殺戮神父 キルザイア

Last-modified: 2017-03-23 (木) 16:42:02

カードスペック

 
殺戮神父 キルザイア
レアリティ:★★★コスト:8入手先:ベーシックパック
8通常ダメージ 8HP回復
自身に賭血/2Turnを付与
 

賭血カードLv1。
賭血が効いている間はカードをプレイする際に、PPではなくHPを消費するようになる。

このHP消費はあくまでPPに換わる「カードコスト」という扱いであり、「ダメージ」とはみなされない模様。
つまりいかなる状態変化でも増減や防御はできない。反射や不屈、克己なども無反応である。
HPがカードコストに足りない場合はもちろんプレイできない。コストちょうどの場合はプレイできるが、当然HPがゼロになってゲームオーバーとなる。
例えそのカードにHP回復能力があろうが、プレイした時点でHPが尽きるため回復は間に合わない。くれぐれも自殺しないように。

 
 

ガードでもシールドでもHP消費を軽減できない以上、これを使うなら回復カードは絶対に欠かせない。
幸い、ほとんどの回復カードのHP回復量はそのカードのコストと同量かそれ以上に設定されている。よって回復カードを出し続ける限り、HPが減ることはない。
つまりコスト0でプレイしているのも同然である。疾走や啓蒙を併用すればまさにプレイし放題。

とは言え敵の攻撃や状態異常など、外的要因でHPが減るとそうとも限らなくなる。回復しようにもただでさえHPコストの相殺に追われるため立て直しがしにくい。
最悪の場合はHP不足で回復用のカードすら出せず、手詰まりになってしまうことすらままある。極力ダメージを受けないよう防御は万全に行いたい。
治癒や聖域、吸血など、補助効果で回復を補助するのも効果的。慣れれば非回復カードを合間に挟みながら突っ走れる。
また無足の効果は賭血状態でも適用され、HPを消費せずカードをプレイできる。このことも頭に入れておきたい。

賭血には病気や疲弊、汚染といったPP攻撃を無視できるメリットもある。いくらPPが減ろうがHPでコストを支払うのだから関係ない。
無足と違い途中で切れることがなく、同一ターン中なら効果が保証されているのも大きな長所。
一方で錬気は一切働かなくなる点も覚えておきたい。発動源はあくまでPPの消費であって、HPでは駄目なのだ。
特にやってはいけないのが全開との併用。消費PPと同様に消費HPも倍になってしまい、とてもコストを払い切れなくなる。
無手中もコストはHPで支払うのに回復は起きなくなるため、HPだけが一方的に減りあっけなく詰む羽目になる。こういう事態は絶対に避けること。

 
 

このキルザイアの賭血は2ターンしか続かないが、それでもコストの踏み倒しによる爆発力は絶大。回復カードが揃っていれば強力な切り札になり得る。
1ターンではなく2ターン持続という点はお忘れなく。次のターンで油断して、いきなりコストの高い非回復カードに手を出さないよう注意したい。

 

関連カード

賭血つながり
 殺戮神父 キルザイア(賭血2T)・竜血の覇者 ヴェスタス(賭血5T)
血十字団
 血十字の装具血十字団血十字の ケイト聖騎士 マイト殺戮神父 キルザイア・(邪道に堕ちた マイト?
その他の聖職者
 樹林の聖騎士 ディナルド?巡礼者 コルネリア誓いの純潔 ジャンヌ?

DDFでの殺戮神父 キルザイア

「この地も染めるのだ。赤く。」

斧やメイスで重装備した血十字団きっての鬼神父。鬼だの殺戮だのとこの時点で物騒過ぎる。
血十字団という宗派の元をたどると「正義の血十字痕」の伝説にたどり着く。キルザイアも伝説を信奉する一人であり、これを再現することによって正義と信仰心を示さんと奔走している。
すなわち各地を旅して回り、土地土地の悪党やモンスターを叩き殺してはその血で十字を描き残す。というのが彼の日課である。聖書は鈍器
もちろん血十字団の基本理念「正義のために流血しろ血を流せ」の実践も忘れない。賭血はまさに彼を象徴する補助効果と言えよう。

善良な一般人に対してはごく普通のやさしい神父様として振る舞っている……つもりなのだが、そのまさにのようなガタイと風貌、常に血のこびりついた武器を見て真に受ける者はいない。
ハロウィンの日にはカボチャのお面姿でおどけてみせるなどお茶目な一面を見せ、出くわしたエコに死の恐怖を催させた。

ゲーム上でもその異様さは表現されている。僧侶のくせに物理攻撃力が高いなどといった生易しいものではない。
本来レアリティ☆☆☆の純戦士キャラ?のみが扱うはずの上位必殺技・ボイドスラッシュを、レアリティ☆☆、しかも回復重視のキャラにもかかわらず会得するのだ。
さらに育て抜くと即死スキルのナチュラルボーンキラーまで習得する。そこまで殺戮したいか。


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