キラ「え!ぼ、僕がガンダムのパイロットに!?」_第13話

Last-modified: 2009-01-02 (金) 02:19:08

キラ「ふう…まさか全裸のまま説教されるとは思わなかった…
    仕方なかったじゃないか…全裸だと気付かなかったんだよ…
    一通り走り終わってから気付いたんだよ…
    まさかフレイ、まだ部屋にいるとかないよな…
    ちょっと覗いてから入ろうかな…」
サイ「キラ」
キラ「ウッォワアア!!!!!びっくりした!!!サイか!」
サイ「ちょっと話があるんだ…いいかな?」

 

キラ「僕、服着てないけど…いいのかな?ていうか新しくなった部屋、
    どこに服あるのかわかんなくて」
サイ「う、うん、すぐ済む話だからさ…
    フレイのことについてなんだけど」
キラ「フレイ?」
サイ「どう?キラから見て…様子、おかしくなかった?」
キラ「おかしい!!!おかしいよあの子!!どうしたの!?変なものでも食べたの!?」
サイ「や、やっぱりかい…?
    ……おかしいよね、どう考えても  前はあんな子じゃなかったのに…」
キラ「え…ま、まさか…サイに も…?」
サイ「うん…やっぱりおかしいよ。俺も注意して見てるからさ
    キラも何気なく気をつかってやって欲しいんだ」

 

キラ「(フレイ…まさか天涯孤独の身になってしまったからって、自暴自棄になってるのか…!?
     僕だけでなくサイにもああいうことをしてるのか!?)」
サイ「(キラから見ても様子がおかしいんだ…これは相当だぞ
     俺がフレイを守ってやらないと…!)」

 

キラ「ということは、トールにも…!?」
サイ「ううん、きっとトールとミリィはまだ…」
キラ「ミリィにまで!?フレイ…恐ろしい子!」
サイ「?」
キラ「(こ、これは大変なことになってしまったぞ
     フレイをなんとかして止めてやらないと…!
     あ、でもミリィとの絡みは僕的には是非拝見したいんだけども…!)」

 
 

     ビーッ!!!  ビーーーッ!!!

 

『第一戦闘配備!   総員第一戦闘配備!!!  ヤバイ!!!』

 

サイ「ヤバそうだ!」
キラ「え、どうしよう!僕パイロットスーツどこにあるかわかんないんだけど!」
サイ「う、うーん…とにかくパンツを…」
キラ「パンツも破けちゃったよ!あれしか持ってなかったのに!」
サイ「えーーーーー!!!!軍から貰った服とかないの!?
    あのパンツ一枚使いまわしてたの!?」
キラ「いや、使いまわしてたっていうか使い続けてたんだけど…ど、どうしよう!」
サイ「(失禁以来洗ってなかったんだ…) とにかく行かないと!」
キラ「そ、そうだね!大気圏突入でも大丈夫だったんだ、砂漠でもなんとかなるよね!」
サイ「そ…そうだね…」

 

ミリィ「ストライク、発進準備できた!?」
キラ『バッチリです!』
ミリィ「ちょっとーーー!!!どこがバッチリなのよ!!!やっぱり全裸じゃない!」
キラ『うう、これは致し方ない事情があって…』
トール「キラ、お前のやつ大きかったなあwwwwあれで膨張したらどうなっちゃうのよwwwwwww」
キラ『ヘヘwwwwwwwwアザースwwwwwwww』
ミリィ「最低!!!!><」

マリュー「今回の敵は砂漠の虎、アンドリュー・バルトフェルドよ!気をつけて、キラ君!一筋縄ではいかないわ!」
ナタル「二筋縄でもいかんぞ、気をつけろ!」
ムウ『何筋縄ならいけるんだ?』
ナタル「自分の予想だと六筋縄くらいで何とかなるかと」
ムウ『俺と坊主で合わせて二筋縄…いけるな!』
キラ『いけますねwwwwwwwwwww』
マリュー「よーし!キラ君、フラガ大尉、がんばって!今日のご飯はハンバーグよ!」
キラ・ムウ『『ヒャッホーーーーイwwwwwwwwwwww』』

 

トール「……ん?あれ!?いけない!二筋縄じゃいけない!!」
ミリィ「あ、そうだ!!二筋縄だわ!」
ナタル「しまった!二筋縄だったか!!!」
マリュー「まずったわね…もう発進しちゃったわ!!」
サイ「(こ…こいつら…)」

 
 

バルトフェルド「あれが噂の新型艦…なるほど、いい装備だな」
ダコスタ「いかがします、隊長!」
バルトフェルド「簡単だ、まず君達が新型MSを弱らせて
      それから私とアイシャのラブラブ攻撃でトドメを刺す
      帰ったらアイシャと一緒にお風呂に入って背中を流して貰う…
      これで行くぞ」
アイシャ「シャチョサン アンタモ 好キネェー」
ダコスタ「誰ですかこの外人さんは」
バルトフェルド「プレゼントやお金で傍に居て貰っている私の恋人さ」
ダコスタ「隊長それ恋人やない!愛人や!」
アイシャ「シャチョサーン ワタシモタタカーウ」
ダコスタ「隊長!せめてその外人さん置いていってください!」
バルトフェルド「むう…では作戦を変更して 手早く新型艦とMSを捕獲か破壊して
         帰ってきたらアイシャに背中を流して貰おう」

 
 

キラ「よっこいしょ」

     ズモモモmmm…

キラ「うわ!!!何だこれ!!砂に足を取られまくりだ!!」
ムウ『大丈夫かー?』
キラ「ムウさんこれどうやって直すんですか!?」
ムウ『適当でいいんじゃないの?』
キラ「クッ…自分は空飛んでるからって…まあ適当でいいか…ここをこうして微調整して…」

      カチャカチャカタカタ

キラ「あれ?あれ?エラー?うん?」

バルトフェルド『どうした新型君!( ^ω^)
      戦場で棒立ちとは!!』

キラ「お?あれ?動かん」

ムウ「坊主ーー!!うしろうしろーーーー!!!!」
キラ「え?」

 

      ボガン!!!!ズガン!!!!!!!!

 

キラ「ぎゃーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!」

 

バルトフェルド「あちらさんはどういう作戦なんだ?全く動かなかったぞ」
ダコスタ『攻撃を避けようともしませんでしたね』
バルトフェルド「むう…もう一度仕掛けてみるか」

 
 

キラ「ひどい、これはひどい…あちこちエラーが起きまくりだ…(´;ω;`)」

ムウ『坊主!また来るぞ!早く調整するんだ!!』
キラ「全然出来ませんよう!」
ムウ『なんで!』
キラ「なんでも!!」

バルトフェルド『そぉい!!!』

 

       ギュイーーーン!!!!!!ドゴン!!!!!!!!

 

キラ「ギャーーーーーー!!!!!!こ、これはだめだ!死ぬ!!もうだめ!!!!
    し、死ぬ前にやっぱりおっぱい揉んどきゃよかっ」

???『おい!!そこのMS!!』
キラ「!?あ、足元に車!?なんぞこれ」
???『死にたくなければついて来い!!こっちだ!!』
キラ「な、なんだなんだ、味方なのか?
    ムウさんはザコ敵一匹に手一杯みたいだし…これは信じるしかない!
    で、でもこれじゃ歩けないし、ついて行こうにも…」

 

      (^o^)ピコーン

 

キラ「そうだ!!歩けなければバック転だ!!!!」

 

      ギュイーーーーーン!!  バシュッ!!!シュバァッ!!!!!

 

バルトフェルド「何!?」
ダコスタ『バ…バック転!?バック転だ!!!』
バルトフェルド「何故バック転を…!?」
ダコスタ『わかりません、でもあれはバック転以外の何物でもないです!』
バルトフェルド「落ち着けダコスタ君、これはあちらさんの撹乱作戦だ!
      単なるバック転なんだから気にせず追うぞ!」
ダコスタ『た、単なるバック転…!?』
バルトフェルド「しかし何という美しいバック転…見る者の心を奪うスタイリッシュな洗練された動き…」
ダコスタ『う…うーん…』

 

       シュバァッ!!!シュバァッ!!!!

 

キラ「うう…これすげえ酔う…ちんこ揺れるし不快極まりないぞ」
???『な、何やってんだお前!?普通に歩けよ!!』
キラ「普通に歩けないからバック転してるんだろ!?察しろよ!!」
???『訳のわからん事言いやがって…とにかく早くしてくれ!これ以上予定が狂ったら作戦が台無しだ!』
キラ「(な、なんか偉そうな奴だなあ)」

???『よし、この辺だな…止まれ!!』
キラ「???」

???『ポチっとな』

 

           アボーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!

 

キラ「す、すげー!!辺り一帯アボンだ!!」
???『ふふん、この辺一帯に爆薬を大量に仕掛けておいたのさ』

 

バルトフェルド「クッ…ゲリラさん方か…一時撤退だ!」
ダコスタ『バカ!バカバカ!隊長のバカ!!気にせず追った結果がこれだよ!!』

 

キラ「撤退してく…すごい…
   MSを使わずしてここまで戦うなんて
   すごいですね!!ムウさん!!

 

    あーーー!!!!ムウさんがさっきの爆発に巻き込まれてたーーー!!!!!/(^o^)\!!!
    ひどい、木っ端微塵子だ!これは生きてはいまい…、……

    ん…?こっぱみじんこ…?」

 
 

         ―――  キラ『アスラァァァァァァアアアアン!!!!!』     アボーーーーン!!!!!

 
 

キラ「お、思い出した!そうだ!!
    アスラン死んだんだった!!!」

 
 

???『そっちの艦長と話がしたい!取り次いでくれ!』
キラ「ウッウッ…(´;ω;`)あんな腹立つ奴でも死んだかと思うとちょっと切ないね…
    アスランごめんよ…あと君にもらったトリィ、あの服と一緒にどっかにやっちゃった…
    それと君のこと陰でカスランとかアヅランとかズラとか呼んでてごめんよ
    もういないから色々暴露しちゃった…この際暴露本でも出そうかな
    プラント議長の息子の暴露本なんてちょっと話題になりそうなんじゃないの?」
???『おい!人の話を聞け!!』
   ・
   ・
   ・
マリュー「助けて頂いたこと、感謝します
      私は地球連合軍のマリュー・ラミアス大尉です」
ムウ「俺はムウ・ラ・フラガ大尉だ!エンデュミオンの鷹とは俺のことだぜ」
ナタル「(生きてたんか…)」

ゲリラ「何、当然のことをしたまでさ
     同じ敵を持つ者としてな フヒヒ」
マリュー「(あらやだやっぱり恩着せがましい展開だわ…)」

 

      ウイーン

 

キラ「ふいー、やれやれ、目が回ったよ」
???「……   ああっ!?」

 

悲しみに打ちひしがれる暇もなく、僕の人生は次なる衝撃展開を迎えることになる

 

なんと???は以前僕が助けたあの女の子だったのだ!!

 

キラ「き、君はあの時僕が緊急ポッドの席を譲ってあげた女の子!
    緊急ポッドの席を譲ってあげた女の子じゃないか!!」
???「な、なんだこいつ!!!全裸!?変態だーーー!!!!」
キラ「ち、違う…誤解だ!!
    これはやんごとなき事情のため…」
???「こっち来んな!!!!!死ね!!!!!!!!」

キラ「な、なぜだ 僕はヒーローだというのに」

 
 

「「「カンパーーーーーーーーイ!!!!!!」」」
トール「いやーしかし、キラの戦いっぷりすごかったぜ!wwwww」
ミリィ「まさかバック転で逃げるとはねぇwwwww超アリエナーイwwwwww」
キラ「ヘッヘヘwwwwwまあ僕もどうしようかと思ったよwwwwwwwww
    でもあの時ゲリラさんたちが助けてくれなかったら、流石の僕もやばかったかなwwwww
    フヒヒwwwwww」
ゲリラ「よく言うぜwwwww」
ゲリラ「けどバック転するMSなんて初めて見たわwwwwww」

 

マリュー「で、貴方たちは砂漠の虎の圧政に苦しめられていて…
      私達と結託して砂漠の虎の領地になっている街を救いたいのね」
ゲリラ「そういうこった!」
ナタル「ふむ…なるほど。悪い話ではありませんね」
マリュー「ええ、じゃあまあ仲良くしましょうwwwwww
      このお酒頂いてもいいかしらwwwwwwwwww」
ゲリラ「お、姉ちゃんいける口かいwwwwww」
ムウ「なるようになるwwwwwwなるようになるさwwwwwww」
ナタル「(なんという説得力…!)」

 

キラ「ふいー、ションベンションベン」

フレイ「キラ!」

キラ「!!!!!!!!!!!  ふ、フレイ…今度は何だい」

フレイ「無事だったのね!心配したのよ!」
キラ「またその台詞!?何かちょっとテンプレみたいになってきたよ!?」
フレイ「と、とにかく心配したの!無事で安心したの!わかる!?」
キラ「それはわかったけど、サイも心配してたよ、君の様子がおかしいって」
フレイ「さ、サイが…?」

キラ「フレイ…自暴自棄になる気持ちもわかるけど
    そんな事をしてごらん
    たちまち性病だよ!」
フレイ「……せい…びょ…?で、でも、サイが何て言ったって私は…
     私はキラの事が好きなんだから!」

サイ「な、なんだって!?」
フレイ「さ、サイ!!聞いてたの…!?」
サイ「フレイ、君…キラのことが…!?キラ、そういうことだったのかい」

 

キラ「(ギエエエエエエエ!!!!!絶対関わりたくない系の争いに巻き込まれてしまった!!!!
     ど、どうしよう!!!エロゲで得た知識でしかこんな展開対処できないぞ!!!)」

 

サイ「キラ…まさか全裸で出てきたのはフレイと…!」
キラ「ち、ちがう!!サイだってわかってただろ!僕はあの時最初から全裸だったんだ!」
サイ「最初から全裸!?」
キラ「知らなかったの!?僕が」
フレイ「そうよ!私が看病しようとして全部脱がせたの!」
サイ「フレイが!?」
キラ「ちちちちttt違う違う違う!!!誤解だって!!僕何もしてないし!!
    キスだってフレイがムリヤr」
サイ「キス!?」
キラ「はわわわわわキスっていうかキスじゃなくて、そう、キスじゃなくてね、うん、そう、そうね」

 

フレイ「(チャンスよ!ここは…)

 

     私、夕べはキラの部屋にいたんだからv」

 

サイ「フレイ…ようやくボロを出したみたいだね」
フレイ「え…?」

 

サイ「夕べ キラの部屋にいたのは僕だ!!!」
フレイ「!!!!!!!!!!!!!!!」

 
 

     (う、うそ…キラとサイって……そういう…関係…!?)」

 

サイ「これでハッキリしたよ…さあ、君がどういうつもりでいるのか聞かせて貰おうか」
フレイ「う、うそ…嘘よね?キラ…」
キラ「いや!!本当さ!!!wwwwwサイと一緒にいたからね!!」
フレイ「そんな…」

サイ「本当さ、キラは裸だったけど、そのまま話をしてたからね」
フレイ「!?!?!?!?」
サイ「フレイ、君が何か考えがあることなんて僕にはお見通しだよ」
フレイ「………」
サイ「でも君が苦しんでいることだってわかる…
    だから、全部打ち明けてくれないか
    ぼ、僕は君のことがずっと好」

フレイ「う、ウソ…サイがそんな人だったなんて…キラならまだしも…」

サイ「!?」
キラ「(ぼ、僕そろそろ漏れそ…)」

 

フレイ「サイの馬鹿!!!不潔にも程があるわ!!!最低よ!!!!!
     わーーーん!!!!!」

 
 

サイ「…………」
キラ「……あ、あの、僕トイレ行っていい?」
サイ「あ…うん……

 
 

    …………………え、なんで?」

 
 
 

???「(う、うう…アイツに助けてくれたお礼言おうとしてたら
    すごい修羅場に遭遇しちゃったじゃないか…
    とにかく出直そう…立ち聞きしちゃ悪いよな…もう手遅れかもだけd)」

 

      ドンッ

 

???「いてっ」
キラ「あ、ごめん…あ、君はさっきの!」
???「あ!!いや、その!!!さっきは悪かったな…一度命を助けてもらったってのに」
キラ「う、ううん 僕も悪かったし…裸だったからね」
???「そうだよ!お前何で裸だったんだ!?」
キラ「う、うーん…それはほら、大人の都合でね…
    (この子苦手だなあ…声でかいしハキハキ物言いそうだし
     絶対僕と意見合わないよ…)」
???「あ、まだ名前言ってなかったな!私はカガリだ!」
キラ「ぼ、僕はキラ。キラ・ヤマト」

カガリ「キラか!いい名前だな!!(ニコッ」

 

キラ「(やべ、可愛いかも)」