説明
人身御殿の館主。
彫像化属性は磁器。状態異常は懲罰、喪心。
釉薬を介するスピリット/スライムのハイブリッド。
外見
酷薄な印象を与える美女。狐の耳に尻尾。腰に巻いた注連縄。
状態異常
懲罰
- トリガーは「不敬」。
- ナユタにとって、同格以外の相手はそこにいるだけで不遜となる。同格であっても戦闘行為自体が不遜とみなされる。
- なお罰は、天から降る雷として発動する。
喪心
- 喪心内容は「常識改竄」。
- 喪心の変種である改竄能力。付与後、ナユタと対峙している限り、相手の「常識」を永続的に書き換える。
- 主に屈辱を与えることが目的。意識性格を弄ることはなく、行動前に痴態を強制する。
- 対象は強制力を認識できない。そのため痴態を恥じつつも、それを自然な流れとして行動せざるえない。
- 例えば、攻撃するには自慰後でなければならない。味方を回復するには、その味方と抱擁後でなければならない。など。
能力
注連縄(補助)
- しめなわ。ナユタの霊格を抑制するための封印具。
- ナユタは本来霊体であるが、この低次化によって物理的な肉体を得ている。
- 封印解除することで、天誅が解禁される。また九尾をぞんぶんに振るうことも可能となる。
九尾(補助)
- 最高位霊格の証である、九つの霊尾。
- 注連縄で抑制中は一尾のみ。注連縄解除によって、任意の尾数を顕現させる。
- 尾数の増加とともに魔力量が飛躍的に上昇し、能力の影響範囲が拡張されていく。
- 霊尾は物理干渉は不得手だが、霊体には極めて有効。よって肉体を無視し、霊体への直接攻撃手段ともなる。
- もっとも危険なのは、犠牲者から魂の一定量を摘み取る能力。摘まれた魂は「宿り御供」としてナユタの糧となる。
宿り御供(補助)
- ナユタがその身に宿す膨大な魂群。
- 形状は無数の磁器像が絡まったレリーフ体。ナユタの意志によって物質化し体外へ現出する。
- 全体は殿堂に例えられるほどの巨大さ。戦闘などではごく一部を現出させるのみだが、それでも驚異的な質量を誇る。
- 硬度は迷宮彫像の基準通り破壊不能なほど頑丈。質量攻撃として用いるほか、「地鎮柱」の触媒となる。
天誅(攻撃)
催淫:- 快楽:B 状態異常:懲罰
- 圧倒的霊格による理不尽な誅伐権能。
- ナユタの霊格の影響下にあることを条件に、ナユタの霊格以下の相手へ、任意または自動で淫雷を落とす。
- 一尾状態でも見渡す限りへ効果を及ぼし、九尾ともなれば都市全域が影響下に収まる。
- 淫雷の威力は防御等で軽減可能。対して、懲罰付与を回避する方法は極めて限られる。
地鎮柱(攻撃)
催淫:C 快楽:- 状態異常:懲罰
- 土地を制する霊場結界。
- 「宿り御供」が変じた柱を地形に打ち込み、周辺一帯をナユタの支配下に置く。
- 地形に由来する加護や、範囲内の他の結界などを打ち消す。加えて一柱ごとにナユタの身体能力が強化される。
- この霊場において、ナユタは任意で実体化が可能。嬉々として肉弾戦に興じる。
人理無常(攻撃)
催淫:C 快楽:C 状態異常:喪心
- 霊体を介した改竄呪詛。
- 九尾が触れた霊体へ直接呪詛を注ぎ、常識を意のままに書き換える。影響は霊体から肉体へ及ぶ。
- 霊体への干渉力は強大で、抵抗する手段は極めて限られる。
- 常識改竄には程度があり、より深く改竄するほど時間がかかる。
- そもそもナユタは対峙者に供物以上の価値を見出しておらず、改竄にかかる時間は数秒ほど。それでも相手にとっては致命的な結果をもたらす。
- なお改竄には催淫と快楽をともない、過程で磁器像に成り果てる光景もままある。
釉霧(攻撃)
催淫:A 快楽:- 状態異常:なし
- 最上位催淫の一つである致命の毒霧。
- ナユタ本体および宿り御供が毒霧へと変じたもの。青磁を煮溶かしたかのような鮮やかな色彩の霧。
- 釉薬の性質を備え、接触物をコーティングしつつ徐々に硬化する。
- 理性を消し飛ばすほどの極めて強力な催淫性を誇り、催淫の度合いによって磁器化が進行する特異な性質を持つ。
- その性質上、大半の相手は瞬時に肉体が限界まで高揚し、絶頂に至る直前で磁器像に成り果てる。
- その性質上、大半の相手は瞬時に肉体が限界まで高揚し、絶頂に至る直前で磁器像に成り果てる。
特記
殺生石
- 釉霧の犠牲者を指す、彫像化毒性を宿すこととなった呪像。
- 常に無色透明の磁器化ガスを放出しており、近寄るものを緩慢に磁器像へと変えてしまう。
- とりわけ絶頂直前で固化し煩悶の極みに染まった犠牲者ほど、強烈な毒素を放つ。
- なお絶頂直前の「生殺し」維持は迷宮でもまれな末路。魂の劣化を早めるため、解除の成功率は著しく低下する。
- 毒素に加えその解除困難さから、大半の犠牲者は見捨てられ、近寄ることすら避けらる運命を迎える。
災害級磁器化能力
- 九尾解放状態での天誅。都市全域を霊格の影響下とし、住民一人一人に淫雷を下す。
- くわえて釉霧の広域展開により殺生石の量産によって、毒素で汚染された不毛の地へと変える。
エピソード
- なし
メモ
- なし
一言コメント