概要
太平洋戦争キャンペーン連合軍で初期から使える車両である。M13 MGMCはアメリカ合衆国で開発された対空ハーフトラック。
12.7mmのM2ブローニング機関銃を搭載している。
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | - | - | - | - | ◯ |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 3 |
砲塔旋回速度(°/C) | 51/ C |
俯角/仰角(°) | -10 / +90 |
リロード速度(秒) | 12.0 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 6 / 6 / 6 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 6 / 6 / 6 |
馬力 | 148hp at 3000rpm |
重量(t) | 8.3 |
視界(%) | △△ |
速度(km/h) | 72.93 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
機関銃 | 12.7mm M2HB機関銃 | 2 | 2400 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
元々あったM3ハーフトラックに12.7mm重機関銃2門を搭載したマークソン社製のM33 twin mountを装着してある。
【火力】
優秀な2門の12.7mm機関銃は対空・対歩兵・対軽車両に有効な機関銃であり装甲の薄い車両が多く配備されている太平洋日本相手のほぼ全てに脅威といえる武装である。弾数も400発あり曳光弾で弾道も見やすく偏差もしやすい。
門数や連射速度こそスチュアートの7.62mmより少ないがこちらは12.7mmのため歩兵に当たれば一撃であり太平洋マップに多く存在する小屋ごと貫通し破壊することが可能な圧倒的なパワーを有している。
うまく立ち回ることができれば面白いようにキルができるのは本車の強みである。
これだけ聞くと対地対空両方で敵をハチの巣にできる万能車両に聞こえるが機関銃が恐ろしいほど加熱しやすいという欠点があり連射するとあっという間にオーバーヒートするため頻繁な冷却が必要。
この加熱が曲者で対地している最中に敵機が襲来するとオーバーヒートから連射できずに返り討ちにされかねない。ヒートゲージ管理が欠かせない車両となっている。
【装甲】
車体・砲塔共にまごうことなき紙であり、遠距離では戦車砲や対戦車砲はもちろん、対戦車ライフルも防げない。
更に車体・砲塔共に屋根がなく上から乗員が剥き出しであるため爆撃や砲撃はもちろん、近距離では白リン弾、火炎瓶、火炎放射器、果てはよじ登られて銃剣や日本刀でブスリッなど対歩兵用の武器にも弱いという始末。
出来るだけ攻撃を受けないよう一歩後ろから撃つという立ち回りが求められる。
砲手席と運転席が大きく離れているため車体を隠して砲塔だけ出せば長生きできるかもしれない、また砲手席から銃手の頭がはみ出しているがバグなのか正面からの小銃狙撃には案外耐えてくれるのでできる限り正面を向けて戦うことを推奨する。
乗員が撃たれ始めると乗員がむき出しのため順番に撃ち殺されてしまう。銃手が打ち抜かれた場合は下手に席を交代するより撃たれない安全な位置まで退避し体制を整えた方がよい。
走行装置が破壊され移動できなくなった場合は最悪車両を捨てて白兵戦を仕掛けよう。戦車兵なのでサブマシンガンが装備可能であり車体を囮にして返り討ちにしたり敵の攻撃が収まるまでどこかに隠れておこう。
車体はスカスカなので乗員さえ撃たれなければ攻撃を受けても案外爆発したりせず車体は生き残ったりする。
【機動性】
車体はトラックなので軽戦車並みに軽快。
ただ軽快な移動が可能なのは舗装された道を走る場合で不整地やすこしでも段差があると乗り越えることも苦労する。あと車体が長いのでよく木や岩・味方や敵の車両の残骸に引っかかる。
出来るだけ整備され開けた道を移動しないと長い車体が最悪地形にはまって動けなくなる。終盤戦に出すと道の真ん中にできた穴や残骸で移動できないなんてことも・・・。
装甲のない本車はこの足回りで障害物に隠れたりして身を隠す必要がある。棒立ちしていると敵の的である。
【総論】
非常に高い万能火力を持つ半面装甲は紙なのでいかに生存するかが重要な車両。とにかく攻撃を受けないことが重要である。
史実
M13マルチガンモーターキャリッジ ( MGMC )は、M13ハーフトラックとも呼ばれ
米国で使用された自走対空砲。移動式対空( AA )車両の要件に応じて
ホワイトモーターカンパニーが1942年7月から1943年5月の間に開発しました。
1944年1月アンツィオの戦いで初めて使用されました。
1944年4月より重武装した M16マルチガンモーターキャリッジが開発されました。
M13は、1940年から1942年にかけて試行された一連の失敗したプロトタイプから発展しました。
これらのうち、T1E4が選択され、M13 MGMCの正式名称が付与されてから、生産されました。
生産されたM13の半分は、生産ラインでM16に変換されました。
小ネタ
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