概要
アメリカ軍のティア1自走榴弾砲
Howitzer Motor Carriageの略で、意味は「自走する榴弾砲」
アメリカ:ノルマンディー侵攻のキャンペーンレベル10で解放される。太平洋キャンペーンではレベル32で戦車兵III付属で使用可能になる。
使用可能キャンペーン
モスクワ | ノルマンディー | ベルリン | チュニジア | スターリングラード | 太平洋戦争 |
- | ◯ | - | - | - | ◯ |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
乗員(人) | 4 |
砲塔旋回速度(°/C) | 6.0°/ C |
俯角/仰角(°) | -20 /+40 |
リロード速度(秒) | 3.3 |
車体装甲厚 (前/側/後/底)(mm) | 38 / 25 / 29 / 13 |
砲塔装甲厚 (前/側/上)(mm) | 50 / 25 / 29 |
馬力 | 252hp / 3200rpm |
重量(t) | 15.6 |
視界(%) | △△ |
速度(km/h) | 63.80 |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 貫徹力 (前/側/後)(mm) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | M2 75mm 榴弾砲 | 1 | 46 | △△ / △△ / △△ |
砲塔上面機銃 | 12.7mm M2HB 機関銃 | 1 | 400 | △△ / △△ / △△ |
解説
特徴
【火力】
主砲の75mm榴弾砲は対戦車榴弾(HEAT)と榴弾(HE)を搭載している。榴弾砲であるため、初速が遅く弾道が山なりになる。また、砲塔旋回速度がかなり遅いものの俯角や仰角は大きめに取れるため地形を活かしやすい。
HEATは貫通力こそ高いものの、その特性上加害半径がかなり狭いため、敵戦車の弾薬庫や乗員などを丁寧に狙ってあげよう。樹や柵などのオブジェクトに当たると起爆してしまうので、徹甲弾のように柵越しに攻撃することはできない。また、HE弾の一種ではあるが、炸裂時の打撃力も低いので対歩兵用にはHE弾をメインに使用したほうがよい。
榴弾は75mmと比較的口径が大きいので対歩兵用としてはかなり優秀であり、対車両でもプーマの側背面や車体正面左右の切り欠きに直撃させれば一撃で撃破できる。ただし、弾数はHEAT20発・HE19発・SMOKE7発と速い発射速度と相まって非常に少ないので無駄撃ちは避けよう。
機関銃は車長が操作するM2 12.7mm機銃のみ。主砲と離れた位置にある上、車長視点でもM2のアイアンサイトがかなり下にあり覗けないため歩兵に正確当てるには慣れが必要。口径が大きいため打撃力はかなり高く、対歩兵のほか飛行場マップの阻害気球の破壊にも役立つが、車長が戦闘不能にされてしまうと使えなくなる。
注意点としては、仰角は取れるものの俯角はほぼ取れない上弾数が400発とかなり少ない。
【装甲】
M8の装甲は基本的に歩兵の小銃弾や固定の機関銃以外防げないものと想定しよう。
小銃弾程度なら問題ないが、弾薬庫があちこちにあるためシュトゥルピストーレなど対戦車兵器に撃たれると簡単に爆散してしまう。
また、天板がない上にX-RAYを参照してもらえば分かるように砲塔の3人は仲良く頭部を露出させている。この点が支援砲撃や爆撃などの爆発物の至近弾に対し致命的となっている。
さらに、機関銃を構えている車長は上半身が完全に無防備であり、あっという間に狙撃で戦闘不能にされてしまう。車長が死亡すると5~6秒後に代わりに装填手が車長になるが、装填速度が低下してしまう。ただし、プレイヤーが砲手を選択した状態であれば車長より装填手席に着くことが優先されるためカバーできる。さらに再度狙撃されると乗員数が2名になり機銃が使えなくなってしまう。狙撃を避けるためには、車体を小刻みに動かすとよいだろう。それ以外の乗員は一応砲塔の装甲に守られてはいるが、前述の通り頭部が露出している為、建物の窓などから狙撃されると簡単に乗員が殺傷されるうえ、火炎瓶を投げ込れたり火炎放射機で燃やされるとドライバー以外の乗員は蒸し焼き、手りゅう弾を投げ込まれればいっぺんに全滅してしまう。
【機動性】
車体・エンジンはM5A1と同じものだが、やや重量が増加している。
【総論】
あくまで自走榴弾砲であり、積極的に最前線で敵戦車や歩兵と交戦する任務には不向きである。強力な榴弾の打撃力をいかし、前線のやや後ろから支援射撃を行うのがメインとなると思われる。またオープントップである性質上、車体側にいるドライバーだけがかろうじて生き残る事が多いのでドライバーに強力なSMGや爆発パックなど持たせておけば車両を捨てて単独で戦うという選択肢が増える。
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出典/参考文献
コメント
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