このページでは、主にBVE2・4データをBVE5向けに変換する際の注意事項について説明。
BVE2・4用のファイルをBVE5で運転できるようにする
BVE5では書式が大きく変化したが、変換用ツールが公開されているためBVE2・4データを変換することも可能。
ただし、必ずしも変換してそのまま問題なく運転できることは少なく、手直しが必要になることが多い。
また、今まではBVE4データのみの対応だったが、バージョン0.10からBVE2データにも正式に対応した。
BVE5が初めてのBVEの場合
コンバーターはBVE2・4のデータを変換できるツールだが、まず最初にBVE2・4を追加インストール後、正規構成通りにファイルを配置したうえで、コンバーターに通す必要がある。
つまり、各サイトからデータをダウンロードして、それをそのまま変換しようとしても、基本的には路線のみ、車両のみの単品での構成となっているので片方のみしか変換できないことがある。
また、BVE2データはBVE2付属の基本ストラクチャを使用しているものもあるため、そもそもファイルが足りないものもある。
旧バージョンのファイルの構成について→BVE2 ファイルの構成 →BVE4 ファイルの構成
BVE2用データは「BVE2用内房線」BVE4用データは「BVE4用内房線」をそれぞれインストールする必要がある。
※ファイル構成を同じにすればBVE本体のインストールは不要
ただしBVE2・BVE4では基本路線の内房線のストラクチャーを参照している路線があるため、基本的に導入することを推奨する。
→BVE2 ダウンロード →BVE4 ダウンロード
openBVEで試す方法もある。
BVE2・4で調整する作業
(共通)変換前にエラーなく運転できるファイルにする
まず重要なのは、変換元のデータが対応しているBVE(BVE2・4)で問題なく運転できるかである。
読み込み時にエラーが出るなら、変換後のデータでもエラーが発生するので、きちんと修正しておいた方が良い。
すでにVista以降のWindowsしか持っていない場合は旧BVEは動かない…が、一応裏技的なものはある。不具合おこす可能性も無いとはいえないので自己責任で。
→ http://www.google.co.jp/#hl=ja&q=Vista+bve2
(ストラクチャ)b3dをCSVに変換する
b3dは10年前に廃止されているので、少なくとも日本の路線については現状ほとんど使用例はありません。
BVE1の頃に使用されていたストラクチャb3dファイルは、コンバーターでは読み込めないので事前に変換しておく。
公式の制作支援ツールにある「B3D to CSV Converter」を使用すれば自動変換できる。(一気に大量のファイルを変換するとエラーが出るので、20個前後で少しずつ行う)
その後、路線ファイルのほうで「.b3d」を「.csv」に置き換える。
コンバーターで路線・車両を変換する
使い方については以下のページを参照。
→BVEコンバーターの使い方