スィーザー王国

Last-modified: 2020-07-01 (水) 19:27:52
スィーザーラント王国
すぃーざーらんとおうこく
目次
国旗スィーザー王国.png
国章スィーザーラント共和国国章.png
国の標語誇り高く、力強くあれ
国歌-
政体専制
君主イザラート家?
公用語スィーザー語
首都ヴェレーン

スィーザー王国とは、1503年から1735年まで存続した、イザラート家による王国である。
この項目では元となったヴェレーン市国、グラス公国による併合後のスィーザーラント辺境伯国(1735~1940)についても説明する。

概要

バズーラ山脈西北部、さらにその北部のアスハーシェイナ平野に位置していた。
その地理的要因から農業を行えず、山岳部では傭兵業が、平野部では遊牧が行われていた。

歴史

スィーザー傭兵

スィーザー人傭兵(スィーザーラント傭兵)とは、14世紀から1940年にかけて、スィーザー王国(グラス公国スィーザーラント辺境伯領)で編成されていた傭兵のこと。
ギルド(Gjldgho)と呼ばれる組織形態を有し、それぞれがイザラート家の管轄下で依頼を受けていた。
スィーザー王国のギルドのトップはそれぞれが王の直臣として扱われており、またそれぞれが兵士や馬などの軍事物資、工場や牧場などの生産設備を保有していた。
ギルドの兵士たちは出稼ぎのスィーザー人である場合が多く、ギルド本部は依頼が兵士の人気を集めるか否かを見極め受理・兵士への利益配分や現地での指揮監督を行っている場合が多かった。
またスィーザー傭兵は何でも屋をモットーに動いており、死体処理、治安維持、前線戦闘、探索、労働、果てはスィーザー王国との戦闘任務にも参加したとの記録が残っている。
また兵士は基本自由参加で"出稼ぎ"に参加できた。
1503年のギルド編成開始よりすでに歩兵、砲兵、騎兵による三兵戦術が発達しており、遊牧による大量の替え馬用意や高い戦闘力、律儀に契約を守る姿勢でグラスやエスティオ、アイレク、果ては東幕府からも雇用依頼が相次いでいた。

各兵士の呼称

「バズーリア」:スィーザーラント傭兵の異名、バズーラの豹という意味。
「ハツカペーイル」:スィーザー遊牧民の騎兵。機動力が高く、馬から弓矢を一斉射撃していた。
「コーサリカ」:スィーザーラント特有の槍兵。元は刺突、斬撃が双方こなせる槍のこと。
「アグラシーナ」:スィーザーラントの砲兵のこと。火薬で大量の矢をロケット砲の要領で射出する。