隠し候補セリフ/イナリちゃま/恋愛イベント

Last-modified: 2022-01-29 (土) 05:00:37

イナリの茶会

  • イナリちゃま  女神ちゃま  魔女ちゃま

    イナリちゃま 「 来たか、(主人公)どの。 イナリの茶会へ、ようこそなのじゃ。 」
    イナリちゃま 「 いつも、そこのキツネより (主人公)どのに世話になっていると 話を聞いておってな。 」
    イナリちゃま 「 礼をしたく 招かせてもらった次第じゃ。 」
    イナリちゃま 「 キツネたちは、イナリの一族と とてもキズナの深い仲間なのじゃよ。 」
    キツネ     ♪
    イナリちゃま 「 では、参ろうか。 お茶やお菓子もたくさん用意しておるぞ。 」

    イナリちゃま 「 待たせてしまい、すまぬのじゃ。 茶は、いれたてでないと 風味が落ちるゆえ…。 」
    女神ちゃま  「 イナリちゃまのたてたお茶は とってもおいしいのですよ~♪ 」
    魔女ちゃま  「 え~…あたちは苦くて無理だわ。 お茶会自体のふんいきも かたくるしいし…。 」
    女神ちゃま  「 かたくるしいのではなく 気づかいが行き届いているのですよ~。 」
    魔女ちゃま  「 行き届きすぎて気持ち悪いの! 」
    魔女ちゃま  「 今日だって、(主人公は) にぎやかな方がが(原文のまま)よろこぶかも、とか。 」
    魔女ちゃま  「 変に気がねちないように、とか言って わざわざ、あたちたちのことよんだり… 絶対、気をまわちすぎだわ。 」
    魔女ちゃま  「 もてなしなんて、 お茶とお菓子を出しとけば十分よ。 」
    イナリちゃま 「 客人を精一杯もてなすのは 当然のことじゃ。 」
    女神ちゃま  「 イナリちゃまは 真面目で、努力家さんですから。 」
    女神ちゃま  「 相手がどうしたらよろこぶかを いつも、いっしょうけんめい 考えてるのですよね。 」
    魔女ちゃま  「 …っていうか前に、考えすぎて 大きい方のイナリに会う時に 熱立ちたとか言ってなかった? 」
    イナリちゃま 「 あれは、封印の件で 多大なメイワクをかけた直後ゆえ…。 」
    イナリちゃま 「 おわびの品を、 どうしたらいいのかとなやみすぎて…… 」
    イナリちゃま 「 …いや、そもそも 魔女どのらの失敗に巻きこまれ 封印されておらねば、 」
    イナリちゃま 「 お師匠さまに、あのような メイワクをかけることも…! 」
    魔女ちゃま  「 わー、わー! あたち知らない、知らなーい! 」
    イナリちゃま 「 …うむむ、魔女どののせいで (主人公)どのに 笑われてしまったではないか。 」
    イナリちゃま 「 む?わしらのことが いろいろ知れてうれしい? 」
    イナリちゃま 「 …そ、そうか。 少々はずかしくはあるが、そのように 楽しんでもらえておるのならよかった。 」
    イナリちゃま 「 そうじゃ、せっかくの機会じゃから わしらにも、おぬしのことを いろいろと教えてはくれぬか? 」
    イナリちゃま 「 わしらは、前々より わしのらのすがたが見える人間に… おぬしに、とても興味があるのじゃ。 」

    イナリちゃま 「 こちらこそ、ありがとうなのじゃ。 おかげさまでとても 楽しい時間が過ごすことができた。 」
    キツネ     ♪
    イナリちゃま 「 キツネも、おぬしと過ごせて 楽しかったと言っておる。 またいっしょに遊びたい、とも。 」
    イナリちゃま 「 これからも、どうかキツネと 仲良くしてやってほしい。 」
    イナリちゃま 「 もちろん、わしらともな。 」

まじないのない生活



「おお、(主人公)どのか。今日も息災そうでなによりじゃな。」
「うむ、人の様子を観察しておったのじゃ。」
「人間はまじないが使えずなにかと大変そうじゃというのにみな、一様に生き生きしておる。」
「その理由を考えておった。」
「…じゃが、どれだけ観察しても答えは出てこぬ。
「いったい、なぜなのじゃろうか…。」


「…やはり、こういう場合は人間と同じ環境に身を置くのが一番やもしれぬな。」
「…よし、決めたぞ。わしは、しばらくの間まじないを使うのをやめようと思う!」
「そうと決まれば、うっかりまじないを使ってしまわぬよう、まじない封じをしておかねばならぬな。」
「よし、これでしばらくは人間と同じくまじないの使えぬ身じゃ。」
「なんじゃ、(主人公)どのは心配性じゃのう。」
「確かに慣れぬ身には少々不便やもしれぬが…。」
「人間はこの状態で毎日ふつうに生活しておるのじゃから、わしとて出来ぬことはない…はずじゃ!」
「なんなら、まじない封じが切れるまで様子を見ていてくれてもかまわぬぞ。」
「わしも初めてのことで、不安がないわけではない。」
「むしろその方が助かるのじゃ。」
「では、この状態でひとまずふつうに生活をおくるとしよう。」
「まずは…そうじゃな。ほこらのそうじでもするとしようか。」


「これより、そうじにとりかかるのじゃ。(主人公)どのは、ゆっくりしておるとよい。」
「ありがたい申し出ではあるがいつも一人でやっておることゆえ、手伝いは不要じゃ。」
「さて、やるかの。まずはふきそうじじゃ!」


「や、やっとふきそうじが終わったのじゃ…。」
「少々…手こずったが…や、やれば…できるものじゃな…。よし次は、はきそうじじゃ…!」
「だ、大丈夫じゃ。ここであきらめては、人のことを理解できぬままじゃろうし…」
「自分の住みかのそうじすら一人で出来ぬようでは、とても一人前とは言えぬ。」
「わしは、お師匠さまのように立派な一人前のイナリになるのが夢なのじゃ。この程度で、くじけてはおれぬ。」


「はぁ、はぁ…。」
「これで半分…か…。」
「じゃ、じゃから手伝いは…。」
「そう…じゃな。確かに体力が限界じゃ…。」
「…では、申し訳ないのじゃが手伝いをたのめるじゃろうか…?」
「まじないがなければ、そうじひとつまともにできないなど…ふがいない…。」
「これでは、一人前などほど遠いのじゃ…。」
「できないのが、ふつう?…そう…なのじゃろうか…?」
「一人前でも全部を一人でやろうとするのは、がんばりすぎ…時には、たよることも必要…か。」
「…そういえば、それと同じことを昔お師匠さまからも言われたことがあった。」
「あれは、ふがいないわしをなぐさめるための言葉と思っておったがそうではなかったのじゃろうか。」
「だれにもたよらずに生きていける者などいない、か。」
「…そうじゃな。そうかもしれぬ。」
「わしは、少しかんちがいをしておったのかもしれぬな。」
「では、(主人公)どの。あらためて…そうじの手伝いをお願いしてもいいじゃろうか?」
「どうか、わしにおぬしの力をかしてほしい。」
「ありがとうなのじゃ。」


「終わった…!なんという達成感じゃ!」
「(主人公)どの、本当にありがとうなのじゃ、おぬしのおかげで、助かった。」
「…ふう、それにしてもたくさん動いたせいじゃろうか。おなかがすいてきたな。」
「そうじゃ、(主人公)どの。よければこれから、共に食事をせぬか?」
「よし、それではわしがうでによりをかけて食事を作るとしよう!楽しみにしておるのじゃぞ♪」


「では、これより食事を作ろうと思う。」
「…(主人公)どの、ここで重大なお知らせじゃ。」
「じつは、イナリの者は火をあつかうのが得意なのじゃ。」
「イナリの者が生まれて最初に使えるようになるまじないは、大体が火をおこすまじないと言われておる。」
「わしも、物心つく前より火をおこすまじないを使っておったらしい。」
「…カンのよい(主人公)どのはすでに気づいたじゃろう。わしは……。」
「わしは…まじないを使わずに火を起こす方法を…知らない…っ。」


「おお、おいしそうじゃな!」
「かような料理を作ることができたのもおぬしの助力のおかげじゃ。礼を言う。」
「では、さっそく…いただきますなのじゃ♪」
「なんだか…いつも以上においしい…?」
「(主人公)どのに協力してもらったからじゃろうか?」
「それとも、だれかと…(主人公)どのといっしょに食卓をかこんでおるからじゃろうか?」
「いや、それもあるが……。」
「そうか。そうじの時もそうじゃった。」
「今までにないほど必死にひとつひとつの物事に取り組んだから…その成果であるから、か。」
「なぜ、大変そうな人々がそれでも一様に生き生きとして見えるのか…」
「ずっと気になっていたあの答えがなんとなくじゃが、わかった気がする。」
「きっとあれは、彼らが何事にも手をぬかず、いっしょうけんめいに全力で物事に向き合い楽しんでおるから…」
「じゃから、まじないの力にたよって生きるわしらには、その姿が生き生きとまぶしく映って見えるのじゃろう。」
「またひとつ、人のことが理解できたようでうれしいのじゃ!」
「どうやら、まじない封じの効果も切れたようじゃな。」
「今日は、(主人公)どののおかげで自分がいかに半人前であるか身にしみそのぶん成長できた一日であったと思う。」
「(主人公)どの…いろいろなことに気づかせてくれて本当にありがとうなのじゃ。」

届かない言葉

イナリちゃま ???、モブ住人 主人公 シズ ヒナタ コマリ


「…こっちにおいで!」
「おねがい、あばれないで!」

なんだか、向こうの方がさわがしい。見に行ってみよう。

「ち、ちがうのじゃ!ゴカイなのじゃ!」
「あら、(主人公)さん。じつは。そこにいるサルが里であばれまわったのよ。」
「放っておくのは危ないから、遠くの山にでも連れて行こうってことで…」
「今、つかまえようとしているところなの。」
「ちがうのじゃ!このサルは、あばれまわっておったわけではない!」
「迷子になった子どもを探して走り回っておっただけなのじゃ…!」
「うーん…こわがってんのか?」
「らんぼうなことはしないからそんなにこわがらなくても、大丈夫だぜ!ほら、おいでー!」
「どうか…どうかもう少し待ってほしい!子どもを探してやりたいのじゃ!」
「見つけたらすぐに立ち去ると言っておるゆえ…!」
「うーん…こまったなぁ。このまま、ずっとにらみあってるわけにもいかないし…。」
「ちょっとかわいそうだけど無理矢理でも連れて行くしかないか…。」
「ま、待ってほしいのじゃ…!どうか、わしの声を聞いてほしいのじゃ…!」
「えっ(主人公)!?びっくりした。いきなり、どうしたんだ?」
「…え、あばれてたんじゃない?このサルの子どもが迷子で探し回ってただけ?」
「まあ、そうだったの…?子どもが迷子だなんて…それは、おだやかではいられないわね。」
「それやったら、早く探してあげなあかんな。」
「子ザルもかわいそうやわ、今ごろ泣いてるかもしれん。」
「…よし、みんなで手分けしてサルの子どもを探そうぜ!」
「ええ、そうね。そうしましょう。」
「よっしゃ!ひとはだぬぎますか♪」
「オレは、あっちを探すぜ!」
「じゃあ、オレはむこうを!」
「それじゃ、オレたちで子ザルを探してくるから!」
「(主人公)はそのサルのこと見ててくれ!」

「こわかったじゃろう。もう大丈夫。里のみながおぬしの子を探してくれるそうじゃ。」
「(主人公)どのが来てくれて、助かった。ありがとうなのじゃ。」
「…うん?手にケガ?」
「ああ、これか。先ほどサルに声をかける際おどろかせてしまい…少々、な。」
「じゃが、この程度のケガならば、すぐになおる。イナリは丈夫(じょうぶ)なのじゃ。」
「子の所在を見失ったサルの心痛にくらべれば、軽すぎるくらいじゃよ。」
「気にすることはない。早く子が見つかるとよいな。」

「おーい!」
「子ザル、見つかったぜ!たぶんこいつだ!」
「子が見つかって、本当によかった。もうはなれぬようにな。」
「これで一件落着だな!よかったよかった!」
「…けど、(主人公)はなんであのサルが子どもを探してるってわかったんだ?」
「…え、牧場主のカン?」
「そっかー、牧場主ってすげーな!」
「…よし、それじゃギモンも解決したしオレは店の方にもどるよ。またな、(主人公)!」

「サルたちが無事再会できて本当によかったのじゃ。」
「…じゃが、もしあの時おぬしが居合わせず、みながゴカイしたままサルを連れ去っていたらと思うと……。」
「…わかっていたこととはいえ、すがたが見えず声も届かぬというのは…やはり、歯がゆいものじゃな。」
「どれだけ心をこめ、声をはりあげてもわしの言葉はひとつとしてみなに届かなかった…。」
すごくきずついてるみたい…。なんて声をかけたらいいかな…。

  • …がんばったね
    「…(主人公)どの。」
    「じゃが…がんばってもどうにもならぬこともある。」

  • 仕方ないよ!
    「仕方ない…か。」
    「そうじゃな。わしがどう思おうとも…」
    「この声がみなに届かぬという事実はこれから先も、変わることはない。」
    「…どうやら、気をつかわせてしまったようじゃな。すまぬ。」
    「…受けいれなければならぬということは、わかっておるのじゃ。」
    「どうにもならぬこともあると。」


    「もしまた今日のようなことがあったらと思うと……。」
    「…その時は、おぬしがわしの言葉を代わりにみなに伝えてくれる…じゃと?」
    「…ありがとうなのじゃ、(主人公)どの。」
    「そのように言ってもらえてとてもうれしいのじゃ。」
    「おぬしの言葉は、いつもわしの心を軽くしてくれる。」
    「わしがこの里に来ておぬしと出会ったこと…これはもしかすると必然なのやもしれぬな。」
    「おぬしも知っておる通り、わしらのすがたが見える人間というのは本当にごくまれな存在じゃ。」
    「何百年、何千年と人のそばで過ごしておったとしても、一度もめぐり会えぬということもままある。」
    「しかし、わしはそのまれな人間である(主人公)どのと、こうして出会うことができた。」
    「未熟(みじゅく)なわしにとっておぬしの存在は、とても心強い。」
    「今もまた、おぬしの言葉に助けられ気を持ち直すことができた。」
    「…ふふ、おぬしはつつしみ深いな。」
    「今日だけでなく、わしはおぬしにいくどとなく救われておる。」
    「おぬしとの出会いはきっと、わしにとって必要なものだったのじゃ。」
    「おぬしと出会えて、本当によかった。」
    「…(主人公)どの、わしと出会ってくれてありがとうなのじゃ。」
    「な、なにやら心のままに言ってしまったが…」
    「あらためてこういったことを言うのは少々、気はずかしいものがあるな…。」
    「で、では…そろそろわしもほこらへもどるとしよう。」
    「(主人公)どのも道中、気をつけるのじゃぞ。…では、また。」

結んだ縁はだれのもの?

モブ住人 主人公

「おねがいします、神様。どうかわたしにあの人とお近づきになれる機会をお与えください…。」
「つ、付き合いたいなどとは、申しません!…いえ、できれば付き合いたいですが!でも、お話しするだけでもいいです!」
「一言、二言…もしよかったら思い切って、三言くらい話せたら…!どうか、お願いします!」

「(主人公)どの。来ておったのじゃな。」
「うむ、察しのとおりじゃ、先ほどのおなごは、意中の者との縁結びをねがって行った。」
「…しかし、縁結びというのは数ある願いごとの中でもいっとう助力しづらいものでな。」
「なにせ、人の心を操作するようなマネはできぬゆえ…」
「縁が結ばれるかどうかは結局のところ当人たち次第なのじゃ。」
「わしには、縁を結ぶためのきっかけを作る程度のことしかできぬ。それすら、得意とは言いがたい。」
「このたびの仕事は少々、手こずるやもしれぬな。」
「なんと、手伝う…とな?」
「しかし、これはイナリの仕事ゆえおぬしの手を借りるわけには…。」
「うーむ…確かにおぬしならばこういったことは得意そうじゃ…。」
「…わかった。そこまで言ってくれるのじゃ。この件は、おぬしの助力をこうとしよう。」
「そうと決まれば…!」
「…えい!」
「今、(主人公)どののすがたを人の目から消すまじないをほどこした。」
「これで、われら二人が何かをしても、しゃべってもだれにも気づかれることは無いぞ。」
「では、(主人公)どの。さっそく、あのおなごの後を追い縁結びのお手伝いじゃ!」

「…おそらく、あの橋の上におる者がおなごの意中の相手じゃな。」
「…なんというか…。」
「…このままでは、話しかける前に意中の者がよそへ行くなり日が暮れるなりするのではなかろうか?」
「まじないで、風を起こす?うむ、それは可能じゃが…。」
「ふむ…風であのおなごを橋の上へおしだし、話すきっかけを作る…と。」
「なるほど、それはよい考えやもしれぬな!さっそくやってみるのじゃ!」
「風よ、ふくのじゃ~!」

「なんとか上手くいったようじゃな。よかったのじゃ!」
「…いや、とても幸せそうじゃと思ってな。」
「わしには、人のいう「恋」というものはよくわからぬ。」
「…じゃが、恋をしておる者はみなとても幸せそうじゃ。」
「人を幸せにする恋というものがどういったものなのか…少々、気になるな。」
「恋をすると、好きな人といっしょにいるだけでドキドキしたり幸せになったり…」
「もっといっしょにいたい、ふれたいと思ったりする…と?」
「ふむ、その口ぶり…もしや、おぬしにもそのように感じる相手がおるのか?」

…イナリちゃまになんて答えようかな?

  • いるよ
    「……そう、なのか…。」
    「おぬしにも…想う相手がおるのじゃな。」
    「……………………。」

  • ただの一般論だよ
    「一般論…なるほど。」
    「おぬしの実体験ではなく、多くの者がそう話しておるということじゃな。」
    「そうか…それなら、よかったのじゃ♪」
    「……うん?なにがよかったのじゃろう。」

  • 今まさに目の前に
    「なんじゃ、だれもおらぬではないか。」
    「さては、わしをからかったのじゃな?…びっくりしたのじゃ。」
    「もしおぬしに想う者がおるのならば…」
    「日ごろの感謝をこめて、おぬしの縁結びに力をつくさねば、と思ったのじゃが…。」
    「………………。」
    「……おぬしの想う者……か。」

「…いや、なんでもない。」

  • 男主人公の場合
    「えっ…なっ、なんじゃ!?」
    「あ、ああ…先の風で花びらが…はらってくれたのか。ありがとうなのじゃ。」
  • 女主人公の場合
    「それより、(主人公)どの…。」
    「…よし、とれた。先の風でついたのじゃろう。花びらが………ん?」
    「す、すまぬ…!他意はなかったのじゃが少々軽率な距離じゃったか…。」


「……うん?顔が赤いが具合が悪いのか…とな?」
「た、たしかになにやらほおが熱いが…具合が悪いというか…。」
「む、胸が……。」
「そ、そうじゃな!おぬしの言うように今日はもう帰って休むとしよう。」
「おなごの方も無事、意中の者と上手くいっておるようじゃしな。」
「うむ、ではまた。気づかい、感謝するぞ。」

「…っ、(主人公)どの!」
「あ、いや…すまぬ。なんでもない…のじゃ。」

「いっしょにいるだけでドキドキしたり幸せになったり…」
「もっといっしょにいたい、ふれたいと……?」
「…この、気持ちは………。」

思いがけぬ変化

イナリちゃま スモモ 主人公


「う、うう…っ。」
「…うう…っ…(主人公)どの…すまぬな。」
「大丈夫…なのじゃ…。今日は、ケガレを…身に…受けやすい日でな…。」
「かような日に…力を使いすぎると…まれに、こういったことが…起こる…のじゃ…。」
「…………ううっ!!」


「…うう、げほっ。今のは、いったい…?」
「…うん?おぬし、しばし見ぬ間にずいぶん大きく成長したのじゃな。」
「どうしたのじゃ、(主人公)どの。先ほどから様子が変じゃぞ。」
「まるで、キツネにでもつままれたような顔をして。」
「…それにしても、とつぜんからだが軽くなったような…。」
「それに周りの景色も全体的に大きく……うむむ?」
「…これは、もしや変化してしまっておるのか?」
「なんと、そうじゃったか!どうりで…おどろかせてしまったようじゃな。すまぬ。」
「イナリの者は、力をつかいすぎるとまれにこうしてキツネのすがたになってしまうことがあるのじゃ。」
「つかれを最小限におさえ、回復するためのすがた…とでもいうのじゃろうか。」
「このすがたの間は、まじないも使えずなにかと不便な状態ではあるが…」
「力がある程度まで回復すればすぐに元のすがたにもどることができる。心配は無用じゃ。」
「もどるまでの間、共にいてくれるじゃと?…うむむ、そうじゃな。」
「おぬしには、以前まじない封じの際にもろもろの失態を見せておるゆえ大丈夫、などと言っても信用できまい。」
「…では、お言葉にあまえてしばしの間、おぬしの時をもらい受けてもよいじゃろうか?」
「ありがとうなのじゃ。」
「あれっ、(主人公)さん!」
「こんにちは、おさんぽですか?…って、あれ?」
「わあ、かわいいキツネさんですね!」
「ウフフッ、フワフワです♪」
「……って、ああっ!?うち、だんな様におつかいをたのまれていたんでした!」
「よりみちしてたら、まただんな様におこられちゃいます!」
「ごあいさつできて、よかったです!それでは、(主人公)さん。さようなら~!」

「…うむ、あのおなごわしのすがたが見えるばかりでなくしっかりふれておった。」
「どうやら、このすがたの時ならばおぬし以外の人の目にもわしのすがたが見えるようじゃな。」
「せっかく人の目に見えるのならこの機に、ふだんできぬ人の生活を体験してみないか…じゃと?」
「それは、なんともミリョク的なさそいじゃな…!ぜひとも、お願いしたいのじゃ!」


「(主人公)どの!これは、なんじゃ!?」
「ふむふむ…なるほど!」


「は~満腹じゃ♪やはり、ようかんは良いものじゃな。」
「買い物という行いも楽しかったし里の者たちとふれ合うこともできて…まるで、夢のようなひと時じゃった。」
「いままで、ケガレを身に受けやすい日というものは心身に不調をきたし、」
「ただその日が過ぎ去るのを待つばかりの悪しき日であったが…」
「今日は、そういった日であることをわすれるほど、とても楽しい時間を過ごすことができた。」
「おぬしのおかげじゃ。礼を……。」


(雨が降ってくる)

「……っ。」
「だ、大丈夫なのじゃ…。じつは、はずかしいことにわしは、水が…苦手でな…。」
「水にぬれると、力がぬけて上手く動けなくなってしまう。」
「ゆえに、ふだんの雨の日にはまじないで水をさけておるのじゃが今は、まじないを使えぬ身ゆえ…」
「………っ。」


…かなり雨が苦手のようだ。助けてあげた方がいいかな?

  • 放っておく
    「うう…っ、ふえ…っ。」
    …だめだ、これ以上見ていられない。雨をよけられそうな場所に連れて行ってあげよう。

  • 雨をよけられる所へ連れていく

「…ふわわっ!?」
「……ああ、な…なるほど。これならば、雨にぬれずすむ…。」
「これほど容易(ようい)な考えにもいたらぬとは…はずかしい限りじゃ。」
「…ありがとうなのじゃ、(主人公)どの。」
「………………。」
「…なにやら、おぬしのうではあたたかくて安心するな。」
「じゃが、同時に胸がドキドキとさわがしくもなる。」
「このみょうな感覚は…なんなのじゃろうか……。」
「な、なんでもない!ひとりごとなのじゃ!」

「通り雨だったようじゃな。すぐに止んで、よかったのじゃ。」
「…あの、あ、ありがとうなのじゃ(主人公)どの。」
「カサの下へと連れて来てくれたこともそうじゃが…その…」
「これだけぬれた状態にも関わらずあまり恐怖を感じなかったのは…」
「きっと、おぬしがこうしてくれていたおかげじゃ。」
「本当に感謝しておる。おぬしのおかげで助かったのじゃ。」
「それで、その…(主人公)どの…。」
「ついては、そろそろうでからおろしてもらえると…。」
「キツネのすがたとはいえ、長い間だきかかえられたままでいるというのはなんというか…少々気はずかしく…。」
「うぅ、けほっこほっ…。今ので、どうやら元のすがたにもどったよう…じゃ…な…?」
「……!?」
「な…っ、え、なっ…!?はわわわわーーー!?」

  • 女主人公の場合
    「す、すまぬ…!」

「え、ええっと…!!」
「きょ、今日はおぬしのおかげで本当に助かった!あ、ありがとうなのじゃ!」
「…で、では無事元にもどったことじゃし…」
「さ、さようならなのじゃー!」


「…うう…む、胸が……。い、いったいどうしてしまったのじゃ。」
「まだ体調が治っておらぬのじゃろうか…?」
「それとも…やはり、この気持ちが……?」

人の営み イナリの営み

「…キツネ。 おぬしは、人が好きか?」
「…うむ、そうじゃな。 あの者は特に、わしにもおぬしにも とてもやさしくしてくれる。」
「わしも、あの者のことが…。」


「なぜじゃろう。 近ごろ、おかしいのじゃ。 気持ちを上手く言葉にできぬ。」
「あの者を想い、その想いを 口に出そうとすると 胸がぎゅっといたくなるのじゃ…。」
「これは… この気持ちは、もしや…。」


「主人公どの…! も、もしや今の話を聞いて…!?」


「い、いや…! 聞いておらぬのならそれでいいのじゃ。」


「神様、先日はわたしの願いを 聞き届けてくださって ありがとうございました!」
「あの日の突風…」
「勇気の出ないわたしのために、 神様が起こしてくださったものだと 信じてます。」
「おかげさまで、あれ以来 いくどもあの方と会う機会を 重ねることができ…」
「なんとこのたび、彼とぶじ 婚約する運びとなりました…!」


「…失礼、うれしさのあまり とりみだしました。」
「かなわぬ恋だと思っていたのに、 まさか婚約だなんて。」
「これも神様のおかげです。 お力ぞえ、決してムダにいたしません!」
「これからは、彼と一生よりそい合い 生きていくつもりです。」
「本当にありがとうございました!」


「…なんと! あの者たちが あれから婚約するにいたったとは! めでたい限りじゃ!」
「とても幸せそうじゃった。 今まで見た中でも、 一等キラキラしておったな。」
「あれほどよろこんでもらえたなら 協力したかいもあったというものじゃ!」
「しかし、あの手伝いは つい先日のことと思っておったが… もう結婚とは、おどろきじゃ。」
「あの者が特別早いのか、 それとも、イナリと人との 日々を営む速度の差異なのか…。」
「イナリは長命なのじゃ。 それにくらべれば、人の命は短く その歩みは、とても速い。」
「人の一生涯(いっしょうがい)など、 イナリにとってみれば まばたきの間じゃ。」
「しかし、そのまばたきの間にも 人は生まれ、育ち…」
「恋をし、結婚をし、子をなし… 生き生きと生を営んでいく。」
「命短くとも、その様が かがやいておるからこそ、 わしは人を愛おしいと思うし…」
「その時間を少しでも おだやかに、すこやかに過ごせるよう 手伝いたいと思うのじゃ。」
「…この先、おぬしもきっと 伴侶(はんりょ)を得て、子をなし、 孫を作ってゆくのじゃろうな。」
「そして、わしはイナリとして その姿をこの場所から見守っていく。」
「それが人の営みであり、 イナリの営みじゃ。」
「…じゃというのに。 なぜ…それを思うとこんなにも 胸がいたむのじゃろう…?」


「この胸のいたみは…やはり… そういうことなのじゃろうか…?」
「わしは、おぬしを… おぬしのことを……。」


「…いや、なんでもない。」
「主人公どのもまた、 そうした営みの中にある者じゃと あらためて、思っただけじゃ。」
「…わしとは、違う営みの中に おるものなのじゃと。」


''違う営みの中にいる…?

''イナリちゃまとは、いっしょに生きていけないってこと…?

  • それでもイナリちゃまと生きたい
    「な、なにを言いだすのじゃ…!」
    「そのようなこと、じょうだんでも 口にするものではない!」
  • プロポーズする
    「ほ、本気で言っておるのか…?」
    「おぬしの気持ちは… とても、うれしいのじゃ。」
    「それを受け入れられたら どれほど幸福なことじゃろう。」
    「…しかし、先ほども言った通り わしとおぬしでは 時間の流れがちがいすぎる。」
    「わしが、おぬしと こいとげることはかなわぬのじゃ。」
    「人は人同士、同じ時を刻んで 生きていくのが正しいあり方じゃよ。」
    男主人公の場合
    コマリ「あれ、主人公。」
    コマリ「あれ、あんたひとり? だれかと話してへんかった?」
    女主人公の場合
    ヒナタ「あれ、(主人公)。」
    ヒナタ「あれ、ひとりか?だれかと話してたような気がしたんだけどな…。」


    「…ではな、主人公どの。 おぬしの気持ち、うれしかった。」
    「もし、おぬしに べつの想う者が出来たなら…」
    「その時は、力をかすゆえ 縁結びの祈願に来るといい。」
    男主人公の場合
    コマリ「どうしたん? そっちになんかおった?」
    女主人公の場合
    ヒナタ「なんだ?そっちになんかいたのか?」


    「…これで、よかったのじゃ。」
    「主人公どのには…どうか 人の営みの中で、幸せになってほしい。」
    「わしと居れば、 時間のちがいはもちろん…」
    「今のように、一人で話すような みょうな人間と思われ、 心をいためることになるじゃろう。」
    「この身は本来、人に近づきすぎることを ゆるされぬ身じゃ。」
    「共に生きるなど… そのようなことは、かなわぬ。」
    「…たとえどれだけ それを望もうと……な。」

  • そうだね
    「…うむ、そうじゃ。 おぬしは人の営みの中で、その命を せいいっぱい生きなくてはならぬ。」
    「そして、わしはそれを イナリとして見守り続けよう。」
    「もし、おぬしに想う者が出来たなら その時は、力をかすゆえ 縁結びの祈願に来るといい。」
    「うむ。おぬしにはっきりと うなずいてもらえたおかげで…」
    「この想いに、ふんぎりが ついたような気がする。」
    「いや、ひとりごとじゃ。 …ではな、(主人公)どの。」

あらしはとつぜんに

イナリちゃま  女神ちゃま  魔女ちゃま  主人公

主人公 ♪
イナリちゃま ! 💦
イナリちゃま 「(主人公)どの…。」
主人公 ?
イナリちゃま 「あ、ああ…もうすぐ、あらしが来る気配がするのでな。」
イナリちゃま 「里をわざわいから守るためのまじないをかけておるところじゃ。」
イナリちゃま 「おぬしも、あぶないゆえ早く帰路についた方がよいぞ。」
主人公とイナリちゃま !
イナリちゃま 「しまった、もう降ってきたか(主人公)どの、いそいで…。」
主人公 (首を振る)
イナリちゃま 「住人たちに念のため家に居るよう伝えてくる、じゃと?」
イナリちゃま 「しかし、それではおぬしが逃げおくれてしまうやもしれぬ。そのようなキケンなことは…!」
主人公 ♪(駆け出す)
イナリちゃま 「(主人公)どの…!!」


イナリちゃま 「(主人公)どの!もう、外に出ておる住人はおらぬ!無茶せずもどるのじゃ…!」
主人公 !
主人公 (頷く)
主人公とイナリちゃま !?
主人公 (川に落ちる)
イナリちゃま 「(主人公)どの…!!」
イナリちゃま 「(主人公)どの!どこじゃ、(主人公)どの!?」
イナリちゃま 💦 (首を振る)
イナリちゃま 「…くっ、かような時にふるえておる場合か…!水よりもこわいことがあるじゃろう!」
イナリちゃま 「待っておれ、(主人公)どの!今すぐ助けるゆえ…!」


イナリちゃま 「(主人公)どの…!!」
主人公 …
イナリちゃま !
イナリちゃま 「(主人公)どの…!よか…っ、よかったのじゃ!目が覚めたのじゃな!」
主人公 💦 ?
イナリちゃま 「おぬしは、風にあおられ川に落ちたのじゃ!」
イナリちゃま 「こ、この…大バカ者…!だから帰れと言ったのに!あやうく死んでしまうところじゃ!」
主人公 💦 
主人公 … !
イナリちゃま 「…そ、そうじゃ…。おぬしを助けるためわしも、川に飛びこんだ。」
主人公 💦
イナリちゃま 「こ、こわくないわけがないじゃろう!…じゃが、おぬしが死んでしまうことを思ったら…」
イナリちゃま 「そちらの方が…よほどこわかったのじゃ…!」
主人公 💦 (話す)
イナリちゃま 「…わしの力になりたかった?」
主人公 ♪
イナリちゃま …
イナリちゃま 「おぬしは…人がよすぎる。他人の力になりたいと思うのはよいことじゃが…」
イナリちゃま 「自分の身をキケンにさらしてまでなど…。」
主人公 (話す)
イナリちゃま !
イナリちゃま 「好きな人のことだから自分にできる精いっぱいで力になりたいと思った…じゃと?」
主人公  [heart]
イナリちゃま 💦
イナリちゃま 「な、なにを言い出すのじゃ…!」
イナリちゃま 「…前にも言ったとおりわしとおぬしでは生きる時間があまりにちがいすぎる。」
イナリちゃま 「その想いの先に、おぬしの幸せはない。」
イナリちゃま 「わしは、おぬしにはだれよりも幸せになってもらいたいのじゃ。」
主人公 … 
主人公 モヤモヤ
主人公  (..;
イナリちゃま !
イナリちゃま 「お、おぬしの幸せを勝手に決めつけておるというわけではない…! じゃが…!」
主人公 💢
イナリちゃま 「人がどうとかイナリがどうとかじゃなくわしの気持ちが聞きたい…?」
主人公 ♪
イナリちゃま 💦
イナリちゃま 「わ、わしは……。」
イナリちゃま 💦
イナリちゃま 「わ、わしの気持ちは…っ。」
主人公 ♪
イナリちゃま 「………い……のじゃ。」
主人公 ?
イナリちゃま 「おぬしの…(主人公)どののそばにいたいのじゃ!」
イナリちゃま 💦
主人公 !
イナリちゃま 「短い時間でもいい。たとえ、まばたきの間でもわしはおぬしのそばにいたい…っ。」
イナリちゃま 「じゃが、どうしてそれを口にできよう?」
イナリちゃま 「わしは、イナリで…里の者たちを見守る身。」
イナリちゃま 「たとえ夫婦のちぎりを交わそうとほこらをはなれることはできず、」
イナリちゃま 「人の伴侶(はんりょ)のようにそばに寄りそうこともかなわぬ。」
イナリちゃま 「おぬしが将来、天寿(てんじゅ)をまっとうするその時に」
イナリちゃま 「数年、数十年後にそばに行くという約束すらしてやれぬ。」
イナリちゃま 「…なにより人の目に映らぬ伴侶など友にも親にも、だれにも紹介できぬのじゃぞ。」
イナリちゃま 💦
イナリちゃま 「…かような身で、おぬしにそばにいてほしいなどと…」
イナリちゃま 「おぬしの限りある時間をわしのそばで費やしてほしいなどとどうして言えよう?」
イナリちゃま 「なのに、おぬしはわしの言えなかった言葉をわしにぶつけ、わしにも素直な気持ちを告げろと言う。」
イナリちゃま 「告げてはならぬとわかっている想いをそれでも、はきだせなどと…おぬしは本当に残酷(ざんこく)じゃ…。」
主人公 💦
イナリちゃま 「じゃが…(主人公)どの。わしは、そんな真っ直ぐすぎるほど真っ直ぐな、おぬしのことが……。」
イナリちゃま 「(主人公)どののことが…愛おしくて、たまらぬ。」
イナリちゃま 「好きなのじゃ、(主人公)どの。おぬしのことが…だれよりも。」
主人公 !
イナリちゃま 「…わしが思っていることはこれですべて話した。」
イナリちゃま 「これを聞いてなお、おぬしがわしを選んでくれるというのならば…」
イナリちゃま 「その時は、おぬしの生涯(しょうがい)によりそい生きていくことを心に決めよう。」
イナリちゃま 「…選んでほしい、(主人公)どの。苦難が待つとわかっていても…わしの手を、とってくれるか?」

  • よろこんで!
    主人公 ♪(えにしのくしを取り出す)
    イナリちゃま !
    イナリちゃま 「ほ、本当に本当にわしでよいのじゃな…?と、取り消しはきかぬぞ!」
    主人公  [heart]
    イナリちゃま 「…………っ!」
    (ハグ)
    イナリちゃま 「…あ、ありがとうなのじゃ、(主人公)どの。大好きなのじゃ…!」
    主人公とイナリちゃま  [heart]
    イナリちゃま 「…いや、これからは、(主人公)じゃな。」
    イナリちゃま 「(主人公)…と、そう呼んでもかまわぬか?」
    主人公 (頷く)
    イナリちゃま 「そうか…うむ。」
    イナリちゃま 「(主人公)… ……(主人公)。なにやら、気はずかしいな。」
    主人公とイナリちゃま  [heart]
    ?????? 「あっまーーーーーーいっ!!」
    主人公とイナリちゃま !?
    女神ちゃま ♪
    女神ちゃま 「おふたりともおめでとうございます~!!」
    魔女ちゃま ♪
    魔女ちゃま 「はぁ、思わずさけんじゃったわ~!」
    魔女ちゃま 「どうなることかと思ったけど上手くいってよかったじゃないの♪」
    イナリちゃま 💦
    イナリちゃま 「なっ、ななな!?まさか、おぬしら…!?」
    魔女ちゃま 「ずっと見てたわよ?」
    イナリちゃま !?
    女神ちゃま 「ぬ、ぬすみ見しようとしたわけじゃないのですよ…!」
    魔女ちゃま 「そうよ。あたちたちが遊んでたらあんたたちが、いきなり後から来て恋愛ドラマくり広げだちたんじゃない。」
    魔女ちゃま 「こっちは遊びたいのをガマンちて、ジャマちないようにかくれててあげたんだからね。」
    魔女ちゃま 「感謝ちてほしいくらいよ!」
    魔女ちゃま 「…それで、結婚式はいつにする?あたちたちが盛大な式にちてあげるわね♪」
    イナリちゃま 「えっ!?いや、ちょっと待っ…。」
    魔女ちゃま 「そうねぇ、それじゃ○○の○○日で、どう?はい、決定~♪」
    主人公とイナリちゃまと女神ちゃま 💦
    魔女ちゃま ♪
    魔女ちゃま 「さーて、そうと決まったらさっそく準備ちなきゃ♪行くわよ、女神!」
    女神ちゃま 「は、はい…!」
    女神ちゃま (お辞儀)
    女神ちゃま 「それでは、イナリちゃま (主人公)ちゃん、お幸せにです。」
    女神ちゃま 「当日は素敵な結婚式になるよう魔女ちゃまと全力をつくしますね!失礼しますです~!」

    主人公とイナリちゃま …
    主人公とイナリちゃま  (^^;
    イナリちゃま 「な、なにやらあれよあれよと言う間に話が決まってしまったが…よいのか、(主人公)?」
    主人公 ♪
    イナリちゃま 「う、うむ…そうか…。おぬしがよいのならわしもかまわぬ。」
    イナリちゃま 「どのような式になるのかと少々、不安もあるが…当日が楽しみじゃ。」
    主人公とイナリちゃま ♪
    イナリちゃま 「…さて、それではなごりおしいがわしはほこらへもどらねば。」
    主人公 (頷く)
    イナリちゃま …
    イナリちゃま 「……(主人公)。」
    主人公 ?
    (頬にキス)
    主人公 !?
    イナリちゃま 「ほ、本番のくちづけは…当日に、よろしくなのじゃ。…ではな、(主人公)。」

  • …ごめんなさい
    主人公 モヤモヤ
    イナリちゃま …
    イナリちゃま 「…うむ、そうじゃな。やはりそれがおぬしにとって一番よい選択じゃろう。」
    イナリちゃま 「おぬしの気持ち…本当にうれしかった。」
    イナリちゃま 「わしも、自分の気持ちを打ち明けることができて胸のつかえがとれた気分じゃ。」
    イナリちゃま 「…(主人公)どの。どうか、これからも友人としてよろしくたのむ。」
    主人公 ♪
    イナリちゃま ♪
    イナリちゃま 「…さて、わしはそろそろほころの方へもどらねば。」
    イナリちゃま 「…ではな、(主人公)どの。」

コメント