海崎県/下和泉

Last-modified: 2023-08-12 (土) 23:21:20

★海崎市・野坂市・弓坂市・賀茂江市・穂積市・暁町・花田町

1.海崎市を中心とした地域。

  • 概ね穂積丘陵の南側となる。
     

2.県の人口の約4割が集中する地域。

  • その半分以上を占めるのが海崎市だったりする。
     

3.ナンバープレートは、穂積市と賀茂江市旧新賀茂町が「羽野」、それ以外の市町は「海崎」となっている。

 

4.県都海崎市を擁する海崎の中心。

  • 周辺市町村の住民は、県外で出身を聞かれると知名度を優先して「海崎市」と答えがち。
     

5.海崎市とその周辺は、県内でも特に保守的な土地柄。

  • リベラルな羽野(麓北)とは対照的。選挙でも海崎市や弓坂市では民主連合?が、麓北の自治体では革新党?が強い。
    • 例外は暁町。住宅街に住む他県からの転入者が多く、無党派層が多数を占める。
       

海崎市

1.金水に次ぐ陽南第二の都市。

  • 何かにつけてそれを自慢するが、金水の方が断然都会。人口も30万人違う。
    • 「歴史では金水に勝っている!工業で金を稼いだぽっと出の港町には負けねぇ!」などと、とにかく陽南地方における海崎市の優位性を主張しがち。
    • 一方の金水は陽南最大・全国トップ10の都市であることをそこまで押し出さない。
       

2.中心部は海崎城の城下町として栄えた。

  • 海崎城は市のシンボル。「隼城」の異名を持ち、海崎市の愛称である「隼都」の由来にもなっている。
  • 戦災からの復興時に道路網を一新したところが多く、城下町特有の袋小路やクランクはそれほど多くない。
    • 城下町の中心部よりも外縁部の方が複雑で細い道路網が残っている。城南山の麓など。
      • ただ改良工事がなされていないだけでは…?
  • 国鉄海崎駅東口に降り立つと、東に海崎城が見える。ただし一部はビルに隠れており、全景を見るには城へ近づく必要がある。
    • 一応景観規制で、海崎城に接する道路沿いには高い建物を建ててはいけないことになっている。
      • この規制の回避のために、それまでしょぼかった海崎駅東口に多くの企業が集まり、開発が進んだとも言われている。
  • 城下町らしい地名も多い。「一の丸」「二の丸」「大手町」に、武家地由来の「屋敷町」「番町」「脇町」、商人や職人が住んだ場所に由来する「紺屋町」「呉服町」「大工町」などなど。
    • 海崎城の北東~北の武家地には県庁・市役所・元陽銀行海崎支店・裁判所などが集中し、官庁街となっている。
       

3.2006年にしれっと南和泉町を合併した。

  • 本当は暁町も欲しかったが、独立独歩の姿勢を貫かれ拒絶されてしまった。
  • 人口は約3万人アップにとどまった。
  • 旧南和泉町内には、陽南自動車道の北郷パーキングエリアと弓坂河北インターチェンジが存在する。
    • 北郷PAはPAなので大した設備ではないが、一応フードコートもある。
       

4.代表駅は国鉄海崎駅だが、電鉄海崎駅の方が中心部に近い。

  • とはいえ電鉄海崎駅も繁華街ど真ん中ではない。この都市、繁華街への鉄道アクセスがやたら良くない。
  • 市街地としては国鉄海崎駅前は城下町に比べて後発。新幹線開通以降にぽつぽつビルが建ち始め、1980年代に入り第二の市街地として開発が進展した。
    • 最近になってバスセンターも移転してきて、賑わいが増している。
  • 国鉄海崎駅の駅ビル・Seed's、電鉄海崎駅直結の商業施設・うみでんタワー、そして紺屋町に古くから店を構える百貨店・葵屋百貨店。この3か所が市中心部の主要商業施設。3つがばらばらなところにあるので商業地域としてのまとまりに欠けている…。
    • 昔は大川百貨店などもあり中心部は百貨店激戦区となっていたが、今は正直寂しい。
    • 桜町テラス(旧海崎バスセンター跡)も広義の商業施設ではあるが、入っているのはアルテア(葵屋百貨店系列の高級スーパー)とカフェくらいだしなあ…。
    • 繁華街は海崎城南の立野町・大手町と、城の西の西堀通り・常磐町が2強か。
  • 国鉄海崎駅は「国鉄駅」、電鉄海崎駅は「電鉄駅」と略される。
     

5.市民の台所、ときわ通り。

  • なお空洞化によってシャッター通りになった模様。
    • 最近は中心部活性化の取り組みが功を奏してきたのか、活気が少し戻ってきたように感じられる。リノベ物件のおしゃれなカフェや雑貨屋なども登場。
  • その隣の松の木通りは若者向けの商店街。ブティック、古着屋、美容室、カフェ、ライブハウスなどが軒を連ねている。
    • 松の木通りがある地域の地名は「玉燈籠」。他県民はおろか県内の他市町村民からも「たまどうろう」「たまとうろう」などと誤読されやすい。
      • 「ぎょくとうろう」と読む。擬宝珠が丸い石灯篭が立っていることに由来する。
      • また、新字体を使って「玉灯篭」と書かれることも多いが、正式には旧字体の「『燈籠』」である。ただ、市民でも面倒なので新字体で書くことがしばしば。
         

6.サウスガーデンは郊外の大型商業施設・サウスガーデンの他に、海崎駅の駅ビルであるSeed'sも経営している。

  • 内装のデザインなど、似通っている部分も多い。
  • 「サウス」は創業者の苗字である「南」から。
  • 若者は「サウガ」と略すらしい。
     

7.県を代表するファミレス・グリルむらの本店は海崎市西堀通りにある。

  • 他の店舗が郊外のファミレスらしい広々とした店内や駐車場を持つ中、中心部の一角で営業を続ける本店はこぢんまりとしている。
    • 横を通ると旨そうなにおいが…。
  • 最近は城を見に来た観光客がよく来るようになった。
     

8.新原のYASUTOMIサッカースタジアム海崎周辺は、海崎FCの試合があった日は大混雑する。

  • 駐車場がスタジアム真横の1か所にしかない上に、道路が狭いため。サポーターが一挙に押し寄せて近隣住民は迷惑している。サポーター側からも不評。
    • 県や市も問題視したのか、駐車場の拡張工事を行った。
    • さらに、2017年に県のスポーツゾーン整備が完了し道が拡幅された。かつてほどの混雑は見られなくなっている。
  • そんな海崎FCだが、市民からの人気は根強い。
    • 2014年に2部降格した際は多くの市民が涙した。
      • そして2018年に再び1部昇格し、今度はうれし涙。
    • ここのジュニアチームに入ることは、海崎のプロサッカー選手を志す小学生たちが掲げる最初の目標の一つ。
       

9.平田野の海崎大学周辺は学生街。

  • 地方の大学ということもありマイカーを持つ学生もそこそこいて、この辺りで県外ナンバーを見かけたらほぼ間違いなく学生。
  • コンビニやスーパーや飲食店の店員は大体バイトしている海崎大生。
  • 真夜中(特に週末)には飲み会帰りで騒ぎ立てる学生がうるさいことも…。
  • 大学周辺は学生向けの物件が多く、中心部の近さの割に安く借りられるところもあってひそかに人気らしい。
    • 一方同じ平田野でも、丘陵上のニュータウンは(海崎の中では)高級住宅街。整備された道路網に小綺麗な街並みは、学生街とはまさに対極。
      • 学生街界隈を「下町」、丘陵上を「上町」と呼ぶ。
         

10.金物町・梅花町は夜の街。

  • 海崎で一番歴史の長い歓楽街なのだが、最近は海崎駅周辺に押されている。
     

11.城南山の展望台から眺める海崎の夜景は最高!

  • 昼は健脚なお年寄りのハイキングコースとして、夕方は市内の高校の山岳部の練習場所として、夜はデートスポットとして。
  • 城下町から山へと向かう八軒坂の街おこしが最近熱い。古民家改装のカフェやレストランが出店し、市街地を代表するおしゃれスポットに変貌しつつある。
     

12.海沿いの海崎港湾南北道路(みさきシーサイドウェイ、国道2号バイパス)は、海崎の物流を支える重要な道路。

  • 片側2車線(一部3車線)の高架となっており、高速道路並みの設計を誇る。制限速度も一部区間を除き70~80km/h。
    • 1〇0km/h出す猛者もいるぞ。
  • 海崎港湾連絡道路とともに、海崎港や臨海工業団地と陽南自動車道を繋ぐ重要な役割を果たしている。日中はトラックが多く行きかう。
    • 郊外から中心部への通勤に使う人も多く、朝夕は混雑しがち。かといって下道を通っても渋滞しているので微妙。
       

13.海崎空港へのアクセスはあまり良くない。

  • 県庁所在地の市内にあるだけマシでは?
    • 鉄道でアクセスできればもっと良いんだけどなぁ。
  • ちなみに元陽空軍海崎駐屯地と共用。
     

14.真瀬岡や倉持といった市域北東部には山も多く、のどかな農村風景が広がる。

  • 特に倉持は夏になると川遊びの家族連れや若者で賑わう。
  • 倉持には温泉もある(倉持温泉)。海崎市内唯一の温泉街…らしいが、数軒の旅館・ホテルと土産物店と飲食店があるだけで大したところではない。
    • 安く入れる公衆浴場があるので、平日は地元のお年寄りの方がよく利用している。
       

賀茂江市

1.その名の通り、賀茂川沿いにある。

  • 賀茂川沿いの街なら他にもたくさんあるのだが…。
  • 賀茂川市としなかったのは、「『江』は大きい川のイメージが浮かぶから」という何とも安直な理由。
    • 確かに県を代表する川ではあ。
  • 鴨江市ではない。
    • しかし市の鳥はカモ科のオシドリである。
       

2.現在の中心部は、海崎と羽野を結ぶ羽野通りの宿場町・出島(いずしま)宿として栄えた。

  • 往時の繁栄を思わせる古い建物がいくつか残っており、一部は記念館として整備され見学可能になっている。
    • 地名としては「出島」は残っておらず、中心部にある市立出島小学校が歴史を物語っている。
  • 宿場町は賀茂川の北岸にあったが、当時はたびたび水害の被害を受けたという。
     

3.市内にある県立出島高校は地域の進学校。ただ、最近は山際市の県立金井高校・附属中や木戸市の県立木戸高校・附属中(いずれも中高一貫)に優秀な生徒を奪われ気味で、進学実績は伸び悩んでいる。

  • それでも市民(特にお年寄り)の出島高校信奉は凄い。「どこの高校に通ってるの?」「出島高校です」「あら~優秀だねぇ~」というやりとりはいまだによくある。
  • 最近はむしろアーチェリーの強豪校として県内高校スポーツ界では知られている。
    • 全国大会出場の常連。
       

4.宿場町の繁栄は過去のものとなり、賀茂川南岸のバイパス沿いに連なるロードサイド店舗が商業の中心に。

  • 典型的な地方都市の様相を呈している。
  • 旧市街地には賀茂江駅と市役所くらいしか行く用事が無い市民も多い(近年になってようやく古い家屋を利用した飲食店などが増えてきて、地元民も観光客に混ざって行くようになったが…)。
  • 北岸と南岸をつなぐ3本の橋(戸田橋、宝橋、横町橋)は、夕方になると買い物客で渋滞しがち。
     

5.県内のほとんどの市町村の公立中学校では制服登校が導入されているが、賀茂江市の中学校はいまだにジャージ登校。

  • 現在ジャージ登校の市町村は、賀茂江市・穂積市・蓑山村の2市1村のみ。
  • 部活の練習試合などでは他市の人に驚かれがち。
    • 一方、驚かれる側の賀茂江の中学生は制服登校に憧れていたり…。
  • ジャージの色で学校が分かる。東中学校は濃紺に白ライン、西中学校は深緑に白ライン、江南中学校はセルリアンブルー等々。
    • 鷲巣中学校はスポーツウェアのようなかっこいいデザインのものを採用している。他校からは羨ましがられる。
  • 最近、一部の学校で制服登校を導入したらしい。
     

6.興邦大学の附属中学校・高校がある。

  • 開京の中堅大学の附属校がなぜこんな田舎にあるのか、理解に苦しむ市民は少なくない。同じ県内なら海崎や羽野に作ればいいような…
    • 一説によれば、海崎市や羽野市に作ると他の私立と競合してしまうからだという。入学者数が一定数見込め、なおかつ一人勝ちできるという場所が賀茂江だったらしい。
  • サッカーは県内屈指の強豪だが、なかなか県内最強の海崎学院に勝てない永遠のナンバー2ポジション。
    • 女子サッカー部もある。こちらも海崎聖明女子の後塵を拝しがちなナンバー2。
    • サッカー以外にはバレーボールやバドミントンが強い。
  • 高校からは内部進学で興邦大学に進むことが出来る。それを狙って中学・高校に入学する人も多い。
    • ただし一定以上の成績が必要。
       

7.賀茂江インターチェンジ近くの大森工業団地にはフジノ自動車の工場がある。

  • 製造している車はスポーツカーの特別モデルや福祉車両など、他の工場では生産しないものが多い。
     

8.合併で編入した新賀茂町は、1948年に当時の賀茂江町から分村されたもの。約半世紀を経て再び賀茂江の域内に戻ってきたことになる。

 

野坂市

1.海崎市・暁町の東にある人口約7.5万人の市。

  • 市の西部は海崎のベッドタウンということもあって住宅地が広がっているが、東部に行くにしたがって普通の農村になっていく。
    • 国鉄柴海本線に乗っていると、景観の移り変わりがよく分かる。
      • 海崎市から野坂市最西部の新光ニュータウンまでは距離にして約15km。通勤通学が苦かそうでないか、本当に微妙なところにあるように思われる。
    • 近年は古くからの市街地である野坂駅周辺の人口が減少する一方で、西部の新興住宅地は人口増の傾向にあるという。
       

2.たつみ食品の本社と工場がある。

  • 県民に愛されるローカルフード「カレーせんべい」の製造元。
    • カレーせんべいは色々なメーカーが出しているが、「真のカレーせんべいはここのものだけ!」という県民も多い。
  • 元々は辰巳製菓という街の小さな煎餅屋だったが、今や大きな工場を構える立派な和菓子メーカーに。
    • 本社・工場は郊外に移転したが、本店は今でも野坂駅前(北口)にある。
  • 野坂・賀茂江・花田あたりの小学校の社会科見学には、大体たつみ食品の工場見学が組み入れられている。
     

3.野坂商業高校は賀茂江農業高校と合併して野坂祥葉(しょうよう)高校となった。

  • 「商業」の「しょう」の音を残したらしいが、地元の人(特にお年寄り)にはなかなか定着せず。今だに「商業」と呼ばれることも少なからずある。
     

4.海崎市(旧南和泉町)の飛び地が市内に存在する。

  • 行政サービスは海崎市が担当するが、市外局番や郵便番号は野坂市に準じる。また、通学する公立小中学校はなぜか野坂市立暁町立の選択制である。
    • 海崎市の公立小中学校(海崎市立北郷小学校・中学校)よりも、野坂市立・暁町立の方が圧倒的に近いため。申請すれば海崎市立にも通えるが、滅多にいないらしい。
       

弓坂市

1.海崎市の南にある人口約7.4万人の市。

  • 海崎市に隣接することを生かしベッドタウンとして開発が進んできたため、人口も長年増加傾向だったが、2016年ついに減少に転じた。
  • 人口密度でいうと、暁町・海崎市に次ぐ県内第3位だとか。
    • 県内の市で唯一、面積が100平方キロメートルを切る。
       

2.市名は「弓田」と「坂浦」の合成。

  • 海沿いの平野部にあるため市内にはほとんど坂がないが、なぜか「坂」である。
    • 「栄浦(さかえうら)」が「さかうら」となり、その後字も変化したという説が有力。
       

3.毎週土曜日に開催される「港の朝市」が有名。

  • 朝早い時間からスタートするにもかかわらず、観光客も多く訪れる。
     

4.昔からの市街地は弓坂駅から2kmほど離れている。さらにそこから弓坂港までは約1.5kmある。

  • 弓坂駅に降り立つと、広がっているのはただの住宅地。人口7万人台の地方都市の代表駅とは到底思えない。
    • ちなみに市内唯一の駅だったりする。
      • 一応橋上駅で見た目はかなり立派。中身は2面3線のごく普通の駅ではあるが。
         

穂積市

1.綿貫町と春田町の合併で2011年誕生。現状、県内では最後の市町村合併である。

  • 市の名前は下和泉東部の古い地域名である「穂積郷」に由来する。
    • 穂積郷という名前が示す範囲自体は花田町や賀茂江市の大半も含んでいるが、特に何も言われなかった。
    • 賀茂江とは文化も近く、穂積市からの通勤率第1位も賀茂江。
      • ちなみに公立中学校がジャージ登校というところも同じである。
  • 市役所は旧綿貫町にある。
     

2.旧春田町は棚田で有名。

  • 田植えの季節から稲刈り直前まで、写真を撮りに多くの人がやってくる。
    • 市(厳密には旧春田町)もそれを見逃さず、2008年から「はるた棚田のある風景フォトコンテスト」を開催している。ちなみにコンテストで最優秀賞に輝いた人には棚田で生産された米が一俵贈呈される。ちなみに優秀賞や奨励賞の商品も米である。
       

3.棚田の春田に対し、綿貫は穂積サーキットで有名。

  • 県内のモータースポーツのメッカともいえる場所。
    • コースの縁石(ゼブラ)の色は緑×白。紅白に色分けされることが多いので結構珍しい。
      • 緑と言ってもモスグリーンのような深緑。
    • 敷地内に食堂がある。味は普通だがかなり安いので走行会やレースの参加者に人気。
      • サーキットが出来た当初から営業しており、かなり年季の入った建物だったが、2016年に建て替えられた。田舎のサーキットらしからぬ妙に洒落た雰囲気になっている。
         

4.賀茂江と遠野を結ぶ国鉄穂積線は、第三セクターに移管されほづみ急行穂積線となった。

  • 終点は穂積市内ではなく遠野なのだが、名前は「穂積線」。それだけこのあたりの地名として根付いているということなのだろうか。
     

暁町

1.県内の町で最多の人口を誇る。しかも人口が増加し続けている。

  • 養老市・穂積市・なぎさ市よりも人口が多い。
    • 海崎のベッドタウンであるため。1970年の国勢調査では1万人強だったが、そこから約50年で3万5千人増加した。
      • 順調にいけば10年後までには単独市制が可能らしい。
      • 町内の大半は住宅地。開発されていない部分は農地。
  • しかも面積は県内でぶっちぎりで小さい。よって人口密度は県都海崎市を超え県内第1位。
     

2.絶対に合併しない。

  • 町制施行以来一度も市町村合併を行ったことが無い。海崎市からのラブコールも拒否。
    • 町域を海崎市と野坂市に取り囲まれているが、それでも独立独歩の姿勢は譲らない。
    • 町は「独立を貫いていることで、他市町村と差別化した地域に合った政策が可能になるため」などを理由に挙げている。
       

3.町名は「夜明けのように輝かしい町になってほしい」という願いから。

  • 1930年の町制施行前は「東村」というぱっとしない名前だった。
  • 町の名前に合わせてか、ニュータウンの地名も夜明けや太陽にちなんで名づけられたものが多い。
    • 「旭が丘」「陽光台」「太陽が丘」「東雲町」etc…。
      • 一定以上ニュータウンが造成されたところでさすがにネタ切れしてきたようで、1990年代以降は「彩桜台」「緑が丘」といった名前が付けられるようになった。
         

4.海崎県立大学のキャンパスがある。

  • 大学があるおかげで住民の平均年齢は低い。人口ピラミッドも10代後半~20代前半が突出している。
    • 今の町長は元県立大の学長。国際政治史の研究者でもある。
       

花田町

1.海崎市に隣接こそしているが、ベッドタウン化はしていない。

  • 隣接していると言っても、はじっこの方の農村部だし…。
     

2.芸術の町。毎年5月に開催される花田映画祭は町内外から観客を集める。

  • 昔から芸術に何か縁があったわけではなく、町おこしの一環で県内の若手アーティストによる展覧会などを始めたところ良い感じにハマったため、芸術の町を目指すことにしたらしい。
  • 最近は駅前や中心部の歩道で現代アートを展示するなど、町がどんどんアーティスティックになってきている。
    • 結構有名な芸術家の作品もあるというが、普通の町民はなかなか知らない。「面白い作品があるな~」程度にしか認識していない。映画祭も町内からの来場者はそこまで多くないらしい。
       

3.道の駅はなだにはスーパー銭湯が併設されている。そのためか、利用者は妙にお年寄り率が高い。

  • 農産物販売コーナーもあるので、老人の憩いの場としては最適なのかもしれない。
  • 車中泊勢にも重宝される。
     

4.穂積市の旧春田(はるた)町と微妙に紛らわしい。漢字も読みも似ている。