カードスペック
香ばしい寄せ餌 | ||
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レアリティ:★★ | コスト:2 | 入手先:東方伝来 |
使用後、このカードを破棄 敵に捕獲/5Turnを付与 |
「東方伝来」収録のカード。
敵を捕獲状態にする。この状態のうちに敵を倒すと、直後のピックカードに必ずその敵のカードが含まれるようになる。
(ピックカード5枚のうち、一番右に倒した敵のカードが入る。高レアリティカードはその左、通常のピックカードは3枚に減る)
ただし15Fボスには適用されない。15Fボス戦後はカードピックが発生しないので当然だが。
またその敵のカードが、ダンジョン終了時の報酬として入手できる率が上昇する。ただしこれまた15Fボスは適用外。
これを使えば好きなカードを自由にピックや入手……できそうだが、実際はそこまで都合のいいものでもない。
まず捕獲で得られるピックカードは、もちろん敵としても登場するもの限定である。この時点で有効範囲が相当に制限される。
そして敵としての登場もあるカードは、ボス以外はいずれもレアリティ★か★★。わざわざ捕獲せずともカードパックから簡単に出るものばかりである。
またそれらの敵も、道中で必ず出現するとは限らない(出てこなければ捕獲もできない)。そもそも目当ての敵が出てこないダンジョンもいくらでもある。
このため「必要なカードを初期デッキには入れず、道中での捕獲ピックでまかなう」という戦法も成り立ちにくい。
報酬カードとしての入手率アップの方も、目に見えて効果があったという話はあまり聞かれない。
ただ10Fボス(のカード)に対しては、捕獲は効果的と言える(レアリティ★★★でそれなりに入手しにくい、必ず出現する=必ず捕獲のチャンスがある)。
またシーズンダンジョンや短期イベントダンジョン限定の敵のカードを手早く得たい時にも捕獲は有効だろう。
ちなみに、ピック狙いやカード集めは幸運でも行える。
登場する敵のカードはいずれもそのダンジョン内のピックカードに含まれている(15Fボスを含む。ただしノトーリアスダンジョンは例外)。出現頻度も割と高め。
なので幸運の効果量を目当てのカードのレアリティに合うよう調整さえすれば、結構な率でピックできる。その敵自身と遭遇する必要もないためチャンスもより多い。
またピックさえできれば、クラフトで確実に作成できる。これは捕獲も一緒だが、こちらは15Fボスのカードさえも対象にできるという違いがある。
……と、書くと散々な性能に見える捕獲だが、幸運もカードが揃わないとここまで上手くは運びにくい短所がある。
その点では捕獲カード1枚で完結できるのは捕獲の利点と言える。使って倒しさえすれば、少なくともピックカードは確実に出せるのも幸運にはない長所である。
最後に各ダンジョンに出現する敵と、それらのカードとしての内容を一部まとめてみる(ボス敵および、シーズンダンジョンや短期イベントダンジョン限定の敵を除く)。
有用なものも結構あるのだが、前述のように必ず出るとは限らない点を忘れないこと。
関連カード
過去作品での香ばしい寄せ餌
シリーズではDDD2が初登場。過去作品には登場していない。
香ばしく焼いたか炒めたかしたイカゲソ……なのだろうか。……イカ?
一見すると酒のおつまみ程度でしかなさそうな代物だが、大抵の魔物をこれ一個で釣ることができる。何か独特の味付けがされているのだろう。
ちなみに寄せ餌は「よせえ」と読む。「よせえさ」ではない。
捕獲という要素自体はDDD・DDFシリーズに毎回登場している。
DDD1とDDFには全ての敵(ボス含む)に下位と上位のピックカードが設定されており、特に上位のものは捕獲なしでの入手は至難の業。
DDFではレアな仲間の勧誘に必要な「紹介状」や「捕獲籠」も特定の敵固有のピックとなっているため、中盤以降は捕獲用のカードやパッシブスキルは常時欠かせないものであった。
公開当初は獣使い(捕獲能力を持つパッシブスキル)の所持者はユーリンデ、上級獣使いはエイミだけだったこともあり、彼女たちを散々こき使った人も多いと思われる。