Pe-3

概要

15番目に解放される攻撃機。

BR・Tier

車両性能

武装

解説

特徴

ソ連の傑作高速爆撃機Pe-2を長距離夜間戦闘機に改修した型。
Enlistedでは攻撃機として実装されているが、本来は重戦闘機である。

【火力】
機首に12.7mmブレジン機関銃を2丁搭載している。
装弾数は500発と少ないため積極的な戦闘に用いるものというよりは自衛のためのものといえる。
後方にShKAS7.62mmを二門搭載しているが火力が非常に低い上に射角も狭く、敵機が後方にいたとしてもAI射手が敵機を撃墜してくれる確率は非常に低い。飾り程度に思っておこう。
追加武装は100㎏爆弾x4。
他機の追加武装と同様に2発ずつ投下するため攻撃回数は2回であるが、機体の機動性が低いため反復爆撃するよりも一回の進入で爆弾を落としきってしまった方がよい。
100kg爆弾はこれまでの機体で用いていたRBS-82や50㎏爆弾とは比べ物にならないほどの爆発範囲と殺傷能力があり、開けた場所であれば一度に20人近くをキルすることもある。
また戦車に対しても高い攻撃力を発揮する。
アップデートにより爆弾の加害範囲が狭くなった事により、戦車は勿論歩兵に対しても以前ほど簡単にキルを取ることが出来なくなってしまった。
爆弾の搭載数も少ないため戦車を撃破するには目標に対して爆弾を直撃させる必要が有り、結果的に以前よりも対地攻撃の難易度が増している。
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【装甲】
機体自体はそこまで脆いわけではない。
しかし操縦席と後部機銃座の間には防弾性能のない簡素な仕切りがあるのみで、後部機銃付近にはガラスすらなく機銃手もいないため後方から撃たれた弾は何にも阻まれることなくまっすぐパイロットの後頭部に当たる仕様となっている。
尾翼も双垂直尾翼という形になっており、垂直尾翼は機体中心ではなく水平尾翼の左右に分かれて立っているため、真後ろからの銃弾を吸収してくれない。
アップデートにより機銃手が乗せられるようになった事で、真っ直ぐパイロットに直撃することは少なくなった。しかし依然として後方の防御力は無いに等しい。
IL-2の頑丈さに慣れているとあっけなく死ぬという印象を持つかもしれない。
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【機動性】
極めて悪い。
特に旋回性能が劣悪で、最高速度でも上昇率でも勝っているはずのIL-2よりも機動力が低いと誤認するほどである。
またライバルとなるBf 110には最高速度・上昇率・旋回時間のすべてで劣っており、後ろをとられればJu-87からすらも逃げることはできない。
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【総論】
IL-2とは使い勝手の全く違う機体である。
100kg爆弾は強力な武装だがそれを扱う機体の性能は低い。
前述した固定機銃の弾数の少なさや機動力の低さを鑑みれば積極的な対空戦は避けるべきだ。
ただし12.7mmブレジン機銃は発射レートが高いため、1対1の状況で相手がこちらに気づいておらず後ろをとることができるなら勝機はある。
またAP弾であり天板装甲を攻撃できれば戦車にダメージを与えることもできる。
敵航空機がいない状況であれば対戦車戦に使ってみてもよいだろう。
アップデートにより以前よりも活躍しづらくなってしまっている。
しかしIL-2よりも速い最高速度とより強力な爆弾が使えると言う点では依然として強力な機体である事には変わりがないと言える。
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史実

小ネタ

本機の追加武装はかつては100kg爆弾ではなくRBS-132というロケット弾だった。
RBS-132は大口径のロケット弾で高い攻撃力を持っていたのだが、RBS-82と比べて精度が悪く遠距離からでは狙ったところに飛ばせなかったり、かといって高度を落とし過ぎると前述した機動力の低さにより引き起こしが間に合わずそのまま地面に激突するなど、非常に扱いが難しいものだった。
そのため本機を使うのはよほどの物好きか「ランクが高いほうが当然強いだろう」と思い込んだ新兵ばかりで、それ以外の多くのプレイヤーはIL-2を使っていた。
Update 0.1.28.25で100kg爆弾に切り替わって以降はチラホラと使用者が出てきたような印象だ。
ーー加筆求むーー

出典/参考文献

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