BGEE Manual/レルムの時間

Last-modified: 2015-01-27 (火) 21:25:01
 

レルムの時間 (Time in the Realms)

 日時は24時間時計を使って表される。これはトーリルの1日が24時間であることに起因する。簡単にAM(午前)、PM(午後)という慣習が使われている。

 

 以下に挙げるカレンダーは非常に広く普及しており、レルム(とりわけソードコースト地域)ではどこでも通用する。1年は360日からなり、12ヶ月はそれぞれ30日からなる。1ヶ月は10日からなる1週間が3つでできている。しかしここでは日を月に関連付けて表す(つまり、ある月の30日の中の1日と言い、1週間の中の1日とは言わない)。月は以下の表にまとめられている。それぞれの月の名前の後に口語表現があり、その後にはそれぞれの月に対応するグレゴリア歴を参考までに挙げてある。

 
名前口語表現グレゴリア歴
ハマー真冬1月
アルテュリアック冬の爪または寒さの爪2月
チェス日没の月3月
ターサック嵐の月4月
マータル感傷の月5月
キソーム花の季節6月
フレームルール夏に乗ってくる月7月
エレアシアス太陽の高い月8月
エレイント薄れていく月9月
マーペノース落ち葉の月10月
ウクター腐敗する月11月
ナイトール幕を下ろす月12月
 

 年はデイルレコニング(DR)というシステムを使って数字で表される。デイルレコニングは、人間が初めて森よりも開けた土地に定住したとエルフの王宮から認められた年から計っている。

年表 (The Roll of Years)

 張り合ったり衝突したりするカレンダーの様々な種類は、歴史家や賢者にとって永遠に続く苦痛でしかない。たいてい、その年ごとの個別の名前を付ける「年表」制度が使われている。その年の名前は年表とともに知られている。それらは有名な「消えた賢者」の「狂った」オーガスラがタイトルに書き下ろしたものに、偉大な予言者アラウンドーが加筆した予言から取られている。目録は長いものであり、中には重要な年もある。「虫の年」(1356DR)、「影の年」(1358DR、「災厄の時」の年である)、「塔の年」(1360DR)そして1373DR(現在)である。

 

 「災厄の時(the Time of Troubles)」とは、フォーゴトンレルムの神々が人間の姿に変えられてレルムを歩くことになった時のことで、ベイン(Bane)とミアクル(Myrkul)がレルムの強力な神である主神エイオー(Ao)から「運命の碑版(Tablets of Fate)」を盗み取ったときから始まる。この行為への報復としてオーはすべての神々を彼らの住むアウタープレーンの領土から追い出してしまった(アウタープレーンを守っているヘルム(Helm)はこの例外だった)。神々は「災厄の時」が終わるまで、つまり「運命の碑版」が正しい所有者の元へ戻るまで、定命のアバターの姿で過ごさざるを得なくなった。この時期にミストラ(Mystra、魔法の女神)とミアクル(Myrkul、死の神)のアバターが殺された。ベイン(Bane、邪悪と暴虐の神)はトーム(Torm)と戦って倒された。人間のシリック(Cyric)はベインの「運命の碑版」を求めてバール(Bhaal、殺人と暗殺の神)と壮大な戦いを繰り広げてこれを倒した。ほとぼりの冷めた後、シリックは死と邪悪と狂気を司る新しい神となった。

 
すでに死んだ神々の中には、差し迫る死に関する警告を受け、
防ぐ手立てを講じたものもおった。一部のものは成功したのじゃ。 -エルミンスター

バルダーズ・ゲートでの時間 (Timekeeping in Baldur's Gate)

 バルダーズ・ゲートでの1ゲームラウンドは現実世界の時間の6秒である。AD&Dのゲームでは60秒であるが、バルダーズ・ゲートではAD&Dルールの10分の1となっている。

 

 1ターンは10ラウンド、すなわち60秒である。この単位は呪文の説明で使用されている。

 

 ゲームでの1日は(ゲーム内で夜明けから夕暮れになり、また夜明けが来るまでの24時間を表す)、現実世界の時間での2時間である。ゲーム内時間のおよそ10分の1である。

 

 パーティが休息するたびに8時間が過ぎている(実際にゲームをしている時間では45分くらいに相当する)。

 
ここでSword Coast Survival Guideの最初のセクションを締めくくろう。
この世界のルールのさらに特定の情報を知りたいなら、
Mastering Melee & Magicの最新版をひも解いてくれ。
とにかくだ、自分のいる世界について、少しでも多くの知識を得るに越したことはないんだぜ! -ヴォロ
 
 
旅の途中で発見するあらゆる書物に目を通すことじゃ。
ここで読んだものに関する不足や誤りを補ってくれるじゃろうからのぅ。
そなたがこの世界とどのように関わりを持てるか、それを知るために学び続けるのじゃ。 -エルミンスター
 

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