撃)

催淫:C 快楽:- 射程:A 捕捉:B

  • 簡易結界を形成し、立ち入った相手の精神を汚染する。
  • 形状は立体的で、礼拝堂の広間を模している。実体はなく、緑がかった半透明の霊的構造体。
  • 結界内では無数の霊が祈りを捧げている。霊に攻撃性はないものの、「祈り」が生む霊的波動が相手の精神を蝕んでいく。

状態異常:喪心 蓄積:C

  • 効果は福音を参照。

告解室(攻撃)

催淫:C 快楽:- 射程:A 捕捉:C

  • 簡易結界を形成し、立ち入った相手の精神を汚染する。
  • 形状は立体的で、告解用の密室を模している。半ば実体化しており、脱出するには結界外壁を壊す必要がある。
  • 結界内では数体の霊が、口々に罪の告白を繰り返している。霊に攻撃性はないものの、「告解」が生む霊的波動が相手の精神を蝕んでいく。

状態異常:懲罰 蓄積:B

  • トリガーは「不信」。
  • ロワが定めた「信仰に反する行為」を罰する。内容は告解の拒否や、告解室からの脱出も含む。

祭壇(攻撃)

催淫:- 快楽:B 射程:B 捕捉:D

  • 簡易結界を形成し、転生儀式を執行する。
  • 形状は円陣。中心には一対の台座が出現する。「祭壇」内で快感を受けると、精神や魂が緑青となって剥離していく。
  • 転生儀式は次の手順で進んでいく。
    • 第一段階「彫像化」:相手が台座に乗ることで開始。台座から強烈な快感が注がれ、青銅化が一息に進行する。
    • 第二段階「肉体再現」:緑青が吸い寄せられるようにして、対となる台座へ集められる。集積した緑青は徐々に凝り固まっていき、犠牲者を模した人型を作り出す。
    • 第三段階「精神改変」:人型に緑青が付着し、ガーゴイルの特徴的な造形が生まれる。
    • 最終段階「魂定着」:転生完了。犠牲者の魂を受け継いだガーゴイルが誕生する。
  • 転生儀式の成功率は次の方法によって上昇する。両方を満たす場合、転生はほぼ確実に成功する。
    • 喪心付与。「漂白」作用によって転生の下地を作る。
    • ガーゴイルによる「マーキング」。儀式下の相手にガーゴイルが快楽を与えることで、従属関係を刷り込む。
 

特記

ガーゴイル

  • 転生儀式によって生まれ変わった犠牲者の呼称。翼をそなえた青銅色のゴーレム。
  • 自我は転生前をベースとしている。しかし精神性は、迷宮に隷属した形に改変されている。ロワへの忠誠心を植えつけられているものの、命令を聞かない個体も多い。
  • 容貌は様々だが、共通する点として翼、角、尻尾をもつ。
  • 番人同様に、相手へ快感を与えることで青銅像へと変えてしまう。
  • また「営巣」能力によって、結界内構造物の形状を変化させることができる。
    • ガーゴイルは自らの住処として、台座の代わりに望楼を好む。とりわけお気に入りの犠牲者の彫像や、転生前の自らの青銅像を使って、尖塔側面を飾り立てることを愉しみとしている。
 

エピソード

 

メモ

 

一言コメント