東京メトロ8000系

Last-modified: 2024-03-16 (土) 19:12:16

注意事項

削除禁止。参戦確認済。詳細はWikipediaで。

概要

Tokyo-Metro_Series8000-8108.jpg

営団→東京メトロの通勤型電車。「メトハチ」と呼ばれている。半蔵門線、及び直通先である東急田園都市線、東武スカイツリーラインで運用。
1981年に運行を開始した。それまでの半蔵門線では、東急8500系が運用を行っていたので、初めて自社の鉄道車両を導入した形となる。*1
車体はアルミニウム製、電機子チョッパ制御。1994年まで製造が続き、全19編成となった。*2
東武スカイツリーラインへの直通に備え、2002年秋からは半蔵門線用の新ATC対応と東武線直通対応改造が行われた。

更新

C修繕工事(1995年まで)

屋根の補修、車体ラインカラーの交換やゴム材、シール材の補修、床敷物の張り替え、側窓のカーテンの交換など。

B修繕工事(2004年~2015年)

480px-TokyoMetro8000.jpg

大規模工事。主な改造内容は、制御装置を電機子チョッパ制御から三菱IGBT-VVVFに更新し、前面の方向幕をLED式に交換。LED案内表示器をドアの上に取り付け、ドアを窓が大きい仕様に変え、ドアチャイムを設置する、など。但し、2010年以降はドアの上にLCD案内表示器が取り付けられた。最早、昭和生まれなのか!?と疑うほどである。全編成更新工事施行済。

実は……

営団-8014.jpg

意外なことに8112F、8113F、8114Fは東京メトロ東西線でも運用されていたのである。東西線では輸送力増強に伴う10両編成化がされることとなったが、5000系は抵抗制御で05系は高周波分巻チョッパだったので、一昔前の制御方式である抵抗制御の車両を導入するのは得策ではなかった。そんな中、導入が続いていた8000系を東西線に導入したのである。ただ、短期間での運用のため帯色は紫のままで、混乱を防ぐため各車両のドアの上に「東西線」と書かれたステッカーを貼って対応。
その後、05系の追加導入と、半蔵門線が三越前まで延伸されることに伴う増便のため1989年までには全編成が改造を施行した上で半蔵門線に転籍した。

廃車、そして引退

後輩形式である18000系の導入による8000系の廃車は2021年の8107Fの廃車を皮切りに始まり、2022年現在、半数が引退し廃車となり北館林荷扱所で解体。2025年度には全編成が引退するようなので、早めの記録を。

『爆弾ドア』とは

8101F~8109Fの一部ドアは初期型のままであるため、開く際に「バコンッ!!!!」と大きい音が鳴り速いスピードで開くので、何故だかわからないが『爆弾ドア』と呼ばれるようになった。閉まる際もスピードが速く、まるで205系のよう。僅かにバウンドもするのでヤバい…

カオスバトルでの扱い

初出は東武快速である。

作者の扱い

  • 三菱IGBT-VVVF
  • 東京メトロらしからぬ警笛
  • 爆弾ドア(「バコンッ!!!!」)

全て東武快速が素材を投稿した。

コメント

Tag: 鉄道 電車 東京メトロ 埼玉県 東京都 神奈川県


*1 この時の半蔵門線は渋谷~青山一丁目間が開業していた。とはいえ半蔵門線の区間がまだ短いので、自社の車両を導入してもそれらは予備車になり経済的に不適合だと判断されていた
*2 最後に製造された車両は05系の設計思想が取り入れられている