

概要
ウィンチェスターM1897の発展型。外部にチューブ型マガジンがあり、ハンマー内蔵式ポンプアクションを採用している。
BR・Tier
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| Tier | 2 |
| BR | II |
距離毎ダメージ減衰率
| 距離によるダメージ減衰 (改修前⇒改修後) | ||||
|---|---|---|---|---|
| 距離(m) | 10 | 40 | 100 | 200 |
| 打撃力 | 46.8⇒51.5 | 23.4⇒25.7 | 4.7⇒5.1 | 0.5⇒0.5 |
| 貫徹力 (改修前⇒改修後) | ||
|---|---|---|
| 距離(m) | 300 | 1500 |
| 貫徹力(mm) | 0.5⇒0.5 | 0.1⇒0.1 |
性能
| 項目 | 初期値⇒最大値 |
| 口径(mm) | 2.06 |
|---|---|
| 打撃力*1 | 46.8⇒51.5 |
| 銃口初速(m/s) | 200⇒200 |
| 発射速度(発/分) | 140⇒140 |
| リロード時間 (秒) | 3.5⇒3.1 |
| 拡散値 | 90⇒77 |
| 垂直反動 | 105⇒105 |
| 水平反動 | 45⇒45 |
| 供給システム*2 | 6発マガジン |
| 重量(kg) | 3.5 |
| スプリント係数(%) | 100 |
| カートリッジの質量(g) | 44.0 |
| 射撃方法 | 手動 |
| 銃剣 | - |
解説
特徴
アメリカ製ポンプアクション散弾銃。枢軸のM30 Luftwaffe Drillingと異なり、ポンプアクション式のためかなり実用的である。
至近距離で命中すれば手足がちぎれるほどの打撃力だが、ゲーム内表記と異なり20~30mも離れるとダウンさせるのに2~3射撃必要になるほど減衰率が高い。茂みや森で怪しい場所に撃ち込んで隠れた敵をあぶり出すのに有用。
【火力】
ポンプアクション方式を採用しており、ボルトアクションライフルなどに比べても発射速度が高い。また、弾倉を備えているため最大6発を連射可能となっている。このため、連装散弾銃と比べると大幅に扱いやすく、特に室内戦ではかなり有用だ。
ただし、散弾銃ということで精度は悪く有効射程もかなり短い。屋外で戦闘する場合は短機関銃のほうが射程も長く使いやすいだろう。
この銃にはリアサイトは無くフロントサイトにはとても小さな球体の様な物が付いているだけというとてもじゃないがサイトと呼べる物は付いていない。
サイトがあろうとなかろうと超至近距離に飛び込んで戦う武器なので、実際はあまり気にならなかったりもする。
注意点として、弾倉が固定式のチューブマガジンのため全弾撃ちきっても1発づつ装填することになる。状況が許すのならばこまめに継ぎ足し装填したほうがよいだろう。
【適正距離】
室内戦向け。概ね数十メートル程度。
【命中精度】
極めて悪い。拡散が大きいので遠距離で有効打を与えることは期待できない。
【総論】
一言で言うならば若干実用性の有るロマン武器である。ショットガンとしてはポンプアクションになっている事でダブルバレルのそれらと比べるとまだ実用性があると言える。超至近距離で当てる事ができれば相手を一撃で倒すことができる。上手に使いこなせれば相手分隊を1人で壊滅させる事も可能。しかし超至近距離以外ではハンドガンよりも火力が出ないため遠距離は勿論中距離から近距離にかけてもただの飾りとなってしまうことが多い。
もしこの武器を装備した状態で中距離戦をするのであれば中距離でも対応できるように、サブ武器スロットを解放した突撃兵に短機関銃等と一緒に装備させるなどの工夫が必要だろう。また、アプデにより工兵にも持たせることが出来るようになった。
しかし、このWinchester M1912はそのショットガン達の頂点にいると言っても過言ではないようなまだ使える性能をしているので、もしショットガンというジャンルの武器を本格的に使ってみたいと思っているのであれば本銃を選択するのをオススメする。
のは過去の話Browning auto 5というセミオートショットガンが台頭。あちらは研究が必要で手間がかかるが厳しい立ち位置に置かれている。
史実
ウィンチェスターモデル1912は1912年にウィンチェスター社が開発した世界発のハンマー内蔵式ポンプアクション散弾銃である。
ちなみに開発当初は20ゲージのみでゲーム内に登場する12ゲージは1914年まで待たなくてはならない。
軍用散弾銃としては生産が終了する1963年までの実に50年近くに渡って米軍の主力散弾銃としての地位を獲得し、開発直後に発生した第一次世界大戦からベトナム戦争まで使用された。
小ネタ
・ゲーム内のモデルについて
ゲーム内に登場するのは"ライオットガン"と呼ばれる派生型で、後方警備用限定で米陸軍航空隊と海軍にのみ採用された超ドマイナーな派生型である。
当時最も生産量が多かったM1912だが用途によって複数の派生型があり、
特に有名なのは米陸軍と海兵隊が前線での使用を想定して採用した"トレンチガン"と呼ばれる派生型で、文字通り塹壕内での戦闘に適合させるように民間型より銃身が短く、連射時の銃身過熱に備えた放熱板と白兵戦用にM1917銃剣を取り付けられるバヨネットラグが追加されている。放熱板に関しては穴の列数が生産時期によって違い、第一次世界大戦期には6列あったがその後は4列まで減った。
ライオットガンはこのトレンチガンから放熱板とバヨネットラグを省いたタイプとなる。
出典/参考文献
コメント欄
- この銃、史実でも長らく量産され続けただけあって道沿いとか遮蔽物越しでの継戦能力が高くて全然強いわ -- 2024-10-07 (月) 13:54:54
- 太平洋マジ強い。工兵に持たせよう。火炎瓶もあるといいね。 -- 2024-10-07 (月) 13:55:17
- 追加でスモークとか爆発パックとかも持たせて有刺鉄線解体マンやると楽しい -- 2025-04-07 (月) 11:42:20
