概要
小銃擲弾発射器の一〇〇式擲弾器を装備した三八式歩兵銃。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | △△ |
BR | △△ |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 21.0⇒24.1 | 16.4⇒18.8 | 13.2⇒15.2 | 10.5⇒12.1 | 8.4⇒9.7 | 1.9⇒2.2 | 0.8⇒1.0 |
貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 6.50 |
---|---|
打撃力*1 | 21.0 ⇒ 24.1 |
銃口初速(m/秒) | 770 ⇒ 770 |
発射速度(発/分) | 63 ⇒ 72 |
リロード時間 (秒) | 3.5 ⇒ 3.5 |
垂直反動 | 40 ⇒ 40 |
水平反動 | 10 ⇒ 10 |
供給システム*2 | 5発弾倉 |
重量(kg) | 4.0 |
弾倉質量(g) | 21.8 |
射撃方法 | マニュアル |
銃剣 | - |
解説
特徴
38式歩兵銃にグレネードランチャー(通称グレポン)がついたものである。本項目ではこのグレネードランチャーについて述べる。
なお、銃剣が装備できない点と、ライフル兵以外に持たせる事は出来ない点には注意してもらいたい。
【火力】
初弾はあらかじめ装填されており、初弾含めて弾数は3発。発射後は自動的にリロードモーションが入る。
この弾数は固定であり、ポーチ装備による増加や弾薬箱での補給は出来ない。(2丁持ちによる増弾は可)
直撃時の威力は高く、敵が固まっているところに放てば分隊まるごと壊滅も容易である。一方でカスった程度では大したダメージにならずキルが取れない場合が多い。移動目標を狙う際には偏差をつける必要があるだろう。
対戦車は厳しいものがあるが、対空トラックやスコット等のオープントップ系の車両に対しては、紙装甲であったり乗員が剥き出しなのも相まって、運が良ければワンパンすることも可能である。
【適正距離】
射程あまり長くはない。仰角をつければ100m程度飛ばせるが、遠距離を狙うよりかは直進性の弾道を活かした立ち回りが適切であろう。なお近距離では自爆することもあるので注意。
【命中精度】
小銃のような照準器はないため、正確な狙いをつけることが難しい。小銃弾よりも弾道が落ちるため、感覚としては目標の少し上を狙うと良いかもしれない。
筆者の意見であるが、ADSの際に見える銃を構えてる手の人差し指と親指を結んだ線をイメージし、この線を基準にすると遠距離も比較的狙いやすいだろう。
もちろん、使用者自身が慣れで偏差を身につけるのが一番望ましい。
【総論】
ライフル兵IIが開放されるまでの道のりは長いが、この武器は太平洋戦線において日本を優位に立たせてくれるだろう。
分隊に数人程度組み込み、突撃前に屋内に陣取る敵を掃除しても良し、ライフル兵分隊で迫撃砲の如くグレネードの嵐を降らすような運用も可能である。この場合は2丁持ちにするとかなりのグレネードを投射できる。偏差には多少の慣れが必要だが、積極的に使用していきたい武器である。
史実
一〇〇式擲弾器とは日本軍が制式化したライフルグレネード放射用の兵器である。
発射と性能については、まず擲弾器を取り付け、筒の前端から安全栓を抜いた九九式手榴弾を押し入れる。この際、信管が前方を向いているように装填する。射角30度、ガス漏孔を全閉にしたときには射程110mが得られた。これ以内の射撃には射角を下げ、さらに近距離に放射するならばガス漏れ孔を開く。これは撃ち出される手榴弾の速度を減らし、勢いよく転がりすぎることを避けるためである。射角30度以上では手榴弾が空中炸裂し、地上目標に無効となった。
仕組みは小銃弾を発射する際、銃口から抜けるガス(弾丸を発射した後)の一部を上にとり、筒の中に入れた九九式手榴弾を発射するものである。
対戦車能力を欠く本擲弾器は、後継のタ弾を使用する擲弾器と比較して魅力のある兵器ではなくなっていた。
小ネタ
ーー加筆求むーー