なんとなく 氏_THE IDOL M@SSACRE_第06話

Last-modified: 2009-04-27 (月) 02:10:44

血とか残酷描写とかシリアス路線とか色々と出にくい雰囲気だと思ったがなんともなかったぜ

 

前回までのあらすじ

 

ホーク姉妹がくびちょんぱの少女マンガ

 
 

ガルナハンの中央部、ここに復讐に燃える男、シン・アスカの居城・アスカ芸能事務所はある

1階、2階、3階は事務所兼スタジオ そして4階はこの芸能事務所の社長にして
タレント、マネージャと色々やっているシン・アスカの住居である

 

シン・アスカの朝は早い

 

まだ日差しの高くない早朝にシン・アスカは目を覚ます
寝ているコニールをおこさぬ様 リビングに移動
そこで朝食を作りながらラジオをつける

 

『今日もガルナハンは快晴ですね 朝のヒットミュージック、最初はこのナンバー
 ソウルフルな音でガルナハンのディスコシーンでメガヒット
 首領・アスカで『RA・KI・SU・KE』・・・・』

 

自分の曲がラジオから流れてくるのを満足げに頷き、シンはコーヒーをあおる
そして、クローゼットを開く

 

そこには整然と並べられた純白のスーツ、サングラス、アフロのかつらが並べられていた
「今日は、これにするか」
その日、一番気に入ったアフロとスーツ、サングラスを身につけて
シン・アスカは首領・アスカへと変身するのだ

 

その後、事務所に降りると、すでに社員が出社していた

 

「「おはようございます 社長」」

 

ヒルダさんをスカウトしたらオマケでついて来た二人だったが
この二人が思いのほかマネージャや広報活動に役立ったので正規採用したのだ
確か、マーズさんとへ・・・へる・・・

 

「そう、マーズさんとハルマゲドンさん!!」
「私はどこぞの最終戦争か?」
その後、ヒルダさん、そしてコニールが出社、ミーティングを兼ねた朝礼

 

「はい!!みなさーん 今日の予定ですが・・・」
流石にここは皆がびしりと背筋を伸ばす
それを見てシンは満足そうに頷いた
「まずは、ヒルダさんはこの後、新曲の練習があるので春巻き揚げさんとスタジオに」
「私は脂っこい食べ物か?」
「コニールは今日はオフね」
「はーい」

「んで、俺は組合会長にガルナハン祭りの事で呼ばれてるから出てくるわ」

 

こうして首領・アスカの一日が始まった

 

まずはガルナハン商店街組合会長のもとに向かう

「だからですね 組合にはお世話になってますがタダは無理ですって」
「いやぁ・・・社長 そこをね、ほら なんとか」
「先ほども言った通り作詞や作曲にもお金がかかってまして」
「いや、わかってるんだけどね」

組合会長と来月に控えたガルナハン祭りのメインイベントの『ガルナハン音頭』の
ヒルダさんのゲスト出演のギャランティでもめる
最終的に最初に提示していた金額は支払ってもらうがサービスで1曲別の歌を歌う事を約束

 

次にTV局に移動
コニール(ついでに自分も)の売り込みをしに行く

 

お昼
TV局近くの食堂でケバブ(ヨーグルトソース) 

 

「お姉ちゃん、あの人シンに似てない?」
「バカね、メイリン ヒゲでアフロよ」
「そっか」
「そうよ」
「お前ら、働かんと給料引くぞ?」
「「すいませーん」」

 

なにか店から視線を感じるので移動

 

昼食をすませて今度はラジオ局へ、音楽番組に出演
「ラクス・クライン?メじゃないねぇ!!」
調子に乗りすぎてDJが喋れなくて怒られる

 

夕方、事務所に帰宅する
マーズさんとハーモニカさんが経理に苦しむ所に帰ってきてしまったので手伝う
「私は楽器か」

 

なんとか経理を終わらすが不備が目立つ
「経理・・・雇おうかなぁ・・・」

 

仕事が全て終り、自室に帰宅、TVをつける
ーーーーーピッーーーーー

 

ハーアアアアッァアア・・・・・・
『ミーアの泉』

 

この番組はスピリチュアルカウンセラー ミーア・キャンベルさんが
様々な人の悩みを聞き、アドバイスを与える番組です

今日のお客様はオーブ元首 カガリ・ユラ・アスハさんです

 

「早速、悩みを聞いて欲しいのだが・・・・」
「黙れ小娘!!」
「「「「えええええ!?」」」」
「銃弾で撃たれた私を三途の川から『馬鹿女神のいいなりにならんでもええよー』と
 この世に連れ帰ってくれたクビ無しパイロットスーツの天使が言ってます
 『強引に政策を押し通そうとするから潰されるのだ・・・』と」
「そ、その通りかもしれない・・・私は・・・」

 

ーーーーーピッーーーーー

 

カポッ・・・
「今日もやっと終わったなぁ」
アフロを取り、シンは首領・アスカからシン・アスカへと戻る

 

「軌道に乗り始めたし人材発掘のオーディションでもしようかな」
今後の展開を考えながらシャワーを浴び
そしてベットの中に潜り込む 
「おつかれさま シン」
「ああ、お疲れ様 コニール」
そのまま、シンの意識はまどろんでいく 

 

こうしてシンの一日は終わるのだった

 
 

                                   なんだか続くみたいよ

 
 

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