トンベルセンの日記(後半)

Last-modified: 2015-10-21 (水) 16:12:54

トンベルセンの日記(後半) (MISC7Q)

これは、羊皮紙のページの半分である。古びて黄色く、ボロボロになっており、古いシミが点々としている。ページの上の部分は破れてギザギザになっており、半分にちぎられたようになっている。インクは色あせているがまだ判読でき、こう読める。

 「…この地域の南方にある空き地の、岩の柱の中に注意深く置いておいた。このような柱はこの地域ではよく見られるが、この柱は周りを低い木々に囲まれているという点で他と異なっている。
私はこの日記を家族に送ろうと思っている。私がもし家に帰れなかった場合、家族の一人が隠し場所を探し当てて恩恵をうけられるように。

イドラス・トンベルセン」