東京都交通局の電車。
概要
2017年より導入された、都営浅草線用の電車である。8両編成で営業最高速度は120㎞/h。*1
車体構造は、総合車両製作所のステンレス車体のブランドであるsustinaによる軽量ステンレス車体を採用した。万が一の衝突事故の発生を考慮した構体構造を採用している。
国際的にも日本のイメージとして一般的であり浅草線沿線とゆかりのある歌舞伎の隈取をイメージしたデザインで、窓周りは黒い塗装。
車内は白色の和紙をモチーフとした内装板を基調とし、妻面壁に竹をイメージした模様を採用した。床敷物は濃い茶色であり、出入口部のみ黄色としている。寄せ小紋のほか、東京の伝統工芸品である江戸切子などの柄とともに、沿線由来のイラストを使用し、落ち着きのある和の雰囲気の中にも遊び心を持たせた。
*2
室内灯にはLED照明を採用している。各車両の客室天井4ヶ所に防犯カメラを設置。
三菱フルSiC-MOSFET2レベルVVVFインバータ制御方式で、E235系などとは違い、竜巻のような音を発する。
運用
都営浅草線と、京成線及び北総線、京急線に直通運転。
カオスバトルでは
YouTube時代より参戦が確認されている。
技
- 三菱フルSiC-MOSFET-VVVF
- 警笛
素材は東武快速にて投稿済。
廃車
脱線事故を起こした5507編成のうち、5~8号車が2024年5月に廃車された。尚、これが同形式の初の廃車となり、製造から6年でスクラップとなった。*3廃車を免れた1~4号車は今後どうなるかは不明。
余談
都営交通では、5500形登場を記念し、YouTubeの都営交通公式チャンネルにて、松竹の協力を得て、歌舞伎とコラボレーションした動画を制作・公開。
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