BGEE Manual/バルダーズ・ゲートの呪文

バルダーズ・ゲートの呪文 (Spells in Baldur’s Gate)

呪文は、ウィザード、プリーストといったグループとレベルに従って構成されています。各レベルの呪文が五十音順に並んでいます。それぞれの呪文の解説の始めには以下の重要な情報が記載されます。

• 名前 (Name)
  それぞれの呪文が名前で識別されます。

• 系統/スクール (School)
  メイジにとってスクールは、スペシャリストメイジがどの呪文を学べるかを定義するものです。プリーストにとってスクールの記述は、ただ単に参照目的とするもので、呪文がどの流派に属するかを指し示します。特定のスクールの呪文は詠唱効果において似たような色で表されるので、詠唱時の色と効果の外見から、敵がどのような呪文を唱えているのかを推測することができます。

• 距離 (Range)
  呪文の効果が術者からどれくらいの距離での発生したり開始したりするのかをフィートで表したものです。「0」は術者の体内に効果が現れることによって術者自身にのみ使用される呪文か、術者から発せられる呪文を表します。「接触」は術者が物理的に目標に触れること（つまり命中ロールに成功すること）で使用できる呪文であることを表します。

• 持続時間 (Duration)
  これは呪文のエネルギーがどれだけ持続するかを表します。「瞬間」の呪文は詠唱した途端に持続が切れますが、その効果は永久で不変かもしれません。「永久」の呪文は何らかの手段（大抵はディスペルマジック）で無効化しない限り永久に続きます。持続時間が変化する呪文も存在します。

• 詠唱時間 (Casting Time)
  これは術者の6秒間のイニシアチブラウンドの中で、呪文をかけるのに必要な詠唱と動作が要する時間を表したものです。この時間は武器のスピードファクターと同等です。詠唱時間は呪文詠唱時のイニシアチブロールにより変化します。

• 効果範囲 (Area of Effect)
  これは場所か生物の群かに関わらず、呪文に影響を受けるものの範囲を表します。（例えばブレスのような）呪文は術者の味方か敵かに影響を及ぼします。そのような場合、敵か味方かの判定は、呪文を唱えた時点における術者の認識によります。

• セービングスロー (Saving Throw)
  これは呪文をかけられた対象がセービングスローを行えるかどうかを表します。また、セーブ成功時の効果を表します。セーブ時に何の効果もない呪文は「効果なし(Neg.)」、通常の半分のダメージを与える呪文は「1/2」、セーブを行えない呪文は「なし(None)」となります。

• 詳細 (Spell Description)
  呪文がどう機能するかを詳述します。

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