概要
九九式狙撃銃および九九式短狙撃銃は、1940年代初期に開発・採用された大日本帝国陸軍の狙撃銃。
欧米圏では有坂銃における代表的な狙撃銃の一つとして認知されている。
BR・Tier
項目 | 数値 |
---|---|
Tier | △△ |
BR | △△ |
距離毎ダメージ減衰率
距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離(m) | 10 | 100 | 200 | 300 | 400 | 1000 | 1500 |
打撃力 | 22.5⇒25.9 | 17.5⇒20.2 | 14.2⇒16.3 | 11.2⇒12.9 | 9.0⇒10.3 | 2.0⇒2.3 | 0.9⇒1.0 |
貫徹力(mm) | 1.0 | 0.1 |
性能
項目 | 初期値⇒最大値 |
口径(mm) | 7.70 |
---|---|
打撃力*1 | 22.5 ⇒ 25.9 |
銃口初速(m/秒) | 730 |
発射速度(発/分) | 48 ⇒ 55 |
リロード時間 (秒) | 3.0 ⇒ 3.0 |
垂直反動 | 112 ⇒ 112 |
水平反動 | 28 ⇒ 28 |
供給システム*2 | 5発弾倉 |
重量(kg) | 4.0 |
弾倉質量(g) | 25.2 |
射撃方法 | マニュアル |
解説
特徴
7.7㎜弾を使用する狙撃銃で、九七式狙撃銃に比べて発射速度が低下したものの、威力は向上している。
【火力】
一言で言えば九七式狙撃銃の上位互換。
威力が向上し発射レートは僅かに早い。
とはいえ発射速度は他国の狙撃銃と比べ依然としてワーストクラスである。
【適正距離】
200m程度。
九七式狙撃銃より有効射程が伸びている。
【命中精度】
良い。弾道は素直。
【総論】
現状通常ツリーで2つしかない日本の狙撃銃のうち、最も優れた狙撃銃である。
有効射程が伸びたことはもちろん、発射速度が向上したため九七式狙撃銃より積極的に前線で戦える能力を手に入れた。
史実
九九式狙撃銃は1940年代初期に開発・採用された大日本帝国陸軍の狙撃銃。
当時の日本軍主力小銃であった九九式小銃(九九式短小銃)をベースとし、九七式狙撃銃とともに第二次世界大戦における帝国陸軍の主力狙撃銃として使用された。
欧米圏では有坂銃における代表的な狙撃銃の一つとして認知されている。
小ネタ
スコープについて
ゲーム内のスコープは通常のT字型の照準線が書かれているが、これは間違いであり実際の九七式狙撃眼鏡/九九式狙撃眼鏡は戦車砲のように200mごとに線が刻まれた縦目盛、見越し射撃できるように横目盛が刻まれていた。
つまりゲーム内で登場する九七式狙撃眼鏡/九九式狙撃眼鏡はニセモノなのである。
実装当初の威力について
今では九七式より優れた性能を持つ九九式だが、実装当初からしばらく(年単位)は10mでの威力では僅かに九七式に勝るが、それ以降は全ての距離で大幅に威力が劣るとんでもない狙撃銃であった。そのため、狙撃銃のクセに遠距離戦が苦手という本末転倒な欠点を抱えることになり、よほどの理由がない限り九九式狙撃銃を使うプレイヤーは皆無と言ってよかった。