Tradition/ウミ

Last-modified: 2022-04-21 (木) 08:38:29

基本情報

  • イデア名:Umi(ウミ)
  • 生前の名称:黒野宇美
  • 身分:人間? 異界人

(レスポンス不可攻撃で)問答無用で斬り殺したり、(連続攻撃で)虐殺したりと、性格に難有りと伺わせる。
日本人の名前でありながらエルフを殺害していることと、兄がウミをイデアに昇華させたことを考慮すると、
生前の彼らは何らかの手段で異界へ転移したと考えられる(フレーバーテキストにも「異界の少女」と書かれている)。

 

ゲームデザイナーのポーン氏が手掛けた小説「光あふれて死ねばいいのに」において、黒野宇多というキャラクターが登場する。
黒野宇美との関連性やいかに。

 

ステッパーズ・ストップに掲載されている漫画「闇黒剣」にて詳細が明らかになった部分がある。
まず彼女らは(恐らく兄である黒野大地がメインで)異世界から勇者として召喚された。
そして彼女は運動神経、戦闘能力に天賦の才があり兄の代わりに勇者に抜粋された。
恐らく宇美も元ソーディアだと思われる。
そして彼女はソーディアからイデアになることを望んでいたらしい

黒野宇美と黒野宇多は血的には従兄弟だそうだ。宇美本人と宇多の関係は薄いと思われるが、兄の大地と宇多にはそこそこの因縁があるそうだ

 

収録弾

Tradition

No.03 闇黒剣(ウミ)

 

兄が黒野宇美に苛烈な嫌がらせを行うのは、妹がそれを望むからである。一方で黒野宇美が進んで悪逆非道を行うのは、兄に倣ってのものである。彼女が斬り殺したエルフたちの中に占術師がおり、今際に呪いをかけられた。

 

「人の心をどぶに捨てたお前に安息はない。お前が死ぬときは闇のなか、誰にも看取られず、喉を掻き毟って嗚咽するだろう」

 

認知操作に長けた兄は妹にかけられた呪縛を解析し、物語を用いて妹を死なない存在に変えてしまう。どちらから先に歪んだか知れないふたりは魂を際限なく解放し、禁忌の領域にまで邁進するのだ。

No.22 黒の剣(ウミ)

 

黒野宇美の人生において、自己憐憫はすべてに優先される。幸福は遅れを取るものの、本物の喪失を迎えるためには長期に渡って育むことが不可欠だ。むせび泣いて自らを責めるカタルシスが一度で終わらぬよう、兄は一計を案じてくれた。自分の魂を伝承に乗せればいい。無限になった自身を彼女は、何度でも何度でも失い続ける。