基本情報
- イデア名:Umi
- 生前の名称:黒野宇美
- 身分:人間? 異界人
(レスポンス不可攻撃で)問答無用で斬り殺したり、(連続攻撃で)虐殺したりと、性格に難有りと伺わせる。
日本人の名前でありながらエルフを殺害していることと、兄がウミをイデアに昇華させたことを考慮すると、
生前の彼らは何らかの手段で異界へ転移したと考えられる(フレーバーテキストにも「異界の少女」と書かれている)。
ゲームデザイナーのポーン氏が手掛けた小説「光あふれて死ねばいいのに」において、黒野宇多というキャラクターが登場する。
黒野宇美との関連性やいかに。
ステッパーズ・ストップに掲載されている漫画「闇黒剣」にて詳細が明らかになった部分がある。
まず彼女らは(恐らく兄である黒野大地がメインで)異世界から勇者として召喚された。
そして彼女は運動神経、戦闘能力に天賦の才があり兄の代わりに勇者に抜粋された。
恐らく宇美も元ソーディアだと思われる。
そして彼女はソーディアからイデアになることを望んでいたらしい
黒野宇美と黒野宇多は血的には従兄弟だそうだ。宇美本人と宇多の関係は薄いと思われるが、兄の大地と宇多にはそこそこの因縁があるそうだ
収録弾
- Blade Rondo(無印)
- No.03 闇黒剣
- 突如世に現れて虐殺を演じ、こつ然と消えて罪を踏み倒した異界の少女の物語。
- IDEA.03 異邦の虐殺者 ウミ
- 「狼藉の応報から逃げおおせて、物語の外れ道を今日も行きます」
- No.03 闇黒剣
- Blade Rondo -Night Theater-
- Blade Rondo -Lost Dream-
- その他
- PR.03 闇黒剣(プロモーションカード)
- 敵の急所に潜り込む不可視の刃。幸福を拒む甘美魔夢のるつぼで鍛造された。
- PR.03 闇黒剣(プロモーションカード)
Tradition
No.03 闇黒剣(ウミ)
兄が黒野宇美に苛烈な嫌がらせを行うのは、妹がそれを望むからである。一方で黒野宇美が進んで悪逆非道を行うのは、兄に倣ってのものである。彼女が斬り殺したエルフたちの中に占術師がおり、今際に呪いをかけられた。
「人の心をどぶに捨てたお前に安息はない。お前が死ぬときは闇のなか、誰にも看取られず、喉を掻き毟って嗚咽するだろう」
認知操作に長けた兄は妹にかけられた呪縛を解析し、物語を用いて妹を死なない存在に変えてしまう。どちらから先に歪んだか知れないふたりは魂を際限なく解放し、禁忌の領域にまで邁進するのだ。
No.22 黒の剣(ウミ)
黒野宇美の人生において、自己憐憫はすべてに優先される。幸福は遅れを取るものの、本物の喪失を迎えるためには長期に渡って育むことが不可欠だ。むせび泣いて自らを責めるカタルシスが一度で終わらぬよう、兄は一計を案じてくれた。自分の魂を伝承に乗せればいい。無限になった自身を彼女は、何度でも何度でも失い続ける。