

概要
ドイツ軍戦車研究ツリー上で2番目に手に入るイタリア製軽車両。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 1 |
| BR | I |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 乗員(人) | 4 |
| 砲塔旋回速度(°/C) | 24°/ C |
| 俯角/仰角(°) | -12 / +20 |
| リロード速度(秒) | 6.0 |
| 最高速度(km/h) | 77.78 |
| 車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 8/8/6/8 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後/上)(mm) | 20/8/8/6 |
| エンジン出力(rpm/hp) | 2800/68⇒2800/80 |
| 重量(t) | 7.4 |
| 視界(%) | △△ |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | |
|---|---|---|---|
| 機関砲 | 20 mm Breda Mod.35砲(API-T228,HEFI-T228) | 1 | 456 |
| 同軸機銃 | 8 mm Breda Mod.38機関銃 | 1 | 1992 |
解説
特徴
イタリア産装甲車。
1枚目が指揮官がハッチから身を乗り出した時の視界、2枚目が指揮官席の視界、3枚目が照準時の見え方、4枚目が運転手席の視界となっている。




【火力】
武装は20mm機関砲1門と8mm機銃1丁である。
20mm機関砲はかなり打撃力不足で敵戦車を撃破するのは難しい。マガジンは8発のみで、撃ち切ると最小でも8秒のリロードが挟まる。使用弾薬は徹甲弾ベルトと榴弾ベルトを使用可能。弾種を切り替えるには1マガジン撃ちきる必要がある。
8mm機関銃は24発弾倉で、リロード時間はおよそ8秒かかる。
20mmの対人威力は低く、徹甲弾ベルトにしろ榴弾ベルトにしろ直撃でも2~3発当てないと確定でキルはできない。榴弾は一応1.5mのダメージ範囲が発生するがスプラッシュダメージ自体が少ない。
どちらの武器も1マガジンの弾数が少ない割にリロード時間が長いため、機関砲と機関銃を交互に撃って両方のリロードが重なってしまわないよう気をつけよう。A13やダイムラー以外の敵戦車には歯が立たない。
理論上、ワンマガジンで上記の車両を破壊することが可能。
【装甲】
砲塔正面を除きわずか6-8mmであり、小銃弾は防げるが対戦車ライフルや戦車砲にはたやすく貫通されるだろう。砲塔正面はやや厚く20mmあるものの、A13 Mk IIが装備する40mm砲に対してはほとんど意味がない。
また、車長がおらず、車長用視察装置を使うことができないため索敵能力に劣る。
【機動性】
カタログスペックの最高速度は77.78km/hだが、履帯ではなくタイヤを搭載の車両のため整地では早いが不整地は苦手。
かつ7.4tの重量に対し馬力は最大で80しか無い。不整地だと一定以上傾斜は上れないことがしばしばある。
頑張ればドリフトもできる。(はたして戦闘で使うのだろうか。)
【総論】
同BR戦車のA13 Mk IIと比べるとやや扱いにくいところが目立つ車両である。積極的に正面切って戦闘を行うより、機動力を活かしてヒットエンドランを繰り返すと良いだろう。
史実
エチオピアやスペインでの戦訓を基に装軌式よりも路外機動性の高い装甲車として開発された。特徴として車体中央部に埋め込み型のスペアタイヤが備えられ、これは車体中央が接地しないよう防ぐ役割もあった。エンジン室と戦闘室に隔壁がないことも特徴の一つで、これにより居住性は良いものではなかった。イタリアが降伏するまで騎兵部隊、自動車化歩兵部隊、機甲師団の偵察部隊、軍警察部隊といった多種多様な部隊に配備され運用された。降伏後はドイツ軍によるアクセ作戦の実行でイタリア軍が武装解除されると、多数がドイツ軍とサロ政権軍に接収され戦闘に投入された。
小ネタ
紙装甲が悩ましいAB 41であるが、ちょっとした利点(?)もある。というのも側面はあまりにも装甲が薄すぎて貫通した徹甲榴弾の信管が作動せずそのまますっぽ抜けてしまうのだ。さらに砲塔直下のタイヤのある部分はスカスカなので、何も知らずに砲塔直下を狙うと思わぬ肩透かしと反撃を食らう羽目になるかもしれない。
