基本情報
スィポーヴァ海峡共同管理委員会 (Sipova Strait Joint Management Committee) | -目次- | |
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国旗 | 未定; | |
管理委員任命国 | アーク帝国(3人) 大西瓜皇国(3人) リルスク連邦共和国(3人) | |
政治体制 | 不完全な民主政治 | |
市長 | 名前(○○国系) | |
管理委員 | アーク任命 Arunolt Freiherr von Fahrenhorst(アルノルト・ファーレンホルスト男爵) Borries Lipmann(ベリエス・リップマン) Lawrence Ritter Alcuin(ローレンス・アルクィン士爵。) 西瓜任命 名前1 名前2 名前3 リルスク任命 Tomas Didrikas(トマス・ディドリカス) Reio Opik(レイオ・オピック) Lotars Kronbergs(ロータース・クロンベルグ) | |
公用語 | 3国の公用語が用いられるが公文書には主にリルスク語 民間ではアークや西瓜の言葉もつかわれている | |
与党 | ||
野党 | ||
首都 | スィポーヴァ市 | |
最大都市 | スィポーヴァ市 | |
建国日 | 1985年2月7日に"海峡合意"により成立 | |
人口 | 1985年: 24,678人 2020年国勢調査:56,3928 | |
国歌 | 我ら市旗に集う |
名称
アーク名称:ドラーヘンキーン(竜の顎)
西瓜名称:スィポーヴァ海峡(スィポーヴァ8世から)
リルスク:サシェン海峡(南の海峡)
前史
少なくとも14世紀までにはの海峡地域の南プーヴェル側を西瓜が、南極側をアーク人系商人が治めていた。
当時はスィポーヴァ海峡ルートより現ジナ海峡ルートの方がコストが安く、航海しやすかったため価値は低くあまり重要視されていなかった。
しかし、トンブ戦乱が起こったことでジナ海峡ルートは使えなくなり南極海峡ルートの重要性が高まると、トンブ戦戦乱中の1985年にアークと西瓜がリルスクを誘い海峡管理委員会による共同統治が採られた。
概要
スィポーヴァ海峡共同管理委員会は商人の国である。
委員会が商人の利益に反さない限り安泰であるだろう。
と当時の人は日記に記している。
世界的タックスヘイブンであり、全域が所謂経済特区である。
国家の主な収入は海峡の通行料、企業や富裕層の資産からとれる税収(他地域と比べて法人税、銀行預金利子への課税、キャピタルゲインなどの税率が極めて低い)である。
また、世界中の富裕層とその資産が集まる地であるため、富裕層向け施設がおおい。とりわけカジノや様々な賭博が合法であり高級ホテルなども多い。
経済
通行料はトンブ側の海峡への嫌がらせ、というよりは経済政策の一環として常に低い。
関税も安い。
政治
我々の世界でわかりやすく語るならば「独裁的な香港」というイメージが近いだろう。
共同管理委員会
9人からなる委員会。
この9人でスィポーヴァ海峡を統治しているといっても過言ではない。
以下彼らの権限を列挙。
平時
・市民による推薦を参考に市長を指名
・高等弁務官理事会を構成する高等弁務官の任命、解任
・全会一致で戒厳令を発令
・任意に管理委員会直属の部局を作ることができ、その長の任命解任権。
・法律案を高等弁務官理事会へ提出
・市長不在時、選出されるまで市長の権限を移譲
戒厳発令時
・行政府の長たる権利を市長から移譲
高等弁務官理事会
管理委員会から任命された高等弁務官が構成する理事会。
高等弁務官はそれぞれの委員が2名を推薦する。市長を含め合計19人。
立法と司法に巨大な権限を持っている。
・立法府から提出された法律案、予算案を審査し通過の可否を決定する権限。
・最高裁判所長と最高裁判所裁判官の指名、任命。
・裁判の強制上告(当国は二審制である。)。判決がいかなるものでも最高裁に上告させられる権限。
市長
市民による推薦投票によって選出され、その推薦を参考に共同管理委員会が指名・任命する。
行政府の長。
高等弁務官理事会の構成員でもあり、戒厳令下でない限り理事会の決定に対し拒否権を持つ。
※但し、市長は海峡共同管理委員会の決定により解任できるため、拒否権を行使したほとんどの場合解任される。
立法府
市民による選挙によって選出される議員が構成する。
議員は各選挙区から一人選ばれ、2020年現在78議席
予算案、法律案を審議し高等弁務官理事会に提出、審査の後公布の可否が決まる。
5人以上の議員の発議によって法案を審議する。
行政府
市長のもとに省庁に当たる局が存在する。
局名 | 説明 | 長官 |
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人事局 | 公務員の人事を管轄。 | |
文化教育局 | 教育政策や、文化、スポーツ行政を管轄する。 | |
食料衛生局 | 食品安全、公共衛生、医療などを管轄 | |
産業局 | 産業政策を担当、放送・通信等の許認可も管轄 | |
環境局 | 環境政策を管轄 | |
労働福祉局 | 社会政策、労働政策、福祉政策を管轄 | |
警務局 | 警察を管轄。 | |
刑司局 | 刑務所、汚職担当捜査部を管轄 | |
運輸局 | 運輸政策を管轄 | |
境界局 | 入管、税関を担当 | |
計画局 | 公共事業、都市計画、国家計画、統計、住宅行政を管轄 | |
防災・救急局 | 防災と救急を管轄 | |
財務局 | 政府財政を担当 | |
金融局 | 金融政策を担当。資金の運用も行う | |
技術局 | 科学技術の振興を担当 |
このほかに、会計院が存在し日本における会計検査院と同様の役割を果たす。
司法府
一般裁判所と最高裁判所の二審制