状態異常

状態異常

説明

• 迷宮に由来する15種の状態異常。
• 効果は六つに分類される。
  • 肉体支配：傀儡、憑依、狂熱
  • 精神支配：喪心、魅了、悩殺
  • 官能操作：媚毒、同調、懲罰
  • 行動阻害：粘着、拘束、硬直
  • 認識阻害：幻惑、倒錯
  • 特殊拘束：封体

• 状態異常を取り除くには、特別なアイテムを用いるか、術者を倒す必要がある。

肉体支配

傀儡

• 加害者の意志で肉体を操作される。
• 意識はあり、ほとんどの場合、会話も可能。
• 主に同士討ちや羞恥を強いて、その反応を楽しむために使われる。

憑依

• 別人の精神が宿り、肉体の主導権を奪われる。
• 意識は健在だが、内に囚われたまま表面に出ることはない。
• 憑依体の大半は執着を秘めており、致命的な行為へと及んでしまう。

狂熱

• 劣情に支配され、意に反して快楽を貪る。
• 意識はあり会話できるものの、熱に浮かされたようにおぼつかない。
• 多くの場合、何らかの淫らな体質変化をともなう。

精神支配

喪心

• 虚ろ目で意識が希薄化し、加害者の言いなりとなる。
• 完全に意識を奪い操ることも、抑制するだけに留めることもできる。
• 特定条件に反応するよう仕込み、ある種のプレイを演じさせたりもする。

魅了

• 特定対象に猛烈な求愛感情を抱く。
• 意識はあるものの、その対象を何よりも優先するように変じている。
• 変化は嗜好にもおよび、彫像化を好む傾向がみられる。

悩殺

• 恍惚状態となり、思考を桃色一色に染め上げられてしまう。
• 夢遊病のように意識は曖昧で、およそ会話は成立しない。
• 特定行為への執着が刷り込まれており、なりふり構わずそれに及ぼうとする。

官能操作

媚毒

• 感度上昇と性感鋭敏化によって、動くだけで快感が走る。
• 程度の差はあれ、催淫耐性と快感全般に対する抵抗力も低下してしまう。
• 多種が確認されており、命を奪うことなく官能のみに作用する共通点をもつ。

同調

• 特定対象と性感をリンクさせ、受けた快感が互いに伝播してしまう。
• 人と人、人と魔物、人と彫像など、適用範囲が極めて広い。
• 特に多数が巻き込まれてしまうと、相乗効果によって歯止めがきかなくなる。

懲罰

• 特定行動を実行すると、同時に強烈な快感が与えられる。
• 攻撃、魔法、自慰など、トリガーは加害者の任意となる。
• 威力は調整可能だが、だいたいは一度の発動で絶頂へと至る。

行動阻害

粘着

• 粘液がまとわりつき身体を絡め取る。
• 低粘度から高粘度まで質感は様々で、それぞれ異なる特性を備える。
• それ自体が固まることで、コーティング効果を発揮する。

拘束

• 器具などに固定され動きを封じられる。
• 固定される部位に差はあれど、基本的には身じろぎ程度しか行えない。
• 特別製の器具が大半で、別枠の性能をもつものも。

硬直

• その場に静止したまま、本人の意志では動けなくなる。
• 五感はあり、他人の手であれば容易に動かすことができる。
• 応用すると、動作の鈍化、一部解除、空間への固定などを可能とする。

認識阻害

幻惑

• 視覚を狂わせ、幻の光景へと没頭させる。
• 内容は周囲の状況が巧妙に反映され、他の感覚への違和感を極力抑制する。
• 加害者が用意したシナリオだけでなく、被害者の願望などを色濃く映す場合も。

倒錯

• 特定感情を増幅させ、心と感覚をかき乱す。
• 冷静な判断力が失われるため、致命的なミスへと誘われてしまう。
• 使い方によっては本来の性格すらねじ曲げ、極端な反応を無理やりに引き出す。

特殊拘束

封体

• 専用の器官が全身を覆いつくして捕獲する。
• 逃げ道はなく、できるのは身悶える程度で、およそ自力での脱出は不可能。
• 特徴として、彫像化の際に器官と一体化し奇怪なオブジェを形作る。

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