海崎銀行
1.県内最大のネットワークを持つ地銀。県指定金融機関でもある。
- 略称は「うみぎん」。
- 西堀通りに立派な本店を構えている。現在の本社ビルの隣にある旧館は資料館として利用されており、海崎銀行の歴史やお金・銀行の仕組みについて知ることができる。
2.実は創業の地は海崎市ではなく栗井市。創業後数年で海崎市に移転したが、現在も会社として栗井を大切にしているのか、栗井支店は他市の支店よりかなり豪勢な造りになっているらしい。
- 栗井では海崎銀行の勢力が今なお非常に強く、2000年代半ばまで南府銀行の支店がなかったという。
- そもそも南府銀行は県南部に少なく、県南最大の都市である米山においても支店は1つしかない。
- そもそも南府銀行は県南部に少なく、県南最大の都市である米山においても支店は1つしかない。
3.支店は陽南地方各地にあるが、特に南海県に多い。
- 南海県西部・北部では、地元のみなみ銀行と同じかそれ以上のシェアを誇る。
- 他、平永県・金水県・高岸県にも一定数の支店を持つ。
- 陽南外の地方だと、水無坂・開京・入船に存在。
- 陽南外の地方だと、水無坂・開京・入船に存在。
4.通帳は海崎FCデザイン。
- 昔はコーポレートカラーの青を基調にしたかなりシンプルなデザインだったので、変わりようがなかなか。
南府銀行
1.海崎銀行に次ぐ規模の銀行。
- 略称は「なんぎん」。
- ちなみに「なん『ふ』ぎんこう」と読む。郷土料理の「南府和え」など「なん『ぷ』」と読む例が多い中珍しい。
- 海崎銀行と違い第二地銀であること、また歴史が海崎銀行に比べてやや浅いこともあり、特に年配層は「うみぎん>なんぎん」と考える人が多い。
2.海崎銀行とは対照的に、海崎県外で支店が多いのは平永県。
- 海崎市以北と平永県を経営の中心としている。
- 「南府」という言葉は「南佐の国府」という意味なので、本来は海崎・南海を中心とすべきな気がしなくもないが…。
- あくまで「南府に本店を置いている」という意味…のはずである。
- 一応南海県にも支店はあるが、県庁所在地の星川とその他いくつかの主要都市に存在している程度。
- 金水にも昔はそこそこあったが、一時の経営悪化の際にだいぶ撤退してしまった。
- なぜか飛び地的に水無坂に支店がある。
- なぜか飛び地的に水無坂に支店がある。
- 「南府」という言葉は「南佐の国府」という意味なので、本来は海崎・南海を中心とすべきな気がしなくもないが…。
狩野組
1.県内最大手の建設会社(地方ゼネコン)。
- 県内各地の大型建造物の建設を手掛けている。
- 「地図に残る仕事」という言葉があるが、海崎県の地図にある狩野組が建設した建物を数えていったらどれほどになるだろうか。
- 道路、特にトンネル工事にも強みを持つ。
- 「地図に残る仕事」という言葉があるが、海崎県の地図にある狩野組が建設した建物を数えていったらどれほどになるだろうか。
- 海崎市街地に最近開業した再開発ビルの「桜町テラス」を建設したのもここ。
2.文化活動にも積極的で、市内最古の映画館「みどり座」の運営を引き継いだり、本社1階に美術館を設けたりしている。
3.最近は下山温泉などでリゾート関連にも進出。
ヘリオス
1.名前だけでは全く想像がつかないが、医療機器メーカーである。
- 「医療従事者や患者の心を照らすような企業を目指したい」と、太陽神の名前が付けられた。
- ロゴマークも太陽をかたどっている。
- ロゴマークも太陽をかたどっている。
2.海崎市牧田の工業団地に本社と工場がある。
3.検査機器(特にX線検査用)業界ではかなりシェアが高い。
- 病院でヘリオスのマークが入った機器を見かけることも少なくない。
YASUTOMI
1.冷房機器メーカー。業務用エアコンでは国内第2位のシェアを誇っている。
- 家庭用エアコン業界にはなかなか乗り出さなかったが、2012年にようやく参入した。
- 業務用中心のメーカーということもあってか、新しいテクノロジーよりも耐久性や風量を重視している。
- 正直大手家電メーカーに押されてあまり売れていない。果たしてどこまでやっていけるのだろうか…。
- 2020年7月、とうとう家庭用からの撤退を発表…。業務用に集中していくとのこと。果敢なチャレンジはわずか8年で幕を閉じてしまった。
- 2020年7月、とうとう家庭用からの撤退を発表…。業務用に集中していくとのこと。果敢なチャレンジはわずか8年で幕を閉じてしまった。
2.便宜的にカタカナで「ヤストミ」と書かれることが多いが、ローマ字表記が正式な表記である。
- 元々は安富冷房工業という名前だった。
- 安富は創業者の名字。
- 創業者の弟は開京に出て工具メーカーのYTツールを設立した。
- 創業者の弟は開京に出て工具メーカーのYTツールを設立した。
- 安富は創業者の名字。
山橋メタルテック
1.西塚市に本社を置く、国内有数の鉄鋼メーカー。
- 戦前に設立された金属部品工場の山橋製作所が起源。町工場から成長した企業であることから、市民の誇りでもある。
- 現在の社名になって20年以上経つが、年配の市民を中心に旧称の「山橋金属」(略して「山金」)がよく使われる。
- 略称は「YMT」「山橋MT」。
- 現在の社名になって20年以上経つが、年配の市民を中心に旧称の「山橋金属」(略して「山金」)がよく使われる。
- 鋼板・鋼材の製造を中心に行っている。
- 一部の鉄道ファンにはレールの製造で知られているが、現在は鉄道用レール製造からは撤退している。
- 建材の分野でもシェアが高い。
- 海崎空港の屋根を担当したのはこの会社。
- 社名に創業者の名字を冠しているが、創業者の意向から同族経営とはされておらず、2代目以降の社長は皆山橋家以外の人物である。
2.本社がある西塚市は山橋の企業城下町。
- が、西塚に本社があることを知らない他県民はわりと多く、本社所在地を調べて驚く就活生も少なくないとか。
- 設立から1960年代までは旧市街地に本社を構えていたが、臨海部の西塚工業団地の開発に伴い工業団地へ移転。しかし2016年に国鉄西塚駅前に10階建ての本社を新築した。
- 市内の工場は初代本社の頃からある第一工場(市街地近く)と、臨海部の第二工場のふたつ。さらに隣の松葉市にも工場を置く。
- 一昔前までは、西塚高校→海崎大学→山橋就職(文系なら営業・事務、理系なら技術・開発)、西塚工業高校→山橋就職(工場勤務)というルートが西塚市民にとっての理想とされていた。
- 地方の企業とはいえ立派な大手メーカーなので、就職難易度はそれなりに高い。特に大卒だと他県の難関大出身者と激しい戦いになるらしい。
- 地方の企業とはいえ立派な大手メーカーなので、就職難易度はそれなりに高い。特に大卒だと他県の難関大出身者と激しい戦いになるらしい。
3.社会人野球の山橋メタルテックBCはかなりの強豪。
たつみ食品
1.県民に長年愛されているカレーせんべいを作っている米菓製造会社。
- カレーせんべい自体は他の会社も作っているが、県民にとってはカレーせんべいとはたつみ食品のもの。
- しっとりした食感がたまらない。
- かつては海崎のローカルフードだったが、2010年からは県外でも販売を開始。
2.野坂に本社と工場を置いている。
- 野坂駅の南口から徒歩数分の所にある。近くを歩いているとカレーや醤油の香りが…
丸光
1.後述のヨシカワと仁義なき戦いを繰り広げる、県内最大のローカルスーパーマーケットチェーン。
- 丸光の方が店舗数は多く、店の雰囲気もおしゃれでモダンな印象。
- 純粋にスーパーマーケットとして始まった丸光に対し、ヨシカワは羽野の商店が拡大していき現在に至ったもの。丸光の方がスーパーとしては一枚上手か。
- 純粋にスーパーマーケットとして始まった丸光に対し、ヨシカワは羽野の商店が拡大していき現在に至ったもの。丸光の方がスーパーとしては一枚上手か。
2.地元の農家の生産物を販売するコーナーを、全国的に見てもかなり早くから始めた。
3.ロゴには筆記体で「Marumitsu」と書かれている。
- かなり崩した筆記体のため、ぱっと見ではなかなか読めない。
- ロゴだけ見るとアパレルブランドのよう。
- ロゴだけ見るとアパレルブランドのよう。
ヨシカワ
1.丸光のライバルとなるスーパーマーケットチェーン。
- 全県の売上高では丸光に及ばないものの、地元の羽野や山際では丸光を上回る。
- 特にお年寄りは、スーパーといったらヨシカワ!という人も少なくない。
- 始まりは小さな商店だったが、時代の趨勢に合わせスーパーとして拡大していく道を選んだ。
- 未だに正式な社名は「吉川商店」。ロゴも屋号のマークをそのまま利用している。
- 未だに正式な社名は「吉川商店」。ロゴも屋号のマークをそのまま利用している。
2.資源ごみの回収に力を入れている。
- 全店に回収ボックスが設置されている。
- 近所の人は、環境への貢献というよりももっぱらごみ捨て場として使っているらしい。
- 近所の人は、環境への貢献というよりももっぱらごみ捨て場として使っているらしい。
くろだ
1.ホームセンターチェーン。
- 県内の市に必ず一つはあるので、県民はかなり見慣れている。
- …が、2020年10月に養老店の閉店を決定。
- 海崎以外には南海県と平永県、そしてなぜか南天碌山脈を越えた豊津県にも店舗が存在する。
2.海崎市の郊外に旗艦店のMEGA KURODA海崎北郷がある。
- 滅茶苦茶広く、ラインナップも普通のホームセンターの比ではない。
- 丸一日いても回り切れなさそう。
- フードコートや生鮮食品販売コーナーまである。
葵屋百貨店
1.2021年現在、海崎県唯一の百貨店。
- 羽野の丸富百貨店は2010年に、海崎で最後まで葵屋と肩を並べていた大川百貨店は2014年に閉店…。一人芝居が続く。
2.現在は海崎と羽野と米山に出店している。
- ただし、米山の店舗は食品とギフト専門(少し衣類も売っている)。
- 昔は辺見店もあったが、バブル崩壊のあおりを受けて閉店を余儀なくされた。
3.高級スーパーマーケット・アルテアを海崎市・羽野市・暁町で経営している。
- 百貨店が母体らしい高級感・清潔感あふれる店内と、珍しい食材や海外からの輸入食品、健康志向の食品などを揃えた他のスーパーとは一線を画すラインナップが特徴。
- エスニック料理を作る時には一度訪れてみる価値あり。
- ただ、開京の高級スーパーと比べるとちょっと見劣りするというか、微妙に垢抜けていないような気も。
グリルむら
1.海崎市発祥のファミレスチェーン。陽南地域と入船県に出店している。
2.肉料理を中心としており、創業当時より「ゴールデンハンバーグ」という名前のハンバーグが看板メニュー。
- ゴールデンの意味を知る人は県民でもいない。「金が輝くようにあふれる肉汁」というのが由来らしい。
- 「ゴールデンステーキ」もある。
3.本店は海崎城を臨む海崎市西堀町にある。
- ビルに囲まれたこぢんまりとした店舗。
- サラリーマンたちに長年愛されている。
- 最近は海崎城を訪れる観光客にも知られるようになってきている。
陽南石井電工
1.旧・ロクホク電工。
- 2011年に石井電工(現・イシデン)の子会社となった。
- ロクホク電工側はどうにか「麓北」を名前に入れてほしいと懇願したらしいが、将来の事業拡大や陽南地域の他グループ企業との合併の可能性も見据えてこの名称に。
- 本社は山際市にある。
- 工場は山際と羽野に1か所ずつ。
- 工場は山際と羽野に1か所ずつ。
2.光ファイバーや電線の製造を行っている。