アリーナとは

Last-modified: 2021-06-02 (水) 20:57:03

説明

  • 彫像迷宮discordで行うセッションの舞台のひとつ。

シナリオ

  • 挑戦者は迷宮に囚われた現実世界の女性。彼女は別人の身体、アバターの中で目覚める。
  • 現実世界の人格と記憶はそのままに、アバターの知識と技能を得たことを理解する。
  • 挑戦者の目的は、迷宮からの脱出。
  • この場所はアリーナ。
  • 番人と戦い、勝利することで、迷宮からの解放権利が与えられる。
  • しかしそれが容易でないことは、アリーナを彩る淫靡な彫像——挑戦者の成れの果てを見れば明らかだった。

ルール

  • 挑戦者は一人、または二人。
  • 番人は一体のみ。
  • 正方形の舞台の上で、両者が戦闘を行う。
  • 舞台の風景や仕掛けられた罠の種類は、対峙する番人によって異なる。

勝利条件

  • 番人の戦闘不能
    • 必然的に激しい戦闘となる。力量差は明らかで、凄惨な末路を辿る可能性が高い。
  • ゲートからの脱出
    • 鍵を入手し扉を抜ける。もちろん番人が見過ごすはずはない。
    • 一人では不可能。二人であっても、どちらかを切り捨てる覚悟が必要。

敗北条件

  • 挑戦者全員の彫像化
    • 番人による彫像化は快楽によって進行する。
    • 快楽に抗って勝利を目指すのも、快楽に屈し淫らに溺れるのも挑戦者しだいとなる。
 

アリーナ詳細

  • 迷宮にいくつか存在する特別な領域の一つ。
  • 主な施設は円形闘技場。館主は、耽美を謳うエクスタシア。

目的

  • 別世界の存在を召喚し、番人と戦わせて見世物としている。
  • 今回の催しは、現実世界から数百の美女美少女の精神のみを召喚した大規模なもの。
  • 客席は100席あり、敗北やペナルティで空席が生まれると新たな観客が補充される。

構造

  • 出口のない3階建てのコロシアム。
  • 中央の舞台はおよそ45メートル四方。そこから外周に向かって観客席が広がり、最外周には実況の大型スクリーンが数枚設けられている。
  • 1階は舞台、挑戦者用の控え室がある。
  • 2階は司会の実況席、観客席、闘技場内部への通路。建物内はライブラリとラウンジをかねた施設となる。
  • 3階は特別な観客席で、主に館主などが利用する。

施設

  • 2階の建物内は円周状の通路となっており、東西南北の4箇所に施設がある。
  • ライブラリ
    • メイン端末は巨大な立体ホログラフ。音声認識で操作する。
    • 迷宮のおおよそを知ることができる。主に閲覧されるのは、番人の情報、過去の戦闘記録映像。
    • ライブラリごとに10部屋の個室が設けられている。個室内の壁に掛かったサブ端末からライブラリへアクセス可能。
      • あえて個室があるのは、「カルマ」が蓄積した観客へのサービス。
  • ラウンジ
    • テーブルとイス、ベンチなどが並ぶ休憩所。戦闘の合間時間のリフレッシュなどに利用される。
    • 現実世界のカフェに似て売店員までおり、飲食物の提供も行う。
    • 雑談のほか、迷宮脱出の相談の場でもあるが、どんな内容であれ看過されている。
 

プレイヤー

観客

  • 今回の催しのため、現実世界から招かれた美女美少女たち。
  • 精神体であり、出番が来るまでは凍結保存されている。出番がくると解凍され、客席へと転送される。
  • 基本的には自由な振る舞いを許されており、移動や行動に制限はない。
  • 精神体は肉体と比べて特に不自由はない。異なる点は、食事、睡眠、排泄が不要なこと。性欲はむしろ高められている。
  • 観戦を重ねることで「カルマ」が蓄積し、彫像化に対して興奮を覚えるようになる。
  • 戦闘を冷静に分析する者、敗者の末路に怯える者、彫像化へ魅入られる者など様々。
  • 唯一、戦闘の観戦が義務づけられている。守れない場合はペナルティが下される。

観戦

  • 舞台で繰り広げられる挑戦者と番人との戦闘を、観客は観戦席から見守る義務がある。
  • 観客が観戦を通して何を考えどう行動するか。という点が、催しとしての隠れた見どころとなっている。
  • 舞台の外壁が、観客席との仕切りの役割をもつ。しかし防壁としての機能はなく、番人の能力によっては客席にまで影響がおよび淫靡な彫像へと変えてしまうことも。

挑戦者

  • ランダムに選出された観客の精神体が、アバターの肉体へと封じられた存在。
  • 人格と記憶はそのままに、アバターの知識と技能を受け継ぐ。
  • 表向きの目的は迷宮脱出ではあるが、どのような行動をとるかは精神体の意識に強く左右される。

アバター

  • かつて迷宮に囚われた者。
  • 番人に特に好まれた三人が、観客と並び主賓として扱われている。
  • 本人はすでに彫像と化しており、その肉体を再現したレプリカが用いられている。
 

その他

司会

  • 館主エクスタシアの役割。
  • エクスタシアは魔王の側近、かつ最古参の館主の一人。あらゆる番人を網羅しており、能力説明などはお手のもの。
  • 実況席からマイクを通して戦闘を盛り上げる。実況内容は客席はもちろん、舞台で戦闘中の挑戦者と番人の耳にも届く。
  • 彫像化した被害者の心理を読み取ることができ、戦闘終了の際には声高に暴露する。

番人

  • 挑戦者とともにアリーナの華である敵役。
  • 領域の眷属、館主、はてはアガルマリスを含め数多くの候補の中から選出される。
  • 魔王はアリーナを娯楽として推進しており、魔王へのアピールも含め番人のやる気は高い。

ペナルティ

  • 観客、もしくは挑戦者への罰則。
  • 観客の場合は、見せしめとして衆人環視のもと淫らな彫像へと変えられる。条件は2つ。
    • 一つ目は、観戦への不参加。戦闘がはじまるまでに観戦席にいる必要がある。
    • 二つ目は、規定の絶頂回数の超過。場所をとわず、アリーナ内での性行為の繰り返しは彫像となることを意味する。
  • 挑戦者の場合は、戦闘意欲に欠けると判断された場合に執行される。

控え室

  • 挑戦者に選出された際、はじめに転送される場所。
  • ベッドと軽食がおかれただけの狭い個室。奥には転送魔方陣が敷かれている。

転送魔方陣

  • 控え室と舞台に施された半径1メートルほどの円形魔法陣。
  • 挑戦者を控室から舞台へと送り届ける役割をもつ。

セーフゾーン

  • 挑戦者の初期位置。転送魔方陣を含む壁際の一角。
  • 番人の侵入を阻む結界なのだが、滞在し続けることは許されない。

ゲート

  • セーフゾーンから番人をはさみ、その奥の壁に取り付けられた装飾扉。
  • 闘技場に置かれた宝箱の鍵で開き、扉を抜けることで挑戦者の勝利と認められる。
  • ゲート周辺には罠が仕掛けられており挑戦者の行く手を阻む。

オブジェ

  • 舞台の数カ所に配置された彫像。
  • 歴代の挑戦者の成れの果てであり、今回の挑戦者だけとは限らない。
  • 罠の機能をもつ場合も多く、近づいた挑戦者へ不利益を与える。
 

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