空中戦の基本
空中戦の基礎
空中戦において基本となる空戦エネルギーと空戦機動についてここでは解説する。
空戦エネルギー
空戦エネルギーとは、高度と速度のことである。高度は速度に変換することができ、またその逆も可能である。エネルギーは、敵機との戦闘で優位に立つために必須のものであり、これを管理することが空中戦で重要になる。
一撃離脱
ーー加筆求むーー
空戦機動(基本)
空戦機動は、その名の通り空中戦におけるテクニックだ。単純旋回(ブレイク)や、ハイ・ヨー・ヨーなど、敵機と交戦するうえで基本となるものを紹介していく。
1.単純旋回(ブレイク)
ブレイクは、最も基本的な空戦機動である。その名の通り単純旋回を行うものであり、[敵機に速度で勝っている] or [旋回性能で勝っている場合]はこの機動で大抵の場合は勝つことができる。高速すぎるとブラックアウトすることがあり、低速すぎると旋回中に速度が低下するため敵機に対し空戦エネルギーで劣勢になる場合がある。
※低空でのブレイクは、エネルギー消費によって墜落することがあるので注意。
2.宙返り(ループ)
ループも、基本的な空戦機動である。これは、その名の通り宙返りを行うものであり、[敵機に速度で勝っている] and [最適な速度域である]ことが重要。高速すぎるとブラックアウトすることがあり、低速すぎるとループの頂点付近で失速し、敵機に後ろをとられることがある。
空戦機動(応用)
ここまでの空戦機動は、機体性能で勝っている・エネルギーで勝っている場合にのみ有効な機動を紹介した。
ここからは、エネルギー差や機体性能の差もカバーしうる空戦機動を紹介する。
1.ハイ・ヨー・ヨー
ハイ・ヨー・ヨーは、[旋回能力で敵機に劣勢] and [速度で勝っている]ときに力を発揮する。
敵機がブレイクしたときに、一度上方へ離脱してから旋回することで追い越されない速度域まで自機の速度を下げ、また重力の効果で旋回半径が小さくなる。
2.ロー・ヨー・ヨー
ロー・ヨー・ヨーは、[旋回能力で敵機に劣勢] and [速度で劣っている]ときに力を発揮する。
敵機がブレイクしたときに、一度下方へ離脱してから旋回することで引き離されない速度域まで自機の速度を上げ、また速度の効果で旋回半径が小さくなる。
3.ジンキング
敵機が後ろについている場合はこの機動が有効である。これはどちらかに90°ロールしたあと、逆方向に180°ロールすることで敵機の射撃チャンスを減らす機動だ。うまくこの機動を行うことで、敵機との距離と位置をずらすことができる。
4.木の葉落とし
敵機に後ろに付かれた場合、スロットルを110%~100%まで開いて速度を上げた後に垂直上昇、その後左ラダーを当てながら左手前にスティックを引き、スピンが確立したらラダーを踏んだまま右にスティックを倒す。
機首が下を向いたらスティックを中心に戻しラダーをスピン外側に当て失速から回復させる事で相手の後ろに着く事ができる。
なおこの機動は零戦などの失速から回復しやすく格闘戦に向いている機体で行う機動であるため、一撃離脱向けの機体では推奨できない。
※ブレイク以上にエネルギーを消費するため、低空での使用は控えたほうが良い。
※敵機にロール性能・旋回性能で劣っている場合や、敵機の技量が高い場合は自機のエネルギーをロスするだけなので、即座に別の機動に移るべきである。