戦術(BGEE) 
BGEEの魔法、戦術、パーティ編成、キャラ育成などについての記事です。
また1人旅、縛りプレイ、ネタキャラ、豆知識などもここです。自由に書いていって下さい。
呪文(ウィザード) 
レベル1
- 概観
- スリープを中心に、単独の強敵用にマジックミサイル、クロマティックオーブ、チャームパースンなどを使うと良い。
- Sleep (スリープ)
- アンデッドやデーモン以外の相手を眠らせる。BG1最強の魔法の1つで、最もよく使うだろう。5レベル以上の敵には効かないが、終盤まで意外と使える場面は多い。主人公がウィザードならまず最初に習得しておくこと。NPC用にはベレゴスト西のハイヘッジで売っているので、ぜひとも買っておこう。
- Charm Person (チャームパースン)
- D&Dの基本は「最初はスリープ、スリープの効かない敵はチャーム」。人間型のモンスターならかなりの確率で効く。強い敵パーティと戦うときに真価を発揮し、一発逆転を狙える。また、サイリーンなどに味方がチャームされてしまった場合、味方にこの呪文をかけると正気に戻る。
- Spook (スプーク)
- 敵のセービングスローにペナルティがかかるのでよく効く。スリープやチャームパースンが効かない敵を無効化するにはこれ。ただし知能の低い生物やアンデッドには効かない。
- Magic Missile (マジックミサイル 略:MM)
- レベルが上がるにつれ、一度に撃つ弾の数が増える。序盤のうちはダメージ源として、中盤以降は詠唱時間の短さを利用して敵メイジの詠唱妨害としてずっと活躍する魔法。
- Chromatic Orb (クロマティックオーブ)
- ステータス異常を引き起こす。詠唱者のレベルが上がるにつれ、状態異常の内容もえげつなくなっていき、最終的には即死を引き起こす。石化と即死はマジックレジスタンスを貫通する。しかし、この呪文の引き起こす状態異常は多くのアンデッドには耐性があるので注意。
- Armor (アーマー)
- 基本アーマークラスが6になる。これにデクスタリティや指輪などのAC修正が加わる。なんと8時間も効果があるので、ウィザードの防御魔法ではもっとも費用対効果が高い。ゴーストアーマーとかいらない。
- Blindness (ブラインドネス)
- 盲目にさせる。効果時間が10ターンと非常に長く、盲目状態の敵はこちらから近寄らなければ何もしてこないため、呪文が決まればあとは遠距離攻撃だけで簡単に倒せる。
- Find Familier (ファインドファミリア)
- ファミリアを召喚する。ファミリアの最大HPの半分が術者の最大HPに加算されるため、HPが低いウィザードには嬉しい。スクロールを入手したらすぐに唱えよう。ただしファミリアが死ぬと術者のコンスティテューションが永久に-1されるため召喚したらすぐに話しかけてインベントリに入れておくこと。
※BGEEではプレイヤー専用スペル
レベル2
- 概観
- ウェブが強すぎる。ほかにスティンキングクラウド、フィアー、ミラーイメージ、インヴィジビリティが定番。ノックやレジストファイアーも1つずつくらい用意しておくと良いだろう。
- Web (ウェブ)
- 一定地域をクモの糸で動けなくする。とても強い。偵察後、敵のいる場所にこの呪文を撃ちこもう。動けなくなった敵に外から弓を撃つだけでも十分役に立つが、スパイダーズベイン+2(両手剣)、エドヴェンタールズ・ギフトを装備したキャラはこの呪文の影響を受けないので、一方的に攻撃が可能。従って、スパイダーズベイン最強伝説。ただしこの呪文はクモには効かない。
- Stinking Cloud (スティンキングクラウド)
- 基本的にはウェブと同じような性能だが、こちらはアンデッドに効かない。この呪文でひっくり返った敵に、アニメイトデッドで召喚したスケルトンを送り込めばたいがい勝てる。この呪文も強すぎ。
- Horror (ホラー)
- お手軽全体魔法。効果は一瞬なので乱戦に使うと良い。ただし、逃げ出したからといって戦闘力がなくなるわけじゃないし、逃げた敵を追いかけるのは面倒。
- Mirror Image (ミラーイメージ)
- 敵の攻撃を一定回数回避する超強力防御魔法。この呪文があれば、ほかの防御呪文は要らない感じ。なぜかエリア攻撃呪文も防ぐことがある。詠唱時間が短いので、緊急脱出することができる。ひ弱なウィザードを守るのに1つは準備しておきたい。敵に隣接されてもしばらくは持ちこたえる。また、魔法戦士には必須の呪文。
- Invisibility (インヴィジビリティ)
- 透明になる。おもに偵察用。真価を発揮するのは、範囲呪文を使いたいとき。インヴィジビリティで接近 → 範囲呪文という流れで使用しよう。ファイアーボールやウェブ、スティンキングクラウド、クラウドキルを有効に使うことができる。1セットと考えると良い。
- Melf's Acid Arrow (メルフズ・アシッドアロー)
- マジックミサイルより少し強めの攻撃魔法。使用魔法が余ったら1つか2つ入れよう。
- Luck (ラック)
- 誰にでもお勧めできる有用呪文ではないが、ゲーム中の説明文がわかりにくいので記載。この呪文は「ラックを+1する効果」「セービングスローに+1する効果」「シーフ能力すべての+5%する効果」という3つの効果が発動する。ラックというボーナスについてはうさぎの足を参照。ただしこの呪文を複数回つかっても累積しない。ラックを+2にしたりシーフ能力を+10%にすることはない。ディテクトイリュージョンやセットトラップを上昇させる数少ない方法である。ギリギリのシーフ能力を底上げしたり、うさぎの使い魔により多くの罠を発見/解除させるのに使ったりできるだろう。
レベル3
- 概観
- 全弾ファイアーボールでも良いがヘイストも強力。この2つのうち好きなほうを入れる感じになるだろう。
- Fireball (ファイアーボール 略:FB)
- 火属性の範囲攻撃。敵味方関係なく食らうので使い方に注意。この魔法の真価はツインウィザード・トリオウィザードのとき。インヴィジビリティで接近して3人のウィザードが同時にファイアーボール発射! 1斉射で勝敗が決まるほどの威力だ。詠唱がやや長く、遭遇戦は不向きなので偵察が必須。
- Haste (ヘイスト)
- パーティ全員の攻撃回数が1回増える。異常に強く、ボス戦には必須。とくに物理攻撃中心のパーティなら、全弾ヘイストで良いくらい。
- Scall Trap (スカルトラップ)
- ファイアーボールと同等の魔法。トラップとあるが、味方や中立のNPCにも反応して爆発するので、シーフの罠のように、会話後に戦闘になる相手の近くにあらかじめ山積みする戦法は難しい。また、ファイアーボールと比べて火に強い敵にも効果があるが、逆に言うと無効化しにくいので、味方ごと撃つ作戦には不向き。とはいえ大量に置いた場合の威力自体は抜群で、平地で強敵を誘導して踏ませる戦法は有効。
- Flame Arrow (フレイムアロー)
- 火属性の単体攻撃。レベルが上がると威力が跳ね上がる。
- Dispel Magic (ディスペルマジック)
- 範囲内の魔法効果を解除する。敵味方関係なく当たるので味方を強化している場合は注意。ただクレリックがいるなら、クレリックに担当させたい。
レベル4
- 概観
- 呪文自体は強いが、なかなかスクロールが手に入らない。入手したものの中から使っていこう。
- Stoneskin (ストーンスキン)
- 術者のレベルに応じた回数、敵の武器攻撃を無効化する。持続時間も長く非常に優秀な防御呪文。この呪文とミラーイメージを組み合わせるのが鉄板。もちろん魔法戦士も必須の呪文。
- Spirit Armor (スピリットアーマー)
- 基本アーマークラスを1にするとともに、呪文STにボーナスを与える。他者にもかけられるので重宝する。ストーンスキン同様、大変有用。
- Confusion (コンフュージョン)
- 広範囲の敵が混乱する。混乱するとほぼ反撃不能になるので便利な呪文。
- Monster Summoning II (モンスターサモニングII)
- ワンド・オブ・モンスターサモニングを使えば良いのでいらないが、あればやはり使える呪文。BG1で呼び出されるのはノールエリート、ホブゴブリン、ウルフの3種。ホブゴブリンは弓で攻撃できるため生存の可能性が高く、連戦するならば次の戦いにも参戦するポテンシャルがある。
レベル5
- 概観
- スクロールが滅多に手に入らないが手に入れば強力。
- Animate Dead (アニメイトデッド)
- スケルトンを召還する。スケルトンは8時間仕えてくれるが1HDでは。ただし、クラウドキルやスティンキングクラウドに影響を受けないため、突っ込んで行ける点が強力。
- Cloud Kill (クラウドキル)
- レベル4以下を即死させ、5~6レベルもセービングスロー失敗で死亡。7レベル以上も毎ラウンド1D10ポイントのダメージ。ウェブやエンタングル、スティンキングクラウドと併用すると良い。
呪文(クレリック・ドルイド) 
レベル1
- 概観
- おもに回復魔法を戦闘後に使うことになる。
- Cure Light Wounds (キュア・ライト・ウーンズ)
- HPを8回復。基本。
- Sanctuary (サンクチュアリ)
- クレリック専用。この呪文の使用者は一定時間不可視になる。ただし自分から攻撃すると効果が解けてしまう。したがって
・ポーションや回復魔法を使う
・遠くへ逃げる
・ターンアンデッドを行う
などの行動ならできる。おもに緊急脱出用として使おう。なお詠唱後は勝手に攻撃しないようオートAIは切っておくとよい。
- Command (コマンド)
- クレリック専用。瞬時に呪文を詠唱し、敵1体を1ラウンドのみセービングスローなしで気絶させる。VSメイジ戦で先制するのに使える。
- Doom (ドゥーム)
- あらゆるロールに-2のペナルティ。詠唱速度が最速で、マジックレジスタンス以外では抵抗されないため、強めの敵に対してとりあえず先制攻撃でかけておけば後の展開で活きてくる。
- Entangle (エンタングル)
- ドルイド専用。敵にからみついて移動させなくする呪文。ウェブと違って敵の攻撃を止めるわけではないので注意。遠くから弓撃ちするためならば使えなくはない。
レベル2
- 概観
- 有効な補助呪文が多い。
- Draw Upon Holy Might (ドロー・アポン・ホーリーマイト)
- クレリック専用。ストレングス、デクスタリティ、コンスティテューションにボーナスを与える。戦闘を行うプリーストなら忘れずに使っておきたい。
- Chant (チャント)
- クレリック専用。範囲内の味方にダメージ、命中、STに+1のボーナス。また敵に-1のペナルティを与える。優秀な補助呪文。
- Barkskin (バークスキン)
- 基本ACを補強する呪文。ウィザードやシーフのほか、剣聖などのACの低いキャラクターに使う。
- Hold Person (ホールドパースン)
- クレリック専用。人型限定ながら強力。レベルに関係なくセービングスロー失敗で敵1~4体が動けなくなる。つまり死んだも同然なので、広範囲の即死魔法と考えてもらえれば、その強力さがわかると思う。
- Aid (エイド)
- クレリック専用。HPを1~8回復する。それでHPの上限を超えてしまっても、少しの間だけ増えたままになる。おまけに命中判定が+1される。が、劣化キュライトウーンズというのが実際のところ。
- Charm Person or Mamal (チャームパースン・オア・ママル)
- ドルイド専用。人間もしくは哺乳類1体をチャームできる。卵から生まれてくる敵や死体系はダメ。
- Silence 15' Radius (サイレンス:15フィートレイディアス)
- クレリック専用。沈黙させる。ST判定に-5のペナルティがあるため、たいていの敵に効く。ただし味方も巻き込むため範囲指定は慎重に。ちなみに沈黙状態だと呪文が唱えられないだけでなく、NPCに話しかけることもできない。戦闘後に話しかけようとして反応がないといって慌てないように。
レベル3
- Animate Deads (アニメイトデッド)
- クレリック専用。スケルトンを8時間召還できる。朝起きたら、まず歯磨きの前にスケルトン召還だ。骨を複数体召還して、弓を装備したコランあたりと一緒にうろついていれば、フィールド内の敵は一掃できるほど。少しヤバイ敵にはスティンキングクラウドをかませば楽勝。やっててつまらないことと、複数の骨を動かすのが面倒なことが問題点。
①VSサイリーン:ソードコーストの厄介者のチャーム攻撃も、骨には通用しない。一方的に倒せてしまう。
②VSバジリスク:敵AIは近い敵を攻撃する習性があるので骨を囮にして後ろから呪文や矢で倒す。
③VSバッシラス:骨にホールドパースンは効かない。
- Protection from Fire (プロテクション・フロム・ファイアー)
- 魔法の炎のダメージを80%減少させる。持続時間もそこそこ。終盤の手強いパーティ戦などの場合、前衛にこの呪文をかけ、後ろからアロー・オブ・デトネーションやファイアーボールを連発する作戦は強力。
- Dispel Magic (ディスペルマジック)
- 一定エリアの魔法効果を敵味方問わず打ち消す。ウィザードにも同じ魔法があるが、たいていウィザードには空けておく余裕がないので、クレリックかドルイドがこの魔法を用意することが多い。最低でも1回は唱えられるようにしておこう。
- Call Lightning (コールライトニング)
- ドルイド専用。呪文を唱え終わった後1ターンの間、毎ラウンド2D8+1D8/レベルのダメージをランダムに選ばれた敵1体に与える。味方には当たらない。ただし屋外専用。詠唱に時間がかかるので、戦闘前に唱えておく必要がある。あらかじめ、シーフやレンジャー、インヴィジビリティをかけたウィザードあたりで偵察しておくと良い。
- Holy Smite (ホーリースマイト)
- グッドかニュートラルのクレリック専用。イービルの敵にダメージと盲目判定。敵の多くはイービルなので普通に範囲魔法として使える。グッドのパーティーならばフレンドリーファイアーの心配もないため、乱戦時でも安心して詠唱できる。
レベル4
- 概観
- クレリックはプロテクション・フロム・イービル:10フィートレイディアス。ドルイドはコール・ウッドランド・ビーイングスが強力。
- Protection From Evil 10' Radius (プロテクション・フロム・イービル:10フィートレイディアス)
- クレリック専用。イービルの敵からの攻撃に対してアタックロールに-2のペナルティ。敵の多くはイービルなので、実質的にはACに+2のボーナスみたいなもの。
- Call Woodland Beings (コール・ウッドランド・ビーイングス)
- ドルイド専用。ニンフを召喚。チャームやドミネーションなど強力な魅了スペルが使用できる。加えて複数人を回復できるマス・キュア(レベル5呪文)が使えるため、回復用としてだけでもスロットに入れる価値がある強力な召喚スペル。
- Defensive Harmony (ディフェンシブハーモニー)
- 範囲内の味方のACに+2のボーナス。6ラウンドと持続時間は短いが詠唱速度が1なので、不測の事態でも即座に味方を強化できる。
レベル5
- 概観
- BGEE本編では経験値上限によりドルイドのみが使用可能。クレリックはブラックピットのみで使用可能。回復、攻撃、補助、どれも素晴らしい効果の魔法が揃う。
- Iron Skins (アイアンスキンズ)
- ドルイド専用。ウィザードのストーンスキンと同じ効果。敵の攻撃を複数回無効化するため強力。ただし詠唱時間が長いため、戦闘中に効果をはがされないように注意。
戦術 
- 基本戦術
- 前衛キャラが敵の注意をひきつけているうちに、敵の後衛を味方の後衛が叩く。
ただしレベルが低いうちは前衛キャラも紙なので、敵前衛とのガチンコは避けたほうが好ましい。
- トロイのあばれ馬
- 敵の前衛を無視し、全力で後衛を先に叩き潰す。
戦局を見誤ると味方前衛フルボッコ → 味方後衛フルボッコという具合に虐殺されてしまう危険な作戦。
- 全員後衛
- パーティ全員遠距離攻撃で、敵の部隊を前衛後衛ともども吹き飛ばす。
早期決着できないと逆に蹂躙される、デッド・オア・アライブな作戦。
- サイレントキラー
- 敵を飛び道具などで1人ずつおびき寄せ、1人ずつ倒す。手堅くいこう。
- スパイダーズベイン+ウェブ
- ウェブは範囲内の生物を動けなくする呪文で、味方にも効いてしまう。ただしスパイダーズベイン+2やエドヴェンタールズ・ギフトを装備しているキャラクターならその効果を受けずに自由に動けるため、ウェブに引っかかった敵を一方的に攻撃可能。安易ながらも強力な戦法だ。
- アニメイトデッド+スティンキングクラウド
- スティンキングクラウドは範囲内の生物をダウンさせる呪文だが、スケルトンには効果がない。これを利用して、敵の居場所にスティンキングクラウドを撃ちこみ、その後スケルトンを送り込めばこれも一方的に攻撃できる。
- ファイアーボールの活用
- 上記の魔法の項目にもあるが、とくにBG1ではファイアーボールが有効。敵視界外から撃ったり、インヴィジビリティを使用してから撃つなど、積極的に使っていこう。
ネタプレイ(ネタバレ! & 1周目では絶対にやらないで下さい!) 
もしこの戦術を1周目で行ってしまい、当ゲームへの興味が薄れてしまったとしても責任を負いません。あらかじめご了承ください。
- 魔法矢で皆死ね矢
- バルダーズゲートの東部にある魔法屋では、魔力付きの矢が売られている。
なかでもアロー・オブ・デトネーションとアロー・オブ・ディスペリングはチート級の威力を誇り、最終バトルすら圧倒的な優位の元にねじ伏せることが可能。
- マンチキン御用達@BG1
- このゲームは能力値を恒久的に上げる、マニュアルと呼ばれる本型アイテムが各能力値につき1つ存在する。
これらを複製すればMAX値である25まで簡単に上げることができる。
能力値をそこまで上げるメリットがない場合も多いが、数値を見てニヨニヨしたいならどうぞ。
とくにストレングス、デクスタリティ、コンスティテューションは恩恵が大きい。
コメント欄 
コメント欄は編集ができない方のためのものです。また、議論はこのコメント欄で行って下さい。
- 複製 -- 2015-02-15 (日) 17:49:15
- どういうこと? -- 2021-03-23 (火) 22:53:03