キラ「え!ぼ、僕がガンダムのパイロットに!?」_第08話

Last-modified: 2008-12-25 (木) 03:45:37

アスラン「怪我とかはありませんか?」
ラクス「ええ、大丈夫ですわ
    キラ様にとてもよくして貰いましたから」
アスラン「そう…ですか…」
ラクス「お友達…なのでしょう?
    少しだけお話を伺っただけですけれど…」
アスラン「……友達、なんでしょうか
     あいつは随分変わってしまった気がします…昔はもっと――」

 

        キラ「アスラン!宿題が終わらないよー!!」

        キラ「アスラン!!課題が終わらないよーー!!!」

        キラ「アスラン、僕見たいアニメがあるんだ、掃除当番変わってよ!」

        キラ「なんだよアスランばっかりラブレター貰っちゃって
           ブ男に整形しろよ」

 

アスラン「……よく考えたら昔からあんな感じでした」
ラクス「まあ…昔から嘔吐したり失禁するクセがお有りで…」
アスラン「いえ、それは流石に…」
イザーク「カスラン!貴様のせいでまた例のMSを捕らえ損ねたぞ!!!賠償しろ!!!」
ニコル「アスラ…うわ!!!ラクス様!お久しぶりです><」
ディアッカ「よう、アスラン…ヒョー!こりゃお邪魔しちまったかな!」
アスラン「誰だ今カスランって言ったのは!!お前か!!![ピーーー]!!!」
ディアッカ「どう考えても俺じゃないぜ!?」
ラクス「皆さん、お騒がせして本当に申し訳ありませんわ」
イザーク「ハハハ、何、大した事ではありませんよ
     それより野蛮なナチュラルに何もされませんでしたか?」
ラクス「皆さんとても優しかったですわ^^
    お食事もとても美味しかったです」
イザーク「それは何よりですwwwwwwwwww」
アスラン「(こいつ…キャラを変えている…だと…?)」

 

ニコル「それはそうと、直接お話出来たんでしょう?
    どうだったんです?例のお友達は」
アスラン「ああ…よくわからないんだが、
     俺がブ男に整形してラクスと婚約破棄しない限りもう口も利いて貰えなそうだ…」
イザーク「……そいつ、本当にお前の友達か?」
アスラン「ちょっと自信がなくなってきた…」
イザーク「やはり今までが手ぬる過ぎたんだ!今度は俺があいつに2、3発キツいパンチを食らわせてやるぜ!!」

 
 

キラ「ふう、やれやれどっこいしょ
   ドキドキしたけど上手く隠密行動を取れたぞ
   今頃ラクスタンがいなくなって大騒ぎになってたらどうしよう…
   トイレで踏ん張ってたって言ってごまかすしかないな」

 

      ウイーーーーン    ガション

 

キラ「あれ?どdっどdっどdddddddうしたんでsかマリューさん
   ここはMSの格納庫ですよ」
マリュー「あら、それはキラ君が一番よくわかってるんじゃないかしら」
キラ「な、なんのことですか」
マリュー「誰がハッチを開けて艦に迎え入れてあげたと思ってるの?」
キラ「………^^;」
マリュー「サイ君達には既に罰を与えてあるわ、貴方も来なさい!」
キラ「イヤーーーーー!!!!!!銃殺刑だけはやめてくらさいいいいいいいい!!!!!!!
   ぼっぼくはあいつらに脅されてやったんだーーー!!!!!」
マリュー「往生際が悪いわよ!!!」

 
 

キラ「(ど、どういうことだ
    ここは男子便所だぞ
    ま、まさか……ぼ、僕が可愛い顔をしているからって…!)」


 

ムウ「よう、坊主」
キラ「ムウさん!そ、そのツナギは一体…!?」

突然ムウさんは僕の見ている目の前で
ツナギのホックをはずしはじめたのだ…!

ムウ「やらないか」

 

 

キラ「うわああああーーー!!!!堪忍してーん!!!!」
マリュー「もう、ゴタゴタ言わないの!」
サイ「キラ!よかった、ちゃんと帰ってきてくれて」
トール「まったくだよ!お前が裏切ったらどうしようかとばかり考えちゃったぜ」
サイ「トール、またそういう事言って」

キラ「……え?あの人たち何してるんですか?」
マリュー「見てわかるでしょ、トイレ掃除よ」
キラ「……罰って」
マリュー「これのことだけど?」
キラ「掃除でいいんですか!?」
マリュー「反省文の方がいいの?」
キラ「あ、あのあの、でも、僕たち、勝手にラクスたsを」
マリュー「返しちゃったわね」
キラ「……」
マリュー「ふふ、反省してるならいいのよ」
キラ「マリューさん…僕、マリューさんのこと誤解してました
   マジで殺されるんだと思ってました
   こんなに優しい人だったなんて…おっぱいだけじゃなくて懐も大きいんですね!」

 
 

サイ「き、キラーーーーー!!!!!!」
トール「惨い…洋式便器に頭を突っ込むなんて…!!!!!」

 
 

ミリィ「お疲れ様ー!
    良かったわね、あんな罰だけで済んで!」
トール「元々あの子も民間人だし、人質に取っちゃったのはちょっとした問題だったからね
    民間人の君たちが返してくれて助かったみたいな事言われたよ」
サイ「でも…本当に良かったのかな
   あの人たち、きっと色々処罰されるんだろうな…」
トール「……じゅ、銃殺刑とかないよな?」
サイ「まさか!精々降格じゃないかな…たぶん…」
ミリィ「キラももう帰ってきたのよね?大丈夫そうだった?」
トール「アハハ、そう言えばあいつさー、マリューさんに無茶苦茶言ってwww」
サイ「や、やめろよwww思い出しちゃうだろ!wwwww」
ミリィ「何?何かあったの?」
トール「実はさー」

フレイ「……みんな、どうしたの?」
トール「あっ…フ、フレイ」
フレイ「随分楽しそうな声が聞こえたから…」
ミリィ「もう…大丈夫?ごめんね、うるさくして」
フレイ「やだ、そんなに気にしないで!…もう平気だから^^
    それより、何の話?私も混ぜて」
サイ「う、うん、実はキラの話なんだ」
フレイ「……キラの?」
サイ「(楽しい話をして、気を紛らわせた方がいいかもしれないな)
   うん、あいつが便器に頭突っ込んだ話wwwww」
フレイ「えー?何それwwwww私にも教えて!」
ミリィ「(よかった、フレイが元気になって)」
トール「でも、キラって話してみると結構面白いよな」
ミリィ「そうなの?wwwww」
トール「そうそう、キモいのも個性っていうかさwwwww」
フレイ「ふーん……そうなんだ……^^」

 
 

キラ「ふう、やっとシャワーを浴びれたよ
   変な菌とか口に入らなかったかなー…
   (でも、なんかさっきはスムーズに会話できてた気がするぞ?
    なんだかんだでラクスタソ逃がすときに手伝ってくれたし…
    もしかして、僕ってそんなに嫌われてないんだろうか?)」

 

             テクテク…

 

キラ「(!!!!!ゲェーーッ!!!フレイだ!!!!
    な、なんで僕の部屋の前にいるんだ!?
    や、やばい!!僕を待ってる!?また何か言われるのかな…やべえ死にたい)」
フレイ「キラ!」
キラ「ヒ!!!ご、ごめんなs」

フレイ「さ、さっきはごめんなさい!><」

キラ「ホゥッ!?」

 

フレイ「私、ひどいこと言っちゃって…
    キラは私たちのこと守ってくれてたのに…一生懸命がんばってくれたのに」
キラ「うぇ!?あ、いや、え…」
フレイ「本当にごめんなさい…許して…くれる…?」

キラ「(何この絵に描いたような展開!?
    まさかこれは――僕の時代ハジマタ!?)」

 

キラ「いいや…僕こそ君のお父さん、守れなくてごめん(キリッ」
フレイ「ううん、あれは…仕方のなかったことよ
    キラは頑張ってくれたんだもの、貴方は悪くないわ」
キラ「(うわああああああ!!!!!!
    フレイたん…なんて優しいんだ…!!!!しかもこんな自動的にフラグが立つなんて!
    一体全体どうしたことだ!!!
    ラクスタソには裏切られたけどフレイは、神は僕を見捨てなかったーーーーッッ!!!)」

フレイ「戦争って嫌よね……はやくなくなればいいのに」
キラ「ですよねぇーー!!!ホンットもうやんなっちゃいますよ!」

 
 

キラ「ようやくベッドに入れたよ、もうクタクタだ
   (しかしここに来てついに僕の時代が始まった
    友達もできたっぽいしフレイとも仲直りできた…
    何より皆が僕を気持ち悪がらないとはどういうことだ
    これは本当に僕…ザフトに行かないでよかった気がするぞ
    もしザフトに行って幼少時代みたいにアスランしか構ってくれなかったら…
    と思うとゾッとするね!
    アスランみたいなリア充が憐れみで僕と一緒にいるってのがもうね!
    ……でも、冷静になってみるとアスランに酷い事しちゃったなあ
    アスランは同情でも何でも僕を気遣ってくれたわけだし…
    ごめんねアスラン でも人生色々あるし仕方ないよね)

    おやすみ、ラクスタソ…っと、もうラクスタソはいいやwwwww
    日課のおやすみキッスは隠し撮りしたフレイの写真にしようwwwww」
    おやすみ、フレイたんwwwwチュッwwwww」

 

        ビーーーーッ!!!    ビーーーーッ!!!!

 

キラ「くぁwせdrftgyふじこlp;@!?!?!?!?!?
   ごめんなさいごめんなさいごめんなs」

『総員第一戦闘配備!繰り返す、総員第一戦闘配備!!』

キラ「なんだ、ただのザフトか。 まったく、息つく暇もないよ!」
フレイ「! キラ!」
キラ「フレイ!?何やってるの、早く避難しないと!」
フレイ「うん、でも…これだけ言いたくて。
    キラ、無事に帰ってきてね」
キラ「!!!!!!??????!?!?!?!?
   ……ふ、フレイは、君は僕が守りマッスル!!!!!」

 

キラ「(ウアーーー!やべえーー!!勃起しちまうwwwwwww
    これはwwwwwwうれしすぎるwwwwwwwたまらんwwwwwww)」

 
 

フレイ「…………そうよ、皆やっつけてもらわなくっちゃ…
     す ぐ に 死 な れ た ら 困 る も の 」