いにしえの時代に存在した、ウトラエ王国の学都跡。
大学と、それに付随する研究施設・展示館などから成り、
生物の進化に関する最先端の研究などが行われていた。
展示館(科学館)は一般向けに公開されており、
研究成果である「ミュコーサ クィーン(以下ロスト クィーン)」や
「フューリー」などの特別展示が行われていた。
中央移送センター跡で拾える『HUB 時刻表』を見ると、
定時便が運航されていたことが判る。
客は移送板で到着した後、専用通路を通って館内に入り、
ロスト クィーンなどを見学することができた。
移送板の周囲にあるチェストやロッカーは、
入場客の武器や手荷物の一時預かり用だったのかも知れない。
- 回廊内の所々で拾える書物やノートの切れ端を読むと、
人道上、非道な研究が行われていたことが窺い知れる。
その中心にいたのは、ザウラスクの生みの親である「ホーレン師」という科学者だったようだ。
- 科学館跡で拾える『実験記録 第306号』を読むと、
ロスト クィーンが生み出された顛末が知れる。
彼女は、ザウラスク(&ノシローム)に対抗するための、ウトラエ王国の切り札だったが、
筆舌し難い苦しみと、自分の姿を醜悪なモンスターに変えたホーレン師らを恨み、
最後まで協力を拒んだため計画は頓挫、
王国滅亡後、彼女は数百年に及ぶ永い眠りについた…