

概要
ドイツ軍戦車研究ツリーで3番目に入手可能なイタリアの中戦車。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 1 |
| BR | I |
| モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
| - | - | - | ◯ | - | - |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 4 |
| 最高速度(km/h) | 33.35 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 14°/ C⇒ |
| 俯角/仰角(°) | -15 / +25⇒ |
| リロード速度(秒) | 5.0 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 30/25/25/14 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 45/25/45/15 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 1900/136⇒1900/160 |
| 重量(t) | 14.5 |
| 視界(%) | △△ |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 47mm 47/32 mod.35 砲 | 1 | 87(APHE44,HE43) | △△ / △△ / △△ |
| 同軸機銃 | 8mm Breda mod.38 機関銃 | 1 | 1524 | △△ / △△ / △△ |
| 砲塔上面機銃 | 8mm Breda mod.38 機関銃 | 1 | 1524 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
AB 41とは異なり比較的まともな装甲と火力を備えた戦車である。
1枚目が指揮官がハッチから乗り出した時の視界図、2枚目がハッチから乗り出す前の照準、3枚目が砲手の照準全体図、4枚目が照準時の見え方、5枚目が運転手席の視界となっている。





【火力】
主砲の47mm砲は初速が遅く貫通力はそれほど高くない。一応砲弾は徹甲榴弾なので加害力はそこそこある。
榴弾の打撃力はそれなりだが、弾道がかなり垂れるので遠距離射撃時には要注意。
機銃はAB 41と同じ8mmブレダ機関銃だが、車長ハッチ上にも取り付けられているため最大2門発射可能となった。
因みにこの戦車には装填手が不在だが「指揮官」に装填手パークを付けると適用される為、装填手パークを取っている乗員は指揮官席に配置しよう。
【装甲】
砲塔前面は45mmと比較的厚くなった。側面も25mmと最低限の厚さはあるので12.7mmや20mmにも耐えやすい、だが遭遇する車両の殆どに抜かれてしまう装甲なので過信しないように。
【機動性】
最高速度はかなり低下しているが、履帯式のため走破性はやや改善されている。
【総論】
対戦車戦闘もある程度こなせるまともな戦車であり重宝する車両である。機関銃の性能がやや不十分で歩兵に接近されると危険だが、味方の歩兵支援を行うのに十分な性能がある。
史実
イタリア軍主力であるM13/40が装甲等の面で旧式化したため開発された後継機 信頼性が低く装甲の目立った改善も出来なかったため前線からの評価は低く目立った活躍は出来なかった
小ネタ
戦車不足に苦しんだオーストラリア軍が鹵獲使用しておりしばしば同じ車両同士の戦車戦が行われた
出典/参考文献
コメント
- 旧チュニジア・キャンペーンにおいては、イギリス軍のシャーマン以外の全ての戦車を相手にでき、榴弾の威力もそこそこあったため、お山の大将になれた戦車。(ただしM3グラントの正面装甲は抜けないため、主砲脇の窓を狙う必要があった。)ドイツ軍ツリーに統合されたあとは、遅い、薄い、しょぼいの三重苦で使えなくなった。 -- 某氏 2025-04-10 (木) 09:13:45