BGEE Manual/バルダーズ・ゲートにおける魔法のアイテム

Last-modified: 2015-01-11 (日) 13:01:58

バルダーズ・ゲートにおける魔法のアイテム (Magical Items in Baldur’s Gate)

 
以下にちょっとした魔法のアイテムの一覧を示しておる。
これらは、わしが旅の途中で見かけたり、人から話を聞いたりしたものの中でも、特に興味を引いたものじゃ。
これら強力なアイテムがソードコースト中に散らばっておるのは確かじゃ。
しかしわしはそのような品々を探すときは、慎重に振る舞うようにしておる。
こういったアイテムの持ち主は、それに見合った力を持っておるものじゃからな……。 -エルミンスター
 
  • バトルアックス+2:「バトルアックス・オブ・モールタール」
    テシアの内戦中、このバトルアックスはオシンド家のものであった。この一家は国を逃げ出すときに裏切られた。そこで、守衛であり親友でもあったモールタールが、彼らを助けるため斧を手にし、自らを犠牲にして戦ったのである。彼のとった行動は神々の目にもとまり、そのかたい友情は広く伝えられた。この斧はそういった美徳を守るために、名誉や勇気を欠いたものに対して振り下ろされる。
     
  • ブーツ・オブ・スピード:「ザ・パウズ・オブ・ザ・チーター/チーターの前脚」
    この魔法のブーツは、かつて獲物を追跡することをあからさまに楽しみとしていたある暗殺者の所持品であった。彼は標的となる者が馬に乗ってでさえも逃げられないような速度で走ることができたと言われていた。時を経て、その暗殺者の話が広まり、名前は明らになることはなかったが、犠牲者がいつも最後に耳にした言葉だけは世間に知れ渡り恐れられていた。「隠れることはできても俺から逃げ切れはしないんだ!」と。
     
  • ブレーサー・オブ・ディフェンス AC6:「ブレーサー・トゥ・ザ・デス」
    このブレーサーは、不敗の剣闘士が何十年と身につけていたもので、闘技場での戦闘でいつも使っていた。この戦士が死んだときに、このブレーサーは消えたが、今日も世界中で競技大会に使われているという噂である。
     
  • クローク・オブ・ザ・ウルフ:「リレイアズ・ミステイク/リレイアの失敗作」
    とても皮肉めいた状況でこの魔法のクロークは作られた。リレイアは自分の魔法のコントロール能力を過信しすぎていたために、この服を作る過程で自身ライカンスロープに変わってしまった。このクロークを着た者はいつでも望む時に姿に変身できる。リレイアはそれほど幸運ではなかった。
     
  • ガントレット・オブ・デクスタリティ:「ザ・ブローリング・ハンド」
    この一組のガントレットは、カラトゥアで格闘技の修得を助けるために発達したものである。伝説は極東からやってきてこのガントレットをもたらしたとある武道家について記しているが、詳細ははっきりしていないままである。
     
  • ガードル・オブ・ブラントネス:「デストロイヤー・オブ・ザ・ヒル/丘陵の破壊者」
    友人と愛するものをヒルジャイアントの一連の襲撃で失ったギャラー・ザ・パワフルは、故郷からヒルジャイアントを一掃することを彼の使命とした。彼がどこでこのアイテムを手に入れたのかは知られていないが、襲撃者の群れを片付けている間、ずっとこのガードルは襲撃者達からのクラブによる攻撃を防いでいたのである。その後、生き残ったジャイアント達はギャラーのような人間のいない隣国へと逃げていったのであった。
     
  • ヘルム・オブ・ディフェンス:「ギフト・オブ・ピース/平和の贈物」
    その高潔な出自と着用者への恩恵が賞賛されているこのヘルムは、本来は単なる贈り物を意図したものである。その意図とは、大きな危害を起こすものでも、世界を転覆させるような凶悪なものでもなく、ただ他人へ贈り物をしようとする友人の願いである。その贈り物はよい本やワインのボトルであったりするが、冒険者達は極めて実用的な贈り物をする。このヘルムはいくつもの戦いで用いられて来たが、友情によって作られたものであることは常に記憶されている。
     
  • ライトクロスボウ・オブ・スピード:「ジ・アーミー・サイズ+1/軍隊の大鎌」
    フローズン・フォレストにあった短命な前哨植民地開拓者達によってこの武器は出土された。そしてこの氷に覆われた大地の地下からは他の数多くの武器が出土されたと言われている。これらのアイテムを作り出した古代人の名は知られぬまま、出土された武器や道具はその土地に住み付いた開拓者に利用されることになったと言われているが、その後植民地開拓者の努力は全て無駄な物となってしまった。すさまじい数のホブゴブリンにうちのめされて開拓者達は全滅してしまったのであった。そうした不幸な魂は名の知れない古代の人達の元に行くのであろう。
     
  • プレートメイル+1:「ファローレインズ・プレート+1/ファローレインの鎧」
    カリムシャンの第12騎兵隊団のリーダー、ファローレイン大尉が、彼にとって最後の戦いとなったスパイダー・スワンプに至るまで、この魔法の鎧をまとっていた。そこで彼は記録に名前の残っていない未知の悪と戦い、軍隊とともに己の命を失った。
     
  • リング・オブ・プロテクション+1:「リング・オブ・ザ・プリンス+1/王子の指輪」
    このリングといくつかの同じタイプのリングは本来キャスター・デウェス王の子息を守るために作られたものであるが、誰が作ったかは不明である。歴史の記録によるとこの指輪は少なくとも13世代までは受け継がれたが、ある世代で全て失われている。おそらく王と創作者の間に起こった争いによるものと思われる。
     
    これらは、噂に聞く数ある魔法のアイテムの中のごく一部に過ぎない。
    がんばって他のアイテムも見つけなよ!(そしてちゃんと鑑定しろよ) -ヴォロ
     

コメント欄

コメント欄は編集ができない方のためのものです。また、議論はこのコメント欄で行って下さい。